自虐と恨みから何が生まれると言うのか?
2009年4月7日、ブログ「没頭脳何不高興」は今月公開の映画「南京!南京!」を「『国難』を題材にして金儲けしているだけだ」と批判した。 「南
京!南京!」の狙いはなんだろうか?愛国主義教育、それとも売り上げか?陸川監督はインタビューで「商業的な成功は気にしていない」と答えたかと思う
と、「売り上げは1億元(約14億7000万円)は堅い」と答えるなどあいまいな態度を見せている。しかし愛国主義教育ならば日本人が中国人を殺している
映画を撮る必要があるだろうか?本当の愛国主義教育ならばジンキスカンの映画でも撮ったほうがましだ、と同ブログは主張する。
今や商業社会の時代であり、金を稼ぐことは決して恥ずかしいことではない。しかし利益を目的としているのに「愛国主義教育の意義」を喧伝しているのは、薬の説明に「万病に効く」と書いてあるのと同じで、信用に足らないと辛らつに批判した。
中国にも多少話の分かるのがいるようだ。愛国心は恨みや憎しみからは生まれないはずだ。もういい加減に気がついても らいたい。それはジンギスカンでも同じ事で、中国では英雄かもしれないが、他民族を侵略し、残虐行為をしたことには変わらない。ある民族から見れば極悪人 だろう。そもそも、愛国心を意識的に持たそうと言う事事態がおかしくないか?それはふつふつと、人間の内面から沸いてくるものではないのか?相手を憎む事 でしか愛国心が生まれないなら、それは愛国の思想を愛しているだけで、それは、その国や文化や住む人、動物を、その恵みをくれた自然や地球を愛している事 にはならない。所詮、他人の宗教観すら理解できない国に愛国心など無理な話だ。自分の国はいい国だとうぬぼれを持つ事と愛国心は同義では無いだろう。それ は日本にも言えることだと思うのだが、、。
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