ゾウ、2020年には絶滅に直面するおそれ

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アフリカゾウが殺されてゆくスピードが、1989年に象牙取引の国際的禁止条約が発効し て以来、恐ろしい勢いで増加しているそうである。ワシントン大学のWasser生物学教授によれば、象牙取引禁止に至る後押し要因となった約20年前の年 間死亡率の7.4%よりも今の方が高いという。1980年代後半の密猟当時の年間死亡率は、100万頭以上の個体数にもとづいて得られた数字であるが、今 日では、アフリカゾウの総個体数は47万頭を割り込んでいる。

急激に発展する中国は、世界の資源を違法と承知で買いあさっている。中国はインドネシア、カメルーン、コンゴ、あるいは赤道直下のギニアにおける違法伐採の主要輸入国である。正確な数字を把握するのは困難だが、www.globaltimber.org.uk によれば、2004年、中国へ輸出された木材の50%が違法であった。更にアフリカの象の絶滅にも中国はかかわっていて、中国はスーダンやジンバブエ等で 象牙の密輸を行っている。Care for the Wild Internationalによれば中国企業はスーダンの象牙の75%を買っている。最近、この象牙密輸の原動力に、中国のアフリカへの資金援助により送 り込まれた数万人の中国人労働者の一部がサイドビジネスとして現地で買いあさっている事がある。彼らの違法を承知の儲け主義にアフリカの野生は壊されつつ ある。余りにモラルが無さ過ぎる、無知といっていいだろう。何度も言うが、こんな国が国連の常任理事国である。世界はもっと中国へ意見するべきだろう。自然が破壊されつくし、世界が食いつぶされ、毒まみれになる前に、、。個人的にこの件に関しては非常に腹が立つ。知らん振りの中国政府は大バカ野郎だ。

ついでに、一見聞こえのいい中国のアフリカへの開発援助だが、これは露骨な資源の買いあ さり、独占に他ならない。同時に送り込まれる中国の安い衣料、生活物資の前に、アフリカの弱小メーカーはバタバタと音を立てて倒産している。最近やっとア フリカ諸国も中国進出の弊害に気がつきつつある。



nappi11 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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