2023年08月
日本は2023年8月24日、福島第一原発の処理水を太平洋に放出する作業を開始した。計画では、原発に貯められている100万トン以上の処理水 Tainted Water、Contaminated Waterが、これから30年にわたり放出されることになっている。アジア・太平洋地域からは抗議の声が上がり、特に中国は報復措置に踏み切っている。
中国はこの日、日本産水産物の全面禁輸を発表した。日本にとって中国は、水産物の最大の輸出先。日本政府は、処理水は安全だとしており、多くの科学者が賛同している。国際原子力機関(IAEA)も、放出計画を承認している。しかし、中国の税関当局は、福島県や周辺地域にの水産物に課していた禁輸措置を、日本全土に拡大すると発表。「中国の消費者の健康を保護するため」としているが、同時に、政治的な動機も同じくらい含まれていると指摘する。映像:「処理水 中国は恥さらし」:
韓国も長らく、日本の一部の水産物輸入を禁止し、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は、「今重要なのは、日本が国際社会に約束したように、科学的基準を厳格に守り、透明性をもって情報を提供するかどうかだ」と述べた。多くの韓国人が処理水の放出に反対し、8月24日には首都ソウルで、抗議者らが日本大使館に突入しようとする騒ぎがあった:右。香港や東京でも、抗議集会が開かれた。余りに無知な騒ぎに、韓国メディアも、「世界に笑われる」と遅まきながら警鐘を鳴らしている。参考:トリチウム、WHO基準値の0.1%…分裂扇動した人たちに責任問うべき=韓国:
東電は福島第一原発の汚染水を多核種除去設備(ALPS)でろ過し、トリチウムと炭素14以外のほとんどの放射性物質を、許容できる安全基準まで減らしている。ろ過された水は、さらに海水で希釈されてから海に放出される。
これまでに1000基以上のタンクが満杯になっている。日本はこの措置について、持続可能な長期的解決策ではないと説明。処理された水は安全だと主張している。
多くの科学者も安全だと述べ、国際原子力機関(IAEA)も報告書で、計画は国際基準を満たしており、環境に与える影響は「無視できる程度」だとした。
この計画に特に怒っているのは、日本の沿岸地域コミュニティーと漁業者だ。2011年の震災以来、経済的に完全には回復していない同地域の水産物を避ける消費者がいることを懸念し、自分たちの生活が心配だと訴えている。
東京で放出に対する抗議活動を行った女性は、ロイター通信の取材に対し、「海洋放出以外の、他の方法がたくさんあるはずだと思う」と話した。「なのに政府は放出を選んで、世界に問題を引き起こした。まったく受け入れられない」、、こんな発言など、無知な韓国人レベルだ。
、、、、韓国では反日野党が、中国では国策で嫌がらせを展開する姿は余りに低レベルで話にならない。他の方法があるはずだと抗議する言い方は、何の裏付けも無い、単なるいちゃもんでしかない。日本政府もはっきり言わないが、このままタンクが老朽化すれば、大型地震などでタンクが壊れ2次災害発生の懸念が在り、科学的に海洋放出の安全レベルが確認できた以上、無知や無能、政治利用や賠償目当て、人の傷口に塩を揉み込み、嫌がらせで喜ぶ変態は無視して、迅速に処理すべきだ。また、困っているのは福島の漁業だけでは無い。ベストではないが、現状では、これしか策が無く、日本はどこより桁違いに数値の低いレベルの処理水放出だ。過去ブログ:2023年8月処理水の海洋放出は8月24日にも開始 韓国の学会は容認:
今回あらためて説明されたKDDIの取り組みを見ていくと、まずはau基地局のバックホール回線としてのStarlinkの活用。光ファイバーの敷設が困難な離島や山間部では携帯のエリア化が困難、もしくは従来の衛星通信回線経由では通信品質に限界があった。しかし、Starlink回線を用いることで、低コストでかつ高速なサービスを実現。今後はSAを含む、5Gに対応したStarlink一体型の基地局を開発し、5G時代に向けた対応を進める。
5Gには使用する周波数帯以外に、設備にも「SA(スタンドアローン: stand-alone)方式」と「NSA(非スタンドアローン)方式」の2種類があり、SA方式は「単独型」という意味で、すべて設備が5G専用となるため、時間とコストがかかる。しかし、SA方式であれば本来の5Gの特徴である超高速&大容量に加え、低遅延や多数同時接続なども可能となり、まさに本物の5Gを実現できるのだ。 これに対しNSA方式は「非単独型」という意味で、既存の4G LTEの設備を利用しているため、速度の向上は見込めるが、低遅延や多数同時接続は実現できない。
KDDIは2022年12月から、Starlinkをau通信網のバックホール回線とした4G基地局の整備を進めてきたが、2023年8月26日技術検証が完了したため日本で初めて、岐阜県高山市丹生川町の乗鞍岳畳平バスターミナルにて、衛星ブロードバンドStarlinkをau通信網のバックホール回線として利用する5G基地局の運用を開始した。参照記事
KDDIではこれまでもほぼ全世界で使える通信サービスとして、インマルサットやイリジウムの回線を提供してきた。しかし、高軌道のインマルサットでは通信速度は遅く(数百kbps)、また料金も月数十万円クラスと利用の範囲は限定的だった。これに対し、Starlinkは最大220Mbpsで一般的なインターネット利用と遜色なく、しかも安価な料金で提供される。
また、Starlink経由で5Gの低遅延を実現するためのカギとなるのが、衛星間での通信機能。低軌道で1つの衛星がカバーする範囲があまり広くないStarlinkの場合、基地局が通信する衛星と、地上局が通信する衛星が異なるケースもありえる。その際、通信衛星間で通信することで遅延を減らせるという。KDDIとSpaceXの両社による共同検証で可能になった技術だ。参照記事から抜粋、、、、この事だけ見ても、マスク氏が、米国以外でいち早く商業利用を日本で開始した理由になるだろう。また、ロケットや宇宙開発、6G通信の実用化等の技術面や同盟関係の安定度、日本企業の資本力から見ても、マスク氏として提携したい先が日本で、実際、KDDIとの協業でスターリンクが進化していると筆者は見ている。ウクライナを軍事支援する欧州とは無理でも、日本の民間企業であるKDDIとなら、積極的に実証実験をしても、マスク氏は中国から睨まれる事も無く、KDDIは、離島対策や災害時利用を理由に自衛隊向けに衛星通信でのソフト、ハードの開発で協力でき、ペンタゴンも暗黙に了解するだろう。
事実、「KDDIは、2023年3月6日、災害発生時の早期通信復旧を目的に、海上自衛隊舞鶴地方隊 (所在地京都府舞鶴市、総監: 下 淳市)、第八管区海上保安本部 (所在地: 京都府舞鶴市、本部長: 榎本 雄太) と「海上自衛隊舞鶴地方隊、第八管区海上保安本部及びKDDI株式会社関西総支社の間の災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」(以下 本災害協定) を締結しました。なお、海上自衛隊、海上保安庁および通信事業者のそれぞれの地方機関による三者間協定は国内初となります。」という記事がある。参照記事 この内容にスターリンクを含むのは間違いないだろう。
マスク氏は、ウクライナへのサービス開始後しばらくして、負担が大きすぎると述べたとの記事を読んだ記憶があるが、今も継続しているのは、米国防省、NATO当たりが協力しているのではと思う。参考:イーロン・マスクがウクライナの激戦地でネットを遮断して年580億円を要求:2023年6月スペースX、ウクライナ用スターリンクで米国防総省と契約:
衛星通信ネットワークサービス「Starlink(スターリンク)」は、日本で2023年1月13日に突然の大幅値下げを実施した。KDDIの通信衛星ビジネス拡大と関係ありそうだが、、。
キエフ市軍事政権はテレグラムに、一夜にして20発以上のミサイルと無人機が「防空部隊によって破壊された」と書き、この空襲は春以来同市を襲った「最も強力な」ものだったと述べた。AFP記者は30日午前5時(日本時間午後2時)頃、キエフの中心部で少なくとも3回大きな爆発音を聞いた。キエフ市軍事管理局のセルギー・ポプコ長官は、落下する瓦礫により2人が死亡したとTelegramに書いた。
ロシア当局によると、ウクライナはエストニア国境 Estonian border 近くの空港から黒海のクリミア半島Crimea peninsulaまでの複数の地域を標的に、ロシアに対する夜間ドローン攻撃の新たな波を開始した。
29日夜(30日早朝)、ウクライナ国境から約800キロ(500マイル近く)離れ、EU加盟国のラトビアとエストニア Latvia and Estoniaの国境に近いプスコフの空港airport at Pskovへ無人機攻撃が確認されあり爆発音と火災が確認された。
RIAノーボスチ局は非常事態省の発表として、イリューシンIl-76大型輸送機Ilyushin Il-76 heavy transport planes(積載量40トン)2機が火災を起こしたと発表した。プスコフ地域は5月にもドローンの標的となっていた。露国営メディアのタス通信は「この攻撃で4機のIl-76が被害を受け2機が炎に包まれた」と報じている。英文記事 参照記事
無人機が確認されたウクライナ国境に近いブリャンスク地方Bryansk region 、南部オリョール地方、モスクワ南西部と南東部のカルーガ地方とリャザン地方 southern Oryol region and Kaluga and Ryazan regionsの当局は、報告された無人機はすべて破壊または撃墜されたと発表した。
最初の報道によると、露防空部隊は「モスクワに向かっていた」無人機を破壊したと市市長はテレグラムに書き、死傷者や被害はなかったと付け加えたが、タス通信は、航空交通機関の話として、モスクワのドモジェドヴォ空港とヴヌーコヴォ空港Moscow's Domodedovo and Vnukovo airports が「一時的に使用止め」になったと報じた。今夏以来、モスクワやその他のロシア地域は、ほぼ毎日ドローン攻撃の標的となっている。またウクライナは、半島の軍港セバストポリSevastopolでも水上無人機で攻撃を繰り返している。 英文記事 過去ブログ:2023年8月ウクライナ無人機がロシア領内の大型爆撃機破壊:
2023年9月1日:ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長 Defence's intelligence directorate Kyrylo Budanovは、ロシア・プスコフのクレスティ航空基地:Kresty Air Base in Pskov への攻撃は、ロシア国内から発射された攻撃型無人機によるもので「私たちはロシア国内から活動している」と発言したが、その攻撃を行っているのが誰なのか、情報総局職員なのか、ウクライナの情報機関と繋がりのあるパルティザンなのか、についても発言しなかった。同氏は、攻撃により4機の輸送機Il76がダメージを受け「2機が破壊され、2機が深刻な損傷を受けた」と説明し、ロシアが、標的の大型輸送機を軍用トラックやロシア空挺軍の兵員の輸送に利用していたことから、攻撃はこれらの輸送機をあえて狙って行われたものだったと指摘した。記録映像 参照記事 英文記事 英文記事
内閣成立後すぐ、フィンランド人党の4人の大臣の過去の人種差別的な言動が次々に報じられ、衝撃を与えた。
内閣発足10日にして辞任に追い込まれた経済大臣、続いて後継者になった経済大臣、党首の財務大臣、また内務大臣の過去の発言が明かされて問題視され、連日議論が続いている。最も大きな問題になったのはレイシズム: racismである。
新たに経済大臣になったヴィッレ・リュードマンWille Rydman(37歳)も、当時交際していた女性への携帯メールへのメッセージで、「ソマリア人のように広がって増える」「雑草のように広がる」「砂漠の猿に吐き気がする」などと書かいたとして問題になった。ソマリア人は東アフリカ・ソマリアからの難民や移民で、その受け入れは1990年代に始まった。現在、フィンランドには2世も含めて約23000人が在住している。リュードマンの辞任を求める声もあったが、現在まで辞任はしていない。
2人の経済大臣をめぐる騒動に加え、フィンランド人党党首で新内閣の財務大臣に就任したリーッカ・プッラRiikka Purraも論争の対象になった。プッラ氏は46歳の女性だが、15年前の2008年、あるブログに人種差別的な投稿をしていたことが問題化された。現在財務大臣のプッラ氏は2004年に政治学で修士を取得。2016年にフィンランド人党のプランナー、2019年に国会議員、2021年に党首、今年は財務大臣とキャリアを進めた。2児の母でもある。才能ややる気があると、キャリアをスピーディに開いていけるのは分野を問わずフィンランドの特徴だが、それが女性にも可能な社会である。
2023年6月末に公表された「政府の計画」では、国の借金を減らすための政府支出の大幅な削減、住居手当や失業手当など社会保障の削減、会社の解雇権の強化、ストライキ権の制限などが挙げられている。高所得者層の優遇、低・中所得層の締め付け、自己責任の増大などを伴うもので、様々な労働組合や職業同盟がすでに反対や批判の声を上げている。この計画は、新自由主義やサッチャリズム:Thatcherismを持ち込み「北欧型福祉国家」を変容させていこうとするものでもある。 7月の世論調査によると、回答者の半数以上がこの内閣は4年は持たないと考えている。フィンランドでは、6月から8月の3ヶ月近くが夏休みだ。9月からの国会の進展がどうなるか、、、。前回選挙では、野党は政府の財政政策を批判し、国民連合は支出削減を、フィンランド人党は緊縮財政を提唱し、結果、右派フィンランド人党が第2党に躍り出た。 参照記事 過去ブログ:2023年4月NATOが対露援助の中国を痛烈批判とフィンランドの加盟:4月フィンランド総選挙 野党保守派僅差で勝利:
、、、福祉国家で幸福度が高い北欧フィンランドで右派が台頭と言われても、筆者のフィンランドでの生活経験から別に驚かない。当時から徴兵制が在り、学校での国旗掲揚では国歌も歌った。学友と話せば当時のソ連をけなすジョークが飛び交い、意外と民族主義的な考えを述べる学友が多かった。ソ連と勇敢に戦った歴史がよくTVで流れていた。EUに加盟し、それまでの様な独自の国防意識が薄まり、移民が増えれば、右派的言論が強まるのは当然で、右に行き過ぎれば、また少し中道へ戻るのを繰り返すのでは、、。
右派寄りになるのも、侵略を開始したプーチンの専制国家と1300kmの国境で隣り合わせでは止むを得ない現象と見ている。写真上の右は国会で、一時その近くに住んでいて、米国の大統領が来ている時、深夜の帰宅途中に職務質問された記憶がある。通常は何の警備も無く、そこが国会だとも知らず、平和な国だなと思った記憶がある。人種主義については、無いとはいえないが、日常特に感じる事は無かった。50年前の話だが、今も住んでいる友人との話でも話題にはならなかった。
前大戦で枢軸国側だったフィンランドは、終戦後多額の賠償金を払い、南東部のカレリア地方(紫色)を連合国側だったソ連に割譲して今に至っているが、仮にロシアがウクライナ戦争で敗戦すれば、過去の割譲地域が浮上し、この事は日本の北方4島の返還にも影響するかもしれない。参考:フィンランドがロシアを心底恐れる理由:
しかし、車に乗ろうとしたとき、通行人が近づいてきました。「彼ら(robotaxi)は危険だ」と彼は私に言いました。彼は、誰かがロボタクシーRobotaxiにひかれそうになったのを目撃したと言い、私に注意するように警告した。彼はサンフランシスコのロボタクシーを好まない派の代表であり、命を危険にさらす危険な実験に市が同意したと信じている。
そして、さらに一歩進んだ人もいます。夏の間、運動団体はボンネットにコーンを取り付けて車を走行不能にする取り組みを始めた。Safe Street Rebel はその行為を「コーニング」と表現しており、そのビデオの一部は急速に広まりました。しかし、市当局は今のところ、彼らが路上で活動することを許可することに尽力している。映像::走行状況や反対行動
2023 年 8月 10日、カリフォルニア公共事業委員会 (CPUC) は、ウェイモとクルーズの 2 つのタクシー会社に 24 時間運行を許可することを可決しました。以前は、有料の乗り物を夜間に運行することしか許可されていなかった。しかし、その投票の前に、当局者らは6時間にわたるパブリックコメント、つまり希望と懸念を表明する人々のベルトコンベアに耳を傾けた。
ウーバーやリフトの運転手の中には、ロボタクシーが生計を奪われるのではないかと心配する人もいた。「自動運転タクシーの普及を許してしまえば、家族の仕事が奪われることになる」。私はシングルマザーです」と市内のウーバードライバー、ロシーヌさんは語った。
ゴミ処理車の代表者らは、車が頻繁に故障して通行を妨げられると述べた。サンフランシスコ市消防局も同じ理由で車を批判しており、今年は55回も妨害を受けたと主張している。映像ニュース 映像:CEOの発言や走行の様子など
この技術が単に安全であることがまだ証明されていないだけだと考える人もいる。サンフランシスコのタクシー運転手マシュー・サッターさんは、「私はテクノロジーのことばかり考えているが、まだ準備ができていない…これはサンフランシスコ市民にとって危険だ」と語った。
身体障害者の代表として、運転手の助けなしにどうやってタクシーに乗れるのかと疑問に思った人もいた。パラトランジット調整評議会のメンバーであるマラ・マス氏は、ロボタクシーの採用は「障害のあるサンフランシスコ人を寒さの中に放置することになる」と述べた。
しかし、その支持者もいました。サンフランシスコの整形外科医で熱心な自転車愛好家であるジョージ・ジャンク氏は、「私はこれらの車がどのように動作するかを見ていて、怒っているドライバーや注意力散漫なドライバーよりもはるかに信頼しています」と語った。同氏は、人間のドライバーが巻き込まれる多くの重傷事故に取り組んできたので、ロボタクシーの方が安全であるように見えると付け加えた。
目の見えないジェシー・ウォリンスキーさんJessie Wolinsky, who is blindは、ウーバーやリフトの運転手から嫌がらせを受けたと語った。 Waymo の車は「これまで経験したことのないレベルの安全性を私に提供してくれました」。また、タクシー運転手に子供用チャイルドシートを見て拒否されたと語る母親もいたが、これは自動運転車では決して起こらないことだ。
私は議論の両方の立場を見てきました。私は過去数か月間、クルーズのロボタクシー Cruise's robotaxis を数回利用しましたが、事故はありませんでした。同時に、私は道路の真ん中で故障したロボタクシーにも乗ったことがあります。急な右折にどう対処すればよいのか分からず、ただ止まってしまった。私の後ろの車はビープ音を鳴らし、ついに縁石に乗り上げて私たちを避けました。彼らの不満は理解できました。企業によるロボタクシーの利用拡大を認める投票からわずか8日後、クルーズのロボタクシーが消防車との事故に巻き込まれた。英文記事
すでに、2023年8月22日「GMのクルーズ、衝突後サンフランシスコでロボタクシーの運行台数を50%削減:GM’s Cruise slashed fleet of robotaxis by 50% in San Francisco after collisions」という記事が出ている。この事故は、サンフランシスコでテスラの自動運転車と消防車との衝突事故(運転手死亡)を含む2件の衝突事故が起きたことなどを指していて、ロボタクシーがとばっちりを受けた形だが、右の写真は、2022年8月、ロボタクシーと消防車が衝突した写真。参照記事
累計の販売台数は発売初年度の09年の6312台から15年に10万台、17年に20万台、18年に30万台、20年に50万台を超えた。50万台突破まで11年かかったが、それから3年で100万台を超えた。 HVは、相対的に高額で充電インフラが不足している電気自動車(EV)などのエコカーの購入をためらう層に人気が高い。現代・起亜の2023年1~7月の国内販売をみても、EVが前年同期比11.1%増だったのに対し、HVは43.6%増を記録した。参照記事
、、、、少し前まで、日本はEVで後進国だとまで書いていた韓国の記事である。欧州でのHV人気に乗ろうと言う算段だろうが、HV開発の先駆者はトヨタである。こんな大人げないことは書きたくないが、幼稚な民族主義的傾向のある韓国メディアにだけは明確にしておこう。参考:プリウスを約2年で開発の歴史:トヨタがハイブリッドの特許を無料開放した驚きの理由とは:右は、プリウスコンセプトカー(1995年)。2022年11月の記事で、1997年に世界初の量産HVとしてデビューしたプリウスは新型で5代目となる。累計販売はPHVも含めて約505万台とトヨタを代表する車の1つにまで成長した。今後も、日本をはじめに北米や欧州など海外でも順次展開していくという。2023年5月の国内車名別新車販売台数
別のチャンネルは、ウクライナの諜報(ちょうほう)機関がパイロットをウクライナ北部ハルキウ州Volchansk( Vovchansk) in Kharkivまで誘導し着陸させた。ヘリにはロシア軍の戦闘機の予備部品が積まれ、状況を知らないまま乗っていた2名の乗員もいたという。着陸後に逃亡を図った2名の乗組員は、やむを得ず射殺されたとされる。ロシアに残っていたパイロットの家族も、ウクライナ側の手引きで国外脱出できた。ウクライナは、ヘリを検査し、問題が無ければ実戦配備の予定で、亡命を歓迎している。 参照記事 英文記事 映像ニュース 、、、漏れてくるロシア側の状況は、後方支援や援護の無いまま地上兵は突撃を命じられ、ロシア兵の中に厭戦気分が高まっていると言われる。プーチンの国内向けの妄想は最近「NATOはロシアの資源を搾取しようしている」に変化した。当初の「ロシアの領土を侵略している」では無理があると気づいたか?
8月26日の記事によれば、ボリス・ジョンソン元英国首相Former UK prime minister Boris Johnsonは、ワグネル民間軍事会社(PMC)の資金提供者であるエフゲニー・プリゴジンの殺害 murder of Yevgeny Prigozhin, financier of the Wagner Private Military Company (PMC), は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の命令ordered by Russian President Vladimir Putinでなければ不可能であり、それゆえに独裁者との交渉が無駄であることの証明であると考えていると述べた。
「プーチンはギャングであることを露呈し、死んだワグネリートへの不条理な "賛辞 "をテレビで放映した。これらの殺人によって、プーチンは我々の目の前でアジアの専制君主に変貌しつつあり、もしプーチンがウクライナで勝てば、世界中の民主主義にとって大惨事となり、西側諸国は当てにならないと言っている(親ロシアの)すべての国は、ロシアを支持した事で後悔するだろう」との意味の皮肉を述べている。
、、、プーチンをギャング、アジアの専制君主とストレートに表現しているが、過去2018年のWSJ紙は、プーチン体制を、過去に西欧まで遠征して破壊と殺戮を繰り返したチンギス・ハンGenghis Khan率いるモンゴル帝国に例えていた。実際それが現実になったとも言える。
その時、モンゴル軍が唯一攻め落とせなかったのが小国日本で、神風で留めをさされた。その為か、ウクライナはロシア攻撃の体当り型無人機を、「カミカゼ・ドローン」と呼んでいる。武士団の小舟が元の大型船を攻める絵は、今の黒海を彷彿とさせる。
一方で、チンギス・ハンは「史上最大の軍事的天才であり、指導者だったことは、疑いの余地がない」との見方も在り、実はあのスターリンもチンギス・ハンに魅せられた一人だった。モンゴル人を弾圧したスターリンだが、チンギス・ハンの陵墓を探す調査団を繰り返しモンゴルに派遣していた。今の歴史書上で二人は、大量虐殺者である。 参照記事 参照記事 映像:古代日本の文明レベルが異次元!?世界的にも超高度な最古日本の姿とこれまでの流れ:
「ルカシェンコ氏は、ロシアが現在この国(ベラルーシBelarus)を(軍事的、経済的に)事実上占領しているにもかかわらず、日常的に自分自身が主権のある指導者であるかのように演じようとしており、プーチン氏による、ほぼ確実なプリゴジン暗殺を、クレムリンによる一方的な協定の破棄だとベラルーシ国民が見るのを防ぐことを望んでいるのだろう」とISWは語った。また、「ルカシェンコ氏はおそらく、クレムリンの命令外で高度な安全保障上の決定を下す能力が自分に在る例として、最初の合意(ワグナーがベラルーシの国防に協力する事)の継続とワグナー兵士らのベラルーシ駐留継続(の意向)を強調したいと考えている」とISWは付け加えた。参照記事の曖昧な部分に筆者の補足を加筆しています。
、、、この元記事の前段でルカシェンコ氏は、自分はプーチンをよく知っており、殺害を命令するような人物では無く無実だと強調している。だとしても、人為的な爆破説が有力な中、独裁国家で一体プーチン以外の誰に、こんな大胆な事が画策出来るだろう。そもそも、国際的に叩かれるのを承知でウクライナ侵略を決行する人物にとって、10人の暗殺指令など、挨拶を交わす程度の軽いものでしかないだろう。これまでも多くの暗殺を指示したと、世界は承知している。
ルカシェンコ氏は、ベラルーシのテント村には、ワグネルの武装反乱後に受け入れを表明して以来ワグネルの戦闘員が集まり続けており、その数は推計約1万人に上ると明らかにした。、、これも、2人の独裁者がプリゴジン暗殺の為に練った陰謀で、プリゴジンと兵士を引き離し、事前にロシアからの隔離を計ったと見ることもできる。 参照記事 過去ブログ:2023年8月8月23日、ワグネルの創始者プリゴジン氏死亡 ジェットに爆弾?:8月ベラルーシがポーランドに話し合い求める??:7月ワグネルの3台のバス含む60台の車両がベラルーシに到着:7月ワグネルの予定所在基地?をBBCが取材とアフリカ利権:
最近の、ウクライナ特殊部隊のオレニフカOlenivka(Olenevka)付近での半島上陸に絡み、ロシア側が黒海艦隊の軍港のあるセバストポリSevastopol地区の軍施設や車両の往来などの情報漏えいを警戒したための行動と想像できる。最近はこのセバストポリ地区の燃料タンク、施設などが無人機攻撃され炎上している。人質の意味で在れば、3人の拘留は長引くだろう。
ウクライナ記事では、半島のペレバルネPerevalne村に拠点を置くロシア黒海艦隊第126旅団:126th Separate Guards Coastal Defence Brigade of the Russian Black Sea Fleet に対しての8月25日の無人機攻撃で、多くのロシア兵を死傷させたと報告されている。大きな爆発が複数回確認されており、弾薬庫が爆破された可能性がある。 参照記事 英文記事、、、名前から米軍の海兵隊に匹敵する部隊かと思ったが、概要によれば、自走式地対地ロケットランチャー等を保有していると在り、地上での後方支援機甲部隊かもしれない。
過去ブログ:2023年8月クリミア半島へ、ウクライナの先遣特殊部隊が上陸か?:8月露軍黒海沿岸居住地域へ砲撃と民間貨物船に銃撃:4月露軍、ウクライナに向け対戦車「特別部隊」編制とクリミア:3月改めて見直すクリミアの歴史:2月ロシアの徴兵と民族浄化、2月23日は露の「祖国防衛の日」:2022年3月ウクライナの民族問題、ナチスを警戒するロシア:3月プーチンの勝手な決めつけとクリミア半島併合に対する失策:2014年3月ウクライナ クリミヤの過去:
クリミアの市民記者ネットワーク「クリミアの連帯」は、拘束された人々はシンフェローポリ(シンフェロポリ)SimferopolのFSBロシア連邦保安庁庁舎に連行されたと伝えた。同日、クリミア自治共和国ウクライナ大統領代表部は、今回のクリミアでのロシア占領政権いわゆる「治安機関」による、バフチサライの先住民クリミア・タタール民族の代表者に対する大規模家宅捜索と拘束という違法行為を非難する声明を発出した。
クリミア半島の人口のおよそ12%~15%を占めるイスラム教徒の多いタタール人は、何かにつけロシア占領軍から差別や弾圧を受けてきた。特に近年は、ロシア軍がクリミア・タタール人を狙って集中的に動員し、ウクライナ軍と戦わせようとしていると指摘されている。 参照記事 参照記事 参考:クリミアとタタール人の現状
写真はクリミア半島を故地とするクリミア・タタール人の装い。「タタール」の名称は、かつてテュルク系ムスリムが広くタタールと呼ばれていた名残だが、ロシアのヴォルガ川流域のタタール人(現在のタタールスタン共和国付近)とクリミア・タタールは異なる歴史や文化を持つ。参照記事
2023年8月28日:ウクライナ南部のロシア軍の戦況悪化で、ロシアはその地域のロシア軍への兵站:military logisticsルート確保が急務となっている。
しかし、半島から北への物資輸送が、ウクライナの攻撃やパルチザンによる、道路、橋、鉄路破壊などで難しくなり、物資や燃料貨物車が交通の要衝で兵站基地であるシンフェローポリ(シンフェロポリ)Simferopol(北側には軍用飛行場:オクチャブリスコエ飛行場:英文記事 参照映像: が在るがウクライナの無人機攻撃を受けている)で溢れていると言う動画ニュースが目についた。クリミアの鉄道拠点で列車完全停止!補給物資を積んだ列車で溢れかえる!クリミア橋への攻撃でクリミア半島はほぼ孤島化!:今ロシアは、予備役の大隊を、東部に投入するか、南部に投入するか賭けに出なければならない状況だと言う。
2023年8月30日:米国のブリンケン国務長官(US Secretary of State Antony Blinken)は29日、ロシア占領政権による一時的被占領下ウクライナ領クリミアの先住民クリミア・タタール人への迫害を強く非難し、ロシアに対して全ての政治囚を解放するよう呼びかけ「米国は、ロシア占領政権によるクリミア・タタール人への、新たな大規模逮捕と拘束の波を含む、長引く迫害を強く非難する。ロシアは、クリミア・タタール人への迫害とウクライナの占領を終わらせ、全ての政治囚を解放せねばならない」と伝えた。参照記事
ウクライナのKrym.Realiiは24日「午前5時から6時にかけてクリミアのマヤクMayak村付近で水上艇と航空機を伴う戦闘が発生した」と、ロシア人も「ウクライナ人工作員を乗せたボート4隻と治安部隊との間で戦闘が発生した」と報告、ウクライナ国防省情報総局(GUR)のユーソフ報道官は24日「特別作戦の一環としてクリミアへの上陸作戦が行われた」と発表した。
今の所、情報は錯そうしており、別記事によれば、一部の地元情報では、目的地はレーダー基地だった可能性があり、長距離レーダーが設置されているマヤクMayak村で爆発音が聞こえたとする。この任務はウクライナ諜報機関(GUR)と海軍の共同作戦であったとされ、ロシアの情報筋は、10人が2隻のゴムボートでここに到着し、マヤク近郊にあるオレニフカOlenivka(Olenevka)のキャンプ場で発砲したと主張している。クリミアには、高度なシステムを含め、ロシア軍の大規模な防空とミサイルの拠点がある。ウクライナは23日、同地域の地対空防衛ミサイルシステム「S400」を破壊したと発表していた。英文記事 参照記事 地図元 参照記事
ウクライナは時間を掛けてNATOの衛星で監視を行い、事前に近くのズミイヌイ島Zmeiny Island,Zmiinyi Island (通称スネーク島)に物資を運び込み、23日早朝にはウクライナ側が無人機、海上からミサイルによる攻撃を行い、ロシア側は空からのボート射撃や無人機破壊で対抗したとある。
下右の写真は、クリミア付近でボート上の特殊部隊がロシア軍機に発砲する様子としてウクライナ国防省情報総局が提供した画像 特殊部隊の膨張式ボートからロシア軍の戦闘機に向けて対空ミサイルも発射されたと報告された。 英文記事 英文記事 参照記事 参照記事
2023年8月26日:南部ザポリッジャ州のロボティネ村Robotyneから南進を目指す部隊は25日、村を制圧し、村の南部の最も困難といわれた露軍の第2防衛線を越えてノヴォプロコピフカNovoprokopivk村のロシア軍を攻撃しており、さらにトクマクTokmak、メリトポリMelitopol方面へ南下を進めるようだ。ハイマースの砲撃が効果を上げ、一部ロシア軍は投降していると言う。参照記事 一方、ウクライナ東部のロシア軍は、攻撃に向け軍を再編成している。
2023年8月27日:ウクライナ国営通信によると、ウクライナ軍の報道官は27日、ロシア軍への大規模な反転攻勢としてザポリージャ州で南下を図る「ザポリージャ戦線」の激戦地ロボティネから、進軍を続けていると発表した。一方、ウクライナ政府は27日、黒海経由でのウクライナ産穀物の輸出再開に向け、暫定的に設定した民間船舶用の新たな「人道回廊」を使った第2陣の船が、南部オデーサ港から出港したと発表した。英国防省の27日の発表によると、黒海では露軍とウクライナ軍の小規模な戦闘が起き、緊張が高まっている。参照記事
インド宇宙研究機関(ISRO)の無人月面探査機「チャンドラヤーン3号Chandrayaan-3」が2023年8月23日、世界で初めて月の南極に着陸した。月面への探査機の着陸に成功したのは、アメリカ、旧ソ連、中国に続き4カ国目となる。
チャンドラヤーン3号の着陸機「ヴィクラム(Vikram)」は、予定通りの現地時間23日午後6時4分にタッチダウンした。この成功に、インド全土が祝賀ムードとなっている。ナレンドラ・モディ首相は、「インドはいま月にいる」と述べて成功を祝った。成功までの記録、アニメーション 着陸映像
「他の国が到達できなかったところにたどり着いた。嬉しい瞬間だ」 ISROのスリーダラ・パニッカー・ソムナート長官は、着陸の成功は「我々だけでなく、ISROの何世代もの科学者たちの業績だ」と語った。20日には、やはり月の南極への着陸を目指していたロシアの無人月面探査機「ルナ25号」が制御不能になり月面に墜落したばかり。南極付近の月面は「非常に不均等」で「クレーターや岩が多く」、ルナ25号の墜落は着陸の難しさを示していた。インドも2019年に月の南極への着陸作戦を試みたが、失敗に終わっている。
この場所への着陸成功は今回が史上初で、太陽光の届かない月の南極地のクレーターには氷が堆積(たいせき)していると考えられており、ロケット燃料や飲料水としても利用できる可能性がある。、、今後、自立走行する「探査機プラギャンRover Pragyan:サンスクリット語で「知恵」」が月面探査をする。左は、プラギャンが月の南極で撮った着陸機ヴィクラム 参照記事 英文記事 英文記事 参照記事 参照記事 参照記事
日本のアイスペース社の着陸機(アラブ首長国連邦が作った月面探査車を搭載していた)は2023年4月、高度の判断を誤り、燃料切れによって破壊的な結末を迎えたが、「Smart Lander for Investigating Moon(スマート・ランダー・フォー・インベスティゲーティング・ムーン」、略してスリム(SLIM)と呼ばれる日本の着陸機は、まもなく打ち上げられることになっている。 NASAの探査車「VIPER」や中国の「嫦娥(じょうが)6号」によるサンプルリターンミッションなど、その他の主要ミッションの打ち上げが2024年に予定されており、その後は人間をもう一度月に送り込むアルテミス3号も控えている。 参照記事
行政でも、新たな企画の説明にカタカナ語を当てるので、意味が分からないことが在る。それを更に短縮されるともう意味不明で、いきなり「マイナ」と言われても分からなくて普通だ。政治家まで答弁で「ルー大柴化」しては行き過ぎだろう。右のような表が在ったが、社会人も大変だな、、。
「フィックス(Fix)」は修正や固定、確定を意味する言葉で、筆者も仕事で外国人へ修理を英語で説明する際に使うが、「決定」と言う意味で使うことは無い。設計では「開かない窓面、ガラス面」を指す。
最悪なのがパソコン上に登場するカタカナ語で、メールを使っていて急にガイダンス(指導、アドバイス)が出てきて、日本語で「デバッグしてください」と書かれていて??となった事がある。其の英語がdebug(修正)だと思いついたが、少なくても筆者の発音ではデバ グであり、デバッグとは発音しない。意味は分かったが、結局その方法は分からなかった。
以前ブログに書いたが、インディードがCMに流れ出して、indeedだとは分かるが、イギリス英語圏の人間に「インディード」と発音しても通じないのではと思う。最後のdはイギリス英語ではほとんど発音しないし、アクセントも違うからだ。これなど最悪のカタカナ語の使い方だと思う。過去ブログ:2018年2月どこが方言なんだか 「そだね!」:もっとも筆者にとっては、TVで遠慮なく流れる関西弁の方が難題なのだ。最近は誰もかれもが「めちゃ、めちゃ、めっちゃ」「すげー!」「うま!」など使うが、少なくても筆者の家系では、それを使えば下品と言われる。ある日の小峠は、これしか言わなかった。下品は顔だけにしてくれ!
「雨のように銃弾を浴びせられた」と題されたHRWの報告書は、内戦で揺れるイエメンを経由してサウジアラビアを目指した数百人の移民が、射殺されたとしている。その多くはエチオピア人だという。BBCの取材に対して複数の移民は、銃で腕や脚を撃たれたと話した。移民ルートのあちこちで複数の遺体を見たという。
サウジアラビア政府はこれまで、定まった方針のもとに国境沿いで移民を殺害していると非難されても、これを否定してきた。
証言によると、サウジアラビアとイエメンの間の国境地帯でサウジアラビアの警察や兵士が、銃や爆発物で移民を攻撃しているという。複数の移民は、夜間に国境を越えようとする際、多くの女性や子供を含むエチオピア人の集団が、一斉射撃を受けたと話した。エチオピア人たちは職を求めて、原油収入でうるおうサウジアラビアを目指している。
モハメドさんは昨年7月、45人のグループで国境を越えようとした最中に銃撃されたという。彼は、イエメンとエチオピアの密入国業者たちから暴力を受け、危険と飢えに苦しみながら、3カ月かけてサウジアラビアを目指したが、新天地への旅はそこでいきなり残酷な形で中断された。膝下から左脚を切断する羽目になったモハメドさんは、今ではエチオピアの両親のもとで暮らしている。よく合わない義肢をつけ、松葉づえをついて歩く。
国連の国際移住機関(IOM)によると、年間20万人以上が「アフリカの角」から海を渡ってイエメンに入り、そこからサウジアラビアを目指すという危険な旅に挑む。複数の人権団体によると、途中で大勢が監禁されたり暴力を受けたりする。海を渡る、そのことだけでも危険だ。先週にはジブチ沖で移民船が難破し、24人が行方不明となっている。イエメン国内に入っても、最もよく使われる移民ルートの随所に途中で死亡した人たちの墓が点在している。
報告書は2022年3月から今年6月までの期間を対象にしたもので、爆弾など爆発物が含まれる武器が関係する事案28件と、至近距離からの発砲14件を取り上げている。
国境地帯は奥地にあり、生存者を見つけるのは非常に難しい。そのため、国境沿いでどれだけの移民が殺害されたか推計するのは不可能だと、報告書の筆者たちは言う。「少なくとも655人だと考えているが、おそらく数千人規模だろう」と、ハードマン氏は言う。「加害行動は随所で組織的に行われており、人道に対する罪に相当するかもしれないと、私たちは事実にもとづき示している」。ニュース映像
サウジアラビア政府は、指摘された内容を深刻に受け止めているとしつつ、国境地帯での殺害が組織的で大規模なものだという国連側の主張は強く否定した。「提示された限られた情報をもとに、王国の当局が調べたものの、指摘内容を確認あるいは裏付ける情報や証拠は見つからなかった」と、サウジアラビア政府は反論した。
実際にプリゴジン氏が乗っていたか確認されていないが、この機体はプリゴジン氏が所有するもので、モスクワ Moscowから自宅、事務所のあるサンクトペテルブルクSt Petersburgへ向かっていたという。彼の居場所については疑問があったが、8月21日月曜日にソーシャルメディアにアフリカのどこかにいるとする動画を投稿していた:写真左。英文記事 映像記事 墜落映像
空中で白煙が上がってから墜落したと説明する映像 地上で炎上の映像、、個人的には、ジェットが空中で爆発し墜落したように思えるが、撃ち落とされたと断定する映像記事もある 参照記事。
ロシアの航空当局は、エンブラエル・レガシー機Embraer Legacy 600 jetが23日水曜夜にモスクワ北部のトヴェリ地方で墜落した際、モスクワとサンクトペテルブルク間flying between Moscow and St Petersburgを飛行していたと認めた。しかし、ワグナー関連のテレグラムチャンネル「グレーゾーン:Grey Zone」は、その主張を裏付ける証拠は示さなかったものの、同機はロシア軍によって撃墜されたと報じた。プライベートジェットには乗客7名と乗員3名が乗っていた。予備情報によると、乗員乗客10人全員が死亡した。遺体はすべて回収されたという。プリゴジンの会社の1つに登録されているエンブラエル・レガシー号は、飛行時間30分未満で地面に衝突して火災が発生したと伝えられている。ロシアの調査委員会によると、交通安全と航空輸送の運営を規定するロシア刑法第263条に基づき、墜落原因について刑事捜査が開始された。英文記事 英文記事 、、、プーチンへの報復が始まるのか?暗殺だったとの見方が広がっているが、墜落原因を巡っては様々な見方が浮上している。
筆者が理解できないのは、暗殺の危機を十分感じていたはずのプリゴジンが、複数のジェットを所有しているのに、なぜ側近全員と同じ機で帰路に就いたのかだ?一旦全員をモスクワに集める策略をプーチンが練ったのか?確実な10人暗殺など、思い付きで出来る策では無い。まして証拠を揉み消せるロシア領内では、完全犯罪に近く、ロシアは事故と言い切るのか?
2023年8月25日:プーチン大統領は24日、プリゴジン氏ら全員の死亡を認め、遺族に哀悼の意を表している。AP通信は24日、米欧当局者の話として、米情報機関は、意図的な爆発で墜落したと判断していると報じた。ウクライナ国営通信によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は同日、墜落について「ウクライナは何も関与していない。誰の関与か、誰もが気づいている」と述べ、プーチン政権が関わったとの見方を示唆した。参照記事
各国に在るワグネル組織を今後ロシアが統括する可能性も言われる中、ポーランドのモラウィエツキ(モラヴィエツキ、モラビエツキ)首相:PM Morawiecki of Poland;右 は24日、プリゴジン氏に代わってプーチン大統領がワグネルを指揮するようになれば、ロシアの民間軍事会社ワグネルの脅威はさらに増すと警告した。参照記事 過去ブログ:2023年7月衛星でベラルーシにワグネルの宿営地確認?とポーランド、日本:6月反露ポーランドの軍備増強と、その必然性:
2023年8月26日:ロシア連邦捜査委員会は25日、自家用ジェット機の墜落現場で、飛行状況を記録するフライトレコーダーを回収したと発表した。墜落を巡っては、機体に仕掛けられた爆弾がさく裂したという見方が強まっている。参照記事
また、ウクライナの国家安全保障・国防評議会の長官は、「これが私たちの現実主義であり、1991年の国境である。これが実現しなければ、わが国の存立は常に脅かされることになる。もし違う現実主義を持つ人がいれば、それはその人の問題であり、その人はその国の領土でその現実主義に対処すればいいのです」。英文記事 、、、日本にも、いづれは来るだろう停戦を先取りして騒ぐ、自称政治家のお調子者が居る。他国の公人が言うべきことでは無いだろう。地図は、ロシアを排除した想定図だが、ダニロフ氏は2023年2月、ロシアが、戦闘を停止する代わりにロシアに実効支配されている東部・南部地域の占領をウクライナが受け入れる案として「朝鮮半島方式が提案されている。いわゆる38度線のようなものだ」と発言していた。過去ブログ:2023年2月NATO事務総長が露の大規模攻撃開始に言及と朝鮮半島式和平?:
ウクライナのゼレンシキー大統領は2023年8月23日、開催されたクリミア・プラットフォーム首脳会議後の記者会見時に、誰も北大西洋条約機構(NATO)への加盟とウクライナ領土を交換することはないとし、そのような提案は不誠実な話、不誠実な対話、挑発だと強調した。また同氏は、ウクライナはハルキウもドンバスも(ウクライナ南部)パウロフラードpavlohradもドニプロも明け渡さないとし、「世界中の全ての分析者がそれを期待すらしませんように」と発言した。参照記事
2023年8月23日:ロシア軍は8月23日未明、自爆型無人機「シャヘド136/131」を最大20機発射しでウクライナを攻撃し、南部オデーサ州Odesaでは、製造・積替施設に着弾があり、穀物庫が損傷した。これに対して、ウクライナ空軍はその他の防衛戦力の防空部隊と連携して、敵の無人機を計11機撃墜したと書かれている。その内、9機はオデーサ州で、2機はザポリッジャ州で撃墜したとのこと。、、、やりたい放題だな。ロシアは、、参照記事 過去ブログ:2023年3月ロシア兵の残虐を無視するロシアの裁判所:3月ウクライナの今後の戦況の見方と東部で戦力を消耗するロシア軍: