また中国原料でペットが犠牲に 米国、カナダ

Ci090524185559 米国で今年3月半ば、ペットフードを食べた犬や猫がまた相次ぎ死んだ。原料に含まれる化合物が原因で、食品メーカーへの不信感はぬぐいきれていないようだ。ナディア・ロンチさんの愛犬「マカロニ」と「ピクルス」のお気に入りは、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のパウチ型(パウチとは日本で言う小袋のポーチPouchのことで小袋入りのレトルト食品をさす)ドッグフード。カナダのペットフード大手メニューフーズの製品を食べた犬や猫が相次ぎ死んだため、同社は大規模なリコールに乗り出した。他社からも製造を請け負っており、P&Gもその中の一社。スイスのネスレや、Western Family Canada、米小売り最大手のウォルマート・ストアーズが販売しているペットフードなど、リコール対象は100以上の製品に及んだ。(日本国内向け製品は安全)

ロンチさんは、同製品のリコールについて、行きつけのペットショップが「教えてくれるまでまったく知らなかった」という。

米食品医薬品局(FDA)の調査で、問題の製品に使われた中国産の小麦グルテンから、腎臓障害で死んだ猫の原因となった化合物「メラミン」が見つかり、同じ中国の業者から仕入れていた他社も相次ぎリコールを決めるなど影響が拡大している。

以前にも中国製の材料が原因で多くのペットが死んで補償騒ぎになっので、古い記事かと思えば最近の出来事だった。日本のペットフードも中国製原料が多い。小鳥から魚のえさまで見直しが必要だろう。



nappi11 at 08:57│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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