ブログ:国際ルールより、難民は処刑しろ!と言うのか中国よ、、。 で、中国が国際法も無視して、脱北者を死刑の可能性のある北朝鮮へ送り返していると書いたが、まったく止める気配は無く、韓国紙からその実情を知れば、中国側はかなり強引に、かつ残酷に脱北者を強制送還しているようだ。一向に改めない中国に対し韓国外交部は、2012年2月26日からスイス・ジュネーブで開かれる第19回国連人権理事会で脱北者問題を取り上げる。以下は送還状況の抜粋
中国北東部、ほかの地域で拘束された脱北容疑者は延吉(えんきつ)収容所へいったん収容される。ここで取り調べが行われるが、脱北者の証言では、北朝鮮から中国への正規労働者を装ったり、単なる越境を言い張る容疑者に対し、中国側は韓国への密入国の自白を取るため、かなり残酷な拷問を繰り返している。すべては「不法越境者」に分類し、北朝鮮へ強制送還するためだが、韓国を目指していれば政治犯とされ、送還されれば死刑の可能性が高く、脱北者は必死に抵抗する。自白を撮るため中国側は、脱北者らを角材で容赦なく殴り、持ちこたえると電気こん棒で膝を叩き、それは、がっしりした男で
もその場でうめき声をあげて転がるほどの苦痛だと、韓国へ脱北したュさんは話す。ここで脱北者と分類されれば、中国内、北朝鮮国境沿いにある中国吉林省 図們(ともん)辺境管理所(写真)へ送り込まれ、ここに入れられると脱北者にはもう悲惨な将来と、絶望しか残っていない。図們辺境管理所が、脱北者にとって地獄の入り口と言われる所以だ。韓国拉致被害者家族会のチェ・ソンヨン代表は、「2012年2月20日に中国各地から図們辺境管理所に集められ北への送還を待機中の脱北者は56人で、彼らは2月28~29日に北へ送還される予定だ」と話している。
参照記事


北朝鮮は「国境地帯の安全を保障するのは、すべての危険要素から自国民の安全と利益を保護すべき国家の当然の義務」とし「接近地域で発生する問題に隣接国家が自国法と該当協約に基づいて行政的な措置を取るのは主権国家の正当な活動であり、他の誰かが是非を論じる問題ではない」と2012年2月24日主張したが、これは国際難民法、人権擁護の見地からはまったく無意味な主張でしかなく、これに、拷問までして協力する中国とは、いったいどれほど世界から馬鹿にされたら気が済むのか。脱北者には処刑を含む処罰や迫害を受けることは確実で、これをもって難民の要件に合致し、したがって難民条約加入国の中国は、脱北者の希望する第3国へ送致する義務がある。
最近中国が、中国国内の韓国大使館に保護され、出国を3年止められている脱北者11人に対し、以前、韓国警備艇の隊員を刺殺し、現在韓国に拘留されている容疑者と交換してもいいと言ってきたそうだ。殺人者と脱北者の区別もつかない情けない大国である。
中国の言い分は、彼らは難民ではなく、経済的理由による不法入国者だというものだが、世界には通じないし、上の記事の、経済的理由ではなく、他国への渡航を目的に越境してきたから北へ送還するということと矛盾する。また、越境してきたものが送還された場合、人道的扱いをされないことが問題であり、中国側の経済的理由は中国の推測でしかない。 参照記事 過去ブログ:中国漁船は「連環計」を取り、凶器は刃物だった。
最近中国が、中国国内の韓国大使館に保護され、出国を3年止められている脱北者11人に対し、以前、韓国警備艇の隊員を刺殺し、現在韓国に拘留されている容疑者と交換してもいいと言ってきたそうだ。殺人者と脱北者の区別もつかない情けない大国である。
中国の言い分は、彼らは難民ではなく、経済的理由による不法入国者だというものだが、世界には通じないし、上の記事の、経済的理由ではなく、他国への渡航を目的に越境してきたから北へ送還するということと矛盾する。また、越境してきたものが送還された場合、人道的扱いをされないことが問題であり、中国側の経済的理由は中国の推測でしかない。 参照記事 過去ブログ:中国漁船は「連環計」を取り、凶器は刃物だった。