2011年07月30日  犯罪 北欧 ロシア 東欧
a2edcbe8ll先のブログ ノルウェー、庁舎爆破、銃乱射事件 死者多数 に書いたブレイビクは、全長400mのウトヤ島UTOYA ISLANDで 、約1時間半の間に700人を追回し69人を殺害した。この前にオスロで爆弾事件を起こしていて、死者はあわせて77人となっている。(死亡者数は2011年7月30日確認 被害者リスト
2011年7月28日の近況では、彼の弁護士は「精神異常」だと言い切り、裁判で弁舌を振るうつもりか、妄想と偏見に満ちた原稿を書いていると言う。上は、この殺人鬼が若者を追い回したウトヤ島での虐殺の足跡で、薬物でハイな状態で、イヤフォンで音楽を聴きながら銃を乱射し、執拗に追いかけ、殺害した様子が分かる。(クリックで拡大) 参照記事

自己顕示欲の強い狂人の言う事に興味はないが、彼、ブレイビク容疑者は、自分のマニフェストの鍵を 握る部分を、アメリカのテロリストでユナボマー爆弾犯として有名なセオドア・カチンスキイの論文『工業化社会とその未来』から借用している事は注目すべきで、 カチンスキ イTheodore John Kaczynski(カジンスキー)は、フェミニストやゲイ、障害者の権利獲得運動に携わる人々、自然保護活動家、『ポリティカリティ・コレクト』article-2019720-0D30741700000578-565_964x527や現代のテクノロジーを広めようとする人 々を攻撃した。 彼は、1978年から逮捕される95年までの17年間、小包爆弾を相手に送りつけ、それによって3人が死亡、26人が負傷している。現在 彼は、下された4つの終身刑を勤め上げるため獄中にある。

どちらも正常では無いが、現実にこのようなペシミズムpessimism的狂気の思想に囚われ、行動を起こす人物が実在する以上無視は出来ず、社会がよりいっそう警戒していく必要がある。ブレイビク容疑者が3月、インターネットでポーランドの会社から化学薬品を購入し、ノルウェー情報当局が内部の要注意人物リストに含めていたことが25日分かったと地元メディアが報じているが、しかし警察は当時、それ以上の追求はしなかった。
ノルウェーは、前の大戦でドイツに占領され、当時国内にナチスの強制収容所 Nazi concentration campが幾つかあったが、皮肉にも、このネオナチかぶれの虐殺犯は、当時のナチスのGRINI強制収容所跡の刑務所に収監されている。注目すべきは、ブレイビクやカチンスキーがナチスのような国家優先の全体主義ではなく、敢えて孤立し個人的な反社会的報復行動にこだわったことだ。

2011年8月2日:その後の調べで、容疑者自身が島での犯行の最中に、警察に携帯電話で通報していたとの報道があった。逮捕後の言動からも自分の行為がどれほどの反響で、人々が自分の行為にどう反応するのか、かなり関心があったようだ。それは彼の弁護士も認めているが、単なる顕示欲の強い、狂った殺戮者でしかない。

島での事件に、警察は容疑者逮捕までに90分を要している。惨劇の最中に島にいる子供から連絡を受けた父親が警察へ連絡したが、女性の受付は本気にせず、「子供さんに自分で電話するように言いなさい」と返答している。怒った父親は「このクソババア!」と言い返している。通報は他の父親もしているが、当時警察は先に起きたオソローの爆弾騒ぎで大騒ぎで、いたずらと思ったのも無理は無いが、実際には現場に急行するヘリが無く、あわてて島に行こうにも警察のボートが故障していて民間のボートを借りる羽目になり、到着が遅れ、結果的に犯人の思うがままに1時間半の犯行を許してしまった。ここで、なぜ子供たちが親に電話をしたかだが、個人的な推察では、容疑者が警官の格好をしていたことと無縁では無いだろう。

爆弾事件後( ノルウェー、庁舎爆破、銃乱射事件 死者多数  ) 使われたレンタカーからオスローの事件の少なくても3時間後には容疑者の名前は判明していた。時間的には、島に着いた警官はすでに容疑者の名前は知っていた。遺体の散乱する状況で犯人が射殺されず逮捕されたのは、犯人が爆弾を身に着けているかも知れず、容疑者の自爆を警察が警戒したためだった思われる。参照記事
2011年8月2日:その後の調査で、容疑者がインターネットの通販eBayで andrewbreiの名前で爆破と殺人計画の道具を購入していた事が判明した。爆弾の材料になる硫黄の粉末 sulphur powderから防護服 protective suit、穴あけ用の工作機drill press vice、ライフル用のレーザー照準器等多岐にわたっている。自供から、英国から購入した工作機を使って毒入りの銃弾poison-tipped bulletsを作っていた可能性があるという。これは銃弾の鉛部分に穴を開け、殺傷力を高めるために毒を入れたと言うものだが、この毒とは猛毒の純粋なニコチン pure nicotineで、警察が現在実際の犯行にこの銃弾を使用したのかどうか調査中だ。銃弾の弾頭を加工してダムダム弾にしていたことは判明しており、殺害する事への異常な執着が見えてきた。参照記事

Ci1206030509272012年5月31日:アンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)被告(33)は、非常に容姿を気にする人物で、アーリア人らしい外見を目指して鼻の整形手術を受けていた――。2012年5月29日行われた公判で、同被告の幼なじみが証言した。
26日目となる公判で証言台に立った4人の幼なじみによると、ブレイビク被告は次第に政治に傾倒していき、特にノルウェーの移民政策に執着に近い関心を 寄せた末、2006年に幼なじみらとの交友を一切絶った。当時被告は27歳で、母親と同居を開始した時期に当たり、被告の人生で重要な転換期とみられてい る。
この頃、被告は母親の家で終日ビデオゲームをして過ごしていたとされる。誕生日に自宅を訪れた友人らは、玄関口で母親を通じて追い返されたという。
それまでブレイビク被告は社交的で明るい性格だと思われていたため、友人たちはこの変化が理解できなかったと証言した。中学時代からの友人だという弁護士の男性は当時「(被告が)重いうつ状態になったか、同性愛者になったことを打ち明けたくないのかと思った」と述べた。
また元同居人は、被告は虚栄心が強く、自分の外見を非常に気にしており、女友達が少なかった一方、化粧をするなど被告自身に女性的な一面があったと述べた。被告は「自分を(サッカー選手の)デビッド・ベッカム( David Beckham)のような都会的でセクシーな男性に見せようとしていた」という。

友人らの証言によれば、ブレイビク被告は20歳だった1999年、鼻の整形手術を受けた。子ども時代に親友だったという消防士の男性は、被告が自分の鼻 を「よりアーリア人らしく」したがっていたと証言した。別の証人は、被告が周囲から「アラブ人のような鼻」だとばかにされ、うんざりしていたと述べた。だ が、被告が実際に鼻の整形手術を受けた際、友人たちは誰1人としてそこに政治的なメッセージがあるとは思わなかったという。 この日の証人は全員、実名の公表を拒み、ブレイビク被告の前での証言を望まなかった。このため隣室で証言を聞いていたブレイビク被告は「人生の中でうつ 状態に陥ったことはない」「私が女っぽかったことなどあるわけがない」と否定し、化粧をしていたとの証言についてはニキビをコンシーラーで隠しただけだと 反論した。また「人生の中で『アーリア的』という言葉を使ったこともない。この表現は、私が支持しない『国家社会主義』に由来するからだ」とも主張し、鼻の手術は整形目的でもあったが、パキスタン人に襲われて鼻骨を折ったためだと語った。
ブレイビク被告はこのパキスタン人の事件の他にも、若い時に2度ほどイスラム教徒と暴力沙汰になったと主張している。しかし、それらの時に一緒にいたと される友人たちは全員、事件を記憶していなかった。消防士の友人は「彼は寛大で、争いを好まなかった。過激な行動に出たのを見たことはない」と証言してい る。
友人たちによれば、ブレイビク被告との交友関係は2011年の初頭に復活したが、うち何人かは「かつての気さくなアンネシュ」だと感じた。夏に向かって スポーツで鍛えており、4月下旬に友人グループでバーベキュー・パーティーをした際も特に気付いたことはなかったという。乱射事件はそのわずか3か月後に 起きた。 (c)AFP/Pierre-Henry Deshayes

2012年8月24日:ノルウェーの裁判所は24日、昨年7月に77人が死亡した爆破・乱射事件でテロと計画殺人の罪で起訴された アンネシュ・ブレイビク被告(33)に対し、責任能力を認めた上で、最高刑となる禁錮21年を言い渡した。動機については、多文化主義やイスラム系移民などから国を救うためだった と主張していた。五人の裁判官全員一致で「十分に判断能力があった」として、最大の争点だった刑事責任能力を認定、禁錮21年を言い渡し、弁護側は判決を受け入れるとみられる。ノルウェーには死刑や終身刑がなく、禁錮21年は最も重い量刑。再犯の恐れがある場合は無期限に延長できるが、判決公判で裁判所は、定期的に被告を観察し、禁錮10年まで刑期を短縮する場合もあるとした。事件の再現映像など 事件のその後の経過;2014年9月77人殺害の殺人鬼が、政党立ち上げを表明 ノルウェー
20240216at05S_o2024年2月16日:連続テロ事件の実行犯アンネシュ・ブレイビク受刑者(45)が、刑務所での長期の隔離収容は「非人道的」として起こした訴訟で、裁判所は2月15日、「人権侵害に当たらない」との決定を下した。2012年に同国では最高刑の禁錮21年が言い渡され、他の受刑者とは隔離された厳重警備の施設に収容されている。ブレイビク受刑者は、こうした環境が欧州人権条約に違反するとして、ノルウェー政府を訴えていた。これに対し、裁判所は「受刑者は良好な物的環境下で、比較的自由な日常生活を送っている」と指摘した。同受刑者の施設には居間や台所、ジムがあるほかテレビやゲーム機も利用でき、本人の希望でインコ3羽が飼われていると報じられている。参照記事 


nappi11 at 01:23│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by かなじゃっぷ   2011年07月30日 03:53
親おるのに・・・・
2. Posted by よりばば   2011年07月31日 12:11
死刑がない上に、精神異常者として裁判を受けたら・・・。
 ここでも薬物・・・

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