
さらに「先住民、移民や難民、性的少数者(LGBTQI)コミュニティー、障害者など、特定の集団に対する不寛容が増大」していることに加え、「人権を人類への恩恵ではなく、自分たちが求める権力、利益、支配への障害と見なす分断と怒りの声」が強まっているとも批判した。そして、これらすべてが組み合わさり、「過去80年間にわたって築かれてきた、人権の保護および促進のための制度や仕組みに対する直接的な脅威となっている」と危機感を示した。参照記事
、、、本音と建て前、理想と現実が入り混じった決議の中で、反対が18か国であっても、恐らく、地球の半分以上の地域が反対したと想われる。欧州と米国の間に温度差が明確になった事は懸念すべきことだ。2月20日には、トランプ氏を大統領に選出した共和党の、マイク・リーMike Lee上院議員が、米国の国連加盟を終了し、国連への資金提供をすべて停止することを目的とした国連脱退Defund法案を提出したと言う。英文記事 映像記事 、、、彼の発言を慎重に見れば、国連の中露、欧州に対する失政を非難しているようだが、喜ぶのは中露だけでは、、。国連はダッチロール Dutch roll状態になり、米国は孤立した軍事大国を目指すのか?
2025年2月26日:EUの外相たちは24日、トランプ(Donald Trump)米大統領が数十年に渡る米国の外交政策を覆したことに深刻な懸念を示し、「欧州は新時代に入った」とする一方、米国との関係は維持することを望むと表明した。英文記事 トランプ氏は先週、プーチン(Vladimir Putin)露大統領と電話会談を行い、ウクライナ戦争終結に向けた交渉を直ちに開始することで合意し、トランプ氏は24日、G7オンライン会議で、「紛争終結を目指す考えで一致した」とSNSに投稿した。
EUのカラス(Kaja Kallas)外交安全保障上級代表はブリュッセルで開催された外相会合後、記者団に対し、「米国の発言が我々を不安にさせていることは明らかだ」と語った。EUはトランプ氏が「米国はもはや欧州の安全保障を第一には考えていない」と示唆したことで足元をすくわれた。、、23日のドイツ総選挙を制した次期首相候補のメルツ(Friedrich Merz)党首は24日、6月までにNATOが現在の形で残るのかどうかを疑問視し、「欧州は独立した防衛力を早急に確立しなければならない」と指摘した。またメルツ氏は「ベルリンの壁崩壊から始まった時代はもう終わった」と述べ、トランプ新時代に備える必要があると警告した。参照記事 参照記事 過去ブログ:2025年2月「独裁者はプーチン氏」とカラスEU外相がトランプ氏非難とトルコもロシア非難: