イランの婦警さん
中東で一番の大国はイランだ。正式にはイラン・イスラム共和国でペルシャと言うのがこの国をさす。建国を革命政権が出来た1979年とすればまだ若い国だが、イスラム教シーア派の総本山で、その影響力は全中東地域からアジアまで広くに渡っている。パキスタン北西部やアフガニスタンでテロ攻撃をするタリバンの支援をしていると見ていいだろう。地図でクリーム色
宗教上、イスラエルとは犬猿の仲だが、アメリカとは不思議な均衡を保っている。アメリカもイランと正面から対立すれ ば中東全域を敵に回すことになり、それを避けるいろんな密約が有るはずだ。国境紛争のあったフセインのイラクをアメリカが制圧したことはイランにとっては ありがたい事だったろう。イスラム教にはスンニ派もあるが、場合によってはスンニ派とも協調するが、地図で人口に対するシーア派の比率をみれば、この国が とてつもなく広大なシーア派圏の頂点にいることが分かる。
最近も、パレスチナを影で支援するイランに対して、イスラエルが空爆攻撃を計画した段階でアメリカがイスラエルに中止を申し入れた。核兵器を持つといわれ る(イランは否定)イランが表舞台に出れば世界は大混乱になる。それほど世界平和のためには、いいも悪いも重要な国である。何時までも眠れる獅子でいても らいたい国なのだ。
さて、そんな国にも婦警さんがいるという。左と以下の写真だが、どう見てもテロリストにしか見えないのだが?