4RIA-336037-Preview2012年3月6日:北海道東部、ロシア東部 Russian Far Eastのカムチャッカ半島 (Kamchatka Peninsula)で無名な新しい火山 (Unnamed Volcano)の噴火が確認されていた。右 参照記事

4highres_000004019851982012年3月8日:3月2日以来警戒されていた、カムチャッカのBezymianny 火山volcanoが8日噴火した。世界でもっとも活動的なこの火山は、8000m
上空まで火山灰を吹き上げた。カムチャッカ・ペトロハバロフスキPetropavlovsk-Kamchatsky.の北東350kmにある。左 参照記事

4RIA-138453-Previewsvg2012年3月13日:ロシア報道によれば、世界で最も北に位置する活火山、シヴェルチが、高さ3400メートルまで火山灰を吹き上げた。  海抜3300メートルの高さを持つシヴェルチの火山活動が活発化し始めたのは、2009年5月。その結果山頂に、深さ約30メートルの亀裂出来た。   噴火は、付近の住民居住区には危険とはなっていないが、撒き散らされる火山灰は、飛行機航行に深刻な脅威を与え、灰に含まれる複雑な化学物質が人々や動植物に悪影響を与える可能性がある。   シヴェルチ火山以外に、カムチャッカ半島(Kamchatka Peninsula)のさらに二つの火山、カルィムスキイとキズィメンの火山灰も現在、飛行機航行に危険を及ぼしている。地震観測ステーションは、地殻の活動の高まりが見られると報告している。

holocene地図はクリッ
クで拡大します。地図の赤い丸が確認できた噴火活動中の火山で(黒い丸もすべて活火山)、ここの地域の火山活動の活発化が日本へも影響が出るのではと予想されている。カムチャッカの火山は2010年ころから活発化している。地図で見れば、火山のある北米プレート下に太平洋プレートが沈み込んでいる(Subduction)。日本の半分を覆う北米プレートと同じプレートにカムチャッカ半島も位置する。 参照記事 過去ブログ:環太平洋火山帯 Pacific Ring of Fire

94eca9f92014年3月14日:
これを書き終わった4時間後の14日夕方6時過ぎ、東北で震度4の地震があり、札幌でも揺れがあり津波注警報も出た。震源地は三陸沖で、偶然とはいえ気持ちのいいものではない。
 プレート理論 プレートテクトニクス(英語:plate tectonics)によれば「重い太平洋プレートは軽い北アメリカプレートにぶつかって、斜め下 40~50°の角度で沈み込んでいる:
Subduction。プレートが衝突して沈み込む部分は海溝:トレンチTrench となり、衝突した岩盤が互いに動くことで地震が発生する。地下深く沈んだ太平洋プレートから分離された水が周辺の岩石の融点を下げるためマグマが発生し、多くの火山を生成する。、、」とあるので、逆読みすれば、太平洋プレートの活発化が火山の活動に影響を与えているといえる。日本列島の地図は、東北大震災の震源地を示している。


nappi11 at 00:20│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by よりばば   2012年03月15日 11:15
これは大変な事と、カムチャッカの火山の写真をもっと検索してみて見ました。
http://www.mgphoto.jp/kamu/にある光景は、
まるで地球創世記状態。
こういう若い活発な火山帯とプレートと影響しあって・・・
と考えると、ゾ~ッとします。
 知人で、最近、家財道具・衣類・着物を「断捨離」した人がいます。
私も危険回避と死後恥ずかしくないように、「断捨離」を決断しました!
2. Posted by 案山子   2012年03月15日 18:08
今日は火山噴火ですか地震起きるし地形変わってしまいますね
地球機嫌悪くして至る所 噴火 地震 人の力及びません弱いです人 

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