article-2134045-12BEDBB2000005DC-616_634x400写真は、第三帝国のヒトラー総統:(Adolf Hitler ; 20 April 1889 – 30 April 1945)だが、写真は1939年の50歳の誕生日の際、ワーゲンの生みの親ポルシェPorsche博士からオープンカーconvertible Volkswagen をお祝いに送られた時の物。
興味があるのはこれが当時出始めの高価なカラー写真だということで、これを撮ったのは専属写真家のヒューゴ・イェーガーHugo Jaeger 氏で、(掲載記事:2012年4月24日 2012年1月25日 参考写真記事) 彼は、ヒトラーの公私にわたるカラー写真を1936年から1945年にかけて(ドイツのアグファ社Agfa
が1936年カラーフィルムを開発)2000枚も撮り、スライドの状態で戦後の1945年以降もミュンヘン郊外の秘密の場所に、12個のガラス瓶に入れ埋めて保管していた。写真のヒトラーは絶頂期の頃で、駆け付けた軍人や、左端には側近でゲシュタポを指揮したヒムラー長官やロベルト・ライ(ヒトラーの右:ナチス党のボス)、右端には黒い親衛隊の服装のルドルフ・ヘスらしき人物も映っている(個人的な推測です)。こCi120426103213の時、多くの高価な絵画や陶器、花が送られ、その写真も残っている。

その後スライドは、1965年米国のライフLife magazine
社に売却される。終戦直後、彼は米国軍人6人の捜査を受けるが、彼等が見つけた怪しい皮鞄の中にはコニャックのボトルしかなかったという逸話が残っている。彼はまた、第三帝国の様子だけでなく傷痍軍人の当時のリハビリの様子 ゲットーの中の生活(ポーランドにあったユダヤ人強制居住区、収容所) など、貴重な歴史資料を残しているが、高額なカラーフィルムの使用を許可したヒトラーのおかげで、歴史資料を全てカラーで見ることができる。なぜか写真家の戦後の記録は公表されていない。 過去ブログ:カラー写真が発明されて約100年らしい

nappi11 at 00:27│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメント

1. Posted by kako   2012年04月28日 01:06
 カラー写真は すぐれた写真技術だとあらためて思いました。とても興味ある写真ばかりです。ヒトラーも 歴史的遺産を残してくれたものです。

コメントする

名前
メール
URL
絵文字