
パトルーシェフ書記の考えでは、米国はイランを主要な問題と捉えており、敵国から忠実なパートナー国へと変身させようとしている。そのために米国は、現在の政権への制裁および野党勢力への支援などを通して、革命を起こそうとしているという。ロシア、中国、インドなどの一連の国は、イラン問題を平和的な交渉手段で解決するための努力を続けているが、今のところ大きな成果は出ていない、とパトルーシェフ書記は指摘している。その理由には、現在米国側もイラン側も、問題の解決に関心がないことが挙げられている。
それではロシアが、米国に対し恐れだけを持っているかといえば違うようで、別なニュースの英語版では、パトルーシェフ書記が「プーチン首相とオバマ大統領の、(将来来るかもしれない)大統領選挙での勝利は、世界の安定をより推し進めるだろう。」と、プーチン、オバマ体制の実現を願う発言がある。彼はまた、オバマ大統領が、ロシアとの関係を強めることを望んでいると発言している事から、これがロシアの米ロ関係の捕らえ方なのだろう。ここからは、過去のような、米ロが互いに反目するような関係を願わないという考えが読み取れる。シーア派、スンニ派 今度はイランが、、。また複雑に、、分布図