2024年08月
ベルゴロド州政府によると25日、ウクライナ国境から40キロほど離れた集落に砲弾が着弾し、少なくとも12人が負傷、うち16歳の少女が意識不明の重体で、別の集落はウクライナ軍のドローン攻撃を受け、男性1人が死亡したと伝えられていた。英文記事 グラトコフ知事は現地8月27日、ウクライナ軍の無人機による攻撃があったと投稿し、商業施設や住宅などで火災が発生するなどの被害が出ており、ウクライナ軍の地上部隊が同州への侵入を試みているとSNSに投稿していた。参照記事 このロケット攻撃以前の春ころから、ウクライナ軍はベルゴロド州へドローン攻撃を繰り返していた。最近、ベラルーシと接するブリャンスクBryansk州への侵攻も言われるが非公式だ。、、、ウクライナの作戦を見ると、時間の掛け方から、地域住民の避難を優先しているように見える。
ロシア・クルスク州の知事代行は29日、SNSを通じて有志による新たな部隊を独自に創設すると発表した。隊員は訓練を受けて武器を供与され、ロシア軍と連携しながらインフラの警備などの任務に当たり地域の安全を確保するとしている。アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は「プーチン大統領が社会の不満が高まるのを嫌って追加の動員を行わないことや、ウクライナ東部:右図 でロシア軍が続けている作戦に支障を来す可能性があるため、大規模な兵力の再配置を行う意向がないことを示している」と指摘している。参照記事 過去ブログ:2024年8月ウクライナのクルスク侵攻と原発への危険:、、プーチンは、春と秋に兵役義務で集めた18歳から21歳の徴集兵を前線に投入するのを断念したようだ。過去にプーチンが、訓練されていない徴集兵は最前線へ投入しないと明言していた事を根拠に、国内から反発の声が上がっていた。映像:クルスク、東部ポクロウシクでのウクライナの攻撃で、ロシアは大損失を出している:
3人がナイフで殺害される事件がゾーリンゲンで起きたドイツで、そこから近い西部デュッセルドルフDuesseldorf近郊の路上で通行人を脅したとされるナイフを持った男が警察官に射殺された。警察が2024年8月27日、明らかにした。それによると、デュッセルドルフ近郊の地区の路地裏で現地時間午後2時45分頃に発生。ナイフを持った男が通行人(隣人?)を脅しているという複数の通報が入り、警察が急行した。容疑者はナイフを2本所持し、警察官に襲い掛かろうしたため、その場で射殺された。警察によると、容疑者は26歳の男。国籍と身元は明らかにしていない。通行人と警察官にケガはなかった。
ドイツでは先週にも西部ゾーリンゲンの野外イベントで殺傷事件が発生。3人が死亡、8人が負傷している。ショルツ(Olaf Scholz)首相;左 は26日、この事件を受け、ナイフに関する規制を強化し、亡命を拒否された移民を本国に強制送還する法律を強化する対応をするとしていたIn response to the Solingen attack, Chancellor Olaf Scholz pledged Monday to toughen knife laws and step up deportations of rejected asylum-seekers.。英文記事 英文記事 過去ブログ:2024年8月ドイツ西部ゾーリンゲンでのナイフ殺傷事件 ISが犯行声明 容疑者出頭?:、、犯人の身元は不明だが、当然、またイスラム系かと思ってしまう。筆者の人生で、一番貧乏だったのは英国に居た時だが、その頃ホテルの地下で一緒に皿洗いのバイトをしていたのがモロッコ人の陽気なイスラム教徒のオヤジで、悪い印象は無い。しかし、仕事に来ても、「今日は働いてはダメな日だ」とかで、全く何もしないのには参った。彼には、全てで宗教の教えが優先だった。
2024年8月31日: アフガニスタン国籍の28人を本国へ送還する航空機が30日朝、ドイツから飛び立った。ドイツ政府は前日、亡命申請の規制を強化すると約束。先ごろ刃物を使った襲撃事件で死者が出たことを受けての措置だった。アフガン人らはドイツ国内の複数の州で有罪判決を受けた犯罪者。内務省によって選ばれ、本国へ送還されたという。参照記事
グロッシ事務局長は2024年8月26日、クルスク原発を訪問し主要設備の安全状況を確認。「原子力事故のリスクが生じている」「クルスク原発に外から作用が加えられた場合、その影響は極めて深刻になりうると警鐘を鳴らした」と危機感を示した。右図のピンク色部分が、現在ウクライナ軍が侵攻し、制圧したメインの地域で、ベルゴロド州Belgorodへも侵攻をしていると報道されている。ウクライナ報道では、すでに500人以上のロシア兵が投降し捕虜になっているといると言われているが、千人単位との報道もある。映像記事:ベルゴロド地域への越境攻撃!露軍を完全に圧倒!ロストフ地域の石油貯蔵庫火災!クルスク州で100町村制圧!:過去ブログ:2024年8月ロシアの空軍基地、石油施設が相次ぎ破壊される 露公営放送も敗北認める:8月ウクライナのクルスク進撃の狙いは依然として不明瞭:
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は8月28日、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長が、ウクライナ軍の攻撃の危機に晒されているクルスク原発を視察したことを受けて「IAEAには客観的で明確な立場を表明してほしい。ロシアの利益や立場の擁護のためではない。それはウクライナ政権による破滅的シナリオを防ぎ安全を確保するためだ」と述べた。
ロシア側の主張では、ウクライナ軍は8月以降、クルスク原発への攻撃を強化。9日にはドローンの破片が落下したことで設備が損傷し、一時電源供給が途絶えたと、ウラジーミル・プーチン露大統領は、クルスク原発へのウクライナ軍の攻撃の試みについてIAEAに通知し、専門家チームの派遣に期待を示していたとされる。参照記事 右はクルスク原発の状況で、図から3,4号機が稼働中の様だ。
、、、、ウクライナへの侵略以降、ウクライナ南部のザポリッジャ(ザポリジャ、ザポリージャ)原子力発電所Zaporizhzhya Nuclear Power Plant (ZNPP)に無人機攻撃を行った多くの証拠のあるロシアだが、相変わらず身勝手な主張を繰り返している。最近のロシアは、ウクライナ全土へミサイル、ドローン攻撃を行い、キエフ近郊の水力発電所へも攻撃を行っている。過去ブログ:2024年4月ザポリッジャ原発への無人機攻撃は露の危険なゲームと米国:8月ウクライナ全土に過去最大規模の、ドローン、ミサイル攻撃と原発:
、、、もしウクライナが本気でクルスク原発を攻撃する気なら、とっくに行っているだろうし、その能力もある。最も危険なのは、古い、精度の悪い兵器での砲爆や空爆を繰り返すロシア軍の方だろう。さらに筆者の懸念は、チェルノブイリに近い地域に軍を集結させているベラルーシで、その地域からミサイル発射など行えばウクライナが防衛上の反撃を行う可能性がある。チェルノブイリを盾にしているとも取れるベラルーシの軍事行動は非常に危険なものだ。また、ベラルーシ軍が集結したベラルーシ南部ホメリ地域Gomel regionは、2016年時点で被爆の危険があるとして立ち入り禁止区域になっている地域だ:右のオレンジ色。2022年2月のロシア軍の侵略時、チェルノブイリの危険地域に侵入し、敢えて、その地域に武器弾薬を集積し、塹壕を掘った多くのロシア兵が被ばくしたと言われている。過去ブログ:2022年8月国際原子力機関(IAEA)視察団代表一行ウクライナへ出発:4月チョルノービリ原発から撤退するロシア兵士被爆か?:
、、、攻守共に、放射能汚染という大きなリスクを負う状況になり、ウクライナ戦争の戦況は新たな局面を迎えつつあると言われている。一方、ウクライナ政府は28日、東部ドネツク州の村がロシア軍戦闘機による誘導爆弾とみられる攻撃を受けたと明らかにした。民家が破壊され、住人の10代から50代の家族4人が死亡した。同州は激戦地となっている。
ウクライナのロシア西部への越境攻撃で、東部のウクライナ軍が手薄になり、ロシア軍が盛り返していると言われるが、ゼレンスキー氏は、東部のロシア軍がロシア西部へ戦力を移すと見ているようで、ウクライナ軍は、ベルゴロド州Belgorodに続きブリャンスク州Bryanskへの侵攻も言われている。映像記事
一方現在ドネツク州Donetskのロシア軍は、ポクロウシクPokrovsk方面に攻撃を行い、占領地拡大、ドネツク州全域の占拠を目指している。ロシアの狙いは、交通の要衝ポクロウシクを制圧、北上してクラマトルシクKramatorsik,スラビャンスク.Slavyanskを抑えて更に川沿いに北進し、ドンバス地域の西側を広く制圧する事との仮説が在る。 参照記事 英文記事 2024/8/29映像戦況報告:誤射のロシア軍ヘリパイロットは突撃兵に強制志願!ロシア防空ゼロ!1000キロ先のキーロフ、ロストフ石油タンク炎上中!ロシア攻撃機相次ぎ撃墜される:映像記事 :
28日の報告には、「(東部)クラマトルシクKramators'k方面で、私たちの軍人が、防衛戦力部隊陣地を攻撃しようとしていたロシアの航空機『Su25』を撃墜した」と書かれている。迎撃は、ウクライナ軍第28独立機械化旅団の携帯式防空ミサイルシステムで行われたという。参照記事
ウクライナで8月に実施された最新の世論調査では、ロシアと今すぐ停戦協議をすべきと考えているのは19.8%、停戦協議は全領土が解放されてからだと考えているのは32.4%という結果が出ている。参照記事 2024/8/29映像戦況報告:ロシア軍精鋭部隊を壊滅!ロシア5州で同時多発攻撃!ロシアの石油施設への集中攻撃!石油タンク106基が大爆発:
パレスチナの保健当局は2024年8月28日、イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区 West Bankの北部がイスラエル軍の攻撃を受け、少なくとも11人のパレスチナ人が殺害されたと発表した。うち5人はアル・ファルア難民キャンプ al-Faraa refugee camp での空爆で、ほかの6人はジェニンJenin でのドローン(無人機)攻撃と武力衝突で死亡したと報じられている。記録映像
イスラエルの治安部隊 Israel Defense Forces (IDF)は、ジェニンとトゥルカルム Tulkarm で「テロを阻止するための対テロ作戦」を行っているとした。これはイスラエルによる大規模作戦とみられ、ジェニン、トゥルカルム、ナブルス、トゥバス Jenin, Tulkarm, Tubas and Nablusの少なくとも4都市が同時に標的となった。
パレスチナ自治区の複数都市が同時に標的となったのは、2000~2005年にかけて起きたパレスチナ人のイスラエルに対する大規模な民衆蜂起「第2次インティファーダ the second Palestinian intifada」以来とされる。当時パレスチナ側は自爆攻撃を行い、双方合わせ、推定4千人以上が死亡した。 左は、西岸地区のパレスチナ人難民キャンプ分布。映像:トゥルカルムへ29日早朝侵攻し破壊するイスラエル軍:
パレスチナ側の報道によると、ジェニンへ続く主要道路は封鎖され、市内の難民キャンプでは武力衝突が起きている。28日早朝にあったイスラエル軍の空爆は、近隣の村の車両を標的にしたものと伝えられている。イスラエル部隊はジェニンの病院1カ所に侵入したほか、トゥルカルムの病院2カ所を封鎖したとされる。ナブルスへの空爆は、二つの難民キャンプに集中していると報じられている。イスラエル軍の空爆を受けたトゥバス近郊のファルア難民キャンプでは、負傷者がいる場所まで救急車がたどりつけない状況だと、医療従事者は話した。
IDFは詳細をほとんど明らかにしていないが、イスラエル治安部隊IDFとイスラエル総保安庁(シンベト)、イスラエル国境警備隊Israel Defense Forces (IDF), Shin Bet domestic security agency and Israel Border Police.は声明で、「ジェニンとトゥルカルムでの(イスラム組織による)テロを阻止するため、現在対テロ作戦を行っている」とした。参照記事 英文記事 過去の映像から;西岸地区で外出禁止時間に外に居れば容赦なく射撃される:、、、紛争は鎮静どころか、拡大し激化する可能性すらある。
2024年9月4日:パレスチナ・ヨルダン川西岸地区のトゥバスでイスラエル軍による空爆があり、少なくとも5人のパレスチナ人が死亡、2人が負傷した。地元メディアが4日に報じた。それによると、イスラエル軍はドローンによる空爆で乗用車を破壊したという。ロイター通信は医療当局者の話しとして、「死者の数は1人増えて6人になった」と伝えている。
パレスチナ保健省によると、ヨルダン川西岸地区では昨年10月以来、イスラエル当局による取り締まりと入植者による暴力で700人近くのパレスチナ人が殺害されたという。イスラエル軍は先週、ヨルダン川西岸一帯で大規模な軍事攻撃を開始し、少なくとも38人のパレスチナ人が死亡、130人が負傷した。参照記事
国営メディアのタス通信は、負傷した2人が現場で治療を受けていると伝えた。同時に、バザ・テレグラム・チャンネルは、二人とも重篤な状態にあると主張した。この時点では、爆発への外部の関与の兆候はありませんでした。
オムスクはシベリア中央部、カザフスタン国境の北に位置します。人口 100 万人以上のこの都市は、ウクライナの東約2000~ 3,000 キロメートル (約 1,860 マイル) にある。ウクライナは昨年来、ロシアの石油産業に対する攻撃をエスカレートさせ、複数の施設の処理能力を低下させることに成功している。英文記事 映像記事 英文記事 英文記事
、、、各メディアの報道では、相当深刻な被害が出ているようで、精製能力が半減したと言われているが、ロシアの報道規制で詳細は不明だ。これ以前から、ロシアではガソリンなど精製油が不足しており、資源国でありながら輸入する事態になっていた。
一見、無人機攻撃が不可能なほど遠くに見えるが、ウクライナはすでに、ロシア北西部ムルマンスク州のオレネゴルスクOlenegorsk市近くに在るオレニャ軍用基地Olenya Air Base(オレネゴルスク空軍基地:Olenegorsk Air Base)を攻撃しており、オレニャ飛行場はロシア空軍の爆撃機の基地で、ウクライナとロシアの国境からおよそ1800~2000kmも離れ、フィンランドに近い位置に在る。また、同地域のコラ半島(Kola Penisula)オレネゴルスク地区にはレーダー基地が在り、半島には原子力潜水艦の基地もある。 過去ブログ:2024年8月ウクライナの新兵器、固定翼ドローン「SHARK 」と「パリャニツャ」:8月ロシアの空軍基地、石油施設が相次ぎ破壊される 露公営放送も敗北認める:8月ロストフ州の石油施設消火できず、 モスクワにも過去最多の無人機飛来:7月露はウクライナ支援国へ報復止めないと英軍トップと拡大する無人機攻撃圏:映像記事:ウクライナの新兵器での攻撃とその効果:
国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで報告した。空爆攻撃は、2022年の侵略開始以来最大規模の物で、8時間以上続き、ウクライナの防空戦力は同攻撃の際、ロシア軍が同国に対して発射したミサイル127弾と自爆型無人機109機の内、ミサイル102弾と無人機99機を撃墜した。参照記事 英文記事
空爆後、キエフ、ヴォリン、リブネ、オデッサ、チェルニーヒウなどウクライナの複数の地域 Kyiv, Volyn, Rivne, Odesa and Chernihiv, among others,で停電 blackoutsが始まった。
地元メディアによると、北部ジトームィル地域Zhytomyr region,では停電のため水道供給が停止している。地元当局によると、オデサでOdesaは電力供給の混乱により公共電気交通機関の運行が停止した。キエフKyiv地方軍事局のルスラン・クラフチェンコ氏は、ロシアの攻撃の標的となったキエフ水力発電所Kyiv Hydroelectric Power Plant,;右 には「重大な被害はなかった」と述べた。過去ブログ:2024年8月ウクライナの新兵器、固定翼ドローン「SHARK 」と「パリャニツャ」:、、、プーチンが、冬を前にウクライナ国民の不安を煽る為だろうか、「エネルギーテロ」を行った。筆者の住む北海道札幌北部では朝夕の気温も下がり、先週からトンボの姿を見るようになり、筆者も、これから少しずつ冬の積雪の前の修理作業などを始める。プーチンもすでに冬を感じているのだろう。2024/8/27映像円強報告:クルスク州で2集落占拠!ロシア軍1日の損失1,190人!7日間で地上装備175単位を喪失!北部国境に新防衛線構築 ベラルーシに対抗姿勢:
2024年8月27日:27日の記事によれば、ベラルーシBelarusは演習の名目で、軍隊と軍事装備をウクライナとの国境に持ち込んでいる。さらに、元ワグナーPMCの傭兵がその領土で目撃されている。ウクライナ外務省は25日ベラルーシ当局に対し、「非友好的な行為を止めろ“stop unfriendly actions”.」と強く促し、モスクワからの圧力を受けて自国のために悲劇的な過ちを犯さないよう軍隊を撤退させろと呼びかけた。英文記事
2022年2月の侵略の際は、ロシアは合同演習と偽ってベラルーシ側から首都キーウKyivの北に侵攻した:上の図。参照記事 ウクライナ外務省は、ベラルーシ軍が集結したベラルーシ南部ホメリ地域Gomel regionは、大災害に見舞われたチェルノブイリ原子力発電所Chornobyl nuclear power plantに近いと指摘し、もしそこで軍事演習が行われた場合、それは「ウクライナの国家安全保障に対する脅威」となると指摘し、自衛権の行使を行うとした。参照記事 、、、そうなれば、周辺のポーランドなども行動に出るのではと個人的に見ている。はっきりしないベラルーシの軍事行動は、大きな不安要素を含んでおり、福島原発の災害を経験した日本のメディアは、もっと注目すべきだと思うが、、。右図は1986年に災害の起きたチェルノブイリ原発の、2016年時点での立ち入り禁止区域(オレンジ色)過去ブログ:2022年4月チョルノービリ原発から撤退するロシア兵士被爆か?:日本語解説付き映像:
特徴として・平均飛行時間:最大4時間・通信範囲最大80km・最大サービス高度3000m・最大離陸重量12.5kg・最大300km飛行・短いリードタイム・運用コストが低い 光学系は、・デイビューフルHD・30倍光学、3倍デジタルズーム・ジャイロおよびデジタル安定化・ターゲット追跡・オンボードレコーディング・曇り止め と在り、最大飛行高度は3000mとなっている。さらに詳細は参照記事より
上記のドローンは外国製と思われるが、ウクライナ自身も新型ドローン開発を急いでおり、8月24日に実戦使用が公表された、ドローンとミサイルを兼ねた新兵器 a new long-range rocket-droneが紹介されている。「パリャヌイーツアPalianytsia」(パリャニツャロケット:ウクライナの伝統的なパンの名前に由来)と言われ、長時間の滞空が可能だとされ、記事では約400マイル(約640km)先まで到達可能で、高精度、ロシアの防空システムを回避するとされているが、詳細は不明。 映像記事 英文記事
メッセージアプリ「テレグラム」創始者CEO、パブロ‣ドゥロフ(パベル·ドゥロフ Pavel Durov 39 ロシア生まれ)が8月24日フランスの飛行場でアゼルバイジャンからの帰りに、犯罪での利用を抑える措置を取らなかった疑いで逮捕されたが、この通信アプリは、ロシア全土、旧ソ連圏でひろく利用され、その暗号性、匿名性の高さからロシア軍の通信の半分が利用していると言われている。また、犯罪組織、ロシア情報部も利用しており、情報部が個人情報をこのアプリから得ている可能性がある事から、世界から、ロシアとテレグラムの間に特殊な関係が在ると見られ、ロシアのスパイがテレグラムを使用しているのは旧知の事実である。もしテレグラムが、特別な組織に便宜を図っていた事でドゥロフ氏が有罪になれば、20年の禁固刑を受ける可能性があるとされる。独自の通信網を持たないロシアにとって、非常に大きな問題と言われている。ロシアの機密情報、軍や兵士の動きが兵士やスパイの個人情報から西側に漏えいする可能性があるからだ。 2024/8/26映像戦況報告:クルスクで包囲されたロシア軍、パリャニツャロケットの脅威! 通信網崩壊の危機! モスクワ証券取引所の株価急:参照記事:「出会い系サイトやSNS使わないで」ロシア内務省が警告、ウ軍越境攻撃:、、、追記:その後の29日、SNSのテレグラム創設者、パベル・ドゥーロフ氏が保釈金を支払い釈放された。参照記事
2024年8月27日:ロシア軍は、現地8月26日のウクライナ攻撃中にキエフ水力発電所HPP( Kyiv Hydroelectric Power Plant )にミサイルとドローンを発射し、攻撃によりダメージが生じたが、重大な損害はないようだ。ロシアはまた、連日ウクライナ全土の無人機やミサイル攻撃を行っている。 英文記事
8月6日からのウクライナ軍の越境攻撃は26日で20日目を過ぎたが、クルスクKurskからの映像を見ると、そこの兵士も住民も、なぜ急にウクライナ軍が越境攻撃を始めたのかさえ理解できず、ロシア軍は軍事演習をしただけで、戦争を起こしたのはウクライナだとさえ思っているようだ。
プーチン大統領は、今もウクライナの攻撃をテロと言い、戦闘を小さなものとの印象を国民に与えようとしているが、第2次大戦後初めてロシアが他国から侵攻を受けているのは事実で、ロシア軍はすでに、50万人以上と言われる死傷者を出し、前線で使える兵器も不足している状況だ。無理に戦車を投入しても、映像からも新兵が操縦に不慣れなのが分かる。ロシア軍は兵士不足から、規約を変えて18歳から21歳の、訓練もされていない徴集兵を前線に送り出すようだ。セレンスキー氏の思惑は功を奏するのか?映像記事
2024年4月16日、上海の「シティショップ」(上海城市超市)は各店舗が一斉に廃止された。伝えられた「告知書」によると、「解散を決定し、2024年4月16日から上海の全店舗を閉店する」と在り、突然の閉店だった。上海の「シティショップ」は上海で最も賑わった高級スーパーだった。1995年の設立で、1999年に創業。上海市内の徐家匯、金橋、虹梅路などの繁華街・高級商業区で10店舗を構え世界各地のグルメを扱っており、輸入品が80%以上を占め、一時は上海も含む長江デルタで最大規模の輸入食品および日用品スーパーとなっていた。映像 参照記事
北京最大のショッピングモールだった「銀河SOHO」:左 が現地情報によると2024年8月上旬閉店したが、営業中もほとんど人がおらずテナントもなく閑散としていたようだ。「北京・銀河SOHO」は、イラクのザハ・モハマド・ハディッドが設計し、キャンセルした日本の国立競技場と同じく気持ちが悪いデザインで(人によっては好ましいのだろう)で、SF映画に登場するエイリアンの基地のような建物はスーパーとしての実用性はないが、奇抜な外観から世界のメディアで取り上げられ注目だけは浴びた。
同じく北京の大型ショッピングモールであるザ・プレースも閑散としていて誰も歩いておらず、常に客より店員の方が多く地面やガラスの反射だけが目立っている。店を歩いている少数の人は高齢者で、散歩コースとして店内を歩いてお茶や水を飲むだけなので売り上げにはなっていない。
上海や北京、広州、深センのような大都市の超大型ショッピングモールは2019年まで入りきらないほどの客であふれていたが、新型コロナの3年間ですべてが変化した。中国全土の大型モールはどこも閑散としていて人が歩いておらず、テナントも多くは撤退済みで運営会社は経営危機、ある日閉鎖されて入れなくなるパターンが多い 。コロナ後特にダメになったのは飲食店とファッションで、景気悪化で収入が減るとファッション支出はまっさきに減らされ誰も買わなくなった。
飲食は一見すると減らなさそうだがまず高級店が壊滅し、高級ではない店も壊滅し、その地域で最も安いカフェや格安定食屋だけが繁盛している。格安レストランと言っても半額とかではなく3元から10元(60円から200円)で食事ができるような通称「貧乏人セット」がヒットしている。
北京など多くの都市では以前はあった屋台や露店の外食店もなくなってしまい、おそらく城管(都市管理員)の弾圧と需要が減って儲からないので田舎に帰ったと思われる(露天商や屋台の多くは農村戸籍)。北京などの都市では露天商や屋台などの個人事業者を露骨に弾圧し、動画ではヤクザのような城管がチンピラのように店を破壊して公然と賄賂を要求している。城管は警察公認の暴力団で、警察が面倒がるもめ事を、体を張って荒っぽく鎮圧する。給与が無いので、賄賂を取るのが黙認されている。過去ブログ:2018年6月城管という名のチンピラ集団 中国:
過去の景気上昇のころ、資本力が大きい大型店ほど優遇されたため大都市は大型モールだらけになり、大型店を全国展開する企業は例外なく共産党や人民解放軍の息がかかっていて、幹部に共産党の親族が入り込んで優遇措置を受けている。市場原理や人々の行動や需要とは無関係に大型チェーンやモールが増えたが、現在、人々は長引く不況のために賃金が減り買い物ができなくなった。
大規模店でもあのアリババ実店舗や米ウォルマートがバタバタと閉店し、特にコロナ前に増えていた富裕層を相手にしていた店はすべて閉店した。カフェやレストランを開業しても1カ月に1人も客が入らず、赤字でイベントをネット告知するとその日だけ繁盛するが翌日はまた客ゼロで赤字だけが増える。
とどめを刺したのはコロナで、外出規制明けの景気回復を信じて借金して開店した中年店主が多い中、2023年春ごろに開店した店はすべて短期間で廃業し、北京だけで1年間で45万軒もの飲食店が閉店し、しかもこれは廃業を届け出た件数だけだった。企業が赤字なので北京のオフィスビルの空室率は22%(東京は3.3%)なのだが、中国の統計では「順調に成長している」事になっている。参照記事 、、、、正確な統計も無く、下駄をはかせたどころか、竹馬に乗ったような数値を基に経済目標を国が提示すると言う事は、全てがどんぶり勘定と言う事で、素人目にも、紙幣の輪転機がフル回転し、その結果のインフレ状態をいつまでも続けられるとも思えない。参考:中国「不動産バブル崩壊」で地方財政は火の車…手段を選ばない「理不尽すぎる徴税」の手口に開いた口が塞がらない:
中国の経済が低迷し、金融リスクが増大する中で、銀行業界は大きな打撃を受けている。リストラや減給に加えて、銀行の倒産も相次ぎ、中国政府の公式データによると、2024年の最初の5か月間で1,257の銀行支店が市場から退出し、前年同期比で30.4%増加している。映像 参照記事
ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州ゾーリンゲンSolingen.で現地2024年8月23日午後10時ごろ、刃物を持った男が無差別に人々を襲い、3人(56歳と67歳の男性、56歳の女性)が死亡し、8人が負傷し重傷者も居る。現地報道によると、犯人は被害者の首を故意に刺したとみられている。男は逃走し、警察が捜索を続けている。ドイツには少数だが、IS系組織を支援する団体もあり、過去にはISに参加しシリアへ渡ったドイツ人も居る。参照記事
捜査当局は24日夕方、捜査の一環として市内の難民住宅を家宅捜索し、事件に関連しているとして15歳を逮捕した。この容疑者は、事件の発生前に襲撃について知りながら警察に通報しなかったとされている。実行犯との関係は不明。この容疑者が別の相手と襲撃について話しているのを、女性2人が耳にして通報したことから、逮捕に至ったという。
事件は、工業都市ゾーリンゲン市中心部でフェスティバルが開催される中で起きた。街はこの日、市政650周年を祝っていた。事件を受けて、祝賀行事は中止された。地元紙は、祝賀行事は「3日間続く予定で、街には毎晩2万5000人が集まると予想していた」とBBCに語った。
過激派組織「イスラム国」(IS)のメディアが24日、犯行声明を出し、声明は「ISの戦士が実行した」「パレスチナなどあらゆる場所にいるイスラム教徒のための報復だ」と表明した。英文記事 参照記事
2024年8月25日:独警察は24日、事件後に出頭し容疑を認めた26歳のシリア人の男 Issa Al H:右 を拘束した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を公表。独当局はテロ事件との見方を強め、亡命申請失敗者の「3人刺殺」を受けてドイツのショルツ首相German Chancellor Scholzが強制送還を急ぐと述べた。
拘束された男は2022年12月にドイツに来て難民申請し、滞在が認められた。男は犯行当時、被害者の首や喉を狙ったとみられている。英文記事では、容疑者はドイツに亡命を申請していたシリア国民であると警察がAP通信に認め、ドイツのDPA通信は、特定の情報筋を引用せずに、彼の亡命申請が拒否され、昨年国外追放される予定だったと報じた。写真は、南部のカールスルーエKarlsruheへ、ヘリで連行された容疑者。一部報道で、動機は異教徒の殺害と報道された。 参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 犯行後難民センターに隠れていたが、犯行直後に捨てた血まみれのジャケットに財布と書類を残したため、逃亡をあきらめ出頭したと書かれている。参照記事
SNSではナイフを持った犯人:左と5人の刑務所の職員が血を流して床に倒れている映像が拡散した。犯人の一人は「イスラム教徒を抑圧した者を殺害した」などと述べ、刑務所でイスラム教徒受刑者への嫌がらせが行われていたとみられ、それが引き金になった可能性もある。独立系メディアによると、この刑務所には1230人の受刑者が収容されているという。左は、ナイフを持った犯人の一人。別映像 別映像:閲覧注意
ロシア南部ロストフ州Rostov region(州都:ロストフ・ナ・ドヌRostov-on-Don)でも6月に「イスラム国」に所属する受刑者6人が職員を人質にとり刑務所を占拠する事件が起き、特殊部隊が突入し、犯人のうち5人を殺害して人質を解放し、6人目は懲役20年の判決を受けた。参照記事 英文記事 過去ブログ:2024年6月ウクライナ戦争、最近の戦況と展望 映像記事で解説とプーチンの内憂と誤算:
イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けたとみられるギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」The Greek-flagged oil tanker Sounionが爆発、炎上し、15万トンの原油が流出する恐れがある。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)が2024年8月23日、明らかにした。現場はイエメン沖の紅海Red Sea。この石油タンカーは22日に攻撃を受け、乗組員は全員退避済みだというフーシ派は犯行声明を出していない。
UKMTOは声明で、「23日未明に爆発と火災が確認された」と述べ、タンカーは制御不能状態でこの海域を漂流しているという。AP通信は米中央軍(CENTCOM)当局者の話しとして、「この火災を認識しており、状況を注意深く監視している」と伝えている。
UKMTOによると、タンカーには25人のフィリピン人とロシア人乗組員、4人の民間警備員が乗船し、このタンカーは15万トンの原油を搭載している。原油が流出したという情報は今のところない。
フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海やアデン湾Gulf of Adenの船舶を攻撃すると宣言。イスラエルと関係のない船舶も被害を受けている。フーシ派は昨年10月以降、この海域の船舶に80~100回近く攻撃を仕掛け、計4人の船員を殺害。1隻を拿捕し、2隻を沈没させた。参照記事 英文記事 現在のイラン‣イスラエル情勢の不安定化も在り、オマーン湾 Gulf of Omanを中心に、潜水艦、攻撃機を含む米軍打撃艦隊 the USS Abraham Lincoln aircraft carrier strike groupが厳重な警戒態勢に入っている。英文記事 過去ブログ:2024年3月貨物船へのフーシ派ミサイル攻撃で初めて死者 3人死亡:
2022年8月22日夜(或は21日夜)の長距離攻撃用ドローンの攻撃により、Su-34戦闘爆撃機1機が破壊され、複数の航空機が損傷したとされる。ウクライナから400kmと遠く、防空システムを過信していたロシア軍指導部にとって想定外だったようだ。Su-24偵察機、Su-24M爆撃機が主力機として配備されていた。ドローンはロシアの防空システムを通り抜け、正確に基地内の弾薬庫、燃料庫も破壊し、格納庫を攻撃したと解説されている。
中段図の右で、赤い■は、最近攻撃を受けた主なロシア空軍基地、施設。●は弾薬庫、燃料貯蔵庫で、筆者がロシア西部で最近確認出来たもの。ウクライナは逐一公表しないので、他にも在る可能性はあり、モスクワ近郊では、工場などで原因不明の爆発が起きている。 映像記事 過去ブログ:2024年8月ロストフ州の石油施設消火できず、 モスクワにも過去最多の無人機飛来:7月露はウクライナ支援国へ報復止めないと英軍トップと拡大する無人機攻撃圏: 2024/8/25映像戦況報告:クルスク原発まであと30km!ロシアの心臓部に迫る!ヴォロネジVoronezhでの弾薬庫攻撃!露の軍上層部が破綻!:露軍の石油貯蔵施設が爆発!10,000平方メートルの火災!クルスクで36kmを突撃!:
、、、映像戦況報告では、クルスク原発Kursk Nuclear Power Plantへの接近が、ロシアへ深刻な影響を与え、戦況の悪化がロシア国民へ深刻な不安を招いていると強調している。また、ロシア南部ロストフ州プロレタルスクの石油貯蔵施設Proletarsk oil storage facility、Rostov Oblast の火災では、2億ドルの大損害を受け、すでに1週間続く火災は街にまで延焼していると言う。英文記事
8月23日、インドのモディ首相 PM Modi がウクライナの首都キーウに到着した。ゼレンスキー大統領との会談に臨む。インド外務省は19日、モディ首相のウクライナ訪問に関連し、インド政府はウクライナの和平実現のためにあらゆる支援を行う用意があると表明していた。モディ首相は7月にロシアを訪問したばかりで、紛争終結を促すために対話の仲介役を名乗り出る可能性がある。ロシア寄りとの国際批判をかわす狙いも垣間見える。
7月8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の小児病院がミサイル攻撃を受けた翌9日、モディ首相はロシアのプーチン大統領との会談で:写真右、罪のない子どもたちの死は非常に痛ましいと述べた。ウクライナ戦争の解決策は「戦場では見つからない。われわれは話し合いによって平和を見つけなければならない」と語った。参照記事
、、、だが、プーチン氏は交渉入りに際し、ウクライナ東部・南部4州からのウクライナ軍撤退やNATO加盟の断念など、ウクライナが受け入れられない条件を突き付け、プーチンが人道的側面に本気で理解を示したとも思えない。
ロシア国内でも、クルスクでの敗北が徐々に知られ、一部右派からは戦術核やじゅうたん爆撃の使用を促す発言も出ていると言う。そう簡単に停戦協議になるようには見えないが、ロシアは経済的にも追い込まれたと西側は見ている。中国が新たな「シベリアの力2」パイプラインからの大幅なガス価格値下げを要求し、天然ガスの今以上の買取りを渋っている中、ロシアからの原油買取でトップの位置にいるインドの、ロシアへの出方が注目されている。過去ブログ:2024年5月プーチン、ハルキウ州側国境周辺に「安全地帯」設置を公言と中国の対応:
2024年8月22日の記事で、インドが2024年7月に中国を抜いて世界最大のロシア産原油の輸入国になったことが明らかになった。中国の製油業者が精製マージン低下を受けて輸入を減らしたことが背景。インドの業界筋のデータによると、7月のインドのロシア産原油輸入は前月比4.2%増の日量207万バレル。前年同月比では12%増。原油輸入全体の44%を占め、一方、7月の中国のロシア産原油輸入は日量176万バレルだった。インドは原油を精製したガソリン、ジェット燃料、ディーゼル油等各種石油製品refined petroleum products to を欧州へ輸出し、毎年増加傾向にある:左図及び右図。
ウクライナのドローン(無人機)攻撃を受けて大規模な火災が発生した、ロシア南部ロストフ州プロレタルスクの石油貯蔵施設Proletarsk oil storage facility in the southern Rostov region.は、2024年8月18日から3日経った21日も燃え続けた。こうした中、ロシア正教の司祭たちが火災現場を訪れた。地元のロシア正教の司祭たちは21日、消防士の努力を支援するためにイコン(聖画像)を手に現場を訪れ、消防車の横で祈りをささげた。写真は、消防車に聖水をかけるロシア正教の聖職者
消防士500人以上が石油貯蔵施設での消火活動に当たっている。地元当局がロシア国営RIA通信に語ったところによると、5000トンの貯蔵タンク74基のうち約20基が燃えている。
ロストフ州のヴァシリー・ゴルベフ知事によると、18日に飛来したウクライナ軍のドローンは防空システムで撃墜された。しかし、その破片によってディーゼル燃料に引火したという。ゴルベフ知事は、火災の影響を受けた消防士41人が手当てを受け、うち5人が緊急治療を受けたと明らかにした。
ロシアの首都モスクワでは21日、ウクライナ軍のドローン11機が防空システムで撃墜された。ドローンは夜間にモスクワを狙っていたとされる。モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長は、同市に対する攻撃としては紛争開始以来で最大級だと述べた。被害や死傷者は報告されていない。
同じころ、ウクライナはロシアのドローン50機と複数のミサイルによる攻撃を阻止したと発表した。参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2024年8月ロシア領クルスク州の戦況 橋爆破でロシア軍800人孤立?:2024/8/22映像戦況報告モスクワ炎上中!ウ軍大規模ドローン首都爆撃開始【プーチン致命傷】初動で6機のMiG-31戦略輸送機2機が破壊・損傷:ロシアの防空システムが破綻!モスクワを大規模攻撃!サヴァスレイカ空軍基地Savasleyka air base爆発!パニックに陥るロシア軍:ロシア領進攻の影響は/徴集兵が捕虜に…プーチン氏の足元揺らぐ?【8月22日(木)#報道1930】|TBS NEWS DIG:
データの改ざんは、2000年以降に国内外向けに製造されたほぼ全てのエンジン、673台で行われていた。川崎重工業によると、不正を行ったエンジンについて、安全性に影響する事案は確認されていないという。国土交通省は、川崎重工業に対し、全容を解明するとともに再発防止策を策定し、来月末までに報告するよう指示した。参照記事
、、、過去には、英仏間の海底トンネル工事で、世界を驚かせるほどの堀削マシーンを開発した川崎重工業だが、なぜこんな信頼を損なう事をするのか?最近では、日立造船の子会社が舶用エンジンの「燃料消費率」のデータを改ざんしていたことが2024年7月5日、明らかになった。データの改ざんを行っていたのは 日立造船の子会社で熊本県長洲町に本社がある日立造船マリンエンジンだった。日立造船マリンエンジンは舶用エンジンを陸上で試運転した際、「燃料消費率」のデータを不適切に書き換えていた。データの改ざんは、調査対象となった950台すべてのエンジンで確認されていて 燃料消費率を利用者が求める許容値内に収めることなどが目的だったとみられている。参照記事
自動車業界で相次いだ不正に続く、船舶業界での不正だが、長い時間を掛けて世界から信頼を得た技術立国日本に泥を塗る行為で許されない。過去ブログ:2024年8月技術者の姿勢を問う:6月夜の筆者の枕元とユーザー無視の消費世界:1月トヨタ自動車で認証取得の不正:2023年7月「最も技術的専門知識がある国」ランキングで日本1位:2022年3月日野自動車排ガスデータで改ざんで製造認可取り消し:2016年4月三菱自の29・2キロ/Lの低燃費、 実は10キロ以下だった?:
2024年8月23日:トヨタ自動車は、国の認証試験の不正問題で6月から生産を停止していた「ヤリスクロス」など国内向け3車種の生産を、来月9月2日から再開することを決めた。再開の理由については国土交通省が安全性の基準に適合していることを確認し、先月、出荷停止を解除したことや、部品などの準備が整ったためとしている。 映像記事 参照記事;2024年2月22日豊田自動織機 エンジン3機種の型式指定取り消しへ 認証試験不正問題: