全国に闇監獄、看守はやりたい放題の乱暴!中国 黑监狱
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は11月12日、中国各地にひそかに設置された「闇(やみ)監獄」で当局の不正を訴えようとする陳情者らが日常的に拘禁され、暴力や恐喝、食事を与えないなどの深刻な人権侵害が行われていると中国当局を告発する報告書を発表した。中国政府は国連人権理事会に対し闇監獄の存在を否定しているという。
報告書によると、闇監
獄は北京などへ直訴に向かう陳情者を抑え込むため地方政府がホテルや精神科病院、介護施設などに設置。拘禁者は毎年数千人に上るという。 闇監獄に拘禁された経験のある複数の住民は「看守からおまえの命は一文の価値もなく、殺そうと思えばアリのように殺せると言われた」「看守は気を失うまで下腹部を殴った」などと証言した。 闇監獄の看守らは1人あたり1日150元(約2千円)~200元を地方政府から得ており、現金支給が不法行為を助長しているとしている。【共同通信】の12日の記事
闇監獄、英語では Black jail 中国では 黑监狱 と表記する。これはすでに中国では表面化した事実で、写真の北京にあるこのホテルにも闇監獄があった。中の様子は動画でみれる。(the Juyuan Hotel on Majiabao Road, Beijing 写真上がその監獄のあった北京のホテル北京市豊台区の旅館「聚源賓館」の入り口)
違法行為にならない程度で行政に迷惑な市民、不満分子、危険分子と判断された者、地方からの陳情者などを裁判抜きで勝手に留置、虐待していたようだ。 地方へ送還するまでの一時的な拘置所として使われていた。こんなのが中国国内のいたるところにあるというから、ここ数年で出来上がったものではないだろう。上の記事に表記していないが、女性に対しては看守が性的暴行をしていたとの証言が在り、拘束した人に対して常に暴力、虐待、窃盗、恐喝などの行為を行っており、食べ物を与えず、睡眠を妨害し、医療も受けさせない状況で、性暴力などの精神的虐待にもしばしば遭い、18歳未満の者も居るという。
安徽省在住の少女・李蕊蕊(リ・シンシン、19歳)さんは今年8月上旬、北京へ行き陳情を試みたが、地元政権から派遣された関係者に旅館「聚源賓館」に強制連行され、26歳の看守に強姦された。先週北京市豊台区裁判所に告発された看守は犯罪事実を認めており、後日、判決が下される予定だが、裁判は非公開で、中国マスメディアは一切報道を控えている。まさに、中世時代の地方の王族が、自分の城に監獄を設けていたのと変わらない。これだけの規模のものが中国全土にあって中共政府は知らないと言う。 地方政府官員が自分たちの不正や失態が中央政府にばれるのを防ぐために利用され、これで多くの地方からの陳情者が北京で行方不明になるということの裏が見えて来た。
横丁を入ったところにある闇監獄。窓には頑丈な格子が入っている。去年のこれを告発するブログでは「快適なユースホテル Cozy Youth Hotel 温馨青年宾馆 」と呼ばれていたと書いている。この闇監獄の発見、監視には中国各地のブロガーが連携し、ブログでの暴露や国際人権機関への報告などが行われた。写真は彼らの撮った物。

