日本製品をベンチマーキング(英:benchmarking)して、、。
米 国市場で昨年の売り上げ780億円、現地の食に馴染み世界化に成功。「食文化」の輸出は巨大な「論理」ではなく、小さな食材の輸出から始まった。今や米国 はもちろん全世界に広がる和食、そのけん引役を果たしているキッコーマン醤油のサクセスストーリーは、日本の食文化が持つ潜在力の象徴だ。さらに洋食用に 開発したテリソース(テリヤキソース、醤油、酒、酒を調合)は広くハンバーガーなどにも使われ、この分野もキッコーマンが独占し、焼肉用のタレもキッコー マンが世界化し独占している。アメリカでのキッコーマンのシェア率単独で60%!。
この分野を狙っているのが韓国の醤油メーカー。韓国では、醤油市場の50%以上を、「セムピョ」(泉標)(sempio)という会社が独占しているが、. 元をたどれば前の大戦終了後に、韓国にあった日本の「三矢醤油醸造場」を引き継いだもので、以来韓国で日本式醤油を製造していたと言う事だった。
またかと言う感じだが、こんどは醤油の起源は韓国だと言い出した。確かに韓国にオリジナルの醤油はあるが、流通の1.4%に過ぎず、そのほかは上の日本式醤油が大部分を占めている。韓国企業が狙うのはキッコーマンのテリソース市場。「世界市場で韓国の伝統醗酵食品のしょう油が日本の製品のように認識されていることを正したい。初期には日本のテリソースをベンチマーキングして世界市場に軟着陸した後、世界の人の舌を変えていく計画だ」と韓国の会社側は言うが、ココに出てくる ベンチマーキング がよくわからない。本来ベンチマークとは、競合する類似のものについて機能や性能の優劣を比較する事らしいのだが、どうやら韓国では目的の商品を徹底的に調査、分析し、そっくりを作る手法を ベンチマーキング というらしい。徹底的にまねして日本の世界市場に食い込むぞと言うことだろう。決して自分達のオリジナルを時間をかけて売り込んで行こうとしないのが韓国 らしい。ちなみにキッコーマンは米国市場の開拓に50年を費やし、テリソース(テリヤキソース)だけでも40年を掛けて市場を作った。
醤油に限らず、韓国企業の他国の me too商品(ライバル社のヒット商品に似た物を意味する)で 市場に打って出る風潮を、韓国最大の企業サムスングループの、李会長は「サムスンがグローバル企業あるいは国内のリーディングカンパニーとして飛躍するた めには、他の企業をベンチマーキングするという水準は超えなければならない。先頭グループで市場を開拓していく創造的経営をしなければならない」と戒めて いる。
デザインやアイデアは簡単に真似できても、味に関してはそう簡単にはいかないと思うのだ が、さてどうなるやら。 日本醤油協会によれば、鎌倉時代にお坊さんの覚心が中国から持ち帰った味噌の製法から 作り出されたのが「たまりしょうゆ」の始まり。現在家庭で広く使われている大豆や小麦を 使った濃口の「本醸造しょう油」は江戸時代初期に生まれた日本 オリジナルのものなのだという。 キッコーマン広報はJ-CASTニュースに対し、「しょう油の韓国起源説は 初耳です」と話し、驚きを隠さない。
上は有名なme too商品。これも韓国のベンチマーキングの産物である。あげればきりが無い。