現代の 金瓶梅 「王成日记」(疯狂的“性爱日记”)

http_imgload 中 国東部の都市、安慶(Anqing)市の高官王成(仮名)(47)が、800人の女性と「寝る」ために巨額のわいろを集めていたことが明らかになった。こ の高官は前月、女性との逢引や受け取ったわいろについて記した日記の存在が妻に発覚し、当局に突き出された。日記と一緒にパソコンの外付けハードディスク も見つかったが、これは、高官が女性との性行為の場面をひそかに録画し、記録・収集していたものだった。 日記の中で高官は、これまでに少なくとも500 人の女性と性交渉をしたと記し、「目標は600~800人」などと書いていたという。2003年の記述には、年間56人と「寝る」目標を達成し「れっきと した家柄の」愛人2人を囲うために、月に8000元(約11万円)1年につき10万元(約1401270737375_39万円)をわいろで稼ぐ必要がある、と書かれている。この金額はこの高官の年収の5倍に相当する。 当時の彼の月給は1600元(約22000円)

この手のニュースには事欠かない中国だが、新聞では彼の日記を明時代の風俗を書いた奇書「金瓶梅」に例え、王成日記としてその内容が暴露されている。少し前には、たばこ局の局長が賄賂を取りまくって遊んだ日記が暴露され、これは局長日記と呼ばれ話題になった。中国の方は日記が好きなようですね。ちなみに金瓶梅の各文字は金、酒、色事  を表している。それにしても面白おかしく書くだけで、記事のどこにもこの種の腐敗の起きる行政システム、社会の規制の緩み、異常性欲に対する疑問などは書 いていない。こういう事件はほとんど色事の相手側からや妻からの訴えで、行政からの内部告発は聞いたことがない。今回は妻からの訴えを聞いた友人の告発 で、妻は告発に反対だった。やはり、どこ5475134339792984794かおかしな社会構造というしかない。彼は「事業単位」に勤務する公務員で「事業単位」とは医療や教育、科学、文化 など公益を目的とした政府付属の団体・組織を指す。取調べに対して王容疑者は「昇進とともに、欲望が増大した。私の関心事を知り、金銭と女性を使って接近 する業者もいた」と供述した。写真は押収された日記と風刺漫画。中国語参照記事



nappi11 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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