2010年08月20日  犯罪 

合成麻薬ケタミン

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宮古島署は2010年8月19日、宮古島市伊良部のリゾートホテルのビーチで先月、漂着したと思われる麻薬約14キログラム(末端価格約1億3000万円)がカプセルに入った状態で発見されたと発表した。麻薬の一部を鑑定結果、合成麻薬「ケタミン(Ketamine)」と判明したため、同署は麻薬取締法違反で捜査を始めた。同署の調べでは、7月20日午前9時ごろ、宮古 島市伊良部の男性によって発見された。同日中に宮古島市伊良部支所を通して伊良部交番に届けられたという。見つかった麻薬は白粉状で、直径約17センチ・長さ約117センチの円Ci100821075107筒形のカプセルに、ビニール袋十数個に小分けされて入っていたという。

 乱用した場合は臨死体験などの幻覚作用があり、悪夢を見るという副作用もある。LSDと同様、サイケデリック系の薬物として知られるため、一時期は「K」「スペシャルK」などという隠語で呼ばれトランス系の音楽を流すクラブで多く流通したこともある。だが、こちらの場合は本来の用途が麻酔薬であるため LSDとは反対に精神状態は沈静化するのでテンションを上げたい乱用者の間では不人気であった。、、。と説明がある。使用するとぐったりした状態になるようです。どこから来たのか?イメージとしては中国か?

最近の使用事件では、神戸市須磨区の須磨海岸で、音楽ライブに訪れた男女5人が麻薬取締法違反(所持など)容疑で逮捕された。須磨署などは8月16日、新たに大阪市中央区の大学生の男(19)を同法違反(使用)容疑で逮捕した。容疑は、2010年8月11日~13日の間に、麻薬のケタミンを使用したとされる。警察の尿検査でケタミンの成分が検出されたという。時期を同じくして米国の化学雑誌でも従来のLSDやMagic並みの幻覚作用の危険性が指摘されている。どうやら世界的な流れが同時期に起こっているようだ。2010年8月10日の台湾の記事に寄れば、台湾は中国との合同麻薬捜査で200名以上の麻薬密輸容疑者および使用者、180キロのケタミンの押収を公表している。やはり中国~台湾~日本(沖縄沖)のルートの可能性がありそうだ。



nappi11 at 19:47│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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