


下の写真は左から、クレーターの周りで降下地点を探し ていたときの移動跡、真ん中はクレーターの崖の部分、下はクレーターから這い上がり平地部分へ戻った写真で、車輪の跡とクレーターの底が写っていいる。
この探査機は、2004年1月25日、火星の赤道付近にあるメリディアニ平原、後にイーグル・クレーターと呼ばれるクレーター内部に軟着陸し、もともと90日の設計寿命を想定し開発された車両が、もう約5年近くも作動している。弱った太陽電池に時間を掛けて充 電し、クレーターの周りでまだ鉱石調査を続行するという。これを奇跡と言うのかも知れない。すでに回路不良やモーターの急
停止など不具合を抱えているが、 かろうじて生きている。いや、生きようとしている。双子のスピリットはすでに動かくなったようだ。
この記事は nappi10 が 2008年9月8日 6:45 PM に投稿し、科学。テクノロジー。 カテゴリーに分類されています。パーマリンクをブックマーク RSS フィードでこの投稿のコメントをフォロー コメントを投稿する、またはトラックバックを送信する: トラックバック URL.« ギリシャのロビンフッド達は女性らしい。。60周年、、。 »
2011年5月25日:スピリットの方も当初の活動予定は3ヶ月間だったが、2004年の着陸から2010年の通信途絶まで6年以上にわたって活動を続け、2011年5月25日、通信が回復せず正式にミッション終了が宣言された。参照記事
2015年3月24日:長くブログを書いていると、こういう事もある。
米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「オポチュニティー」の走行距離が24日、フルマラソンに当たる42.195キロに達した。2004年1月の着陸以来、約11年2カ月かけての記録達成となった。約1キロの走行しか想定していなかったオポチュニティーは予定よりはるかに「長寿」となり、火星にかつて水があったという証拠の発見などに役立った。NASAの計画責任者は「人類による活動が別世界の地表でマラソンの距離を超えたのは初めてだ」と意義を強調している。参照記事
2016年2月4日:最初に記事を書いてからでも7年4ヶ月、2004年1月25日、火星の赤道付近にあるクレーター内部に軟着陸した火星探査車オポチュニティが、90日の設計寿命を大幅に更新し、驚くべきことに、活動開始から12年を経た今も火星の地表で稼働中で、今もデータを送信し続けてい
ると確認された。
これまでにも様々な地質学的な調査を行っており、火星の表面に赤鉄鉱が存在することが判明した事で、過去に水が存在していたという仮説が生まれた他、2014年1月23日には水による作用でできるスメクタイトという粘土鉱物を発見するなど貴重な科学的発見をしている。上下はオポチュニティが撮影し地球に送信した火星のパノラマ写真(フルサイズ版はNASAサイト内のDow
nload Imageから)
現在オポチュニティは分析装置のうち2つが故障しているほかアームが勝手にロックするなどの不具合、そしてフラッシュメモリーがリセットされるなど機能低下の問題を抱えているものの稼働自体にそれほど問題になっていない様子だそうだ。 別な写真の フルサイズ版 フルサイズ版 フルサイズ版 参照記事
2017年7月28日 :火星探査車「オポチュニティ」は2004年1月に火星に着陸し、2014年9月、2014年8月からコンピュータの再起動を必要とするトラブルが10回以上が発生していた問題に対処するため、オボチュニティのフラッシュメモリ再フォーマットを遠隔操作により実施され、2015年3月24日、走行距離がマラソン競技と同じ42.195kmに達し、2億キロの遥か遠くでこれまでに44.97kmに
及ぶ距離を走破してきた。そのオポチュニティがとらえた最新のパノラマ画像が公開された。 パノラマ画像はオポチュニティの「Pancam」によって、今年2017年6月に2週間設けられた運転停止期間中に撮影されたものだ。
この間、探査車の左前輪の不具合について調査と対応が行われた。車輪が30度以上も外を向いてしまっていたことから、この画像は研究チームの間で「ねん挫した足首のパノラマ」と呼ばれている。写真左は火星のパノラマ画像の一部。オポチュニティの車輪の跡もはっきり見える。参照記事
2011年5月25日:スピリットの方も当初の活動予定は3ヶ月間だったが、2004年の着陸から2010年の通信途絶まで6年以上にわたって活動を続け、2011年5月25日、通信が回復せず正式にミッション終了が宣言された。参照記事

米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「オポチュニティー」の走行距離が24日、フルマラソンに当たる42.195キロに達した。2004年1月の着陸以来、約11年2カ月かけての記録達成となった。約1キロの走行しか想定していなかったオポチュニティーは予定よりはるかに「長寿」となり、火星にかつて水があったという証拠の発見などに役立った。NASAの計画責任者は「人類による活動が別世界の地表でマラソンの距離を超えたのは初めてだ」と意義を強調している。参照記事

これまでにも様々な地質学的な調査を行っており、火星の表面に赤鉄鉱が存在することが判明した事で、過去に水が存在していたという仮説が生まれた他、2014年1月23日には水による作用でできるスメクタイトという粘土鉱物を発見するなど貴重な科学的発見をしている。上下はオポチュニティが撮影し地球に送信した火星のパノラマ写真(フルサイズ版はNASAサイト内のDow

現在オポチュニティは分析装置のうち2つが故障しているほかアームが勝手にロックするなどの不具合、そしてフラッシュメモリーがリセットされるなど機能低下の問題を抱えているものの稼働自体にそれほど問題になっていない様子だそうだ。 別な写真の フルサイズ版 フルサイズ版 フルサイズ版 参照記事


この間、探査車の左前輪の不具合について調査と対応が行われた。車輪が30度以上も外を向いてしまっていたことから、この画像は研究チームの間で「ねん挫した足首のパノラマ」と呼ばれている。写真左は火星のパノラマ画像の一部。オポチュニティの車輪の跡もはっきり見える。参照記事
すべてのモノに魂があり神が宿る。ヤオヨロズの神々を戴く日本神道を信ずる者として、とても無機質な機械の塊とは思えないのであります。w
砂漠の国で愛車に酒をかけて別れを惜しんだ邦人の話に、感動し共感するメンタリティーをいつまでも持ち続けたいと、私は思うのであります。