

事件は1966年(昭和41年)発生、当時の静岡県警巡査部長が生きていれば86歳で、今年76歳になる死刑囚はまだ刑務所にいる。新聞記事は2011年12月22日のもので、DNA鑑定で、証拠とされていた被害者との血液の不一致が確認されたことが報道され、警察による証拠捏造が現実になった。女性は被告人の姉 被告人袴田巌に対する住居侵入・強盗殺人・放火事件判決静岡地方裁判所 (昭和四三年九月一一日言渡)


2025年3月25日:静岡地方裁判所は24日、再審(やり直し裁判)で無罪となるまで約50年もの間、死刑囚として過ごしてきた袴田巌さん(89)に対し、刑事補償として2億1700万円を交付すると決定した。弁護団が25日、明らかにした。日本の刑事事件で過去最大の補償額だという。弁護団は、47年にわたる拘束が袴田さんの精神の健康に大きな影響を与えたと主張し、法が定める上限額の補償金を請求していた。袴田さんは、世界で最も長く拘置された死刑囚だった。 参照記事 、、、当時の警察が行った拷問に等しい取り調べ、自白偏重、証拠捏造など、再審請求の複雑さなど、どれを見ても国民として恥ずかしい限りだ。