article-1368250-0B42769600000578-316_964x812米軍統合参謀本部のゴートニー海軍中将は2011年3月20日、国防総省で記者会見し、欧米の有志連合は「オデッセイの夜明け(Odyssey Dawn)」作戦でリビア軍の防空能力を著Ci110321200835しく低下させ、飛行禁止区域を設けたとの見解を示した。一方で、「カダフィ大佐は標的にしていない」とも語った。中将は「われわれはカダフィ大佐を追跡していない。彼は標的のリストに入っていないことを保証する」と述べ、大佐の住居は攻撃しないと強調した。ただ、カダフィ大佐が地対空ミサイルの施設を視察していれば、巻き添えになる可能性があると述べた。 リビアは2003年、高濃縮ウランプログラム(HEUP)を含むすべての核を放棄し、国際社会の査察を受け入れた為、核兵器は所有していないが、毒ガス兵器所有の疑惑がある。 参照記事

しかし、3月21日の英国紙の報道によれば、英軍の意向は相当に違う。すでに英軍は3月上旬からリビアにスパイやSAS troops( 空軍特殊部隊:Special Air Services)を投入済みで、その指示のもと昨日トリポリのカダフィ大佐が本部に使っていた施設 Ci110321201500Bab Al Azizia compoun20090603092958-15b55dd(写真右:今回破壊された内部、左上は破壊前の建物とカダフィ大佐。建物には1986年の米軍の爆撃跡が保存されていた)を爆撃し、地下壕の破壊を狙うバンカーバスター'bunker buster'(地中貫通型爆弾:関連過去ブログ:こんなに緊迫してきた北東アジア)の使用も許可している。英国はカダフィに対し、何か相当に脅威に値する情報を持っているのだろう。
左は米軍バンカーバスターの参考図 参照記事

Ci110322013513米軍がいう人道的な配慮からの攻撃は、カダフィ軍がベンガジ当たりで、住民を「人の盾」として使っている事を指していると思われる。今回の爆撃には、米国ミズーリ州から飛び立ったステルス型
B-2 Spirit bombers(写真上)3機がリビアまで往復25時間、18500kmの爆撃に参加し、それぞれ1トン2000 lbsの爆弾を投下している。参照記事

2011年3月22日(日本時間):
欧米などの多国籍軍は21日夜、首都トリポリの数カ所を攻撃した。首都への攻撃は3夜連続。カダフィ側からの対空砲火が行われ、国際軍によりトリポリ郊外の海軍基地が炎上したと報じた。 リビア政府のムーサ・イブラヒム報道官は同日の記者会見で、最高指導者カダフィ大佐の故郷、中部シルトの空港や他地域の複数の港湾、南部セブハも多国籍軍による空爆を受け、多数が死亡と述べた。攻撃の時期や信ぴょう性は明らかではない。
過去ブログ;
戦争へ突入! 欧米対リビア 2011年3月20日未明(日本時間)

Ci1103221216593月22日の英国紙TheSUNによれば、トリポリでの上の司令本部への攻撃で、カダフィ大佐の6番目の息子 Khamis Gaddafi, 27歳が21日夜死亡したと公表した。彼は、自軍のリビヤ空軍のジェット機による自爆攻撃(英国紙ではカミカゼKAMIKAZE攻撃と表現)で死亡した。彼は、副司令官の立場だった。カダフィは、1986年の米軍の爆撃で、同じ建物で養子の娘 Hanna を亡くしている。 参照記事

article-1369020-0B49975200000578-775_634x3792011年3月23日(日本時間);日本時間19日から始まった国際軍の空爆に対し、4日目の現地22日夕方(日本時間23日)も首都トリポリではカダフィ軍による対空砲火が続いている。カダフィ側は相変わらず長期であれ短期であれ抗戦を主張している。右はベンガジ近郊でカダフィ軍に打ち落とされた米軍F-15攻撃機。脱出した米軍パイロットを救出に向かった村民が誤って米軍ジェット機から攻撃を受け、6人が負傷した。パイロット2名と負傷した村民はその後英国空軍に救助された。参照記事

5c968935-s2011年3月26日(現地時間):東部の戦略上重要な都市
Ajdabiyaを反政府組織がリビア軍より奪還した。多国籍軍の空爆は米軍からNato軍に指揮権が移行し、初めてアフリカ諸国の中からカタール空軍も参加して空軍による攻撃続行の見通し。地上軍の投入は無い模様。25日から、北西部の港湾都市ミスラタ Misurataでカダフィ軍の激しい攻撃が一進一退の状況で進行中。
過去ブログ:
2011年2月~アフリカ、中近東、反体制運動➁



article-1370412-0B5AE9D500000578-283_634x4022011年3月28日(日本時間)
:依然としてNato軍は空と海からミサイル攻撃を続行。sirteのカダフィ軍はトリポリ方向へ撤退中。首都トリポリ以外のカダフィ軍は総崩れに見えるが、トリポリからは対空砲火が続いている。
Nato軍はリビア内の石油基地をほぼ掌握したようだ。左は炎上するカダフィ軍タンク 3月27日のアルジャジーラより。

nappi11 at 12:17│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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