2025年11月

(CNN) ロシア軍が、ウクライナ東部の要衝ポクロウスクPokrovskを制圧する寸前まで来ているとみられる。ポクロウスクの占領は、ロシアのプーチン大統領にとって1年9カ月にわたって追い求めてきた象徴的な勝利だが、その代償は極めて大きい。ロシア軍が市内への侵攻に成功したことで、戦闘はここ数日で激化。ポクロウスクの陥落はほぼ避けられない情勢となっている。同市の戦略的な価値はすでに大きく失われているものの、ロシアにとっては2023年以来最大の戦果となる見通しだ。 ウクライナ側は2025年11月5日、ポクロウスクでウクライナ軍が包囲されたというロシアの主張を否定し、ロシア軍の前進を阻止するための作戦は続いていると発表。
そんな矢先、日本時間11月10日午後に公開された映像では、ポクロフスク(ポクロウスク、パコフスク)北部に侵攻していた大量のロシア兵が白旗を上げて投降する様子が映っている。兵站を断たれた一部ロシア兵が単独で決断したのか、ロシア軍本部の意向なのかなど不明。映像 まだ村全体にはロシア兵が点在しているが、ロシア兵に記録的に多くの死傷者が出ているのは事実で、映像は、ロシア兵が続々と投降を始めたと述べている。筆者は、この事の記事を数日前から目にしていたが、最近はフェイク記事が多いので、映像で確認するまで控えていた。
一方、ウクライナ軍ドローン部隊の兵士によれば、ロシア軍の動きが激しく、ウクライナのドローン操縦者は追いつけていない。ロシア軍は3人1組で進み、2人が倒されても1人が街に到達して拠点を築くという前提で動いており、こうした集団が1日におよそ100組も最前線を通過することがあるという。
兵士2人を犠牲にして1人を前進させるという主張は一見、理解しがたいが、ポクロウスク周辺で非常に多くのロシア兵の犠牲が出ているという国際的な研究者の観察と一致している。同市の制圧が、ウクライナ戦争全体の戦況に与える実際の影響は限られているにもかかわらずだ。ポクロウスクの戦いはもはや戦略的な物流拠点をめぐる戦いではなく、「象徴的な戦い」へと変質している。
、、、ロシアにとって「戦略的、政治的、情報的な観点から、ポクロウスクは極めて重要だ。なぜなら、プーチン大統領は、同市の占領について国内外で何度も公の声明を出してきたからだ」と、米シンクタンク戦争研究所(ISW)でロシアと地理空間情報チームを率いるジョージ・バロス氏は述べた。「プーチン大統領は、戦場でのロシアの軍事的勝利が不可避であることを示すための、戦略的な情報キャンペーンを展開している」と言う。先にキャンペーン在りきで、それを実現しろと厳命しているようだ。

プーチン大統領は、東部のドネツク州とルハンスク州全域、さらに南部のヘルソン州とザポリージャ州の制圧を目標としている。ポクロウスクを掌握すれば、ロシアは攻勢の焦点を北東方向の工業都市群に移し、地域防衛の中核をなすこれらの都市への圧力を強めることができる。参照記事
、、、俗っぽい言い方をすれば、プーチンは侵略を仕掛けた後悔よりも、自身の面子(めんつ)にかけて、重なった屍(しかばね)を踏み越えてでも勝利を目指せと激を飛ばしている。こうなると、ウクライナが一部地域で勝利しても、全体的に優勢に立とうが戦闘が過激になる事は在って止むことは無い。止むとすれば、ロシア国内やロシア軍に内部崩壊が起き、プーチン政権が消滅するのを待つしかない。トランプ氏が、和平交渉のさじを投げたのも、プーチンがすでに狂っていると見たからだろう。世界の政治家、評論家の間違いは、邪魔者を消し続けてきたスパイ上がりのプーチンが、有能な政治家だと思った事だ。

ついでだが、左は、メディアに公開されているロシアの執務室の壁に掲げられていた計画地図を、英国メディアThe SUNが拡大、編集したもので、この線引きがロシアのウクライナ割譲計画のようだ。
妄想とはいえ、とんでもない計画だ。現状:右 からは程遠く、ウクライナが、これを飲まなければならない理由も道理も無い。参照記事
過去ブログ:2025年11月ウクライナとロシア、互いにミサイル、無人機を撃ち合う状況:11月ポクロフスクでウクライナ軍が攻勢に出る。: 映像;Ukraine Outplayed Putin... It’s COSTING Russia Everything・ウクライナがプーチンを出し抜いた…ロシアは全てを失っている:現在の戦況と変化(CCで日本語訳)Russia-Ukraine: Pokrovsk Becomes Key Battleground in Eastern Ukraine Conflict:11月10日戦場からの特派員報告 Top News November 10: TROOPS AIM FOR POKROVSK!:兵站路ロジスティクスをめぐる攻防戦で戦場は巨大な墓場 Ukrainian defenders turn Russian offensive into “graveyard for armor and manpower”:
2025年11月10日:ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、現地11月7日夜から8日朝にかけて、無人機458機とミサイル45弾でウクライナを攻撃したと、ウクライナ空軍が報告した。報告によれば、7日18時30分以降、ロシア軍は、ウクライナの重要インフラ施設に対して無人機とミサイルを組み合わせた複合攻撃を行ったという。主な攻撃の方角は、キーウ州、ドニプロペトロウシク州、ポルタヴァ州:右図の赤い地域 だったという。同じころ、ウクライナ軍も約700機の無人機で、ロシア国内の変電所や石油施設を広範囲に攻撃し、モスクワや他の地域で停電が発生したとの記事も出ている。全て事実なら報復の為の報復が続いている状況だ。また、これより先の11月5日、ウクライナがドネツク州の大型無人機倉庫を破壊したとの記事もある。恐らく、以前に紹介した、ドネツク市の飛行場近くの倉庫だろう。ボグダン映像記事:ウクライナ軍がついにドネツクの“シャヘド倉庫”を壊滅!:記録映像:
ドニプロDniproでは、11月8日夜に発生した自爆型無人機、あるいはミサイルによる住宅アパートへの攻撃の被害処理が続いている。ドニプロ州緊急事態管理局長のヴィャチェスラフ・マモノフ氏によると、2つの玄関口にある2階から6階までのアパートが破壊された。死者11名、負傷者11名(うち6名が入院中)が発生し、13歳の少女も含まれる。記録映像 からは、ロシアが市民を標的にしているのが分かる。

ウクライナ空軍のレーダー部隊は、ロシア軍が発射したのはミサイル45弾(内32弾が弾道ミサイル)、無人機458機(内約300機がシャヘド型)を捕捉、追跡したという。

無人機458機以外の、今回ロシア軍が空爆に使用した兵器の種類は以下の様だ。尚、KN23は、ロシア製イスカンダルMをコピーした北朝鮮製と言われている。
・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」25弾・巡航ミサイル「イスカンデルK」10弾・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」7弾・巡航ミサイル「カリブル」3弾。

これらの内、415点が撃墜された、ないしはジャミングの影響で飛翔を停止したと報告されている。内訳は、無人機406機・ミサイル9弾。同時に、ミサイル26弾と無人機52機が25か所に着弾、撃墜された目標の破片の落下が4か所で確認されているという。また、8日10時の時点で、10点の敵ミサイルの落下・着弾情報の確認が続いていると書かれている。
気になるポクロフスクの戦況だが、最新の映像記事は「ポクロフスク市街戦:ロシア軍は行き詰まり、増援を待っている!STREET BATTLE IN POKROVSK: Russians STALLED, Waiting for Reinforcements!」と解説している。過去ブログ:2025年11月ポクロフスクでウクライナ軍が攻勢に出る。:別映像記事は、ロシア軍が9万人規模でポクロフスク方面へ攻撃を繰り返すも、ウクライナ軍は果敢にこれを撃退していると言う。
現時点で正確な状況はつかめないが、ミルノグラードMyrnohradを抜けてポクロフスクへ再度攻め込もうとしていたロシアの車両群がミルノグラードで、待ち伏せしていたウクライナに殲滅されたとの記事がある。記録映像
大損失を出し続けるロシア軍にプーチンは怒り心頭なのか、11月中のポクロフスク奪還の厳命をプーチンから受けているワレリー・ゲラシモフValery Gerasimov参謀総長;写真右 は、いづれ無能だとして降格されるだろうと言われている。また、NATOとフィンランドとその同盟国は、大規模な軍事演習を実施していると言う。戦況の展開が急すぎて、報道が混乱気味だ。過去ブログ:2025年11月ポクロフスクでウクライナ軍が攻勢に出る。:
ロシアはウクライナに侵攻したとき、数日以内に勝利を期待した。その代わり、数年後、ウクライナは戦争を戦略、革新性、回復力のショーケースに変えた。欺瞞(ぎまん)、無人機戦、緻密な戦術を通じて、ウクライナは生存を賭けて戦う国家から、世界最大の軍隊の一つを解体する勢力へと変貌した。映像;Ukraine Outplayed Putin... It’s COSTING Russia Everything・(今)ウクライナがプーチンを出し抜いた…ロシアは全てを失っている:
ウクライナ国防省情報総局は、ロシア国民の志願兵からなり、ウクライナ側で戦う「ロシア自由軍団 The Freedom of Russia Legion (FRL)、」がロシア領内で数十の鉄道車両を炎上させ、抵抗運動「ロシア自由」は、ロシアの運輸インフラに対する作戦を成功させていると報告した。報告には、「ロシア自由」の活動家たちは、全面戦争開始後から活動行っており、現時点でロシア領内で最大級の効果的な抵抗運動の1つとなっていると指摘されている。記事の中で彼らは「抵抗は、全国的にますます強まり、拡大し続けている。プーチンの卑劣な連中は恐怖の中で生き、安全とは何かを忘れてしまうだろう。」と述べている。参照記事
攻撃の対象となっているのは、ロシア軍がウクライナに対する戦闘で利用している装備品、弾薬、兵器の供給に用いられている鉄道だという。運動の結果、数十両の車両の制御システムおよび電力供給システムが炎上したとし、これによりロシア軍の前線への安定的供給に影響を及ぼしていると書かれている。参照映像記事 参照英文記事と映像 参照記事 記録映像
その他、ウクライナ国内のロシア支配地では、多くの市民がウクライナ軍に協力する活動を行い、「パルチザン partisans」とも呼ばれ、一部組織は、組織名「パルチザン運動アテシュ:partisan movement Atesh(クリミア・タタール人の反露地下抵抗組織・レジスタンス、パルチザン)として反プーチン活動をしている。破壊活動やウクライナ軍への情報伝達、更に、親露スパイや密告者の摘発などもしているようだ。 過去ブログ:2025年8月ロシア兵にも高まる反プーチン:4月ロシア軍は、ウクライナ南部でも戦線拡大か?:2024年3月反プーチン・ロシア人義勇兵がロシア西部で進撃、村を制圧:2023年9月情報戦で優位に立ったウクライナ情報部:

このビデオでは、最長 120 歳まで生き、病気を知らず、65 歳で子供を産むフンザ族Hunzas tribeの素晴らしい世界に浸ります。彼らの長寿と健康的なライフスタイルの秘密を学び、ブルー ゾーンの概念を探ってみる。、、、どこまで科学的根拠が在るのかは別として、こんな地域があるのかもしれないと知っていて無駄にはならないだろう。辺境の地に居ても、人は音楽を奏(かな)で歌を歌う。人は、生きている事を楽しむ生き物なのだ。類人猿と現世人の分岐点、それは音楽では無いのだろうか?
フンザ・トルコ人Hunza Turksはパキスタンとインドの国境にあるワディ・アル・ハルディン、フンザ渓谷Wadi Al-Khaldin the Hunza Valley, に暮らす部族であり、120歳を超えて生きるとされ、65~70歳を中年期と見なすことから科学者の強い関心を集めている。伝承によれば、フンザ族の人々は150歳まで生き、女性は70歳で出産すると言われています。
科学者がフンザ・トルコ人について研究したいもう一つの興味深い事実は、彼らが癌にかからず、長寿を全うし、現代の疫病や疾病の影響を受けないと言われる点です。一族の成員は若さを保つ秘訣である生活様式を実践している。食事は生野菜、果物、牛乳・卵・チーズなどのタンパク質が中心で、自給自足で栽培したものだけを食べる。毎年健康的な断食期間を設けている。入浴は一年で最も寒い時期でも冷たい水のみ。日常的に20km以上も歩く習慣がある。別映像:伝説の場所、フンザ渓谷を発見した!Je découvre un endroit légendaire: la vallée de Hunza!:Hunza Valley Pakistan:
ウクライナの裁判所は2025年11月6日、ウクライナ兵の捕虜を殺害した罪に問われたロシア兵の被告に終身刑を言い渡した。ウクライナの捕虜殺害で刑が宣告されたのは初めてとされる。
ドミトリー・クラショフDmitry Kurashov被告(27):右は、2024年に、投降したウクライナのベテラン兵ヴィタリイ・ホドニウク氏(41)Vitalii Hodniuk, a veteran 41-year-old Ukrainian soldier を射殺した罪で有罪とされた。Dmitry Kurashov has been sentenced to life in jail
数カ月にわたった裁判では、2024年1月6日の朝にクラショフ被告の部隊が、ウクライナ南部ザポリッジャ州 region of Zaporizhzhiaの同国軍陣地を襲撃した経緯が明らかにされた。検察は被告について、ホドニウク氏が武器を持たずに塹壕(ざんごう)からはい出て投降したにもかかわらず、至近距離から自動小銃AK-47で数発撃ち、戦争法に違反したと主張した。
被告がいたロシア部隊はのちに、ウクライナ軍に制圧され、捕虜とされた被告は当初、有罪を認めたが、その後に撤回。ホドニウク氏を射殺したのはロシアの衛生兵(のちに死亡)だと主張した。しかし、被告と同じ部隊にいて後に捕らえられたロシア兵3人が、これを否定する証言をした。被告自身は裁判で証言しなかった。裁判を取材した記者らによると、被告の弁護士は、被告が「心から悔いて」おり、上官の命令に従っただけだと信じていると述べた。
被告は今年、BBCの取材に応じ、その時には、ロシアの辺境の刑務所で窃盗の罪で服役していたが、早期釈放と引き換えに、ロシア軍の突撃部隊ストームV:Storm V assault unit に参加したと話していた。ロシア軍関係者は囚人らに対し、軍に入隊してウクライナに行けば刑期は免除されると言っていたという。
ウクライナ国防省情報総局(HUR)は2025年5月、ロシアが2022年にウクライナへの全面侵攻を開始して以来、戦場でのロシア兵による捕虜の処刑を150件以上記録していると発表し、ロシア軍による捕虜の処刑は広い地域で行われているとし、「方針となっていることは明らかだ」とBBCに話した。ウクライナ軍もロシア兵捕虜を処刑したと非難されているが、その件数ははるかに少ない。参照記事 また、当ブログでは、過去に、この種の裁判を記録している。 過去ブログ:2022年5月ロシアの戦争犯罪の一つがウクライナで裁かれた:
2023年9月から開始されたロシア軍の「ストームV」部隊は受刑者で構成され、受刑者兵士には条件付き早期釈放が認められ、通常の契約兵士と同等の給与(about 200,000 rubles ($2,240) a month :月額約20万ルーブル= 約35万4,416円)が支給されるとなったが、装備も訓練も不足で任務は過酷で生還率が低く、自殺部隊と呼ばれたとの記事もあり、軍はこの部隊に充分な兵器も与えず、敵位置を知るために敢えて最前線に送り込んだと言われている。 参照記事
以下は、2025年11月7日の映像記事からの抜粋と編集による、ウクライナ東部、ポクロフスクPokrovsk付近での攻防戦の様子。現在の所、ロシア軍のポクロフスク包囲は失敗に終わり、記事では、ウクライナ軍は、ポクロフスクに通じる、ミルノグラードMyrnohrad、ロディンスケRodynske、更には、ノヴォエコノミチネNovoekonomichneまで攻撃の手を伸ばし、激しい攻防が進行中だ。特殊部隊を送り込んだロシア軍だが、ウクライナのヘリで特務兵士を送り込む巧みな戦術や、正確な無人機攻撃、砲撃に苦戦しているようだ。またウクライナ軍は、時期を同じくして、北部国境沿いのロシア領クルスクKurskにあるミサイル用搬送車両やレーダ設備を無人機攻撃で破壊し、ロシアの防空体制を弱体化させている。ボグダン映像記事
ウクライナ軍は、ポクロフスクとミルノグラードの包囲を阻止し、両都市へ通じる道路を確保するため、複数の方向で反撃を展開している。ロシア軍司令部はこれに対し、部隊の再配置と前線への増派で対応しているが、将校たちが再び政治指導部に対し「両都市は間もなく陥落する」と過大な約束をし、大規模な攻撃を継続している為たため、毎日数百名の兵士を失っていると、RFUニュースメディアは報じている。またロシア軍は、クピアンスクKupianskでウクライナ軍を包囲したと述べているが、ウクライナ軍は否定している。
最も激しい戦闘はロディンスケ周辺で続いており、ウクライナ軍の攻撃部隊と空挺部隊がボトルネックの拡大と、弾薬・増援・医療搬送のための補給路確保に取り組んでいる。ロシアの浸透部隊は毎日ロディンスケへの潜入を試み、集落内と周辺の野原で絶え間ない戦闘を引き起こしている。ロシア側が繰り返し町を制圧したと主張する一方、ロシア側のドローン映像自体が激しい砲撃とウクライナ軍陣地から立ち上る煙を映し出し、これらの主張を否定している。RFUニュースによれば、ウクライナ軍はロディンスケの支配を維持し、攻撃に対して破壊的な精密ドローン攻撃で反撃し、ロシア軍は空爆まで行い戦闘が激化している。映像:ロシアのロディンスケへの空爆:左図の赤が濃い部分は、ウクライナ軍が現在制圧、或は侵攻し、ロシア軍を排除した地域と見ていいだろう。ロシア軍は、Rodynskeを突破し、北上、あるいはポクロフスク北部のウクライナの兵站路制圧を狙ったが失敗したとも言われている。また、東部ではロシア軍がノヴォエコノミチネNovoekonomichneへの攻撃を継続しているが、同地域は依然としてグレーゾーンの戦場である。ロシア軍が支配しているのは集落東端のごく一部の街区のみ。ウクライナ空挺部隊は家屋ごとの戦闘を展開し、接近戦戦術で敵の浸透を撃退している。位置情報付き動画には、ロシア兵が潜伏する家屋に慎重に接近したウクライナ兵が、RPG-7で撃破する様子が映っている。
これらの戦闘に於いてロシア軍陣地後方では、ウクライナ特殊作戦部隊が兵站網と指揮系統を混乱させる破壊工作・偵察任務を継続中だ。ある作戦ではウクライナ兵が敵後方に潜入し、ロシア兵3名を排除。貴重な通信機器、文書、航法システムを押収した。この情報により前線部隊の状況認識が即座に強化された。
ウクライナ空挺部隊第7迅速対応軍団は、ロディンスケ北部全域で掃討作戦を継続しつつ、新たな人員と装備で担当区域の増強に成功したと報告した。部隊間の緊密な連携により、敵がポクロフスク=ロディンスケ道路を遮断するのを阻止し、北進を試みた数十名のロシア兵を殲滅した。RFUニュースによれば、ドローン映像はウクライナ要塞地帯を突破しようとしたFPVドローンにより、わずか数平方メートル圏内で少なくとも20名のロシア兵が殲滅された事実を確認してい
ウクライナ偵察部隊はFPVドローンと連携し、敵輸送部隊を狩るリズムを確立した。地雷やドローン攻撃でロシア車両が動けなくなると、ウクライナ兵は直ちに降車した歩兵をドローン投下弾薬で標的とし、彼らが塹壕を掘ったり新たな射撃陣地を構築できないようにする。ロシア軍がポクロフスクを目指しミルノグラードMyrnohrad到達を試みるたびに結果は同じで、ロシア軍の破壊された車両、散り散りになった兵士、そして彼らの進撃経路を示す焼け焦げた残骸の列がまた一つ増える。過去ブログ:2025年11月ポクロウシクの戦況と17万人の兵士投入と言われるロシアの狙い:記録映像:Battle of Myrnohrad | September 1 - November 2 [2025]:ウクライナ軍の地上攻撃の記録映像:
2025年11月8日:米ワシントンポストは6日、ポクロウシクが陥落寸前と報じ、米戦争研究所は。其の方面にロシアは10万人を投入し、ポクロウシク全域が戦闘状態で、6割をロシア軍が制圧したと分析した。ウクライナの公表内容とは大きく違う。プーチンは、ポクロフスクを制圧できれば、ウクライナが要塞化しているドネツク州北部スロビャンスクSloviansk(ロシア語:スラビャンスクSlaviansk)、クラマトルスクKramatorsk、更にザポリージャ州Zaporizhzhia北部攻略が楽になると見ているようだ。プーチンは8月のトランプ氏との会談で、ドンバス地域the Donbasのルハンスク州、ドネツク州 regions of Donetsk and Luhansk全域の割譲が停戦条件だと述べ、トランプ氏の現状での戦線位置での提案をはねつけた。強気のプーチンだが、英国防省の11月4日の公表では、侵攻開始からのロシア軍の死傷者は約114万人、2025年だけで約35万3千人に上ると言う。自国民向けに勝利をアピールしなければ国民を納得させるのは不可能だろう。
11月4日にポクロウシク近郊へ出向いたゼレンスキー大統領は、防衛に全力を尽くすと表明したが、彼もまた、長引く戦争での国民の不満の高まりに直面している。参照記事:11月8日付道新
11月7日の映像記事によれば、ウクライナ軍がドネツク州の州都ドネツク市の飛行場に隣接する巨大な弾薬庫、ドローン基地を破壊炎上させ、1000個以上の無人機弾頭や大量の弾薬を消滅させたとある。また、8日公開のボクダン映像記事は「ウクライナ軍がポクロウシクで“ロシア軍を押し返す”大逆転!──包囲を突破し補給路を奪還」と報じている。映像:【ウクライナ戦況】25年11月8日:、、、、札幌は昨夜5cm程積雪が在ったが、ウクライナはまだ降雪は無いようだ。例年、11月末頃雪が降り始める。この戦争、どのように終わるのか?筆者真面目に、ロシアで内戦が起きて戦争継続が困難になり、ロシアが崩壊すると思っている。それほどに、プーチンの行っている事は馬鹿げているのだ。参考映像記事;ソ連崩壊を唯一当てた男、E・トッドが警告。中国の「静かなる時限爆弾」と日本の「意外な未来」;
、、、ポクロウシク攻略で派遣された17万のロシア部隊は、余りに悲惨な扱いに怒り、反乱を起こして自軍の車両に放火し、命令を無視して撤退したが、表向きは、プーチンが撤退を命じた事にしているらしいとの映像記事が出たが、真偽は不明。映像記事 しかし、ロシア国内で、プーチン体制非難の論調が出始めているのは事実のようだ。そもそも、国際正義を言論統制で、暗殺で、核の脅威で、軍事力で封じ込めようと言う独裁者の存在が異常であり、遅すぎるくらいだ。中国、北朝鮮にも言える事だ。3人の独裁者が結束した事で、ウクライナ戦争は単なる地域紛争ではなくなった。この事に欧米が気付いたのは、侵略一年後の2023年になってからだった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2025年11月4日、ロシアとの間で最も激しい戦闘が行われている東部ドネツク州ポクロウシクPokrovsk、Donetsk region.近郊の前線部隊を訪問したと述べ、ポクロウシクの北約20キロに位置するドブロピリャDobropillya地区の司令室で兵士らと面会し、その様子の写真が投稿された:上。映像;ポクロウシクに侵攻したロシア軍を攻撃のウクライナ軍:
ウクライナのオレクサンドル・シルスキー最高軍司令官Kyiv's top military commander, Oleksandr Syrskiyは3日、ウクライナがドブロピリャの前線への圧力を強めていると述べ、「敵に部隊の分散を強い、ポクロウシク地域に主力を集中させることを不可能にする」ことを目的としていると語った。
ロシアは、戦略的な前線の町であり物流拠点でもあるポクロウシクの掌握を、1年以上にわたって試みている。ロシア軍部隊は、町の境界に接近するまでに数か月を要したものの、現在ポクロウシクに侵入している。ゼレンスキー氏は10月31日、ロシアが周辺に17万人(ウクライナ軍の8倍)の部隊を集結させたと述べた。
なぜロシアはこの都市の占領をそれほど重視するのか?:ロシア軍は2024年夏から、ポクロウシク奪取に向けた本格的な攻勢を開始した。その際、市街地を正面突破するのではなく、包囲してウクライナ側からの補給線を遮断する戦術を採用した。市街地での戦闘は進軍が遅れるため、ロシア軍はポクロウシクの南側を通って、隣接するドニプロペトロウシク州方面への進出を試みている。映像解説:なぜウクライナ東部ポクロフスクの戦いは重要なのか ロシアが執拗に狙う戦略拠点:
ウクライナは、ドネツク州の大動脈となる幹線道路・鉄道沿いの東部重要都市ポクロフスクがロシア軍に陥落した場合、数か月で最大の損失を被る可能性がある。一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、全面戦争開始から3年10ヶ月を経てこの地での勝利を宣言できれば、ウクライナの工業地帯である東部ドンバス(ドネツク州とルハーンシク州で構成:the Donbas, made up of the neighbouring regions of Donetsk and Luhansk.)全体の支配という目標に一歩近づくことになる。またロシア側は、ポクロウシクを掌握することで、いわゆる「要塞(ようさい)地帯」に含まれるクラマトルスク、スラヴャンスク、コスチャンティニウカ、ドルジュキウカ Kramatorsk, Slovyansk, Kostyantynivka and Druzhkivka - the so-called "fortress belt". など、ドネツク州の他の地域へのアクセスを得る可能性がある。赤いラインは、筆者による、ウクライナの東方面への攻撃範囲と思われるラインを示している。
ポクロフスク陥落は目前か?:シルスキー司令官は、ウクライナ軍が「数千人規模の敵部隊の圧力」に耐えていることを認めたが、包囲されているとの見方は否定した。一方、ロシアの軍事系ブロガーは、ポクロウシクの90%がロシアの支配下にあると主張している。
断言は難しいが、ロシア軍が同地域に数万の兵力を集結させ、過去数週間で数百人の兵士が市街地に潜入し、建物を次々と掌握し、街路を制圧し、ウクライナ軍の陣地を圧倒していることは確かだ。11月5日水曜日、キエフ総司令部は同市及び周辺地域に展開する自軍が包囲されたとの報道を否定し、依然として「積極的抵抗」を継続しロシア軍の進入を阻止していると主張した。あるウクライナ連隊は市庁舎を制圧したと発表し、建物に掲げられたウクライナ国旗の動画を公開した。映像:ポクロフスク包囲網崩壊!ウクライナ軍、HIMARSとドローンで中隊壊滅:
しかし、戦場特派員が取材した軍関係者は、ウクライナ軍が数で劣勢にあり、1000人以上の兵士が包囲される危険にさらされていると述べた。ロシア側は、ポクロフスクの南から北進を継続しウクライナ軍の包囲突破を阻止していると主張。露国防省はウクライナ部隊が「大釜」に閉じ込められたと発表したが、複数の評論家はこれを否定している。監視団体ディープステートは「ポクロフスクの大部分は無人地帯だ」と指摘。「状況は複雑で単純には把握できない」と述べた。
また、カーネギー国際平和財団のアナリスト、マイケル・コフマン氏は「ウクライナ軍には撤退可能な防衛ラインが残っており、防衛態勢を再構築できる」と指摘。「ロシア軍には勢いが欠けており、現在の戦い方では勢いを生み出せない」とX(旧ツイッター)に記した。

ロシア軍は既にパヴログラードとドニプロPavlohrad and Dnipro への主要道路を包囲しつつあり、南西ではドネツクとドニプロペトロウシク州境付近 Donetsk border with Dnipropetrovsk. まで進出した。別の主要道路は、ロシアが領有権を主張する別の紛争地域であるザポリージャ州 の州都Zaporizhzhia,へと通じている。参照記事 英文記事
、、、ロシア軍の正確な投入兵員は分からないが、膨大な数のロシア兵が、ポクロウシク陥落、ドニプル方面への進撃に向けられているのは確かで、ウクライナ大統領、最高司令官が最前線まで出向くほど戦況は予断が許されないUnpredictable状況の様だ。すでにロシア軍は大量の人的損失を出しており、相当士気が低下しているとの見方も出ている。個人的には、ロシア側の兵站 (Logistics)が間に合わないのではと思うが。右図赤い地域は、ロシア支配地域。 プーチンの意向は、何としても早急に東部支配地域を拡大したいようだ。これには、ロシア軍内部で異論が出ているとも言われれている。 過去ブログ:2025年11月突撃を繰り返すロシアを追い詰めるウクライナ軍の新兵器と東部の戦況:映像記事:ド派手に壊滅💥ポクロフスク攻防戦、ロシア軍精鋭部隊が戦闘能力喪失!撤退へ:ボクダン戦映像解説:ポクロウシクで戦局逆転!──ウクライナ軍が“地下ごと破壊”の新戦術を発動:ウクライナの無人機攻撃。ロシア兵には隠れる場所も無い:負け続けるロシアの戦車攻撃、まとめ映像:チャシフヤルChasiv Yarでは、2025年10月末の戦闘で露軍は50台以上の車両失い大敗している:ボグダン映像記事:チョーソフ・ヤールで露軍が“人肉の山”に!:

(CNN) 南極の氷河An Antarctic glacierがわずか2カ月で50%近く縮小したという新たな研究結果が2025年11月4日報道された。これは近代史において最も速い後退であり、世界の海面上昇に甚大な影響を与える可能性がある。
ペンシルベニア州フィラデルフィアとほぼ同じ大きさのヘクトリア氷河Hektoria Glacierは、南極半島に位置している。南極半島は、南米大陸に向かって南極大陸から細長く突き出た山脈地帯で、地球上で最も急速に温暖化が進んでいる地域に分類される。記録映像:2021~25年の間にヘクトリア氷河が後退する様子: 参考記録映像:スイスの氷河消失、24年は過去10年平均超える 猛暑とサハラの砂塵が要因:
ヘクトリア氷河のように海底にとどまり浮かばない氷河は、通常、年間数百メートルしか後退しない。しかし、ヘクトリア氷河は2022年11月から12月の間に約8キロも後退した。ネイチャー・ジオサイエンス誌に3日に掲載された研究で明らかになった。より大規模な氷河が同様の速度で後退すれば、「海面上昇に壊滅的な影響を与える可能性がある」と、著者らは報告書に添えた声明で述べている。南極には世界の海面を約58メートル上昇させるほどの氷が存在する。
コロラド大学ボルダー校の博士研究員で研究の共著者であるナオミ・オチュワットNaomi Ochwat, a study co-author and postdoctoral associate at the University of Colorado Boulder氏:右 らは、衛星画像や上空の飛行データを用いて調査を進めた。その結果、ヘクトリア氷河の急速な後退につながった複数の段階が特定された。2011年の時点ではヘクトリアが位置する湾が定着氷で満たされ、周囲の氷河が安定。氷河は湾内に張り出し、厚い浮氷を形成した。2022年になるとこの定着氷が湾から離れ、氷河が不安定になり、氷舌が消失し後退した。
、、このような氷原の融解は過去にも起きている。約1万5000~1万9000年前、最終氷期を終結させた温暖化の時期には、氷原にある氷河が1日に数百メートル後退したという。しかし、「このような現象が実際に起こるのをこれまで見たことはない。ましてやこの速度は」とオチュワット氏は驚きを隠さない。
ヘクトリアは広大な南極の基準からすれば比較的小規模な氷河であり、その部分的な消滅が海面上昇という観点で地球に大きな損害を与えることはないと指摘する。しかし、「ヘクトリアは小規模でも、南極にある非常に巨大な氷河(つまり英国ほどの大きさ)と同系統であるため、巨大な氷河が同じプロセスを経る可能性も考えられる」と警鐘を鳴らした。参照記事 英文記事 参照記事:
、、、南極大陸が如何に広大かを示すため、左の地図には日本全域が同縮尺で落とし込んである。昭和基地は、日本から直線距離で約1万4000キロメートル離れた南極大陸から西に4キロメートルほど離れた南極圏にある東オングル島にある。昭和基地は、南極大陸から離れているために南極圏の中では比較的温暖で風は強くない。平均気温は冬にあたる8月でマイナス20度程度、夏場の1月で0度程度になっている。短期間なら、北海道でも経験できる気温だ。ヘクトリア氷河の例を、南半球でも起きている地球温暖化の影響と見れば、素人目には分かりやすい。しかし、同じ事が北極でも起きているらしいから、地球にとって安心できる状況ではないのだろう。
ロシアのウクライナ侵攻以降、ロシア軍兵士のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染率が2000%(20倍)急増したという調査結果が明らかになったと、ウクライナメディア「キーウ・インディペンデント」が2025年8月1日(現地時間)に報じていた。米カーネギー国際平和財団ロシア・ユーラシアセンターが発行するオンライン出版物「カーネギー・ポリティカ」の報告書は、ロシア国防省の資料を引用してこのように分析した。報告書によると、ウクライナ戦争が始まった2022年の1-3月期から同年秋までにロシア軍で確認されたHIV新規感染例は、戦争前に比べて5倍に増加した。同年末には13倍、2024年初めには20倍にまで増えたことが示されていた。
HIVは後天性免疫不全症候群(AIDS)の原因ウイルスで、HIVに感染したからといってすぐにエイズを発症するわけではない。エイズ患者とは、HIV感染により免疫細胞が破壊され、免疫機能が低下してさまざまな感染症などが現れる状態を指す。
ロシア軍内でHIV感染率が爆発的に増加した原因としては、輸血、野戦病院での汚染された注射器の使用、性的接触、薬物注射用の注射器の共用などが挙げられた。報告書は、特に性的接触や薬物注射器の共用による感染が増えていると独立系ジャーナリストの情報を引用して指摘した。世界的にはHIV感染率が減少している中で、ロシアだけが感染例が増えているという統計も出ている。参照記事
、、、、何時かは来る停戦、或は和平合意を前に、ロシアが直面するだろう多くの問題が挙げられており、HIV感染率の異常な増加もその一つだ。過去にロシアがアフガン戦争から撤退した際には、ロシア(当時ソ連)国内ではマリファナ常習、麻薬常習者急増して社会問題化し、現在も前線で戦うロシア兵の最大15%が薬物を使用している可能性があると言われ、軍内の密売で稼いでいた高官の逮捕も出ている。また現在、戦場から帰国ロシア兵士の多く(一説では70%)がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えており、それが原因と言われる自殺や凶悪犯罪の多発が指摘されている。また、国外に脱出した100万人とも言われるロシア人をどう扱うか、現在でも深刻な労働力不足が改善されるのか、一気に高まるだろう失業率の高さに社会不安がいろんな問題を起こすとの指摘もある。すでにロシア経済は空洞化し、物価上昇は止まらず、ロシアもまた、出生率の減少と言う現実と合わせ、国力回復、発展の足かせになっている。映像記事:Russian soldiers use drugs to fight fear in Ukraine:Drug market in the Russian army:
野生動物のユニークな瞬間に贈られる「ニコン・コメディ・ワイルドライフ・アワード Nikon Comedy Wildlife Awards.2025」のファイナリスト作品が発表され、思わずツッコミたくなる写真の数々が話題を呼んでいます。CNNによると、今年は世界108か国から過去最多の約1万点が寄せられ、審査員によって厳選された40枚の写真と10本の動画が公開されています。画像一覧
イギリス・ヨークシャーの断崖で草を顔いっぱいに浴びるカツオドリ(アリソン・タックさん撮影)は、「巣はどっち?」というタイトルで話題に。オーストラリアでは、“王子”かのように景色を眺めるカエル(ビート・アンマーさん撮影)目撃されました。そしてマダガスカルでは、カメラに向かって舌を出すキツネザル(リリアナ・ルカさん撮影)がユーモラスな表情を見せました。またケニア・マサイマラでは、3頭のライオンが同時にあくびをして“合唱団”のように見える瞬間(メリーヌ・エルワンガーさん撮影)が登場。
オランダの自然保護区でブレイクダンスを踊るようにじゃれ合う3匹のキツネ(パウラ・ルステマイアーさん撮影)も注目を集めています。そのほか、踊るゴリラや羊を導くペンギン、耳で目を隠すゾウ、「煙草を吸うように見えるカモ」など、どれも偶然と観察眼が生んだ奇跡の瞬間がファイナリストに並んでいます。
主催者は「すべての写真はAIや加工を使わない本物。笑いを通じて自然保護の大切さを伝えたい」と Forbesに語っています。また、共同創設者のトム・サラムさんは「野生動物が私たちの生活に不可欠であることを再認識してほしい」と述べました。受賞作品は2025年12月9日にロンドンで発表され、ファイナリスト全作品は10日から14日までロンドンのOXO Galleryで展示されます。ユーモラスな瞬間の裏には、地球の多様な生命を守るメッセージが込められています。参照記事 、、、個人的には動物だけでなく、野生植物も昆虫も大好きで、個人的な写真ファイルは、ネコ、キツネやカエル、アリ、野ばら、、そんな写真ばかりだ。彼らが、懸命に生きている証(あかし)を残すために、、。同時にそれは、それを撮ったその日、自分が好奇心旺盛に生きていた証でもある。過去ブログ:2025年1月多くの地域と国が直面する出生数減少と経済問題とナメクジ:
フィンランドのストゥブ大統領Finnish President Alexander Stubbは、2025年11月末にトランプ米大統領とロシアの首脳プーチン氏が会談することを提案したと、Yleがストゥブ大統領の発言を2025年11月3日報じた。
ストゥブ氏は、南アフリカのヨハネスブルグにて11月に開催されるG20首脳会議の際にトランプ氏とプーチン氏が新たな協議を行うことを提案し、核兵器に特別な注意を向け、「私たちは残念ながら核兵器の意味が増している新しい各時代に入った」と発言した。
さらに同氏は、トランプ氏がロシアと北朝鮮の核実験に対抗して、核兵器の実験を指示することを喚起した(呼びかけた)。
実際には、アメリカのトランプ大統領が10月31日、核兵器の実験を行う考えを改めて表明したというニュース映像が在る。(筆者:もしかしたら実験を支持するとの元記事を誤訳したのか?元記事はロシア語で、機械翻訳が間違っている可能性もある。時系列からは、トランプ氏の発言が先で、それをストゥブ氏が、支持すると言ったとの流れが適当だが不明)
ストゥブ氏は加えて、米国、フランス、英国が核兵器を保有していることから、北大西洋条約機構(NATO)がフィンランドの核防衛を確保していると発言した。その際同氏は、「以前、私たち、小さなフィンランドは、それについて単独で気にする必要があったが、世界の状況は当時は異なるものだった。現在、私たちは、あらゆる重要な機構に参加している」と指摘し、フィンランドの国防は良好な水準にあり、常に発展していると発言した。映像:日本ではこんな議論もされているが??:
さらに同氏は、ロシアの戦争は継続しており、フィンランドは以前同様ウクライナを支援していると述べ、「ウクライナを支援することで、私たちは、多くのものを得ている。ウクライナを通じて現代戦争の特徴を理解することが、私たちに非常に多くのことをもたらしているのだ」と強調した。参照記事
、、、、この発言は、ロシアが核兵器使用に至った際は、保有国が核で反撃する事を容認し、その準備を促す発言で、当然ロシアと接するフィンランドは、その影響を受ける覚悟を示しているとも取れ、いざとなれば戦う、逃げないと言う意思表示が、防衛力の基本だと言っているかのようだ。日本ではニュースにもならないかもしれないが、ある意味非常に歴史的な発言だと筆者は思う。トランプ氏に次期会談で、プーチンへ最後通牒を言い渡せとの意味も在るのかもしれない。頻繁に連絡を取り合う両大統領であれば、この発言内容を、トランプ氏はすでに知っているだろう。いづれにしても、トランプ氏と親密なストゥブ大統領の発言の意味は大きい。 過去ブログ:2025年10月行き詰るトランプ氏の停戦調停で浮上するストゥブ大統領の発言と米露交渉:9月NATOとロシアの間で戦争が発生し欧州戦争になった場合:
ウクライナで拘束されている北朝鮮兵2人が、韓国での生活を希望していることが分かった。韓国の人権団体が2025年11月2日、AFPに明らかにした。韓国の人権・脱北者支援団体「Gyeore-eol Nation United」が制作に協力したドキュメンタリーのインタビューで、2人がこの希望を語ったという。
韓国と欧米の情報機関によると、北朝鮮は2024年、ウクライナ侵攻を続けるロシアに約1万人の兵士を派遣したとされる。韓国の情報機関は9月、戦闘で、すでに約2000人の北朝鮮兵士が死亡したとの見方を示している。
自身も脱北者だという同団体の代表は「2人はインタビューの最後に、南(韓国)へ連れて行ってほしいとプロデューサーに訴えた。必ず戻ってきて南に連れて行ってほしいと懇願していた」と話した。
インタビューは10月28日、ウクライナの首都キーウの非公開施設で実施された。2人は拘束後、同施設に収容されているという。映像はまだ公開されていないが、数週間以内に公開される予定。
韓国の国会議員が2月に施設を訪問した際、すでに1人は韓国での生活を望んでいた。韓国の情報機関によると、北朝鮮兵は捕虜になるより自決するよう指示を受けていたという。北朝鮮政府は4月、ロシア支援のために兵士を派遣し、一部が死亡したことを認めた。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は遺族と面会し、「耐え難い痛み」に対する哀悼の意を表した。

、、、こんな無益で何の大義も無く、独裁者の優雅な生活を守るだけの戦争で死ぬことは無い。まして、侵略に自己犠牲の覚悟で防衛に奮闘するウクライナ兵に銃を向けるなど、犯罪でしかない。ウクライナ人の揺(ゆる)ぎ無い抵抗の意志に協調した米、欧州連合は、ロシアに対する結束と軍事力の強化に向かっている。 参照記事 過去ブログ:2025年11月欧州が対露経済制裁強化の中、親露ハンガリー首相の言い分:11月ウクライナ情報部が報じた、ある、市民殺害指揮官への報復と東部の戦況:10月スウェーデン、ウクライナに戦闘機「グリペン」製造工場を開設へ:10月原子炉搭載、事実上無制限飛行ミサイルの試験成功に狂喜する独裁者:10月:行き詰るトランプ氏の停戦調停で浮上するストゥブ大統領の発言と米露交渉5月ウ軍特殊部隊が兵力3倍の北朝鮮軍をせん滅…韓国国会で北の戦死者600人と公表:2月クルスク州の北朝鮮兵が多大な損失を受け撤退か:1月ウクライナ情報部が北朝鮮捕虜2名を公表:
、、、忘れられ気味だが、歴史的にソ連、ロシアはウクライナ人に迫害、虐殺を幾度も繰り返し、ウクライナ語を禁止するなどの中で、ウクライナ民族自体を抹殺しようとしてきた。その究極がプーチンの侵略による領土支配だ。それでもロシア国内から反プーチンの行動が起きないのは、ロシア人の中に、プーチンの同化政策を肯定する意識が在るのだろう。北朝鮮、中国も含め、独裁国家特有の、偏向した民族主義、愛国教育の結果だと言われている。参考記事:刻み込まれたロシアへの憎悪、17世紀末から続くウクライナへの迫害・弾圧:過去ブログ:2024年6月ロシアの言う、ウクライナ領880平方キロの支配地:2023年8月クリミア・タタール人に警戒強める半島のロシア占領軍:3月改めて見直すクリミアの歴史:2月ロシアの徴兵と民族浄化、2月23日は露の
「祖国防衛の日」:2022年9月クリミア半島をウクライナがミサイルとUSVで攻撃:2022年3月ウクライナの民族問題、ナチスを警戒するロシア:3月プーチンの勝手な決めつけとクリミア半島併合に対する失策:2014年3月ウクライナ クリミヤの過去:、、、こんな歴史背景を知ってか知らずか、日本の政治家や評論家の中に、ロシアの言い分を聞け、或は白旗をあげてロシアに従えと言う輩(やから)もいる。何とも情けない限りだ。無抵抗な市民に、毛沢東は、スターリンは、そしてユダヤ人にヒトラーは何をした?ボケ老人の戯言(たわごと)や左派の幼稚で無責任なおとぎ話に付き合ってはいけない。 映像:映像によるウクライナの歴史1991-2025年:ロシア戦争犯罪の実態は?ウクライナの子ども連れ去り“黒幕女性”の素顔:

2025年10月末の記事によれば、ウクライナのロシアの製油所をターゲットにしたドローン攻撃が勢いを増している。英国の団体Open Source
Centreによれば、今年8月初旬から10月下旬までの期間にウクライナ国境から2000キロメートル(約1200マイル)圏内に所在するロシアの製油所Oil refineriesが60回以上攻撃され、9月は31回を数えた。記録映像:右上の地図は、2025年8月に限ったウクライナの石油施設への無人機攻撃 英文記事:ロシア各地でガソリン不足やGSの閉鎖が相次ぎ、価格が高騰している。英文記事:
ロシア全土38カ所の製油所の実に25カ所が攻撃対象となり、ウクライナ国境から約1300キロメートル(約800マイル)離れているレニングラード州キリシ Kirishi, Leningrad Oblast製油所Oil refinery(原油処理能力40万バレル/日量でロシア第二位の規模)やロシア西部リャザン(リャザニ)Ryazan製油所(同38万バレル/日量でロシア第三位の規模)といった大規模な製油所が複数回の攻撃に晒されている。製油所のみならず、ポンプステーション、貯蔵設備、石油輸出ターミナルといったエネルギー施設、弾薬庫、兵器工場、軍施設に対してもウクライナはドローン攻撃によりダメージを与えることに成功。
また最近では、ウクライナ軍は国産巡航ミサイル「ネプチューン 」R-360 Neptune cruse missiles ,を使用し、ロシア・ブリャンスク州Bryansk oblastの軍需工場「エレクトロデタリ」Elektrodetal Plantを精密攻撃した。 ロイターの試算によると今年9月末までにロシアの製油能力の約21%(140万バレル/日量)が停止したとされ、ダメージの度合いはさらに増している可能性がある。
ドローン攻撃が劇的な成功を収めている理由として、二つの要因があげられる。一つ目は、ウクライナによる「ドローン攻撃の航法や誘導技術の高度化」だ。ロイターの報道によれば、ウクライナが国境を越えて行うドローン攻撃の航法および標的設定には複数の手法が用いられている。主な方法の一つは、ドローンが搭載されたカメラを使い、地上の地形を事前に読み込まれた地図と照合する「目視航法」である。この方法は衛星電波を利用するGPS誘導とは異なり、ロシアの電子戦システムによってハッキングされたり妨害されたりすることがないという。
もう一つの一般的な方法は、GPSに代表される妨害信号を遮断するよう設計された高度な衛星航法アンテナの使用である。これにより、ドローンは妨害や混乱を受けることなく、宇宙空間の衛星から自身の正確な位置情報を受信し続けることが可能とされる。
作戦には通常、爆薬を搭載し標的に鋭角かつフルスピードで突入するよう設計されたドローンが20~30機ほど投入されるが、状況に応じて、ロシアの防空網を消耗させるために、少数の囮ドローンが先行して飛ばされるという。ドローンの編隊がさらに大規模になることもあり、ゼレンスキー大統領は10月初旬の記者会見で、「1回の作戦で最大300機のドローンが投入された」と述べた。
最近激戦が続くポクロフスクPokrovskでのウクライナ軍は、自分たちでロシア軍から鹵獲(ろかく)したロケットを改良して実戦攻撃で使用しているとの映像記録:Rocket Squad D-Day: Ukraine's Missile Defence of Pokrovsk | Frontline | Daily Mail が在る。其の射撃ポイントを決めるにもGPS情報や自家製ドローンを駆使して正確に行われている。奪ったロケットには、旧ソ連製、北朝鮮製、イラン、イラク製、パキスタン製等が確認されている。囚人や金目当ての寄せ集めの兵士のロシア軍には到底不可能な芸当で、ウクライナ軍が、「粘り強い」と評価さ
れる所以(ゆえん)だろう。この映像は、英国メディアDaily Mailの特派員が現地取材したもので、少し古いが、かなり貴重な映像だ。英文解説はCCで日本語訳が読める。その他、ウクライナ軍は、多くの兵器を自作している 映像:ウクライナの秘密兵器: 過去ブログ:2025年10月冬を前に、ウクライナ軍が占領地深部へ大規模空爆か?と露経済の低迷:10月死者63万7000人、得た領土1%未満。プーチンの過ち、元司令官らが語る:10月ロシア国内の状況を語るAshiyaさんとウクライナのミサイル攻撃:9月最近のウクライナドローンの大戦禍とロシア軍の想像超える腐敗:9月ウクライナがクリミアのロシア軍を長距離ドローン攻撃と孤立するロシア:9月ウクライナが武器輸出国へ 一方ロシアは食料輸入国に転落:8月モスクワから320kmの火薬工場爆発::6月最新の戦況映像と、なぜカザフスタンは戦闘準備態勢強化に?:一方ロシアも、試験段階の新兵器を公表している。過去ブログ:2025年10月原子炉搭載、事実上無制限飛行ミサイルの試験成功に狂喜する独裁者:

2025年11月3日:ウクライナ軍のシルシキー総司令官は11月1日時点で、ロシア軍の激しい攻勢が続くポクロウシクPokrovskにて、侵入したロシア兵を掃討するための作戦が継続していると報告し、同司令官は、「(東部)ドブロピッリャDobropillia突出部での領土の解放と掃討を続けている。ポクロウシクは維持している。ミルノフラードmyrnohradも維持している。現在の複雑な条件下においては、部隊間の効果的な連携と、設定された任務の調整された遂行が極めて重要であることを改めて強調する。同地帯の防衛は、追加の部隊、兵器、機材、特に無人システムと無人航空機によって支援されていく」と伝えた。ポクロフスクでの、大量の兵員を送り込んだロシア軍とウクライナ軍の戦闘を、決戦decisibe battleと書いている記事もあるが、まだ結果は出ていない。 ウクライナ側からの映像 ボグダン映像記事:過去ブログ:2025年11月ウクライナ情報部が報じた、ある、市民殺害指揮官への報復と東部の戦況:映像:映像によるウクライナの歴史1991-2025年:ロシア戦争犯罪の実態は?ウクライナの子ども連れ去り“黒幕女性”の素顔:クピアンスクKupianskでの戦車戦で、露軍大敗:
2025年11月4日:最新戦況映像 では、ウクライナ軍はポクロフスクへ、ヘリにより特殊空挺部隊を送り込み、ロシア軍を包囲殲滅したと報道されている。またもロシア軍は大損失を出したようだ。映像中のクチェリフ(クチェリウ)・ヤール Kucheriv Yarは、ドブロピリャ(Dobropillia)近郊に位置し、戦略的な拠点であるポクロウシクから約40kmの距離にあり、地図で探すのも苦労する程小さな村。
ロシア軍は2025年8月11日にこの村を占領したが、ウクライナ軍は反撃作戦を開始し、ロシア兵50人以上が投降し2025年10月22日に村を完全に解放した。解放時、村の人口は推定140〜150人だった。この辺一帯はポクロフスク地区と呼ばれ、現在ウクライナ軍は、上図のオレンジ色のロシア支配地域へ、広範囲に攻撃を行っている。
戦況を見ていると、ロシア軍は無理な突撃で一時的に進撃、奪還に成功しても、貧弱な装備と食料、武器弾薬の補給路を断たれて包囲され、最悪全滅する戦況が続いている。ある記事では、小さな村に入ったロシア兵は、市民を家から追い出し、家にあるものを食い漁ったと言う。捨て石扱いのロシア兵は、戦う前に、飢えている状況の様だ。一方でロシアは、ウクライナ兵5000人を包囲したなどの発表を繰り返しているが、国際的な監視団体は全て嘘の内容だと断定している。筆者から見ても、ここ数年で、ロシア軍が戦勝した作戦は何も無い。 参照記事 参照記事 記録映像
右下の戦況図を11月2日に掲載した記事は、ウクライナ軍はドブロピリャDobropillia近郊で大規模な反攻を開始し、孤立したロシア軍の包囲網を計画的に排除し、複数の村を解放した。ロシア軍最高司令部が崩壊の規模をようやく認識した時には、必死の機械化部隊による反撃は壊滅的な損失を招くだけで、ロシア軍はこの攻防戦だけで1,200名以上の死傷者を出し、車両155台を失った。図中の右は、ロシア軍の、この戦闘での損失を表示している。ロシア兵士自身が撮影したビデオには、倒れた戦友が散乱する果てしない野原や道路が映っており、ドブロピリアDobropillia付近でのロシアの全方位防御が崩壊したことの壊滅的な証拠となっているという。映像:Operation completed: 1,200 Russians killed, 155 vehicles destroyed, 55 km² liberated:
ウクライナ北部Yunakivka in Sumy Oblastで包囲され孤立したロシア兵:ここでのロシア兵は、兵站を断たれ、退却も出きず、飢えの中、ウクライナの無人機攻撃と砲撃で死を待つばかりになっている。映像記事:人間扱いされないロシア兵 異常なほど内部腐敗のロシア軍 Russia’s Military is FALLING APART... Frontline Madness and 80-Year-Old Bombs:、、ロシア軍には、すでに約18万人の元囚人が最前線に送り込まれていると言う。
ハンガリーHungaryのオルバン(Viktor Orbán)首相は2025年10月31日、来週予定されているトランプ(Donald Trump)米大統領との首脳会談で、ロシア産原油を対象とする米国の新たな制裁措置からハンガリーを除外するよう説得を試みると表明した。トランプ氏の盟友であるオルバン氏は来週、ワシントンDCを訪問する予定だ。
米政府は先週、ロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルRosneft and Lukoilに一次制裁(特別指定国民:SDN:Specially Designated Nationals指定)に科すと発表。ウクライナ戦争終結に向けたロシア政府との交渉が進展していないことに不満を表明した。
この制裁により、2社はロシア国外で事業を行うことが困難になっている。この制裁は米国企業が2社と取引することを禁止することに加えて、取引を処理する外国銀行や取引する第三国の法人にも二次制裁を科すとし、中国(米国エネルギー情報局(EIA)のデータで2025年第一四半期ロシア輸出原油の46%輸入)、インド(同36%)、トルコ(同6%)、中央ヨーロッパの顧客も含め、二次制裁の対象となる。参照記事
ロスネフチの原油生産量は約370万バレル/日量でロシア国内シェアは約40%、ルクオイルは同約90万バレル/日量で同シェアは約15%、合計でロシア全体の石油生産の約50%を占める。まさにロシアの石油歳入をもたらす基幹となる企業二社だ。
2022年にウクライナ戦争が始まって以来、EU加盟国の大半はロシア産化
石燃料の輸入を大幅に削減または停止しているが、ハンガリーとスロバキアはパイプラインによる供給を維持。ハンガリーはロシア産の割合をさらに高めている。オルバン氏は内陸国であるハンガリーにはロシア産原油に代わる現実的な選択肢がなく、供給源を代替すれば経済崩壊を招くと主張してきた。野党はこの主張に異議を唱えている。
オルバン氏は国営ラジオのインタビューで、「ロシアを襲っている米国の制裁の例外を望むし、トランプ大統領にこの奇妙な状況を理解してもらうよ」と語った。ヴィクトル・オルバン氏は長年、ロシアのエネルギー輸入は同国の経済にとって不可欠であり、他国から調達した化石燃料に切り替えると即時経済崩壊を引き起こすと主張してきた:Viktor Orbán, have long argued Russian energy imports are indispensable for the country’s economy and switching to fossil fuels sourced from elsewhere would cause an immediate economic collapse.。図は、これまでのガス、原油パイプライン網。 英文記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2025年10月ウクライナ戦争に好転の兆し見えず 欧州連合は対露経済制裁強化で合意:9月親露ハンガリーとスロバキアに共同歩調求めるフィンランド大統領:8月ウクライナは、ロシアの原油、石油施設を集中攻撃:1月チェコはロシア産資源依存を解消、親ロ政権のスロバキアは行き詰る:1月右派、親ロ政権のスロバキアで反政府デモ>野党内閣不信任決議案提出へ:、、、、個人的には、オルバン氏がロシア産にこだわるのは、何らかの利権を得ているからだろうと推測するが、、。

ウクライナはロシア内部深くまで攻撃し、2022年2月27日からのロシアの侵略開始時の市民を狙ったブチャ虐殺Bucha massacreに関与したOMON「オベレグ」部隊の主要メンバーであるヴェニアミン・マズシェリンVeniamin Mazzherin を2025年10月25日シベリアで暗殺した。英文記録映像 :映像には、リモコンで車ごと爆破される、当時の現地指揮官ヴェニアミン・マズシェリンが映っている。
シベリアのケメロヴォ地域 Kemerovo regionでの自動車爆破事件は、ウクライナの戦争犯罪責任者に対する待望の正義の行為が新たに行われたことを示している。このビデオは、ウクライナ諜報機関がどのようにして「ブチャの肉屋」の一人を追跡し、標的にし、排除したのか、そしてなぜ次にロシア戦犯が増えるのかを明らかにする。映像記事 、、、ウクライナ情報部、国際戦争監視機関は、詳細なロシア軍の戦争犯罪を記録しており、容疑者がシベリアまで逃げようが報復からは逃げられないようだ。過去ブログ:2025年10月スウェーデン、ウクライナに戦闘機「グリペン」製造工場を開設へ:10月ウクライナ戦争に好転の兆し見えず:10月スウェーデンが、約100機のジェット戦闘機をウクライナへ供与と東部の戦況:2023年4月侵略時キーウ州で露が717人の市民殺害確認と米失態で攻勢延期??:4月プーチンはウクライナ人抹殺を計画した犯罪者:
2025年10月31日:2025年10月30日の映像記事では、ロシア軍はすでに1年以上ポクロフスクPokrovsk攻め続けるも成果を挙げれず、残っている村民1200人が避難を試みるが、ロシア軍から攻撃を受け孤立し、すでに村民が殺害されていると言う。現在も、守るウクライナ軍の8倍の兵力を向けているが、ロシア軍は村を奪還できていない。
ロシア軍は2025年8月、ポクロフスク北部のドブロピリアDobropillia付近でウクライナの防衛線を突破し、依然としてウクライナの支配下にあるドネツク地域の西部地区に最大10マイル(約16km)の進撃を行い、プーチンは、この付近やポクロフスクの制圧を盾に、トランプ氏との交渉でロシア軍の優位性を強調したかったようだが、これまでにない、バイクと装甲車、歩兵による、ウクライナ軍後方への急速な大進撃は大損失の末に失敗に終わったと記事は述べている。英文記事 映像:ドブロピリアで全滅するロシア機甲部隊:、、、、、どうやら、ロシア軍の中には、市民殺害への何の規制も存在しないようだ。人命の損失を政治駆け引きに使う独裁者に、国連は、もっと率直に物言うべきではないのか? 映像記事:ロシア軍で反乱…プーチン大統領に反抗した軍隊が処刑される: