2011年07月28日  犯罪 メキシコ 中南米
LOC700646AR_187570メキシコ北部チワワ州Chihuahua state シウダフアレスCiudad Juarez市当局は2011年7月25日、同市の刑務所で銃撃戦が起き、女1人を含む17人が死亡し、4人が重症と発表した。当局によると、受刑者3人が25日夜9時頃に13人が収容されていた未決囚拘留区preventive detention areaに進入し、看守から奪った銃やピストル、入手経路不明な2丁の機関銃(Uzis)で他の囚人を襲撃した。翌日午前2時には制圧された。シウダフアレス(フアレス市)では、麻薬カルテルの縄張り争いが絶えず、メキシコでも犯罪多発地帯で、しばしば刑務所内でも 争いが起きている。今回の襲撃は、刑務所内のシナロア、フアレスの両カルテルの衝突と言われている。フアレス市ではここ2年間で6千人が殺害されている。看守が捕まるYOUTUBE映像

犯罪激発のフアレスなら、囚人が多いのも分かるが、ここの刑務所では、適正収容人員850人に対し、実際の収容人数は2700人となっている。写真は集められた囚人たち。惨劇は、前日の日曜日の夜に、刑務所内で看守、未成年の性犯罪者を交えた麻薬を使った騒ぎ( orgyとあるので乱痴気騒ぎとも、また、看守の手引きで外部から未成年の女性がパーティーに参加していたとも言われており、女性たちは惨劇後外に脱出したようだ。)の延長で発生したとあるので、やはりメキシコの刑務所は想像を超えている。
参照記事

nappi11 at 08:29│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by kako   2011年07月28日 23:52
メキシコは 日本人にとって理解できない国家と思えます。

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