この前のブログ:中国のリビアでの損害5兆円超!利権も失う?⑱ からの続き 2011年8月27日(日本時間夕方)では、トリポリ市内の掃討が続く中、米CIAも参入して陸と空からカダフィ大佐捜索が続いている。置き去りにされた遺体が死臭を放つ市内では、カダフィ側の巻き返しがあったり、略奪、暴行、処刑、あらゆる不条理が発生している。そして、前のブログにも書いたように、内部抗争によるテロや暗殺も起きるだろう。本当の混沌(こんとん)はこれからだ。まだカダフィ側が持っているだろう化学兵器は発見されていない。2011年2月~アフリカ、中近東、反体制運動➁
カダフィ大佐の潜伏先として、東部の海岸に面した、大佐の生まれ故郷シルトSirte(スルトSurt)、リビア中央部のサバハSabha(サバSaba)の名前が挙がっている。
最新のブログ情報では、石油積出港のひとつ ラスラヌフRas Lanuf で過激な攻防が起きているという。恐らく、ブレガから後退したカダフィ軍だろう。上の図は今年3月のもので、当時も今
もシルトはカダフィ軍の勢力圏になっている。ラスラヌフはそのかなりブレガ寄りにあり、ブレガは今は反政府軍制圧している地域だ。このラスラヌフが障害にな
って、反政府軍はすでに陣地を構築した西部ミスラタへ海岸沿いを侵攻できない。カダフィ側がラスラヌフに固執するのはシルトを守りたいためか、単なる陽動作戦か?両陣営は戦闘と同時に和平も進めている。カダフィ軍もこれ以上の戦闘は避けたい意向だと伝わってくる。それでも東部で抵抗するのはシルトにカダフィが居るからか?ここに居ると思わせたいのか?シルトはカダフィ擁護派の部族長が支配している。
NATOと英軍航空機は、トリポリから東へ350キロのシルトに向け過去24時間にわたり爆撃を続行し、かなりの車両、陣地を破壊し、反政府軍は陸上攻撃の用意に入ったようだ。シルトSirte(Surt)、リビア中央部のサバハSabha(Saba)ともに、かなり強固な守備がされていると言われている。
2011年8月28日(日本時間):反政府軍は東からシルトの東方150キロにあるビン・ヤワドBin Jawadまで兵力を進め、現在NATO軍によるシルトのスカッドミサイル、武器庫への空爆を待っている。28日、日本正午頃の状況 Libya Live Blogより右は27日ころ、ビン・ヤワドBin Jawadに侵攻し、そこに放置された対空砲で祝砲を撃つ反政府軍 この付近は、今年3月反政府側がベンガジから侵攻し制圧したが、その後カダフィ側に奪取されていた。 参照記事 参照記事は、27日頃、反政府軍がトリポリ近郊の倉庫や無人の病院から、300人以上の虐殺遺体を発見したと報じている。市内にいた反カ
ダフィ側市民や、一部虐殺に参加しなかったガダフィ側兵士の遺体と推測されている。
2011年8月29日:シルトへの総攻撃で、東はトリポリ、ミスラタから、西はビン・ヤワド、ラスラヌフから反政府軍が向かっている。これの援護のため、すでにNatoのシルト爆撃が続行されている。
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コメント
2. Posted by よりばば 2011年08月29日 13:52
ご指摘ありがとうございます。
アルジェリアへ脱出は、確定的情報じゃなく、いろいろな情報が交錯する中の一つなんですか。
「高級外車を連ねての国境越え」、との一部報道に秘密のルートがあるのか、と思ってしまいました。
今は衛星監視カメラで動けば分かっちゃうんですね。
アルジェリアへ脱出は、確定的情報じゃなく、いろいろな情報が交錯する中の一つなんですか。
「高級外車を連ねての国境越え」、との一部報道に秘密のルートがあるのか、と思ってしまいました。
今は衛星監視カメラで動けば分かっちゃうんですね。


国際指名手配をされるんでしょうか。
今後は、シリアに残された傭兵たちの動きが心配。
報酬が支払われてなければ略奪するでしょうし、反政府軍との衝突、次期政権の奪い合いなど、まだまだ落ち着かない情勢が続くのでしょうか。