2022年06月




現地29日朝、Mykolaivでマンションが攻撃され、3人が死亡、5人が負傷した。英文記事


また、59人が国家警護隊隊員、30人が海軍軍人、28人がウクライナ軍人、17人が国境警備隊隊員、9人が領土防衛部隊軍人、1名が警察官だという。また全体の内、23名が将校だという。最も高齢の人物は65歳、最も若い者は19歳だとのこと。同局は、解放された軍人たちの大半は重傷を負っている者だとし、銃痕や爆発物の破片、爆発による後遺症、やけど、骨折、手足切断などの負傷があると説明、現在緊急治療と心理ケアが施されていると伝えた。英文記事 参照記事

ドイツの週刊誌「シュピーゲル」は2022年6月26日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を「天然ガスの悪魔」として描いたカバーストーリーを通して、ドイツがロシアの天然ガスの中毒になった理由を分析した。
ドイツは2021年末の時点で天然ガスの55%、エネルギー全体の13.5%をロシア産に依存している。過去およそ50年間、ドイツ政界と政府、企業の純真かつ誤った選択が積み重なり、「致命的な状況」を招いたというのがシュピーゲル誌の分析だ。経済協力を通して共産国・独裁国と信頼関係を結べるという思い込み、緻密な準備もなく盲目的に推進した脱原発・親環境エネルギー政策などが、さまざまな面でかつての文在寅(ムン・ジェイン)政権を連想させるという声もある。
同誌は、事態の起源を、ドイツ社会民主党(SPD)のウィリー・ブラント(Willy Brandt)首相が1969年から展開した「東方政策」(Ostpolitik)に求めた。ロシアとの関係改善を目指した経済協力事業の一環として、シベリアの天然ガス開発が始まった。ドイツが技術と資本を提供したら、見返りにロシアはガスを提供するという方式だった。これは、ドイツの鉄鋼・化学系の大企業や大手金融機関にも甘いビジネスチャンスをもたらした。1970年代にオイルショックを経験したことで、ドイツの左派政治家は「中東よりもロシアの方がはるかに信用できる」という認識まで持つに至った。これを契機として、ロシア産天然ガスの輸入が本格化した。
シュピーゲル誌は「1991年、ドイツのロシア産ガス依存度は既に33%に達していた」とし「左派・右派を問わず、全ての政権がリスクよりもチャンスばかりを見ていた」と指摘した。2000年代に入り、ロシアとドイツを直接結び、より多くの天然ガスをより安く運び込む「ノルドストリーム」事業も始まった(2011年開始、運用中)。同誌は「ノルドストリームは、当初からプーチンのアイデアで始まり、彼の側近が掌握してきた事業」だとし、プーチン大統領がノルドストリームを、始めからドイツを狙った「地政学的な武器」として企画した可能性を示唆した。(ノルド2は2018年着工、2021年9月完成だが未開通)

同誌は、政府の政策と産業界の問題も指摘した。安い天然ガスが満ちあふれ、ドイツ政府は安易にエネルギー市場の自由化に乗り出して「安定的エネルギー供給」という政府の政策的役割を放棄した。日本で福島第一原発事故が起きると、脱原発の世論に押されて性急な原発閉鎖を断行した。また、急進的な親環境エネルギー転換目標を採択しておきながら、これを実現する「マスタープラン」もなく、無計画に天然ガスに依存した。企業や投資家は安いロシア産天然ガスで得られる高収益に気を取られ、ドイツの産業とエネルギーインフラが自力で活動できなくなりつつあることには関心がなかった。風力発電の許可を得るのに5-6年かかり、高電圧の送電網が足りず、北部の余剰電力を南部の工業地帯へ送ることができないという事態が発生した。
ロシアは最近、ドイツに対する天然ガス供給量を従来の40%の水準に減らした。「設備の問題」を言い訳にしているが、対ロ経済制裁とウクライナ支援に参加したことに対する報復との見方が一般的だ。長期化すれば、暖房はもちろん化学企業の原料供給にも大きな打撃を受ける。シュピーゲル誌は「ロシアは信ずるに値するパートナーで政治と経済は別、という主張は『世紀のうそ(Lebenslüge)』だった」とし「ドイツの犯した誤りに対する請求書が、今になって飛んできている」と結論付けた。 参照記事
、、、、ドイツのハーベック(Robert Habeck)経済相:右 は2022年6月19日、減少しつつある天然ガスを節約するために、政府がこの夏、休止中の石炭火力発電所を再稼働させる計画であることを明らかにした。脱原発が基本方針である「緑の党 Green Party」所属のハーベック経済・気候保護相は、現時点での見直しに否定的な見解を述べる一方、「タブー」なしに妥当性を検討する姿勢を示し、原発再稼働への余地を残している。ハーベック経済相は現在稼働中のロシアとのガスパイプライン「ノルドストリーム1」について、ロシアが来月7月予定する10日間の点検を終えた後に稼働を再開するかは確信が持てないと述べた。同大臣は過去に「エネルギーを武器に利用」とロシアを批判する発言をしている。参照記事 参照記事 参考:ロシアが権威主義体制を強化して天然ガスを武器に欧州へ挑戦しようとしている現実から目をそらし続けてきたドイツ、プーチンの嘘に騙された独首相、たった1日で外交成果はゴミ箱行き
シュピーゲル誌の指摘は、日本の対外政策に参考になる点が多い。韓国紙のコラムからの引用なので、一部文在寅(ムン・ジェイン)政権にも触れているが、文大統領は根本的に、できないことを、さもできるように言う虚言壁や、相手の真意が読めない理解力の欠如など、人物的に欠陥だらけの上、頑固な左派南北統一論者であり、本来成ってはならない人を大統領に選んだ韓国民の失敗である。
2022年7月21日:ロシアからドイツに天然ガスを供給するパイプライン「ノルドストリーム(Nord Stream)1」が21日、稼働を再開した。ドイツのパイプライン運営会社ガスケード運営会社が明らかにした。ノルドストリームは、定期点検のため10日間止まっていた。ノルドストリームの稼働を確認したものの、供給量については言及しなかったが、再開後の供給量は保守点検前の水準(フル稼働時の40%)に回復する見込みだと発表された。
2011年に建設が完了した「ノルドストリーム1」はバルト海の海底経由でロシア・レニングラード州のヴィボルグとドイツのメクレンブルク・フォアポンメルン州のグライフスヴァルトを結び、総延長は約1200キロに達する。保守点検による稼働停止で、欧州での天然ガス供給の逼迫(ひっぱく)を悪化させていました。ドイツ政府は、ロシアの介入により、定期点検後も供給が再開されない可能性を懸念していた。英文記事 参照記事 参照記事
2022年6月29日:NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長:右 は、NATOの首脳会議を前に、北欧のフィンランドとスウェーデンの加盟に難色を示していたトルコが支持に転じ、両国がNATO加盟に向けて大きく前進したと発表した。ロシアによるウクライナへの侵攻を受けて、軍事的な中立を保ってきたフィンランドとスウェーデンは先月、NATOへの加盟を申請したが、加盟国のトルコは、トルコがテロ組織に指定しているクルド人武装組織を両国が支援しているなどと主張し、加盟に難色を示してきた。
これについて、スペインのマドリードで開かれるNATOの首脳会議を前に、28日、フィンランドのニーニスト大統領とスウェーデンのアンデション首相、トルコのエルドアン大統領、それにNATOのストルテンベルグ事務総長が協議を行い、協議のあと記者会見したストルテンベルグ事務総長は、トルコが両国の加盟について支持に転じ、両国がNATO加盟に向けて大きく前進したと発表した。29日からの首脳会議で両国の加盟交渉を正式に始めることを決める。
発表を前に、北欧の2国とトルコの外相は合意文書に署名し、この中では、トルコが求めているテロ容疑者の引き渡しについて、トルコと両国の間で法的な枠組みを確立することなどが示されている。
イギリスのジョンソン首相はツイッターに「両国が加盟すれば、このすばらしい同盟がさらに強く、安全なものになる」と投稿するなど、加盟各国からは歓迎する声があがっている。参照記事 過去ブログ:2022年6月事実上のロシア包囲が加速する欧州東部と露は空爆強化 6月EUがウクライナとモルドバに加盟候補国の地位を付与 6月ウクライナ状況の長期化を予想するNATOの限界とEU加盟 5月過ちの本人プーチンが フィンランドにNATO加盟「過ちだ」と? 5月NATOはトルコを論破しなければならない 5月フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に水を差す男 4月思い起こされる故レフ・カチンスキの言葉と露の国際法無視
ドイツ・ミュンヘンでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)は28日午後(日本時間同日夜)、首脳声明を採択して閉幕した。声明はロシアのウクライナ侵攻をめぐり「プーチン政権に厳しい経済的損失を課し続ける」と宣言。ロシア産石油の取引価格に上限を設定する新たな制裁を検討する方針を示した。同時に、対ロ非難を控える中国を名指しし、「侵略停止に向けてロシアに圧力をかけるよう要求する」と記した。
岸田文雄首相は閉幕後、ミュンヘンで記者会見し、石油価格の上限設定について「ロシアの石油販売収入を減らす取り組みだ。日本の国益を守りつつ、各国と緊密に連携していく」と表明。「現在のウクライナは将来のアジアかもしれない」と指摘し、G7首脳で力による一方的な現状変更の試みは認められない、との原則を確認したと説明した。
G7首脳は声明で、ロシアが核兵器の使用を示唆していることを非難。「ロシアが化学・生物・核兵器を使えば、手厳しい結果をもたらす」と警告した。また、中国の覇権主義的な動きに触れ、「東・南シナ海の状況を深刻に懸念する」と明記。「台湾問題の平和的な解決を促す。国際法上の義務を順守し、国際社会の安全に貢献するよう中国に要求する」と訴えた。さらに、中国を念頭に「世界的なサプライチェーン(供給網)からあらゆる強制労働(に基づく製品)を排除すべく取り組む」と表明。中国の経済圏構想「一帯一路」に対抗し、「質の高いインフラ」に5年間で6000億ドル(約82兆円)を共同で投資する方針も盛り込んだ。、、、参照記事
、、、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、日本がG5を1973年に結成し、1976年のG7からでも、G7はすでに46年の歴史がある。一時ロシアも加わりG8になったが2014年のクリミア併合で除外されG7が現状だ。今G7は、恐らくこれまでで一番その存在意義と結束が評価されるのではないだろうか?理由は明確で、中露が自由主義経済の中であらゆるルール違反を繰り返し、今では自由陣営の軍事的脅威にもなり、中露が常任理事国の国連では、案件すら議論できない事情が大きいだろう。これまでG7は、経済、環境問題で先導的な立場だったが、ウクライナ問題で安全保障での軍事同盟的色合いが濃くなった。結果的に、中露のG7に対する警戒はこれまで以上に強くなり、逆に、中露と関係の深い国はG7各国との関係維持に慎重にならざるを得ないだろう。典型的なのが韓国で、これまで日米中と二股、三股でうまく行こうとした浅知恵shallow thinkingは功ならず、未だ共栄Co-prosperityの意味を理解できず、一人虚構Fictionの世界に生きている。政治に夢は必要だが、見栄Looks good、嘘 lie、falsehood、虚構Fictionはいらないのだ。中国も同。外交にも謙虚さModestyが要るのだなと想うこの頃だ。

発見された時点でジミンは頭部に銃弾を受けており、横にはIzh 79-9TMエアピストルが転がっていたと報じられている。
Newsweek紙によれば、ジミンは贈収賄疑惑で捜査の対象となっていた。中央関税局の上級職という地位を利用して、政府と締結した契約に関して分け前を要求したという。彼は不正を否定したが、職を解かれ、自宅軟禁となっていた。銃撃の前日、ジミンの弟は、収賄事件の経過を知るためにダゲスタン共和国からモスクワにやってきたという。銃撃があった日、弟は、自殺するつもりだと言ったジミンを思いとどまらせた。その後、別の部屋で撃たれているのを発見した。同紙によると、ジミンは仕事と収入を失ったため、落ち込んでいたという。

プーチンのウクライナ侵攻が始まって以来、ロシアの高官や実業家たちの原因不明の死が相次いで報じられている。開戦翌日の2022年2月25日には、国営エネルギー大手ガスプロムの幹部アレクサンドル・トゥルヤコフの遺体が発見された。 ロシアのガス大手ノバテックの幹部セルゲイ・プロトセンヤ、元ロシア政府幹部でガスプロムバンク元副社長のウラジスラフ・アバエフも死体で発見された。3月24日には億万長者の実業家バシリー・メルニコフ、5月8日にアレクサンドル・スブボティンの遺体が発見されている。参照記事
(ゲーム等で使うガス式のエアピストル という物は存在するが、それで自殺はできないだろうと思う。奇妙な状況だ。別の英文記事から察するとIZH-79-9T "Makarych" (ИЖ-79-9Т «Макарыч») が残されていた銃で、銃の種類として、non-lethal
gas
pistols(非殺傷ガスピストル)とあり、通常BB弾が使用される。また、英文記事には「ジミンは、月曜日に起こった銃撃戦の間、浴室に隠れていた弟によって発見された。彼は頭部を負傷し、血の海に横たわっていた。Izh
79-9TMと書かれたピストルが近くに横たわっていた。」とあり、参照した上記のニューズウィークNewsweek紙が引用したロシアメディアの報道内容とは大きく違う。なぜNewsweek紙が、一読すると自殺かと思わせる様な記事を引用したのかは不明だ。英文記事では、銃撃戦の末に銃弾を頭部に受けたとなっている。頭部の銃弾を調べれば撃った銃の特定ができるのに、その報告も無い。サスペンスドラマ風に推理すれば、撃ったのは、自殺をほのめかす弟となるのだが、、、。どうでもいい事件と言えばそれまでだが、ロシア記事の奇妙さと共に、謎の多いロシアである。)



ウクライナ当局は2022年6月24日、ロシアに併合されたクリミア(Crimea)半島の博物館から盗まれたとみられる古代の遺物6000点以上を押収したと明らかにした。当局はウクライナ歴史博物館(Museum of the History of Ukraine)で会見し、クリミアで高級官僚の立場にあったウクライナの元議員による「違法行為」の捜査中、首都キーウの事務所での家宅捜索から青銅器時代と中世の遺物を発見したと発表。
イリーナ・ベネディクトワ(Iryna Venediktova)検事総長は、押収したのは「剣やサーベル、かぶと、つぼ、コインなど6000点を超える遺物」だと説明。一部はクリミアの複数の博物館からの盗難品とみられ、推定価値は「数百万ドル」だとされ、文化情報相は会見で「ウクライナ史上最大の違法コレクションだ」と指摘。 ロシアの侵攻開始後にウクライナ側に戻ってきたのは象徴的だとして、「(ロシアのウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)大統領が奪おうとしている私たちのアイデンティティーと文化を、戦時下に取り戻した」と述べた。記録映像 英文記事
ベネディクトワ氏はさらに、ロシアが占領している南部メリトポリ(Melitopol)の博物館から「スキタイの黄金(Scythian Gold):約2300年以前のもの」と呼ばれる財宝コレクションが盗まれた件についても現在調査中だと説明した上で、「ロシアはわが国を破壊し、国民を殺害するだけでは飽き足らず、歴史まで盗もうとしている」と非難した。参照記事 英文記事 英文記事
、、、、、シリアやイラクでも起きた、いやまだ起きているかもしれない残念な事だが、ウクライナの場合、ロシアと断定はできないにしろ、その時期や量から、特殊な集団が組織的に行ったのは事実だろう。ウクライナでは、今もロシア軍は見境なく破壊を続けており、今日も人命や貴重な文化遺産が破壊されている。ロシアに文化遺産の重要性を言ったところで、所詮殺し屋、スパイの頭では理解できないだろう。
カナダ極北のユーコン準州クロンダイクの金鉱地帯found by gold miners in Yukon's Klondike region in Canadaでこのほど、凍った状態のケナガマンモスの赤ちゃんbaby woolly mammothがほぼ完全な形で発見され、腸と最後の食事まで残っているほど保存状態が良かったそうだ。先住民族が住むユーコン川流域で発見されたことから、長老たちによって「大きな動物の赤ちゃん」を意味する「ヌン・チョ・ガ(Nun cho ga)」と名付けられた。 北米で保存状態が良好なマンモスが見つかったのは初めて。ミイラ化して発見されたが、古生物学 paleontology的には化石フォッシル Fossilとされる。
過去2007年にシベリアの凍土でマンモスの幼児(Lyubaと命名)の完全なものが発掘された例がある:左 約4万2千年前。
今回発見の化石に関し、 古生物学者のグラント・ザズーラ(Grant Zazula)氏は、皮膚も毛も残っており、「世界でこれまでに発掘された氷河期のミイラ化した動物としては最も状態の良いものの一つだ」と語った。
赤ちゃんマンモスは、米アラスカ州に接するユーコン準州ドーソン(Dawson)南部の永久凍土permafrostの中から、鉱山労働者が掘削作業中に発見した。性別は雌で、3万年以上前に死んだとみられる。
当時ケナガマンモスは、馬やホラアナライオン、ステップバイソンなどと共にこの地域に生息していた。英文記事 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事
絶滅した動物として有名なマンモスは約400万年前に登場し、1万年前頃に絶滅したと長く考えられてきた。
ところが、オンタリオ州マクマスター大学人類学部の研究員であるタイラー・マーチーTyler Murchie氏ら研究チームがカナダ・ユーコン準州中央部の永久凍土層から採取した土壌サンプルのDNAを分析した結果、マンモスの一種でありユーラシア大陸の広範囲や北海道、北米大陸に生息していたとされるケナガマンモスは、これまでの想定よりもはるかに長く、実際には5000年前まで生き延びていた可能性が示されている。マンモスが絶滅した原因については、気候変動か人間による狩猟か、専門家でも意見が分かれている。参照記事 過去ブログ:2021年12月土中の古DNAから5千年前までマンモス生存と判明

ウクライナ侵攻をめぐる緊張の中、同盟国は長期的な防衛計画においてドイツの新しいモデルを採用することを検討している。ドイツの計画では、リトアニアLithuaniaに短期間で派遣できる部隊を特定し、すでに現地にいるドイツ軍や同盟軍と連携させるとともに、重要な装備を前もって配置する。このアプローチは、最も脆弱な加盟国に新たな部隊を常駐させる。リトアニアは、バルト三国の中で、より多くの軍隊を緊急に要請している国の一つである。

また、各国でロシアへの警戒から軍事力の見直しが行われていて、特にポーランドPolandでは、与党PiSのヤロスワフ・カチンスキ党首が「ポーランド軍のサイズが40万人になるかもしれない」と明かしたのが注目を集めており、ポーランドは欧州最大規模の軍隊を保有する国になるかもしれない。

この新国防法は2022年の4月末に発効、ポーランド国防省は30万人(現役約25万人+領土防衛軍兵士約5万人)体制に移行するため矢継ぎ早に装備調達(HIMARS×500輌、AW149×32機、偵察衛星×2基、米陸軍が開発した次世代防空レーダーLTAMDS、K2やK2PL、K21、K9など)を進めている最中だが、与党PiSのヤロスワフ・カチンスキ党首は「ポーランド軍のサイズが最大40万人になるかもしれない」と6月25日に述べたため大きな注目を集めている。


2022年6月21日時点で、ウクライナ難民Refugees from Ukraine総数は5,261,278人と報告されたとある。ロシアの受入数が一見大きく見えるが、ロシア軍による強制移住が含まれると思われ、それは「難民受け入れ」とは状況が違うだろう。自分の評価を戦勝で上げようとしたプーチンだが、国民は喝采せずに、いづれ首吊り用のロープを送るだろう。 英文記事

ロシアによるキーウKyivへのミサイル攻撃は、ここ数カ月間で最も激しいものとなった。ウクライナによると、26日にキーウへはミサイル14発が撃ち込まれた。そほのか、中部チェルカシーで、ロシア軍の砲撃により1人が死亡した。北東部ハルキウ州でも攻撃が相次いだ。
ウクライナ軍によると、一部のミサイルは、カスピ海を超えて約1450キロ離れた位置からロシア軍のツポレフ爆撃機が発射したという。ウクライナ軍は前日25日には、隣国ベラルーシからツポレフ爆撃機がミサイルを発射したと述べていた。ウクライナ空軍のイフナト司令部報道官は、テレビ出演時に、今回のミサイル攻撃は、ロシア軍爆撃機、Tu-95とTu-160から行われたものだと伝えた。
ロシア国防省は、26日に精密兵器が北部チェルニヒウ州、北西部ジトミル州、西部リヴィウ州にある、ウクライナ軍の訓練施設を攻撃したと発表した。リヴィウ州スタリチ地区 Starychi district in Lviv の攻撃地点は、ポーランド国境から約30キロしか離れていない。ポーランドは北大西洋条約機構(NATO)加盟国。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は6月27日、中部クレメンチュク(Kremenchuk)の商業施設がロシア軍のミサイル攻撃を受けたと発表した 映像 映像 映像:Kremenchukの商業施設 を攻撃するロシアのミサイル。同市が位置するポルタワ(Poltava)州の知事によると、当時は買い物客が多く、少なくとも13人が死亡、50人以上が負傷したという。また、ロシア軍は27日、ウクライナ東部ハルキウ市市内2地区を砲撃し、結果市民が5名死亡、22名負傷した。ロシア側は、同地区の弾薬庫を破壊したと述べ、誤爆の可能性もある。 英文記事 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事
ロシア軍は、セベロドネツク(Severodonetsk)に続き、隣接するリシチャンスク(Lysychansk)も制圧しようと戦闘を継続しているが、27日、ウクライナ軍が撃退したとの報道もある。しかし、Izyumへの攻撃を増すロシア軍は、さらに南のSlovyanskを攻略するを勢いだ。すでにロシア軍に制圧されたMauripolでは、瓦礫の下から100体以上の遺体が見つかった。ウクライナ軍は、武器弾薬の不足から体制立て直しと兵器の準備に時間が必要で、反撃に出るには8月までかかるとの話も出ている。参照記事 映像:リシチャンスク(Lysychansk)近くから、徒歩で撤退するウクライナ軍
2022年6月29日:ウクライナのコルスンスキー駐日大使は28日、ロシア軍による中部ポルタワ州クレメンチュクの大型商業施設へのミサイル攻撃に関し「民間施設に対する残虐な攻撃で、単なる純粋なテロだ」と批判し、ロシア軍がこの攻撃で旧ソ連製の長射程空対艦ミサイル「Kh22」を使用したと指摘。旧型の同ミサイルは精度が低いとして、「はなから精密攻撃が必要となる軍事施設ではなく、民間施設を攻撃するつもりだったのだろう」と分析した。商業施設への攻撃では、少なくとも18人が死亡、60人近い負傷者が出た。映像:Kremenchukの商業施設 を攻撃するロシアのミサイル。 参照記事

もちろん、太陽電池パネルだけでなく60kWhのバッテリーも搭載し、満充電ならWLTPモードで625kmの航続距離を実現しているとのこと。つまり太陽電池と合計すれば、1日で最大695kmは走れる計算だ。そして、太陽電池による発電が毎日行われると考えれば、バッテリー満充電状態から1,000km以上は充電せずに走れるようになるとしている。
Lightyear 0の特徴は太陽電池だけではない。その流れるようなボディ形状により、空気抵抗を示すCd値は0.19という非常に低い値を実現している。これはフォルクスワーゲンがかつて250台を限定生産した超低燃費車「XL1」の0.189に匹敵する数値だ。また、ブリヂストンが特別に開発した低燃費タイヤも、その航続距離に貢献している模様だ。 一方、テスラのRidiculousモードのような、電気自動車ならではの爆発的な加速モードはこのクルマにはない。0 - 100km/h加速には約10秒もかかり、最高速度は160km/hで頭打ちといったところ。Lightyearはそのような非実用的な機能にはまったく興味がないようだ。



太陽光だけで走る車がまだ存在しないのには理由がある。設計が難しく、自宅にソーラーパネルを設置して、そこから充電する方が簡単なのだ。 参照記事と写真、、、、、筆者:ライトイヤー0には、一般的な給電用の60kWhのバッテリーと、太陽光電力用の小容量な専用バッテリーを搭載していると理解した。いずれは一つのバッテリーになる日も来るのだろうか?給電電圧の違いから無理なのかな?たしかにいろんな問題がありそうだ。それでも、ソーラー車がここまで実用に耐えれるレベルに来たのはすごいことだ。フィンランドには、半導体、自動運転に絡む製品の開発や、全個体2次電池を開発した村田製作所が製造拠点を置いている。関係しているのだろうか?





委託先の社員が21日、市の施設から持ち出したのは、給付金に関する市民からの問い合わせに答えるビプロジーのコールセンター(大阪府吹田市)にデータを移す必要があったためという。受給対象でない人から連絡がある場合に備え、全市民のデータを入れていた。











中国人が求めたのは国内をしっかり統治することで、周辺とは「和をもって貴しとなす」だった。鄭和(てい わ:600年前の人物)を海外への大航海に送り出した中国の造船技術は当時のスペインやポルトガルより高かったが、侵略はしなかった。映像
、、、こう語るのは北京大学・馬戎教授だが、どうしてこうも偉そうに堂々と嘘をつくのか。こんな方が北京大学の教授だと言うから、恐れ入る。チベット人に何をしたか等記憶にも無く、今ウィグル人にしている事も知らないかのようだ。中国は少し前まで、宮廷政治で贅沢にふけり、封建政治にどっぷりつかり、近代化に大きく後れを取って、他国へ侵略などできる国でも、自国を防衛できる能力も持っていなかったのが事実だろう。そのころ、日本は中国のようになっては列強の植民地にされ、奴隷にされると、マゲを切り、刀を捨てて義務教育を徹底して近代化を急ぎ、富国強兵に躍起になった。
その後共産主義国家になった中国は、弱い民族地域を次々と制圧し、名前ばかりの自治区として制圧し、朝鮮半島にまで侵攻したのは少し前の話だ。
過去に軍事力が貧弱だった反動だろう、習近平国家主席はひたすら軍事大国をめざし、気の大きくなった軍人はまるで自分が有能な軍人にでもなったかのように、当たりかまわず、外交場面でも武力自慢を繰り返す。現代史上、中国は自力で戦争に勝った経験も、他国へ敵前上陸した経験も無いのに、軍人トップは、まるで歴戦の士でもあるかのように振る舞うから始末が悪い。世界中から悪く言われることが気になるのだろうが、ならば地球規模の多くの問題に直面している今、言うべきことの方向が違うだろう。この無知、無学な教授にはわからないようだ。もっとも、こういう政治色の強い歴史論を開陳しなければ、学府での地位を維持できないとすれば哀れな教授でもある。過去ブログ:2022年6月「新疆公安文書」流出の衝撃 暴かれた中国の嘘 2021年5月中国、イスラム教指導者を標的に 新疆のウイグル族弾圧 2020年9月中国の内モンゴルに見る中共政府の恐怖政治 8月巨大な「収容所」になるのかチベット 2016年5月中国による民族浄化が進むチベット 2014年2月今本当にナチスに近いのはどこだ? 2012年10月宗教、語学学習さえも弾圧する中国 チベット 10月この国歌にして、この国民 中国 2011年10月チベット僧侶焼身自殺 チベット(19) 2010年11月チベットで世界一高い河川にダム 中国 2008年3月中国はいかにチベット、ウィグルを侵略したか チベット(5) 3月チベット史(4)開放?これが。


へルソン市では、一方的にロシア側が占領を宣言し、議会選挙の準備や食糧支援などを行っているが、ロシア軍や親ロシア派に対する市民防衛組織(パルチザンParizan)による破壊(サボタージュ)、妨害がこれまでも報告されており、筆者の想像では、その組織によるものではと思う。
左戦況図によれば、ベラルーシ軍がウクライナとの国境に近い位置で軍事演習を行っている事で、ウクライナ軍が警告を出した。
戦闘が激化している東部セベロドネツク(Severodonetsk)、隣接するリシチャンスク(Lysychansk)へでロシア軍が攻勢に出ており、ウクライナ軍は撤退を余儀なくされている。ザポリージャ(Zaporizya)州では、パルチザンを警戒して、ロシア軍がマリウポリ(Mariupol)へ移動したとある。ウクライナ軍がミサイル攻撃したへび島(Snake Island)へ、ロシア軍が再び小隊を送り込んだ。米情報によれば、ロシア軍がオデーサ(Odesa)港、オチャキフ(Ochakiv)港からの穀物海上輸送を妨害の為、機雷を敷設した。日本語ニュース映像
豪ノーザンテリトリー州アデレード川The Adelaide River is a river in the Northern Territory of Australia.の船着き場から南に24キロ上流に位置するゴート島Goat Islandで、宿および酒場「ゴート島ロッジ Goat Island Lodge」を経営するカイ・ハンセンKai Hansenさんと敷地内に現れたクロコダイルが対峙する動画が話題を呼んでいる。
YOUTUBE 動画はヘリコプターでの酒場巡りツアーで2022年6月20日、ゴート島ロッジを訪れていた観光客によって撮影されたものだ。川沿いに位置するゴート島ロッジでは、夕刻になるとロッジ周辺に棲みつくメスのクロコダイル“ケイシーCasey”が現れ、餌を食べる姿を観察できる。 ケイシーはカイさんによって餌付けされており、地元でも愛される存在だったが、最近では息子の“フレッド”に餌場を奪われ、さらに上流の川岸へと追いやられてしまったそうだ。
動画は敷地内に現れた攻撃的な姿勢を見せるクロコダイルを追い払うため、カイさんが酒場のある2階からフライパンfrying panを片手に階段を下りていく姿から始まる。「15年以上前に餌付けを始めたフレッドFredが、最近かなり攻撃的になった」と話すカイさんだが、20日にロッジに現れたのも体長3.5メートルのフレッドだった。
川岸に現れたフレッドはロッジの方に頭を向けているが、カイさんが階段から降りて一歩踏み出すと大きな口を開き、体を勢いよく回転させてカイさんめがけて飛びかかろうとする。確かにかなり攻撃的な様子だ。するとカイさんは、「食いついてやる!」といわんばかりに勢いよく突進するフレディに向かってフライパンを大きく振りかぶり、その鼻先に2回強く叩きつけた。そしてフライパンの金属とクロコダイルの固い外皮が打ち付け合う「カーン」という大きな音が2回響いたところでフレディは体を翻し、一目散に川へと逃げていった。
赤いシャツをきた白髪のカイさんは動揺する様子もなく、人々の拍手喝采を受けながらジョークを飛ばして酒場へと戻っていく。このカイさんの余裕溢れるクロコダイルとの対峙の一部始終を「Airborne
Solutions Helicopter
Tours」がFacebookに「ゴート島ロッジは普通のパブではないし、キング・カイは普通の店主なんかじゃない」「彼が次にあなたに提供する料理が何なのか知る由もないのさ(ワニ料理かもね)」と綴って投稿すると、動画はたちまち大きな反響を呼び、ユーザーからはこのような声が届いた。
「カイこそ真のオーストラリア人だ!」「フライパンこそ最強の武器だ。料理にも使えるしね。」「クロコダイルは獰猛よ。追い払えたなんて信じられない。」「勇敢だけど、危険だわ。あなたが餌付けするから来るんでしょう?」 カイさんは撃退したフレッドについて「この辺りではケイシーが凄く重要な存在で、フレッドは邪魔ものなんだ」と明かしており、フレッドに追いやられたケイシーが人の行き交う上流の川岸に姿を見せているため「(フレッドを)ゴート島から追い出すつもり」と語っている。
またカイさんはフレッドを撃退するためにフライパンを選んだ理由について、「ケイシーが小さかった頃から餌付けしているけどある日、ケイシーが襲ってきたのでフライパンで撃退したんだ。」「それから人々が出入りする階段の横に、フライパンを置くようになったんだよ。」「初めて私に叩かれた時の痛みをケイシーが覚えているかもしれないから、(思い出させるように)今もそこに置いてあるのさ。」
実はカイさんは2018年、愛犬だった小さなテリア“ピッパ”をケイシーに襲われて亡くしていた。ピッパはよくケイシーを追いかけまわしており、その死は非常に悲しいもののケイシーに対して怒りの感情はないそうで、カイさんはこう述べている。「ケイシーは何も間違ったことはしていないんだ。クロコダイルがすること(捕食)をやっているだけさ。」参照記事 英文記事 英文記事と映像 Instagram映像、、、、クロコダイルの多いオーストラリアだが、襲われる事件は年平均1.9回だと言う。彼の最後の言葉は、本当に野生を理解している人の言葉だな。