
マハカム(Mahakam)川にかかるクタイ・カルタネガラ橋は、インドネシア国内 最長の橋で、2002年に中国の支援を受けて建設されたもので、全長720メートル。米サンフランシスコ(San Francisco)のゴールデンゲートブリッジ (Golden Gate Bridge)を模したデザインとなっている。 写真は、崩落前(上)と後の様子(下)。道路部分が全て川に崩落している。中央の写真では、高い部分にあった道路がわずかに残っている。写真はクリックで拡大


2011年11月28日の報道では、死者12人、46人が負傷、少なくても行方不明31人が確認されている。川の水深は40mほどあり、音響探査しているが、どれだけの車両が被害にあったかは確認できていない。関係者は、すでに何度か運搬船が橋脚にぶつかる事故があり、橋脚が弱っていた可能性も指摘している。同時に、社会基盤整備投資の20%が賄賂に流れることが、不良工事を生む原因だと言う関係者もいる。インドネシアでは同様なつり橋の事故は今年すでに2件起きていて、そのほか、橋の崩壊が相次いでいる。参照記事 YOUTUBE映像 崩壊前の風景YOUTUBE 崩落直後YOUTUBE 連続画像YOUTUBE 大型吊り橋落下 中国

