Ci120617091635今起きていることとして、 少し前に中国の児童誘拐の話を書いた。お面をかぶる訳 児童誘拐多発 中国 

誘拐された一部の子供は闇で売り飛ばされ、鉱山やレンガ工場で死ぬまでこき使われる。そんな実態の画像がインターネットで中国の公安の隙間を突いて流れ出てきた。送る人も命がけの画像とその内容です。長いので抜粋します。

今月2007年6月5日に子供が行方不明な河南省の父親400名がインターネットで救援の訴状を公開した。同時に山西省の炭鉱、鉱山、レンガ工場に売り飛ばされ、暴力で監視される子供の惨状を伝えている。食事は粗末な上、労働は1日14時間から16時間、風呂に入れずほとんどが疥癬などの皮膚病にかかり、病気をすれば生き埋めにされ、脱走がばれれば殴るけるの仕打ちを受ける。行方を突き止めた親が警察に訴えても警察は不熱心。ワイCi120617091530ロでもとっているのだろう。極秘調査によれば小さな地域でさえ1000人以上の子供が奴隷のように働かせられ、平均年齢は8歳から13歳で脱走を防ぐため22時には閉じ込められ同じ部屋で排泄を強いられる。部屋は悪臭で環境は劣悪。誘拐された子供の中には知的障害者も多く自分の出身も分からない。

捜す親の中には全財産をなげうって7年も探している人も居る。山西省の一部で警察の協力で6つの鉱山から1日で87人が救出されたが、売り飛ばしたブローカーは証拠不十分で起訴できない。恐怖で子供たちが証言しないのだろう。書いていても、これが現代の事実なのかと信じることすら難しいほどの状況です。情報が不足しすぎて世界の人権保護団体も動けない。ましてや相手が情報の取れない中国ではなおさらです。こうやってインターネットで実情を暴露していくしかありません。日本のマスコミは腰の引けた書き方しかしないだろうな。。

Ci120617090649その後、15日までに450人を救助し、まだ1000人ほどに子供が働かされていると中国政府の報道があったが、そんな少ない人数ではないはず。誘拐された子供のある物は乞食をさせられ、あるものは工場や畑仕事をさせられている。当然売る者より買う者が多いから成り立っている。そして、これは今まで世界に例の無いことだが、国が豊かになる前に一人っ子政策で一気に高齢化社会になった中国の農村部での労働力不足のゆがみでもある。


nappi11 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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