おいおい、どうなったんだ?

mD140wdCo その後餃子はどうなった?オリンピック終了後、胡錦濤国家主席自身が日本での事件の影響の大きさを感じた(日中関係筋)ため、徹底捜査を指示したが、事件 後の6月、回収したギョーザを従業員の親戚(しんせき)や同郷者らに格安で販売。これを食べた4人が中毒になり、ギョーザから有機リン系殺虫剤「メタミド ホス」が検出された。おそらく格安販売するときに「日本は自分で毒を入れて騒いでいる。これは安全な餃子だ、、。」とか言って販売したのだろうと想像す る。このハプニングで中国当局は、このギョーザが国内の市場に出回っていないことから「天洋食品工場内部で殺虫剤が故意に混入された可能性が高い」という 結論になり、それまで「日本で混入された」と言い張っていた主張は見事に崩れた。

その事実を隠し切れないと判断したか、オリンピック前の7月、洞爺湖サミットで日本の外 務省に伝達された。日本はすかさず公表。中国は「なぜ公表するか!」といきり立つが、中国のトンチンカンな申し入れは笑いものになった。おまけにその事実 を輸出食品の安全管理を担当する中国国家品質監督検査検疫総局の報道課は「日本からの報道で初めて知った。事実関係を確認中だ」と談話を公表、中国のバラバラな内部事情が明るみになった。その後の9月上旬のニュースでは、問題のギョーザを製造した日に勤務していた従業員を徹底捜査。正規と臨時の従業員を合わせ9人が容疑濃厚として残っているという。

ここまでが最近のニュースで、以後何も経過が公表されていない。その後も乳製品へのメラ ミン混入事件、毒入りつぶあん事件、最近の農薬入りインゲン、韓国では韓国が中国から輸入したサムゲタンのスープに抗生物質混入、農薬入りきのこ発覚、、 など立て続けに食品問題が起きている。

この大型事件のおかげで「国家の威信をかけた」オリンピックさえかすむほどだ。中国は国 家の威信より、人命と人権、環境、自然保護にまじめに取り組むべきだ。中国のことをよく書くが、それほど世界への影響が大きく、それほど中国にとって致命 傷になるほど大きな問題だからだ。

ここまで書いて、さて原因不明なインゲンへの農薬混入だが、不謹慎な推理をしてみよう。 日本で注入されたという仮定だが、どうにも餃子事件で不利になった中国の自作自演という推理である。つまり、誰かが日本国内で農薬を注入し、国内で農薬が 混入されたという事実つくりをしたのではないか?過去には日本でもグリコ森永事件のように食品に毒を入れられたことはあった。しかし、ほとんどが企業を脅 迫し金銭が目的だった。今回はまったくその形跡が無い。ここが不思議なところだ。だとすると、国内の中国愛国者が行った犯行だとは推理できないか?あるい はまったく逆に中国の進出を良く思わない者の犯行とか。不謹慎を承知で推理してみた。事実は不明だ。今は農薬が日本で生産されたものかどうか照合している はずだが、判別は難しいという。もし日本製の農薬なら上のような推理も成り立つことになる。



nappi11 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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