中国製、今度は 毒靴、英国ブランドのキャンディー!被害は動物にも
イタリアの警察が2008年9月28日公表した内容によると、中国の有毒粉ミルク事件の収拾がつかない中、イタリアで中国製の偽ブランド革靴から使用禁止の発ガン性物質
が検出され、警察当局は問題の靴を大量押収した。イタリア警察は今年5月から関連の捜査を始めていた。これまでに問題のある有毒革靴を170万足押収し、
総額は2千万ユーロ(約2千900万ドル)に上り、イタリア国内で、近年最大規模の偽ブランド品取り締まりが行われた。問題の革靴からは、六価クロム
(hexavalent
chromium)が検出された。六価クロムは極めて強い毒性を持つ化合物。皮膚に付着した状態を放置すると皮膚炎や腫瘍の原因になるだけでなく、体内に
蓄積すれば発ガン性もある。イタリアおよびユーロ諸国ではいかなる製品にもこの有毒化合物の使用を禁止している。また、この種の靴は中国で製造したものだ
が、標識は「本革」「イタリア製」となっており、中国人、イタリー人に逮捕者が出ている。
ということは、最低でも170万足の靴が廃棄か返品されるわけだが、例の毒入り餃子の際 には、中国で回収された物がさらに市場 へ流出して中毒を引き起こした。今回も気をつけないと日本に流れてくる可能性もある。それにしてもよくも次から次へと、、。この分ではすべての中国製革製品が危険だろう。バッグから皮財布の果てまで、、。さらに中国での製造過程で、いったいどれほどの労働者が健康被害を受けているのか、、。
月曜日には英国ブランドのCadburyが中国で製造しているキャンディーからメラミンを検出し。輸出先の台湾、香港、オーストラリアからの製品のリコールを発表した。中国製毒入りは止まらない。
さらに悲しむべき事に、中国の動物園Hangzhou Safari Park
World near
Shanghai.のオランウータンやライオンの乳幼児にも被害が出ている。いずれもメラミン入りの粉ミルクを常用したための腎臓結石だという。中国よ、
のんびり宇宙遊泳している場合ではないだろう。すでに中国国内で症状のある子供は54000人を記録している。写真左は診察を受けるオランウータンの
MAO。