トルコがイラク北部を爆撃

トルコからの報道によると同国軍は5月20日、米国情報部からの情報支援を得て、武装勢力クルド労働者党(PKK)が
拠点とする
イラク北部を越境空爆した。トルコ軍は2007年から散発的にイラク北部のPKK拠点を空爆してきたが、今回の空爆は戦闘機20機前後が出撃し、過去1年
半では最大規模だという。空爆では約50ヶ所を攻撃し、通常冬期間は山岳部に潜伏し、春になりトルコ側への進入準備を進めていたPPK要員を狙った作戦と
思われる。PKK側の被害は不明。トルコ軍は8日にもイ
ラク北部のPKK拠点をヘリコプターなどで攻撃し 少なくともPKK要員5人が死亡した。写真はトルコ空軍 参考写真
大がかりなイラク国内への爆撃だが、現在のシーア派主導のイラク政権に対して、スンニ派クルド系は反発を深めていると言われ、最近のイラク国内の爆弾テロへの関与説が根強い。この辺が米国情報部の協力やイラクが黙認する理由だろう。左の図で、黄色がクルド族の分布。赤い部分がPKKの拠点地域。イラク北部、トルコ東部、イラン西部、一部シリアにまたがっている。

