images2012年4月27日:ロシアの自動車大手ソレルスRussian auto giant Sollers(発音として は英語で Sollersで ソラーズ があるが日本ではソレルス:ロシア語: Соллерс ソリェルス)と日本の自動車大手マツダMAZDAは、自動車生産に関する折半出資の合弁企業JV設立に関する合意を締結した。これで日本の5大車メーカー( Toyota, Nissan, Mitsubishi, Honda ,Mazda )がロシアに進出したことになる。
合弁企業はロシア市場向けにマツダの新型多目的スポーツ車「マツダCX-5」、中型車「マツダ6」のほか、ソレルス保有ブランド車両も生産する。 最初の生産能力は年間5万台。将来的に7万台まで拡大する予定。合弁企業はロシア極東ウラジオストクVladivostokに設立され、2012年秋から活動を開始する。この会社はすでに日本のいすず、トヨタとの関係があリ、トヨタとは2012年よりすでにオフロード車の生産を開始している。

6b8fc615ll従来極東地域への往来の不便さがあったが、シベリア航空(S7航空)は 2012年3月26日から東京/成田-ハバロフスク線に就航開始し、3月27日から東京/成田-ウラジオストク線に就航開始。現在ロシアでは、ヨーロッパと隣接するロシア最西部カルーガKaluga regionに各国の生産が集中しているが、ロシア最東部のウラジオストクが、東の重要拠点になっていく。

日本の技術と資本は、新しいマーケットを求めて海外へ出る。国内産業の空洞化が加速しているようにも見える。国にできることは、より多くの規制緩和を行い、海外企業にも日本での多くのビジネスチャンスをつくることだが、これの障害になっているのが天下りであり、不勉強な役所行政で、外資系が日本国内での会社設立にも、役所行政の煩雑さと時間のかかり方が問題となっている。あらゆる場面で関所を作っている天下りの、それが人件費であれ、そこへ払われる経費こそ浪費と言うしかない。そんな余裕はこの国には全くない。ジジババに旅行資金でも出したほうが余程国の為になる。 参照記事 参照記事
過去ブログ: 
日本はこれを操れるか? 日本とロシア、経済で急接近とロシアンパワー プーチンは日本を視野に入れた サハリン産天然ガス

nappi11 at 00:13│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by kako   2012年04月29日 01:24
 日本の優秀な技術力をロシアで ひろめてほしいです。
  自動車メーカーの発展は 国の繁栄をもたらすものだ、という認識を役人はもってほしいです。天下りのジジは いらないわw

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