
大紀元日本語と中国語から抜粋
2010年12月、中国河北省邯鄲市在住の25歳の男性高兵強さんは、全身のだるさや顔のむくみで複数の病院で検査したところ、尿毒症で、同時に左腎臓(kidney:腎臓。腎臓移植:kidney transplant)が無くなっていると診断された。
彼は2004年に交通事故で負傷したため、邯鄲市の邯鄲市第一醫院で腸の縫合手術を受けたが、そのとき、医者は密かに彼の一つの腎臓を摘出し、それにより、彼は尿毒症を患ったと主張する。しかし、病院はそのことを認めようとせず、彼は重要な証拠はすでに入手し「皆さんの助けと法律の保護を切に願っている。」と2011年9月24日、インターネットを通じて訴え、7年前受けた人生唯一の手術で左腎臓が盗まれたと確信し、その病院を相手に2011年10月20日裁判を起こした。高さんの親戚の1人は「私たち庶民は大病院に勝てるわけがない。争いになると、負けるのは私たちに決まっている」とつぶやいた。
2004年の入院当日に、邯鄲市第一医院は腹部B超音波検査を行った。報告書には「両腎の形、位置、大小は正常である」と記され、翌日の手術前、二回目のB 超音波検査の結果報告には「右腎臓6.0×4.2cm、左腎臓5.9×4.2cm。形は正常、集合系統正常」と記されている。
しかし、2011年、中国解放軍285医院の腎臓内科の孔令恩主任は、記者が持ち込んだ高さんのCT検査の写真を見てこう断言した。「左腎臓は完全に無くなっている。絶対に萎縮したのではない。どんなに萎縮しても必ず組織が残る。CTとB超音波では必ず確認できるはず」
一方、今年病院側は、腎臓が無くなったのではなく、病気により萎縮したとの一点張りで、同医院の所轄課長・張氏は記者に対して、「権威のある機関が、高さんの手術の傷口が唯一つであることや、腎臓が切除されたこと、または当時の腸縫合手術により腎臓が萎縮して消えたことを立証できれば、我々病院は責任を負う」と答えた。この裁判は終わりなき戦いになりそうだと記者は書いている。
元記事には腎臓を知らないうちに抜き取られた事例が多く書いてあり、この病院が抜き取り、闇で売買した事は明らかだろう。それにしても、以前の治療費の負担で借金だらけで、動きの取れない患者が自腹で証明するしかないとはあまりに悲惨だ。最近北海道の大手ホテル、リゾート開発の加森観光(㈱)が、中国富裕層を相手に医療とホテルを融合したビジネス計画を発表したが、自国で治療したくないという人が居ても不思議ではない現実が中国には存在する。
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コメント
1. Posted by kako 2011年10月31日 01:07
病院が信用できなくなれば 我々庶民は どこへ行けばいいのでしょうか? 日本でも 手術礼金に左右される医師がいるとはいえ、勝手に腎臓抜き取る医者がいない、はず、と願いたいです。
2. Posted by かなじゃっぷ 2011年10月31日 04:28
こわ。。。。
怖いわ。。。。
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3. Posted by 案山子 2011年10月31日 06:52
お早う御座います ねーうん其れが日本でも
10万単位は常識です 命買うのですね 事実です
手て受け取りません 白着袋 押し込みます
偉い有名先生もお金で生きてる社会受け取ります
隠し部屋え ありか等誤差います
http://kusunokakasi.wordpress.com/
隊長 内緒でしたが 感謝 感謝 てです
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4. Posted by よりばば 2011年10月31日 08:36
治療で片方摘出後は、野菜・コーヒー・果物などカリウムが含まれる食物を摂らないようになっているらしい(死に至る事もあるから)ですが、黙って抜き取ったので、摘出後の注意も伝えない!
未必の故意の殺人だと思います。
こういう中国の内情で、日本の医療ツアービジネスが成り立つなんて・・・。
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