010あまりに古いタイトルだが、以下は最近の話。詳細記事より抜粋、加筆

奈良の県鳥「コマドリ:駒鳥」が営巣地(えいそうち)の台高(だいこう)山系で減少している問題で、県は2011年6月27日、県内のもう1つの営巣地、大峰山系でも、34年前から約1割に生息数が激減したとする調査結果を発表した。コマドリが巣をつくる「スズタケ:一般にクマササ」が野生のシカの食害で 激減したことが原因だが、愛鳥家は「山の生態系が変化している」と警鐘を鳴らしている。

コマドリは標高1200メートル以上の山に生息し冬は中国大陸に渡る。県内では台高山系、大峰山系で生息しており、昭和41年に県民の投票で県鳥として指定されたが県の レッドデータブックで希少種となっている。


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昨年の調査では、昭和52年に134羽が見つかった場所で、9羽のみを発見。今年はもう1つの 生息地の大峰山系を調査したところ、53年に51羽見つかった場所で、6羽しか確認できなかったという。

同支部によると、コマドリが営巣する高さ約2メートルのスズタケが野生のシカに食べ尽くされたことが

原因という。シカ猟が減って個体数が増えたことや、温暖化の影響で積雪が少なくなり、シカの行動範囲が
広がったことも影響している。


nappi11 at 01:33│Comments(4)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by かなじゃっぷ   2011年06月30日 02:55
しまった。しまった。島倉千代子は?
2. Posted by どら   2011年06月30日 02:57
こまったこまった。 金がねー。
3. Posted by よりばば   2011年06月30日 08:00
狩猟はいけない事だと思っていましたが、個体数のバランスを維持する為には、必要ともいえるんですね。
4. Posted by 九州の案山子   2011年06月30日 21:13
綺麗な小鳥ですね
絶滅種仕方なかいかも増える鳥も居りますから
人間人も放射能対応に進化しないと絶滅するかもですよ

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