2024年05月


避難民の安全への懸念から国際社会が反対していたにもかかわらず、イスラエル軍 (IDF)は今月7日、ラファ侵攻を開始した。イスラエル軍は先に、29日にガザ各地で50か所以上の標的を攻撃したと発表。ラファでは武器や爆発物、地下トンネルの出入り口を発見し、北部ジャバリア(Jabalia)では武装勢力と交戦したと述べた。 国連(UN)によれば、ラファには侵攻前、最大140万人が身を寄せていた。だが、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、侵攻を受けて140万人がらラファから避難した。参照記事 過去ブログ:2024年5月空爆とロケット弾の応酬 イスラエルが避難地空爆は誤りと釈明:
またイスラエル軍は29日、「フィラデルフィア回廊 Philadelphi Corridor( Philadelphi Route)長さ約14km、巾100m以上」と呼ばれるラファとエジプトとの境界地帯の全域を制圧し、回廊地域で約20のトンネルを発見したと発表、ハマステロ組織Hamas terrorists は、IDFが砲撃しにくい境界付近にロケット発射基地を設け攻撃していた。イスラエル政府高官は29日、地元メディアのインタビューで「ハマスの統治能力と軍事力を破壊するための戦闘は今後7か月続く」と述べ、ガザ地区での軍事作戦は年内は継続し、長期化するという見通しを示した。参照記事 英文記事 英文記事 、、、、
境界付近のトンネルの一部はエジプトに通じており、武器、その他の食品、日用品の密輸にも使用されていた。エジプトはパレスチナを強力に支持しており、イスラエルに対しては、ガザでの軍事作戦で民間人を多数殺害していると非難している。写真右下は、ガザ南部ラファとの境界地帯にある監視塔に立つエジプト兵(資料画像)参照記事 2013年8月花嫁はトンネルを通って エジプト国境沿いガザ地区 5月KFCが密輸宅配サービス開始?ガザ地区 2009年1月止まない空爆とパレスチナのトンネル経済 2009年2月ハマスの正体:
2024年6月4日:パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマス壊滅を目指すイスラエルと米国の間に「すきま風」が吹いている。バイデン氏は先週、「現在のハマスに昨年10月7日のような攻撃を仕掛ける能力はなく、ひどく弱体化している」と指摘。イスラエルに紛争を終結させるよう強く促した。
イスラエル戦時内閣はこの提案を拒否し、ハマスを跡形もなく消し去るまで戦い続けると誓った。参照記事


大統領府によれば、マクロン氏は「欧州やアラブのパートナーと共に和平に向けた共通のビジョンを形成することへのフランスのコミットメントを強調」した。その上で、「パレスチナおよびイスラエルに対する安全保障の提供を確約」するとともに、「パレスチナ国家承認に向けた展望をそうしたプロセスの一環と位置付ける」ことを提案し、さらに、フランスは「ガザ地区(Gaza Strip)を含む自治区全域でパレスチナ人のための責務を遂行できる、改革され、強化された自治政府」を支持すると述べた。
自治政府側は、アッバス氏は「改革」への意志を表明する一方、まだパレスチナを国家承認していない欧州諸国に対し、承認を呼び掛けたとしている。 欧州ではスペイン、アイルランド、ノルウェーの3か国が28日、パレスチナを国家として正式に承認。ただマクロン氏は同日、フランスも承認する用意はあるとしながら、そうした動きは「有効なタイミング」でなされるべきであり、「感情」に基づくものであってはならないと語っていた。
これまでアラブ人が、自力で国際的に評価できる政治を行った事など、筆者の記憶には無い。今に於いても、民主主義、人命、人権の重要性を認識できない、中、露と並ぶ稀な諸国で、決して意図的な全方位外交では無く、単に支援さえくれるならどことでも付き合うと言うのがアラブ諸国、パレスチナへの筆者個人の見方だ。それが平和外交と言えば、それまでだが、、。





フィンランドではサーミは1995年に先住民族として憲法に規定され、固有の文化を維持する権利を与えられた。しかし、報告書をまとめた人権専門のマルティン・シェイニン(Martin Scheinin)教授は記者会見で、「最高行政裁判所ではサーミの権利がさまざまな面で不当な扱いを受けている」と指摘。教授は特に、同裁判所が2011年以来、サーミ議会選挙における立候補・投票資格に関する同議会の考え方を退けてきた点を問題視。さらに、漁業やトナカイの飼育といった伝統的生活手段やサプミにおける新産業プロジェクトなどをめぐり、同裁判所はサーミの主張を却下したり、調査すら怠ったりしてきたと批判した。
報告書は2021年に設置された真実和解委員会(Truth and Reconciliation Commission)の委託でまとめられた。 参照記事 フィン語記事
、、、、2013年の記事では、フィンランドのラップランド人(saamelainen)は約8000人となっている。若いころヒッチハイクで旅したが、最北の街イナリInariまでは車が来なくて行けず、途中 付近で断念した。湖が多いせいか、とにかく蚊が多く、ジーンズの上からも刺された記憶がある。写真の衣装はお祭りの時の物。フィン語が分かる様になってフィンランドのラップ人の言葉を聞いたが、フィンランド語とはいえ、かなり独特な方言の様で、ほとんど理解できなかった。
2024年5月29日、韓国・中央日報は「北朝鮮が散布したとみられる『汚物風船』が現時点で90個ほど発見された」と伝えた。韓国軍消息筋によると、北朝鮮が飛ばしたとみられる風船約90個がソウルなどで確認された。一部は地面に落下し、残りはまだ空中に浮いている状態だという。
軍は警察と共に、落下した風船の回収作業を行っている。回収された風船には、人ぷんとみられる汚物の入った袋が結び付けられていた。韓国向け宣伝ビラの有無については確認中だという。合同参謀本部は、風船を見つけても触れずに通報することを住民らに呼び掛けている。北朝鮮は26日、韓国の脱北者団体が北朝鮮に向けてビラを飛ばしていることに対抗するとして「数多くの紙くずと汚物が近く散布されるだろう」と予告していた。北朝鮮は16年にも、汚物の入った袋が付いた風船を韓国に飛ばしている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「やることが下品」「幼稚すぎる」「正常じゃない。これが政府という集団のすること?」などあきれた様子の声が寄せられている。また「人ぷんはフェイクで、風船の中に炭疽菌が入っていたらどうするのか。軍事境界線を超えないよう撃墜するべきだった」と指摘する声も。参照記事 、、、、日本から見れば、幼稚さ下品さ、正常じゃないのは、でたらめな根拠で反日する韓国も似たようなもので、「環境汚染」の視点から、呆れていないで真面目に対策を講じるべきだろう。
韓国軍合同参謀本部(JCS)は29日、ごみや汚物などが入った大量の風船が北朝鮮から飛来し、風船の数は少なくとも260個に上っており、当局は市民に屋内にとどまるよう警告した。JCSは、白い風船や、それに取り付けられたビニール袋には「不潔な廃棄物やごみ」が含まれているため触らないよう注意を促した。ごみの中にトイレットペーパーや黒い土、電池などが入っているのが確認でき、こうした風船は八つの地域で見つかっており、関係当局が分析を進めている。参照記事
2024年6月2日:韓国軍は2日、国内で新たに600個を確認したと発表した。軍合同参謀本部は、風船にぶら下がったごみからは「有害物質は発見されていない」としながらも、市民には近づかないよう呼びかけた。合同参謀本部によると、1日夜に多数の風船が新たに飛来し始め、2日午前10時ごろまでに「約600個の風船が確認され、1時間に約20~50個の風船が空中を移動している」と報告。28日以降、北朝鮮からの風船は累計約900個に上った。風船は首都ソウルや隣接する京畿(Gyeonggi)道など、人口のほぼ半分が住む北部に落下している。 合同参謀本部によると、新たに確認された風船には「たばこの吸い殻、紙くず、布の切れ端、プラスチックなどのゴミ」がくくり付けられていた。参照記事










同省は、昨年10月7日以来、合計3万6050人が死亡、8万1026人が負傷したと発表し、このラファ空爆よりも前、ハマスは、イスラエルの主要都市テルアヴィヴに向けて同日、ロケット弾8発を発射し、テルアヴィヴに「大がかりな」ロケット弾攻撃を仕掛けたと発表。「民間人の虐殺」に対して行動を起こしたと主張した。ハマスによる長距離攻撃は1月以来。イスラエルとハマスは来週、停戦交渉を再開する予定となっている。参照記事 参照記事 BBC日本語付ニュース映像 参照記事と映像 過去ブログ:2024年5月ガザ中部でイスラエルの空爆 市民多数死傷 ICCが紛争両陣営に逮捕請求:
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahuは5月27 日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファで多数のパレスチナ避難者らが殺害された前日の攻撃について、「悲劇的な誤り」だったと釈明を述べた。この攻撃をめぐっては国際的に非難が高まっている。ニュース映像 そして、「ラファではすでに約100万人の非戦闘員を避難させた。私たちは非戦闘員に危害を加えないよう最大限の努力をし
ていたが、不幸にも、悲劇的に誤った事態が起きてしまった」と主張。一方で「全目標の達成前に戦争を終わらせるつもりはない」とも表明。一部の人質の家族は、人質解放につながる取引に失敗したと、ネタニヤフ氏を強い批判している。パレスチナ赤新月社によると、死傷者の多くはラファの北西、タル・アル・スルタン地区Tal Al-Sultan in Rafah's Northwest regionのキャンプでテント生活を送っていた。参照記事
イエメンの親イラン武装組織フーシ派Yemen's Houthisが113人の戦争捕虜を解放した。赤十字国際委員会(ICRC)が2024年5月26日、明らかにした。それによると、フーシ派は26日早朝、国連の承認を受けた政府側(暫定政府ハディ派Hadi:図内白色)で内戦に参加し、捕虜になったとみられる113人を解放したという。フーシ派が戦争捕虜を解放したのは1年以上ぶり。昨年4月に800人以上を釈放している。
ICRCは声明で、「113人が首都サヌアの施設を出て、家族などと再会した」と明らかにした。またICRCは「これからも捕虜の解放が進むことを望んでいる」と述べた。それによると、113人のうち1人が健康上の問題を抱え、市内の病院に移送されたという。それ以上の詳細は明らかになっていない。過去ブログ:2024年5月イエメンでアルカイダ系が活発化?:
地元テレビ局はフーシ派の関係者の話しとして、「物流上の理由により、釈放が1日遅れた」と伝えている。イエメン内戦は世界最悪の人道危機に発展。壊滅的な飢饉を引き起こし、この10年で15~16万人が死亡、1000~2000万人が飢餓に直面している。内戦勃発以来、数千人がフーシ派の戦争捕虜となり、多数の行方不明者も出ている。ICRCは26日の解放を「前向きな一歩」と評価した。参照記事 英文記事 英文記事 写真下は、Houthi supporters march
marking the anniversary of Yemeni unity in Sanaa, Yemen, Wednesday, May
22, 2024. (AP Photo/Osamah Abdulrahman)




、、、、、、フィン語でサルミアッキとは、独特な味で有名な北欧の伝統的なお菓子で、リコリス(甘草)から抽出した成分を、塩味がある塩化アンモニウム(北欧語でサルミアック、サルミアク)で味付けしたもので、フィンランドではラクリッ lakritsとも呼んでいたが、スウェーデン語か?見た目は真っ黒で、食べている子供が笑うと、歯が黒かった記憶がある。塩飴に近い味だが、薬臭く「まずい!」と言う印象しかなかったが、虫歯にならない飴だと聞かされた。サルミアッキは、商品名だと思っていたが違うのか?

サルミアッキ色の猫2匹の全ゲノム配列を解析し、その膨大な遺伝子データを調べ上げ、そして明らかになった答えは意外なものだった。希釈遺伝子のすぐそばにあるはずの大きな配列のまとまりが欠けていたのだ。遺伝子の変異である。この裏付けを得るためにさらに181匹の猫を調査。こうしてサルミ



ちなみにわが家の猫、ミー:左 は北欧系と思われる長毛の大柄な猫で、ヘイディさんが抱いている猫とうり二つで、額の模様まで一緒である。岩見沢に近い畑の一角で生まれた雑種で、ミーの血統は不明であるが、母猫はそこの農家の黒い飼い猫だったようだ。
ロシア軍の地上侵攻を受けるウクライナ東部ハルキウ州政府は2024年5月25日、第2の都市ハルキウKharkiv(ハリコフ)市内の商業施設にロ軍のミサイルが着弾し、13人が死亡、43人が負傷し、多数が行方不明になっているようだ。この商業施設にはスーパーマーケットや建材店などが入り、空爆時、200人以上が店内にいたとみられる。
ハルキウ州知事は声明で、「少なくとも16人が行方不明になっていると報告を受けており、犠牲者の数は増える可能性がある」と明らかにした。また同知事は「ハルキウ市の住宅地にもロシア軍のミサイルが着弾し、13歳の少年を含む12人が負傷した」と述べた。また、ロシア軍はハルキウ市中心部もミサイルで攻撃し、負傷者が25人出ているとの追加報道もある。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はこの攻撃を受け、テレグラムに声明を投稿。「ロシアの狂気を示すものである」と非難し、西側諸国に防空システムの供与を急ぐよう改めて呼びかけた。
またゼレンスキー氏は「十分な防空システムと最新の戦闘機があれば、ロシアによるこのような攻撃は不可能になる」と訴えた。
ロシア軍は同日、ハルキウ州の戦況について、「ロシア国境から5キロ圏内にある町の半分以上を制圧した」と報告した。ウクライナ軍はハルキウ州の戦況について、「国境地域をウ軍が制御することに成功している」と報告している。ウクライナ軍参謀本部によると、ハルキウ(ハリコフ)州とドネツク州、南部ヘルソン州とザポリージャ州の前線で激しい戦闘が続いており、自軍はその多くでロシア軍を押し戻しているという。参照記事 参照記事 英文記事 過去ブログ:2024年4月加速するウクライナの長距離ミサイル配備と今後の戦況:、、、ロシア軍 侵攻地域で苦戦「キルレ1対8 投入部隊は平均6日で消滅」
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長NATO Secretary General Jens Stoltenbergは、同盟国に対して、ウクライナがロシア領の軍事目的を攻撃する際の制限を解除するよう要請したと、エコノミスト誌へのインタビュー時に発言した。同氏は、ロシアが侵略戦争を遂行していること、ウクライナには自衛権があることを改めて確認し、「そして、それはまた、ロシア領内の標的攻撃も含むものだ」と説明した。さらに同氏は、自衛は国連憲章の正式に記されているとし、「それは合法的で正当であり、私たちはウクライナがその権利の防衛するのを助けているのであり、それはロシア領内の軍事目的攻撃の機会を想定しなければならない」と繰り返した。参照記事 過去ブログ:2024年5月米下院外交委員長 バイデン政権の武器使用制限を非難:、、、世界はもっと、中露の様な軍事大国な専制国家は、常に武力対決に出る用意があり、其の国内政治は、いつでもそれができるような中央集権、独裁体制で在る事を再認識しなければならない。そんな国を脅すなら、覚悟して本気で脅すしかない。西側のためらいは、プーチンにとって最大の武器であり、助け舟なのだ。過去ブログ:2024年5月ゼレンスキー大統領、西側の兵器でのロシア領内軍施設への攻撃の許可を要求:
2024年5月28日:オランダのオロングレン国防相Dutch defense minister Kajsa Ollongren:右上 は28日、ウクライナのロシア領内標的への攻撃は欧州連合(EU)の議論対象となるべきではなく、ウクライナは自衛のためにその攻撃を行う権利があると発言した。
これに先立ち、英国政府が同国の供与した武器を使ったウクライナによるロシア領攻撃を認めていた。NATO議員総会は27日、NATO加盟国に対して、ウクライナに重要な武器の供給を加速し、またロシア領内軍事目的攻撃の際に西側武器を使用することへの制限を解除するよう要請した。ラトビアのブラジェ・ラトビア外相は5月1日、すでに複数の国がウクライナに対してロシア領攻撃における制限のない武器を供与していると発言していた。イタリア政府は、ウクライナによる西側武器でのロシア領攻撃に反対を表明している。参照記事 ポーランドのラドスワフ・シコルスキ外相Polish Foreign Minister Radoslaw Sikorski:右下 は5月25日に公開されたインタビューで、米国はロシアが核兵器を使用した場合、ウクライナのロシア軍に対して通常兵器で対抗すると伝えたと述べた。英文記事


調査を主導した香港大学(University of Hong Kong)の専門家ポール・イップ(Paul Yip)氏は「若者は自分の人生をより自由に、縛られずに生きたいと考えている。家族を養う場合に直面するような経済的困難も懸念している」と指摘した。子どもを望まない理由で特に多かったのが、育児の責任への不安、社会が子育てに適していないこと、経済的な負担の重さだった。
香港の問題としては、コロナ禍以前の2018年から貧困率が上昇をしている事も在り、特に若者の貧困が拡大しているとの指摘がある。参照記事
人口750万人の香港はアジアでも特に出生率が低く、高齢化も進んでいる。昨年の出生数は過去最低の3万3200人。合計特殊出生率は0.75で過去最低を更新し、人口置換水準の2.1を大きく下回った。香港政府トップの李家超(ジョン・リー、John Lee)行政長官は昨年10月、「持続的な低出生率」に対処するため、出産一人当たり2万香港ドル(約40万円)の一時金を支給すると発表した。
イップ氏は、一時金は「良い措置」だが、少子化対策につながる可能性は低いとして、政府には出生率の改善を促すためにもっとできることがあると指摘した。
中国全体での「中国人口予測報告」は2023年出生数を903万人(低位推計)と予想するが、現実的には800万人を割り込む可能性もある。中国全体の少子化の背景には、「子育てよりも個人の自由を重視する」というライフスタイルの変化、医療費や教育費の高騰など様々な要因があるとされる。若者の間からは「子育てはコスパが良くない」との声も聞かれるほどだ。参照記事 参考:韓国、シンガポール、台湾、香港は出生率1.0未満!! "絶滅危惧国&地域"で起きていること:中国人「子育てはコスパが良くない」…直近7年間で“出生率6割減少”の理由:



国際刑事裁判所(ICC)の検察官が20日、イスラエルのネタニヤフ首相やハマスのガザ地区トップのシンワル指導者などに対して逮捕状を請求した事に対し、バイデン米大統領は「言語道断だ」とし、「イスラエルとハマスは同等ではない」と反発した。ネタニヤフ氏は、「ハマスという怪物と、世界で最も道徳的なイスラエル軍をどうして比較するのか」とし、「現実の歪曲であり、反ユダヤ主義だ」と非難した。参照記事

事態をさらに複雑にしているのは、ネタニヤフのチームが票を確保するために、パレスチナの土地(西岸)で違法な入植地を建設し続け、ネタニヤフ政権下において、ヨルダン川西岸への違法な入植者が80万人に膨らんでいることだ(*元記事に違法とあるが、筆者は、イスラエルが土地を購入して取得していると記憶している)。この政策のおかげで彼はイスラエル史上最長任期の総理大臣になっているが、パレスチナ側との和平達成をさらに難しくしているのも事実だ。参照記事
古代エジプトのピラミッド群Egypt's Pyramidsは今日、サハラ砂漠の荒涼とした砂地の中に在り、考古学者たちはこれまで「なぜこんな不毛の地にピラミッドを建てたのか」「どうやって資材を運んだのか」大いに疑問に思っていた。今回、米ノースカロライナ大学ウィルミントン校(UNCW)の最新研究により、ピラミッド群の側に「失われたナイルの支流」が存在することが明らかになった。古代エジプト人たちはこの支流に乗せて重い資材を運び、川の流れに沿ってピラミッド群を建設したことが示された。研究の詳細は2024年5月16日付で科学雑誌『Communications Earth&Environment』に掲載された。
ピラミッド群の側に全長64キロの「失われた川」を発見!:ピラミッド群は古いものだと約4700年前から作られ始め、その後1000年にわたって建設が続いた。一方で、ピラミッド群の周りはサハラ砂漠の不毛な砂地が広がっており、エジプトを南北に走るナイル川からもかなり距離が離れている。一体どうしてこんな場所にピラミッド群Pyramidsを建てたのか、そして重い資材をどうやって運んだのか、長年の謎riddleとなっていた。
チームは今回、上空からの衛星画像に加え、地中探査レーダーや電磁気トモグラフィーおよび堆積物のサンプルsoil samples 分析など、さまざまな手法を使ってピラミッド群の近くの土壌を徹底的に調査。その結果、チームの予想通り、ピラミッド群の東側に沿って全長64キロの支流がかつて流れていたことが判明。地中探査や堆積物サンプルの分析から「失われたナイルの支流」は川幅が約0.5キロで、水深は少なくとも25メートルあったと推定されています。映像記事 映像記事
この発見を受けて、研究主任のエマン・ゴネイム(Eman Ghoneim)氏は「今日のピラミッド群がナイルの支流に近接している事実は、それが建設のための重要な水路として機能していたことを示している」と指摘。古代エジプト人たちはおそらく、かつて存在したナイルの支流に重い資材や労働者たちを乗せて、現地まで運搬していた。さらに失われたナイルの支流の上部には、古代エジプトの都市メンフィス(Menphis:上図の白枠)が位置しています。メンフィスの近くにピラミッド群が集中しているのも、支流のおかげでアクセスがよかったからかもしれません。チームはこの失われたナイルの支流を、アラビア語で「ピラミッド」を意味する「アフラマト(Ahramat)」と命名することを提案した。
なぜナイルの支流は失われたしまったのか?:その理由についてチームは、約4200年前に始まった大規模な干ばつに関連して、サハラ砂漠The Saharaの砂が支流に入り込み、徐々に蓄積していったことで川が消失してしまったのではないかと考えている。サハラは5000年前までの期間は湿潤な気候が続き、その後、徐々に乾燥化が始まり、以来現在にいたるまでは乾燥した気候が続いている。今回の研究は、これまで不明だったナイル川の支流の存在を明らかにした世界初の研究であり、ピミッド群が今日の場所に建てられた理由を説明する貴重な成果です。チームは今後も失われたナイルの支流を見つけることで、その側にある重要な遺跡を発掘できるかもしれないと話している。参照記事 映像:サハラ砂漠が緑の大地だった理由:映像:今も解けない世界の謎:

キツネは、車にひかれてこの病院に運ばれてきたそうで、2本の足を骨折していた。治療を行っている間に、目が見えないことに気が付いたという。このまま野生に返しても生きられないと判断した獣医はキツネに「パンプキン」と名付け、家族に迎え入れることにした。獣医は他に2匹の犬を飼っているそうで、動物病院に出勤する時には、2匹の犬とキツネのパンプキンを一緒に連れて来るという。
キツネは賢くて犬と猫を両方合わせたような特性を持つことから、ペットにしたいと考える人もいるが、犬や猫に比べると飼育難易度が高く、しつけも難しい。だがプロの獣医師ならば知識も経験も豊富なので十分にケアをしてあげられる。キツネの話題を出すと寄生虫の「エキノコックス」を心配する声が上がるが、イギリス、ノルウェー、スウェーデンなど、ヨーロッパの一部の国ではエキノコックスと狂犬病の根絶に成功しているそうだ。参照記事


、、、、古臭い言い方だが、中日大使であれば文官であるが、勇ましさを美徳とする軍人ぶって脅迫するこの大国主義大使に、この無礼で失礼、幼稚で物騒な発言をもってして、日本は帰国をもとめてもいいだろう。呉氏は湖南省出身。1993~98年と2002~08年に、在日本中国大使館で勤務した。外務省アジア局長を経て、20年に外務次官補に就任し、対日外交を担当した。日本の政官界に人脈を持つ知日派とされる。



戦争研究所(ISW)の報告によれば、米下院のマッコール外交委員長(野党・共和党Republican Party)Representative Michael McCau:右 は2024年5月22日、委員会にてブリンケン: Antony John Blinken米国務長官に対して、米国がウクライナに提供した武器の射程に入るロシア連邦領内の軍事基地(赤い点)を記した地図を示したという。
地図のウクライナ領の周りに描かれた空間の外側の太線は、ウクライナ側から見たミサイル「アタクムスATACMS」の長射程(300キロメートル)の射程を示すもので、その他の線は、中射程の「アタクムス」(170キロ)や、その他のハイマースHIMARSのミサイル(77キロ)の射程を示すものだと説明されている。また、ウクライナ北東部の斜線部分は、ロシア領空から発射される誘導爆弾の射程距離(60キロ)を示している。参照英文記事 英文記事
マッコール氏は、「(ロシア人は)全ての火砲、ミサイル、多連装ロケット弾をウクライナの国境沿いに配置し、それをウクライナ人への攻撃のために利用している」と述べ、「しかし(バイデン Joe Biden:(与党‣民主党Democratic Party)政権は、ウクライナが自衛し、ロシアへ反撃することができないように、武器使用を制限している」と指摘した。参照記事 参考;長距離ミサイル「ATACMS」ウクライナがすでに実戦使用開始 アメリカが供与し「戦闘能力が大幅に向上」:、、、射程約170kmのアタクムスはすでに2023年に配備され、ウクライナ国内東部、南部のロシア占領地攻撃で成果を上げている。
、、、欧米の中に、次期大戦の勃発を恐れる機運から及び腰になっている部分が在るのは分かるが、そのためらいが、クリミア半島の占領、ウクライナ戦争の長期化を招いたのではないか?識者の中には、もしウクライナが敗北すれば、次にプーチン・ロシアは傀儡政権をウクライナに即座に設け、ウクライナ兵を前面に投入して周辺国への攻撃を開始し、第3次世界大戦が始まるだろうと明言する人もいる。言い換えれば、ウクライナ兵士の命が、第3次世界大戦を防いでいる。今戦況は、非常に微妙な状況に在る。戦略的には、一歩、半歩先に先手を打つのが必勝なのだが、、、
軍事費に於いては、現在各国から支援を得ているウクライナの方が、ロシアより優位だと言われ、今、ロシアは兵器、軍事費が枯渇しつつあり、ウクライナへの無差別空爆と不毛な人海戦術での突撃の繰り返しで、占領地維持と拡大、兵器生産の為の時間稼ぎをしているとの見方がある。 過去ブログ:2024年5月ゼレンスキー大統領、西側の兵器でのロシア領内軍施設への攻撃の許可を要求:5月プーチン、ハルキウ州側国境周辺に「安全地帯」設置を公言と中国の対応:映像:ウクライナの無人機攻撃:手榴弾で自決するロシア兵:参考:プーチン大統領、戦車工場視察: