east-timor2011年11月25日:人類は4万2千年ほど前から、高度な漁法でマグロやカツオを釣っていたらしい。オーストラリア 国立大と東海大:東海大海洋学部(静岡市)の小野林太郎講師(海洋考古学):などの研究グループによる南太平洋の国、東ティモールEast Timorの遺跡調査から判明した。
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東南アジアからの人類は5万年ぐらい前からオーストラリアに移住し、その技術で舟で外洋航海をしていたらしいことがわかっている。 また1万2千年前ごろから漁をしていたらしいこともわかっていたが、どのような道具を使っていたかの証拠は見つかっていなかった。チームが海岸から1、2キロ、 標高50~100メートルの洪積世時代の大地にあるジェリマライ洞窟Jerimalai caveの出土品を調べたところ、4万2千年前の  tuna(マグロ)
ど外洋魚の骨のほかtrevally(ジャイアント・トレヴァリー:ロウニンアジ)などの沿海魚、1万6千年~2万3千年以上前1565001のものとみられる貝でできた最古の釣り針が 見つかった。このことは同時に、当時の古代人がすでに航海術を極めていたことを証明している。洞窟で見つかった魚類の骨は38000個で、種類数は2900種に及んでいる。 参照記事

そのほか、出
1565000土品から海ガメ、ネズミ、コウモリ、鳥、ヘビも食べていたと確認されている。ネズミは、体重が6キロもある大きなもので、体重2キロほどのものは現在のパプアニューギニア、フィリピンのジャングルで見ることができる。このような食生活は1000~2000年ほど前まで存在したと見られ、その後鉄器が入り、農耕へ移行したと思われる。 参照記事

nappi11 at 01:18│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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