Ci111128233225環境対策と低燃費、耐久性、小型高性能を求めて、欧州のディーゼルエンジンは独自の進化をし、ディーゼルエンジン開発を置き去りにした日本を何度かブログで嘆いてきた。ハイブリッド車と最も相性のいいのはディーゼルエンジンだと何年も前に書いた。自論ではなく、この事は米国のマサチューセッツ工科大学で20年ほど前に結論が出ている。更に、将来バイオ燃料が安くなったときにディーゼルエンジンのほうが対応が簡単だ。

電気自動車が環境対策上はもっともいいのだが、バッテリーの開発、その原料調達、リサイクルのシステム、価格など問題も多く、一般的にはまだ数十年はエンジン併用が続くと言われている。過去ブログ:2011 Volkswagen XL1 Concept ドイツ  VWの巻き返しが始まった!

2011年11月28日:そんなときに入ってきたニュースに驚いた。ハイブリッドに特化しているが、小型環境対策ディーゼルエンジンに遅れをとったトヨタが、ディーゼルに特化しているがハイブリッド技術に磨きをかけたいBMWと技術供与するらしい。記事によれば「トヨタ自動車とドイツのBMWがエコカー開発で提携交渉していること がわかった。トヨタはBMWからディーゼルエンジンを調達する一方、ハイブリッド車(HV)に関する技術を供与することが柱。先進国を中心にエコカー需要 が高まる中、お互いに強い分野を補い合い、研究開発費の抑制につなげる。、、」  参照記事      ディーゼル車の進化

2011年10月29日:フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルンCEOは、Ci111207231248「2013年までにドイツの工場において、XL1を少量ではあるが、量産に移すつもりだ」と語ったという。XL1は、800ccの2気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力48ps) にモーター(最大出力27ps)を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。欧州複合モード燃費111.1km/リットル、CO2排出量24g/kmと、 市販の内燃機関車としては、世界一の環境性能を標榜する。



nappi11 at 00:13│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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