20091022181204420米マイクロソフト(MS)のパソコン用ソフトをめぐり、韓国軍が保有する正規品の数を大幅に超えて使用しているとして、MSが韓国国防省に約2100億ウォン(約140億円)の使用料を請求していることが2012年5月30日、分かった。MSは4~5月、韓国軍が使用している自社ソフトの数などの確認を求める通知文を3回にわたり国防省に送付し、使用料の交渉に応じるよう要請した。 国防省は「MSは使用料を勝手に計算している」と主張。軍のソフト使用状況を把握した上で交渉に応じるとした。 MSは「違法ソフトの使用率が高い韓国で、政府機関などが正規品を使うことには象徴的な意味がある」としている。写真は、韓国のマイクロソフトの広告

マイクロソフトは、軍が使用する21万台のパソコンが全て自社のウィンドウズサーバーに接続していることから、天文学的な使用料の支払いを求めているとさ れる。これに対し、国防部側は「軍のパソコンは他社のサーバーにも接続されている。マイクロソフトが過度な要求をしてくるなら、サーバーを変えざるを得な い」としている。参照記事 参照記事

軍隊で21万台がニセコピーソフト使用なら、他の公的機関も入れたら一体どれほどになるのか? 韓国のソフトウェア違法コピー率は40%という調査結果があり、公表されている世界平均の42%よりやや低いが、経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国平均の26%と比較するとIT先進国と言うには情けない状況だ。国際事務用ソフトウェア連合(BSA)調査を初めて実施した2000年に56%を超えていた韓国のソフトウェア違法コピー率はこれまで少しずつ下落してきていた。

昨年の知識経済部発表によると韓国のソフトウェア産業の世界市場でのシェアは1.8%にすぎない。半導体・LCD・超高速インターネットのように世界を先導するハードウェアと比較するとみすぼらしい成績表だ。サムスン経済研究所が昨年OECD19カ国を対象に調査したソフトウェア競争力でも韓国は14位で、世界100大ソフトウェア企業に韓国企業は1社も入れずにいる。
参照記事:IT大国韓国の厚顔なソフトウェアコピーの恥ずかしさ

このことは、韓国企業はソフトはコピーされ、利益にならないと考えているからだが、そう判断するのは勝手にしても、国家を上げて違法を黙認する体質では、本当のIT先進国とはいえないだろう。確か数年前から韓国は、国家のブランド向上を叫んでいたが、あれはいったい何だったのか?


nappi11 at 09:25│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by 河馬親爺   2012年05月31日 15:20
国家事業なのか国を挙げて不正を働く国が仲良く並んで(それも三つ)存在しますが、彼らの行為は地続きによる一種の伝染性のものなんでしょうか、それとも偶然一致しただけの国民性なんでしょうか? いずれにせよ地続きはコワイ、島国で良かった! 
2. Posted by かなじゃっぷ   2012年06月01日 06:28
韓国人て。。なんでこうなんやろうなぁ。。
こんな韓国に負けてる日本はどうするねん

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