img_949920_29105228_02012年5月27日:中国・雲南省の昆明市晋寧県で、かねてより20人の男性(12歳~80歳)が失踪している事件に関連し、同県内に住む張永明容疑者张永明 Zhang Yongming:56歳)が逮捕された。直接の容疑はうち1人の殺害容疑だが、この男が連続失踪事件に関与しているものとして注目を集めている。

当初、地元ではこの連続失踪事件に関して、工場での強制労働が疑われていた。しかし、5月初旬、地元警察が付近の工場を一斉捜索してもその証拠が出て来な かったため、迷宮入りかと思われていた。その矢先の容疑者逮捕となった。中国では、失踪した男性はすべて張が殺害し、前代未聞の連続殺人事件に発展するの ではと報じられている。張はもともと、傷害や殺人での前科があり、1978年には殺人で無期懲役の判決を受けていた。1997年に出所し、近隣住民とのつ きあいもせず、ひっそりと暮らしていたという。
中国ニュース動画
img_949920_29105228_1香港紙「アップル・デイリー」などによると、警察による張の家宅捜索で、家の中には吊るされた人間の太腿が見つかり、 何十個もの人間の眼球を漬けこんだ薬酒まで出てきたという。さらに軒先を掘ったところ、肉を削がれた人骨が多数見つかったと報じている。また家の中には 50足を超える男性の靴があり、張が殺害した人数は20人では済まないという報道もある。これらの情報は、雲南省内のメディア関係者が中国版ツイッターで 暴露した話で、中国警察からの公式発表はまだないが、現地でもこうした噂が駆け巡っているという。

本当だとしたら、世界を揺るがす残酷な事件なだけに、当局も発表に慎重になっているようだ。参照記事 以前から行方不明者捜索を依頼する住民の声を警察は無視し、住民のマスコミへのう訴えも警察が妨害していたという声がある。参照記事

U315P4T8D3875259F107DT20120509135340この記事には書かれていないが、容疑者により人肉が市場で売られていたという報道もある。新華社通信によると、容疑者の身柄が拘束されてから2週間以上が経過した2012年5月27日、警察はやっと11人を殺害した疑いで男が逮捕したと報じた。同容疑者は、以前にも殺人の罪で服役し、1997年に出所している。今回の連続殺人事件では、殺害された被害者の体が切り刻まれ、「ダチョウ肉」として
市場で販売されていたと中国や香港(Hong Kong)のメディアが25日に伝えている。参照記事 写真は 保護者が作成したと思われる行方不明な少年たちの手配書

5200192-serial-missing-02-644x600同容疑者は、以前にも殺人の罪で服役。1974年15歳の時、刃物で人を切り、半年間労働教育所入り、その後1978年12月、殺人罪で無期懲役となる。この殺人はバラバラ殺人である。1997年6月、張は出所し故郷に戻っている。今回も殺害した被害者の体を切り刻み、食用の肉として販売していたと判明。少なくとも4年間に行方不明者17人のうち、11人を殺害、一部を自分で食べ、余った肉や骨を天井からつりさげ、一部を自分の三匹の飼い犬に餌(エサ)として与え、目玉などを酒瓶の中で蛇酒のように保存し、一部を「ダチョウ肉」として市場で販売していた。
2013年1月10日:2012年7月に昆明で死刑が確定していたこの「食人鬼」張永明容疑者张永明 Zhang Yongming)57歳に対し、10日処刑が執行されたと2013年1月10日報じられた。参照記事



nappi11 at 02:31│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by よりばば   2012年05月30日 09:51
4月には、ブラジルでは人肉ミートパイ事件が・・・。
北では、飢えから・・・。
 

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