メキシコ北部の工業都市モンテレーMonterrey,、一時は殺人が多発し、最近はメキシコ中央部のアカプルコで殺人が多発していたので減少したかと思っていたが、実状は変わっていないようだ。2011年8月23日、白昼のモンテレー市内複数の陸橋から男性2名が撃たれた前後に吊
り下げられ、多くのドライバーが目の前の惨劇の恐怖に震えた。実行犯は何か脅迫文のようなものを残し、ガルフカルテルCDG (Gulf cartel)の犯行と言われているので、被害者はセタス関係者の可能性が高い。左の男性は撃たれて吊り下げられたが、生きているのが確認され警察により病院に搬送されたようだ。参照記事 左は警官が救助中の写真か? 右下もモンテレー市内より 参照記事 参照記事 他の殺害
現場YOUTUBE映像;残酷なシーンが在ります。閲覧には注意してください。同じ日に、車で走行中の4人の若者が車から銃撃され、17歳の2名が死亡、2名が負傷した。いずれも動機や実行犯は不明だ。地域的なことから、セタスとその対立麻薬組織の抗争と思われる。
モンテレーの犯罪犠牲者は、2009年267人、2010年828人、2011年は現在までで、すでに1100人が亡くなっている。参照記事 参照記事 メキシコ麻薬カルテル勢力分布図 2011~ Drug Cartel in MEXICO
2011年8月25日:メキシコ北東部ヌエボレオン(Nuevo Leon)州モンテレーで25日、カジノ(Casino Royale)が襲撃され炎上、少なくとも52人(その内女性42人)が死亡した。ヌエボレオン州知事によると、襲撃があったのは午後4時(日本時間26日午前6時)で、2台の車で乗り付けた覆面をした男6人がカジノに押し入った。店内でガソリンをまき、火炎瓶を投げつけ大きな爆発が起き火災が発生した。火は4時間後に消し止められた。犯罪組織による「みかじめ料:用心棒代」を払わないカジノへの報復行為と言われている。
カジノに押し入った集団は、客や従業員に外に出るように命令したが、大勢が更に奥に逃げ込み、トイレに立てこもったたため煙に巻かれ被害を大きくした様だ。地元紙では、犯行はセタスの若いグループで、メンバーが4台の車で乗りつけ行ったと指摘している
。今年5月にも他のカジノが銃撃を受けている。殺人の多いメキシコでも最悪の事態といわれれ、被害者数はまだ増える可能性がある。鎮火後の映像で見ると、スプリンクラーなどの消火設備が作動した形跡がまったくない。 YOUTUBE映像:ギャングがカジノに放火するまで YOUTUBE消火作業2011年8月30日:メキシコ当局は、カジノ放火の容疑者5人を逮捕した。全てセタスメンバーで、単にオーナーを脅す目的だったと自供している(右下写真)。9月1日、この放火に関係した容疑で警察官1名が拘束された。
2012年1月6日:実行犯達のセタス系グループのリーダー格Balazar Saucedo Estrada, 通称“Mataperros”(犬殺し?)が、モンテレーで盗難車を運転中に逮捕され武器、コカイン、マリファナ、通信機器、宝くじや会員の住所氏名の一覧なども押収され、仲間4人も逮捕された。逃走していたが、捜査官が数週間監視した結果の逮捕だった。逮捕の協力者がいなければ、懸賞金の1500万メキシコペソ(1ペソ5,6円)は被害者遺族に分配される。参照記事トラックバックURL
コメント
1. Posted by よりばば 2011年08月25日 12:33
助ける警官も命がけですね。

