2021年08月
2021年7月、膠着状態は終わりを告げ、西側諸国の航空支援を失ったアフガン政府軍は一気に崩壊した。過去ブログ:2021年7月タリバンの攻撃で政府軍兵士がタジキスタンへ逃避。タジクは国境警備強化
しかしバイデン政権は、タリバンの奇襲攻撃に対抗しようとはしなかった。そしてタリバンは米軍が撤退したあとの空白を埋めた。アルカイダやイスラム国、そして他のテロ集団もアフガンに戻ってくる恐れがあるし、事実IS:ホラソン州のイスラム国(IS Khorasan Province:IS-K) は8月26日カブール空港Kabul airport(Hamid Karzai International Airport)外れで米軍兵士ら13人:左 を含む100人以上を殺害するテロを起こした。
写真下段、右から3人目の海兵隊整備担当だったニコル・ジー(Nicole L. Gee、23)さんは、テロ発生の約1週間前、カブール空港で両手に抱えた赤ちゃんを見ている自身の写真をインスタグラムに載せ、「私はこの仕事が好き」と書いていた。テロの犠牲になった米兵らの平均年齢は22歳だった。
上段、左から2人目の海兵隊員のカリーム・ニクイ(Kareem Nikoui、20)さんは、9・11テロが発生し、これによってアフガン戦争が始まった2001年に生まれた。子どもの頃から柔術に長けていたニクイさんは、海兵隊員を一生の職業にしようとした。ニクイさんの父親は、テロ発生後、ニュースを確認するためにテレビを見ていた時、家に訪ねてきた3人の海兵隊員から息子の死の知らせを聞いたと、ロイター通信に明らかにした。父親は「息子は戦争が始まった年に生まれ、戦争が終わる年に生を終えた」と話した。ニクイさんは自爆テロが起こる数時間前にも、アフガンの子どもたちと一緒にいる動画を家族に送った。 参照記事 過去ブログ:2021年8月カブール飛行場でのISの連続自爆攻撃の死亡者90人以上
民主主義を支持するアフガン人は、アメリカが彼らを保護し、避難場所を提供してくれると思っていた。国務省の官僚は、ビザ申請の処理には12〜18か月かかると述べている。その間、タリバンの処刑部隊は逃げ遅れた数万人もの人々を虐殺する恐れがある。(米軍に関係したアフガン人リストは8万人と言われ、今も6万人前後が国内に居ると言われている)
アメリカはもっと上手く対処できたはずだ。秩序ある撤退が実現していたら、多くの人命を救うことができ、アフガン政府も崩壊を免れたかもしれない。そのためにNEO:Noncombatant Evacuation Missions すなわち非戦闘員避難作戦があるのではないだろうか。最近では、2016年3月、周辺の治安悪化を理由に、シリア空爆に活用しているトルコのインジルリク空軍基地Incirlik Air Base in Turkeyから、数百の米兵家族を退去させている。英文記事
米軍は非戦闘員避難作戦に非常に熟達している。アフガニスタンと同じ広さの地域を対象とする場合でも、統合参謀本部が上手に調整を行い、国務省が安全な第三国に難民収容施設を確保できさえすれば、30日から45日程度で計画から準備までできたはずだ。少なくとも、タリバンによって安全を脅かされているアフガン人が大勢国内にとどまっている状況(多くの米国人も残っていた)で、バグラム空軍基地Bagram Air Base(U.S. Bagram Airfield)から撤退するという決定を下したことは、まったくもって愚かなことだった。参照記事から抜粋、編集、加筆。、、、結局、カタールの和平協議で撤退を煽られた米軍が、撤退を最後にすべき国際軍も利用していた空軍基地撤去に着手し、その機を見て、タリバンは約束を守ることなく一機に各地で戦闘再開に転じ、用意不足で士気の低い国軍は孤立し逃げまどい敗退し、治安の混乱の中「イスラム国IS-K」は報復テロを行い、新たな内戦ぼっ発の可能性も言われている。過去ブログ:2021年8月湧き上がるタリバン不信と抵抗組織NRF、ISが自爆攻撃も 8月タリバンが州都制圧 加速 アフガン
アフガンの最大民族はパシュトゥン人で人口の4割を占め、タリバンの9割を占めると言われる。その他、約10%のタジク人やハザラ人という少数派が居り、外見が日本人によく似たモンゴロイドのハザラ人:右 は多数派のパシュトゥン人らからは差別され、迫害を受けてきた歴史がある。少数派ゆえの迫害を受けてきたハザラ人らは、多くがイスラム・シーア派であるため、テロを公言するスンニ・過激派のISーKP(ホラソン州のイスラム国:IS Khorasan Province )には異教徒として狙われることになる。アフガンの総人口は、3800万人と言われている。映像で見るアフガンの民族 参考:海外に逃れたアフガニスタン人の生の声
2021年8月31日:アメリカ中央軍は米国現地30日、アフガニスタンに駐留していたアメリカ軍の撤退を完了したと発表した。アメリカ中央軍 マッケンジー司令官:US Central Commander (CENTCOM) chief Kenneth McKenzieは、「この撤退は軍事的な避難計画の終了を意味すると共に、2001年9月11日の直後に始まったアフガニスタンでの20年近い任務が終了したことを意味する」と、日本時間31日午前4時29分にアフガニスタンに駐留していた最後のアメリカ兵を乗せた軍用機が現地を離陸したと明らかにした。撤退完了後もアフガンに残された約200人の米国人、米軍に関係した数千人のアフガン人の避難については、今後何らかの方法で実施すると公表された。
これまでに米国と同盟国により空路で出国した外国人、関係したアフガン人は約12万3千人以上に上った。アフガンでの累計米軍戦死者は2461人、負傷者は約2万人以上とされる。しかし、今回の米軍駐留が、米国とイスラム過激派との戦いと見れば、2001年に起きた9・11の犠牲者(死者約3000人、負傷者25000人以上)も合わせ、また紛争に参加した各国からの兵士にも死傷者が出ており、単に米軍死傷者の数だけで紛争の結果が語られてはならない。更に、正確な集計すらないアフガン兵士、市民の死傷者加えれば、死亡者は軽く数万人になるだろう。決して小さな紛争ではなかったのだ。
米国は同時テロへの報復に端を発したアフガンとイラクの戦争に約6.4兆ドル(約700兆円)を投入し、米兵約7000人を失った。この金額は日本の国家予算の約7倍に当たるとの試算がある。この間、両国で犠牲になった民間人は20万人以上と言われる。政治面では、ブッシュ氏は2001年の大統領就任当初、中国を「戦略的競争相手」と位置付けたが、その後の対テロ戦への傾斜で、中国の台頭を軽視。結果的に中国による南シナ海の一方的な現状変更など軍事、経済面での勢力拡大を許したとの見方がある。参照記事
また、アフガン紛争の特筆すべき点は、米軍が史上初めて本格的、大規模に、イラク戦争では実験的だった無人機攻撃を行った事で、結果的に誤爆による市民の犠牲者が5万人といわれ、今後の戦争の在り方にも大きな影響を与えた。この事にメディアが触れていないのは残念な気がする。2021年8月26日にカブール飛行場で米兵ら13人が亡くなった事への米国の報復は、中東のカタールから飛来した無人機によって行われた。
アフガンのナンガルハル州Nangahar provinceに居ると思われる約2000人規模のIS:ホラソン州のイスラム国ISIS-Kに対する報復としては、無人機の他に、カタールの基地からのB-52 大型爆撃機による空爆や、パキスタン沖の米艦船や潜水艦からの巡航ミサイルでの攻撃案が浮上している。
映像記事 参照記事 BBC参照記事 英文記事 英文記事 英文記事と映像 参照記事 英文記事 参照記事 過去ブログ:2021年4月ナゴルノカラバフ紛争で勝敗を分けた無人機攻撃 2020年3月無人機攻撃がより重要になった戦場 2010年10月アフガン情勢 誤爆相次ぐ 報復で補給トラック襲撃か 2008年11月アメリカの勝利なき戦い リーパー MQ-9
この当局者が匿名を条件に語ったところでは、現地時間2021年8月30日早朝に最大5発が発射されたという。その上で、全てが防衛システムによって撃ち落されたのかは不明だとした。また、今のところ米側に負傷者は出ていないものの、情報の内容は今後変わる可能性があると付け加えた。
米軍は29日、カブールの空港への自爆攻撃を準備していたとみられる車両を無人機で空爆している。別報道では、この米軍の攻撃で子供3人を含む市民6人が犠牲になった。タリバン側は、事前の連絡が無かったとして米軍の攻撃を非難している。米政府は、米軍のアフガン撤収を今月末までに完了させる方針。 参照記事 英文記事
左地図は、英国紙DailyMailからで、同紙は記事で、8月26日夜6時のIS(ホラソン州のイスラム国(ISIS-K )の自爆テロの死亡者は、米兵士ら13人を含む170人と報じ、30日の無人攻撃機Reaper droneによる2台の爆弾を積んだ車両への攻撃では、IS兵員や6人の子どもが巻き添いで死亡したと報じた。別記事では、子供を含む現場付近の民家の住人9人が巻き添えになって死亡、26日のテロ犠牲者は180人とも報道されている。米軍撤退は8月31日を最終期限としているが、英国紙の30日報道では、まだ約3000人以上の米軍関係者が飛行場付近に居ると報じられている。右下は、AFPの図で、カブール市を中心に表したもの。 参照記事 英文記事 過去ブログ:2021年8月カブール飛行場でのISの連続自爆攻撃の死亡者90人以上
エジプトの科学者チームは、足が4本ある新種のクジラの化石を発見したと発表した。この研究内容は2021年8月25日、英王立協会紀要に掲載された。
25日の発表によると、この化石は約4300万年前に生息していた水陸両生のクジラ「フィオミケトゥス・アヌビス:Phiomicetus anubis」のもので、エジプトの西方砂漠にあるファイユーム低地の新生代第三紀始新世中期の岩からfrom middle Eocene rocks in the Fayum Depression in Egypt's Western Desert見つかった。
頭蓋骨が、ジャッカルの頭を持つ古代エジプトの死者の神Egypt's god of death「アヌビス:Anubis:左」に似ていることから、この名がつけられた。
フィオミケトゥス・アヌビスは体重が推定約600キロ、体長は約3メートルで、獲物を捕らえるための強力なあごを持ち、水陸の両方で生活していたとされる。マンスーラ大学の科学者が、今回エジプトのファイユーム窪地で見つかった部分骨格を分析した。この地域は現在は砂漠になっているが、かつては海に覆われていたため多くの化石がそこに存在する。
現代のクジラの祖先は、約1000万年以上陸上で生活していたシカに似た哺乳類から進化した。(The ancestors of modern whales developed from deer-like mammals that lived on land over the course of 10 million years :英文元記事に沿って、参照元の日本語訳「約1000万年前に」を筆者の判断で傍線部の様に訂正し編集した。)参考:進化のアニメ説明 参照記事
「フィオミケトゥス・アヌビスは重要な新種のクジラだ。エジプトとアフリカの古生物学にとって非常に重要な発見だ」と、この研究の筆頭著者アブドラ・ゴハー Abdullah Gohar氏:左はロイター通信に述べた。
足があるクジラの化石が発見されたのは今回が初めてではないが、フィオミケトゥス・アヌビスはアフリカで見つかった中で最古の半水生のクジラとみられる。約5000万年前に南アジアで、最初のクジラ類が進化したと考えられている。2011年にはペルーの古生物学者チームが、4本足で水かきとひづめを持つ、約4300万年前のクジラの化石を発見した:右下図。参照記事 英語記事:New species of ancient four-legged whale found 英文記事
2021年8月27日、韓国・デジタルタイムズによると、元慰安婦関連団体に対する「事実摘示型の名誉毀損(きそん」を厳しく処罰する内容が盛り込まれ物議を醸していた、いわゆる「尹美香(ユン・ミヒャン)法」が撤回された。
元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前理事長である尹美香(ユン・ミヒャン)議員(無所属)は13日、与党「共に民主党」の印在謹(イン・ジェグン)議員らと「日帝下の日本軍慰安婦被害者に対する保護・支援および記念事業などに関する法律の一部改正法律案」を共同発議した。同案には「被害者や遺族を誹謗する目的で日本軍慰安婦被害者に関する事実を摘示したり、虚偽の事実を流布したりして被害者、遺族または日本軍慰安婦関連団体の名誉を毀損してはならない」との条項が盛り込まれた。虚偽事実を流布した場合は5年以下の懲役または5000万ウォン(約470万円)以下の罰金に処し、新聞や雑誌、放送、討論会、記者会見などにおける発言も処罰対象に含まれた。
ところが、これに対し野党からは「尹美香セルフ保護法だ」「いっそのこと犯罪者保護法、恐喝犯優待法をつくったほうが底意に合致する」「元慰安婦と遺族を守るふりして関連団体を守っている」などと批判の声が上がっていた(尹議員は現在、正義連をめぐる寄付金流用事件で、補助金管理法違反や詐欺、業務上横領などの罪で起訴され裁判中)。
さらに、尹議員をめぐる疑惑を告発した元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんも「私が真実を話したことも罪になるのか」と反発していた。、、、売春婦を「日本軍慰安婦」と言いかえて、公娼制度の中で、さも日本軍が運営していたかのような言い回しを振りまき、在りもしなかった事の発言を元売春婦に強要し、自称元慰安婦・李容洙(イ・ヨンス)氏は募金など一切貰っていないと、前理事長である尹美香(ユン・ミヒャン)議員(無所属)に反発している。そもそも、李容洙(イ・ヨンス)氏の過去の発言も疑惑だらけだ。参照記事 過去ブログ:2021年6月不動産疑惑で議員12人に離党勧告=慰安婦団体前理事長含む 1月フェミニズムが金づるにされ、慰安婦活動がまるで巨大な産業 2020年5月金集めに狂った反日団体を見抜けない韓国政府、市民、学生の愚か 5月慰安婦問題で組織内で分裂?韓国 2018年1月迷走繰り返す文政権 韓国 、、、次から次に登場する詐欺師、ペテン師の類(たぐい)に右往左往する韓国政界。政府も同じ穴のムジナの集まりだから仕方ないとはいえ、政治にスキャンダルとゴシップ満載、オリンピックでは幼稚な垂れ幕とふざけた参加国紹介で世界に大恥をかいた。最近の韓国はどうかしている。筆者は嫌韓ではない。そのひどさに、同情しているのである。
2021年8月26日午後、東京パラリンピック選手村の中を巡回する自動運転のバス(トヨタ自動車のAutono-MaaS専用EV「e-Palette」)と、柔道男子日本代表で、視覚障害のある選手が接触する事故があった。
26日午後2時ごろ、中央区晴海のパラリンピック選手村で、巡回バスが交差点を曲がろうとしたところ、横断歩道をわたっていた柔道男子日本代表の北薗新光(きたそのあらみつ 30歳)選手と接触した。 北薗選手には視覚障害があり、接触した際に転倒し、頭などに全治2週間のケガをした。バスは選手村の中を自動運転で巡回しているもので、当時はオペレーターが2人乗っていたが、「選手に気付くのが遅れた」などと話している。北薗選手は28日に行われる男子81キロ級に出場することになっている。その後、村内巡回自動運転バスと接触事故に遭った男子81キロ級の北薗新光(30)は28日、出場を辞退した。欠場の理由としては「頭痛などがみられる。本人も家族と相談したようで、何かがあるとよくないということで出場を辞退した」と説明された。参照記事
元交通捜査官/交通事故鑑定人によれば、「乗車していたオペレーターは運転者の役割を果たさなければなりませんが「選手に気付くのが遅れた」という言い訳は過失となり、過失運転致傷罪に問われることになると思います。」と述べた。参照記事 参照記事 走行中動画 過去ブログ:2018年1月トヨタを頭に結束するEV日の丸連盟とフィンランドのWhim、、、オペレーターの過失も問題だが、なぜ最初に自動感知が作動しなかったかは、無人車では安全走行上の機器精度に問題ありだろう。開発したトヨタ側のテストが甘かったか不良だったのでは、、。今回の場合、一次的な過失は無人車で、監視役の責任は二次的な物では?トヨタに遠慮してか、これを指摘する記事は見当たらない。、、、コメントでは、自動感知は作動したとあるが、まだ間近に歩行者が居るのに手動操作が優先するのでは不注意事故は防げないだろう。
連続自爆テロでこれまでに確認された死者は、米海兵隊員12人、米海軍医1名を含む、少なくとも85人に上っている。英国人2人も巻き込まれて死亡し、別に英国人の保護者を持つ子供1人も犠牲になったという。その後少なくても90人が犠牲になったとの報道も出ている。Abbygate付近の事件直後の映像 直後の映像 参照記事 参照記事 参照記事:カブール空港攻撃 分かっていることは
イスラム主義組織タリバン(Taliban)に掌握された同国からの退避期限が迫る中、混迷はいっそう深まっている。左中央の写真は、事件前の人であふれていた頃で、右上の最初に爆弾テロの起きた場所と同じ付近と思われる場所(Abbygate)。左下は事件直後。
アフガニスタンの首都カブールKabulの空港付近で8月26日夜6時に連続自爆テロを起こしたISの別称ホラソン州のイスラム国(IS Khorasan Province:IS-K) は、現在の国境線を否定するISの思想に沿った名前。メディアからは「IS-K」「ISIS-K」「ISIL-KP」「ISKP」など、さまざまな略称で呼ばれている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のクレメンツ副高等弁務官は27日、今年末までにアフガニスタンから安全を求めて最大50万人の難民が流出する可能性があると指摘した上で、すべての近隣諸国に国境を開放しておくよう呼び掛けた。参照記事
タリバンの復権まで保健省に務めていた職員2人は27日、AFPに対し、2回の爆発による死者は、市内の病院に搬送された人だけで72人に上っていると語った。「被害者には多くの女性や子どもが含まれており、負傷者の多くはトラウマを負い、ショックを受けている」という。参照記事
ISは犯行声明で「米兵や彼らに協力した通訳やスパイどもの集団に、爆弾を仕掛けた車を突入させた」とした上で、今後も犯行を行うとしている。警戒厳重な飛行場付近でのISの攻撃が防げない為、退避対象者が空港までたどり着けない状況が発生し、同時に同飛行場からの輸送機の離発着も狙われる可能性が在り、自衛隊の救援機も危険な状況にある。またタリバン内の最強硬派グループ「ハッカニ・ネットワーク」とIS―Kは密接な関係を指摘されており、タリバンの統治能力にも疑問符が付いている。右は、今回の自爆実行犯。脱出を待つ多数の中に徒歩で紛れ込んで自爆した。 映像記事
政府専用機は26日午後4時半頃、愛知県の小牧基地から自衛隊の拠点があるパキスタンのイスラマバードに向け出発した。政府はアフガニスタンに残っている日本人などを退避させるため、これまでに自衛隊の輸送機3機(C2輸送機1機とC130輸送機2機)をイスラマバードに派遣し、ここを拠点にアフガニスタンからの退避を進めるとみられている。こうした中、これまでに乗せきれなかった自衛隊員や水・食料などを現地に送るため、政府専用機が向かった。追加派遣された政府専用機は、隊員や物資を送り届けたあと日本に戻る予定。
政府は26日、アフガニスタン人、十数人をC130輸送機でパキスタンに輸送し、27日夜、アフガニスタンからの退避を希望する邦人1人を首都カブールの国際空港で自衛隊機に搭乗させ、隣国パキスタンへ輸送した。参照記事 参照記事
政府は当初、輸送人数を「最大500人前後」と想定していたが、現地大使館や国際協力機構(JICA)の現地スタッフ、その家族らの退避は実現しなかった模様だ。28日には空港を警備する米軍が撤退作業を本格化させるため、27日を期限とみて現地に派遣していた自衛隊輸送機と政府専用機計4機を帰国させ、退避任務を終了する。参照記事
日本人大使館職員12人は17日にすでに英軍機でドバイに脱出し、外務省は15日をもって在アフガニスタン大使館を一時閉館し、トルコのイスタンブールに臨時事務所を設置し、大使も移動している。また関係筋によれば、救援機が向かった頃には、JICAの日本人職員たちも全員アフガニスタン国外に退去しており、多く見ても数名の日本人が残っているだけだった。状況が混乱しているとはいえ、随分と見込み違いな事をする。参照記事
2021年8月30日:加藤勝信官房長官は8月30日の記者会見で、アフガニスタンからの邦人退避に向け、隣国パキスタンで待機中の自衛隊について「必要な出国支援のため引き続き全力で対応する」と強調した。自衛隊はこれまで、出国を希望した邦人1人のほか、アフガン人十数人を国外に退避させた。これに関し、加藤氏は「米国からの要請を受け、アフガン人14人を輸送した」と明かした。米軍が完全撤収する31日以降は「現地の情勢を見極めつつ、米国など関係国と連携しながら対応を検討する」と説明。ただ、米軍撤収後は空港の安全が確保できず、自衛隊の活動は困難とみられる。参照記事
VWのスポークスマンのクリストフ・ルートビヒ氏は2020年7月の記事で、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で自動車市場の状況が変わった。コロナ前と現在では自動車市場が大きく異なる」と述べたとされ、半導体不足だけでなく、コロナの影響での自動車の需要減少は世界的な傾向だ。 参照記事 参照記事 参考:自動車業界の現状と動向(2021年版) 過去ブログ:2021年8月VWの実車販売が半導体の供給不足で?大きく減少から抜粋、追記.
また、韓国LGのEVバッテリーに相次ぐ火災でリコール急増 に見るように、EV車に搭載のリチウムイオン2次電池にも炎上の問題が再浮上し、製造を急ぐ各社に大きな影を落としている。筆者には、欧米の、余りにも急で現状を無視した規制の在り方には、そもそも無理があると思っている。確かに大気汚染対策は緊急の課題だが、コロナでの世界的経済の低迷、車需要の急減の中、2020年以前の計画に沿った急なEV車の生産による急な資源開発と資源消費は矛盾と新たな大気汚染を招いているようにも見える。
新型コロナウイルス(以下コロナ)の感染拡大を受けて、コロナ患者用の入院病床数が不足している。高齢者のワクチン接種を終えた2021年夏の第5波は、20~50代の現役世代の入院が急増しているのが特徴である。
2021年8月23日、小池百合子都知事と田村憲久厚労相は合同で、都内の医療機関に対し「コロナ患者を最大限受け入れること」「正当な理由なく応じない場合は病院名を公表する」と要請した。
国はこれまでもコロナ受け入れ病院に対して「一床あたり450万~1500万円」の補助金を出して病床確保に努めてきたが、マンパワーが不足していた。なかでも「夜勤可能な看護師」が非常に不足している。「看護師本人が夜勤に耐えられるレベルの健康状態で、家庭内に子供・糖尿病・喘息などの健康弱者がいない」さらに「人工呼吸器も扱える」「感染症に詳しい」レベルとなると病院同士で奪い合いの状態である。「コロナ病床、夜勤アリ、月200万円」の看護師求人広告も出現し、「これ以上の病床数確保はムリ」という現場の悲鳴も大きい。
一方、こうしたコロナの猛威と闘う医療現場が多いなか、一部にはそれとは真逆の不届きな病院もある。実は、最近になって、医師たちの間でささやかれるのが、「偽装中症病床」の存在だ。
病院は「コロナ病床」としての補助金をもらいつつ、「PCR検査は陽性だが深刻な呼吸不全はない軽症者」を意図的に入院させておくのだ。そうすれば手もかからない。救急隊には「満床」と報告しておけば、それ以上追及されることはない。入院する患者としても恩恵を享受できる。「ベッドでゴロゴロしながら1日中ネット動画鑑賞、入院費タダで食事も確保、傷病手当金や保険金は丸儲け」のような状態となり、病院/患者とも「win-win」となる。そして、そのしわ寄せが、入院できない中重症患者(や納税者)に来ているのが現状とも言える。
入院できず自宅療養する人が大量にいる中、これが事実であれば大問題だが、この「偽装中症」と「真の中症」を区別できるシンプルな方法がある。
例えば、こうした実例がある。関東地方の複数の医師によれば、コロナ患者の入院判定にあたって、本人が強く入院を希望したにもかかわらず、「病床にWi-Fiがない」と聞いたとたん入院希望を撤回する軽症者が存在するという。また、入院したものの「ネット回線が遅く動画鑑賞できるほどではない」と分かったとたん「自宅療養に戻りたい」と出て行ってしまう。数時間とはいえ、コロナ患者が使用した部屋や寝具は消毒や廃棄せざるを得ないので、病院としても非常に迷惑だが従わざるを得ない。
そこで、逼迫する医療体制を脱するべく、速やかなコロナ病床確保や病床運営方法として、病床が不足している地域では「患者用Wi-Fi制限」を提案するといいのではないか。そもそも「ネットで動画鑑賞」できるレベルの患者とは、本来は健康保険を使って入院するような存在ではなく、自宅もしくはホテル療養を勧めるべきである。あるいは「5分1000円」のような高額接続料金を設定しておけば、軽症者はたまりかねて自発的に退院するだろう。
「苦しくてネット動画どころではない」中重症患者のみが自然に院内に残ることになる。また、病院の業務用Wi-Fiと患者用を分離運営するのが困難な施設では「入院中は電子機器使用禁止」として、スマホやタブレット端末をナースステーションで預かることにすれば、今日からでもコストゼロで実行可能である。東京都と厚労省は、命がけで頑張っている医療機関・従事者に鞭打つような勧告を行うぐらいならば、シンプルだが実は現役世代のネット依存を活用した、病床運営の適正化をお勧めしたい。参照記事
、、、、医は算術の病院が多い中、上記の状況は想像していたが、具体的な例を知ると唖然とする。筆者も昨年前立腺肥大手術で緊急入院したが、やはり気になったのがWi-Fiで、院内の弱い電波を何とか拾い、おかげで、持ち込んだPCでブログを中断する事も無く、退屈な入院も比較的快適に終えることができた。写真右が、当時の筆者のベッドである。 過去ブログ:2020年5月尿チューバーに変身した筆者の経過
プラカードには「アフガン女性を守れ」「米国とNATO(北大西洋条約機構)は失敗した」「米国とNATOの手はアフガン人の血で染まっている」などのメッセージが書き込まれていた。
英メディアは参加者は数千人規模と報じている。「タリバンは平和をもたらさない」と掲げていたのはロンドン市内の自営業アタさん(24)。10歳当時に親と英国に移り住んだが、親族や友人は今も首都カブール市内に残る。やりとりを続けているが、「男たちは生活を支えるために外に出ているが、女性はタリバンを恐れて室内に隠れている。子どもも不安で公園で遊べなくなった」。参照記事 参考映像:タリバン支配の今後と米中対立【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2021年8月25日)
反タリバンの拠点となったパンジシール州Panjshirには、抵抗を呼びかけたアフマド・マスード(Ahmad Massoud、Ahmad Massoud jr)氏の元に、旧政府軍兵士や部族民兵、元政府軍指揮官、元情報部高官らが集結し、The National Resistance Front (NRF:筆者訳 国民抵抗戦線)を結成したと報道されている。パンジシール渓谷Panjshir Valleyは、首都カブールKabulから約150キロの地域にある高地で、過去の歴史でも、19世紀の大英帝国軍も20世紀のソビエト軍も制圧できなかった地域として知られている。大英帝国British Empireはここで三たび敗れ、その後衰退の道を辿った。旧ソ連も1979~89年に侵攻して敗北、2年後に「ソ連解体」となった。
渓谷を通るには一本の道路しかなく、地上の敵は両サイドの山地から攻撃を受けることになる。アフガンは別名「帝国の墓場:Graveyard of empires」とも呼ばれるが、それは古代ギリシャ、モンゴル帝国、ムガル帝国、大英帝国、ソ連、そして米国はいずれも同地域の紛争に介入したが、最終的に失敗したことから名付けられた。そのアフガンを引き込もうと、中国は距離を詰めている。 右はNRFの旗 英文記事 英文記事 参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 映像:反タリバンで戦闘が始まったパンジシール州からの映像:In Videos: Fighting Began In Afghanistan’s Panjshir NRFの攻撃 過去ブログ:2021年8月「自国は自分で守る」決意の台湾と反タリバン紛争勃発か?
現地25日、タリバン代表とNRFがパンジシール渓谷Panjshir Valleyで交渉を行ったと報道された。交渉内容は不明。この前日、タリバンは隣接するバダフシャーン州province of Badakhshanからパンジシール州に攻め込んだが、多大な損失を出して敗退したとNRF側が語った。英文記事
2021年8月28日:現地27日、米軍、アフガン人や各国スタッフの避難が続くカブール空港Kabul airport(Hamid Karzai International Airport)の外れで、少なくても2回の爆発(1回目Abby Gate近く、数分後Baron Hotel近く)が確認された。現在空港へは、各国からの救援機や自衛隊機が離発着している。英文記事では、米国市民の負傷者が出たと報道された。アルジャジーラは、少なくても60人が死亡し、IS(ホラソン州のイスラム国:ISIS Khorasan Province :ISKP:Islamic State Khorasan、IS-KP、ISIS-KP)による自爆テロだと断定し、過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織が同日、SNS上で犯行を認める声明を出し、声明で「米兵や彼らに協力した通訳やスパイどもの集団に、爆弾を仕掛けた車を突入させた。米兵20人を含む160人以上が死傷した。我々は今後も戦いを続ける」と主張していると報道された。死亡者は少なくても73人と報じた記事もある。アフガニスタンの保健担当相は米CNNの取材に対し、爆発で少なくとも60人が死亡し、140人が負傷したと語った。 英文記事 参照記事
また別記事では、米海兵隊員ら12人を含む米国籍13人が死亡し、少なくても18人が負傷し、米軍にとって最近十年で最悪の事態だと報じられた。
自爆前には、ISと警備兵との間で銃撃戦が起き、空港入り口ゲート付近や近くのホテルには、空港からの脱出を待つアフガン人や米、英国人ら約5千人が集まっていたと言う。これまでにISから、幾度か攻撃に関する警告の在った事が確認されている。現在、約5200人の米兵が空港警備に就いている。すでにバイデン大統領記録映像 ニュース映像 ニュース映像 英文記事 英文記事 英文記事 英文記事 映像記事 過去ブログ:2021年5月アフガンに米軍協力者殺害とIS流入の危機とシリア、イラクのIS 2020年12月アフガンでジャーナリスト、メディア関係者の暗殺相次ぐ IS? 11月アフガンでISが大学で自爆と銃乱射 学生22人死亡
は、報復を誓うとの声明を出した。英オックスフォード大の集計では、国別で中国が約19億6千万回。次いでインド、米国、ブラジルと続く。日本は約1億1800万回で5位。G7の中では当初最少だったが、ドイツや英国を上回った。 アフリカは大陸全体でも1億回に達していない。参照記事 参考:NHK世界のワクチン接種状況データ一覧 アルコールがOKなのに韓国の「コロナ」感染状況が日本よりも酷くない不思議
2021年8月25日:米名門ジョンズ・ホプキンズ大学(JHU)はこのほど、デルタ変異株に対して一部のワクチンの有効性は低いとして中国製薬会社のシノファームとシノバック社が生産する新型コロナウイルス・ワクチンなどを認めないとの声明を発表した。8月30日に新学期を迎える同大学は、すでに中国国内でワクチンを接種した中国人留学生について、10月8日までに改めてワクチンを受ける必要があると示した。同大学は19日に発表した声明の中で、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けたファイザー(Pfizer)、モデルナ(Moderna)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)3社のワクチンのみを認めるとした。また、中国製ワクチンのほかに、英オックスフォード/アストラゼネカ(Oxford/AstraZeneca)、インドのコビシールド( Covishield)、米ノババックス(Novavax)のワクチンも認めないとした。現在、米ハーバード大学やコロンビア大学などは、世界保健機関(WHO)が緊急使用リストに追加した中国製ワクチンを認めている。東京都は8月23日、大規模接種会場におけるアストラゼネカ製新型コロナワクチンの接種を9月1日に開始すると発表している。参照記事 参照記事
当初GMは2017-19年の生産分(約6万9000台)についてのみバッテリーモジュールの部品を交換するリコールを実施してきたが、今回対象を直近の生産分まで拡大した。ボルトEVはLGエナジーソリューションが生産したバッテリーセルをLG電子がモジュール化したバッテリーを搭載している。映像ニュース
GMに供給されたこれらの車両用バッテリーには、まれに同一バッテリーセル内に、破損した陽極タブと折れたセパレーターという2つの製造上の欠陥が存在する可能性があり、これによって火災の危険性が高まる」と、GMはニュースリリースで発表した。この問題については、バッテリーセルのサプライヤーである韓国のLGと協力しているとのこと。
GMでは、これまでのリコール対策費用としてすでに見積もられている8億ドル(約878億円)から最大18億ドル(1977億円)まで増える見通しだと報じた。それに伴うLGの追加損失も避けられない見込みだ。
これに先立ち、現代自動車のコナEV(コナEVは2018年に発売されて以降、国内外で16件の火災が起きた。参照記事 現代自は韓国国内でコナEVの販売を終了した。)のリコールに際しては、LGエナジーソリューションと現代自が7対3の割合で費用を分担したが、GMがバッテリーの欠陥を追及した場合、LGの分担金の割合が高まる可能性も少なくない。
GMはBoltのドライバーに対して、充電を最大90%に制限するとともに、航続可能距離が70マイル(約113キロメートル)以下にならないようにしておくことを推奨している。また、火災の危険性があるため、充電が済んだらすぐに屋外に駐車し、屋内で一晩充電したままにしないように勧めている。米運輸省高速道路交通安全局は、Boltのドライバーに向けて、火災のリスクを減らすために、車を家から離れた場所に駐車するようにと、独自の勧告を発表した。GMは、このバッテリー異常の修復方法を発見しており、対象のBoltディーラーで対応すると述べている。GMがこの異常を見つけるために使用している診断ソフトウェアは2022年型Boltおよびそれ以降のGM車両に標準搭載される、と同社は言っている。 参照記事 参照記事 英文記事
フォルクスワーゲンVWの小型電気自動車ID.3(アイディスリー)で火災が発生し、全焼したことが確認された。電気自動車専門メディアのインサイドイブEVsによると、ID.3の火災は2021年8月14日(現地時間)にオランダのフローニンゲンで発生した。
IDは充電を終えた状態だった。運転手は3歳の子どもを乗せて座席に座った状態で、後輪の方から出ている煙を確認した。運転手と子どもはすぐに車から出て人命被害はなかったが、車両は全焼した。フォルクスワーゲンは火災事故に関する独自の調査に着手した。 フォルクスワーゲンのID.3とID.4に搭載されているリチウムイオンバッテリーはLGエナジーソリューションが供給した。インサイドEVsは「フォルクスワーゲンID.3のその他の火災事故はまだ確認されていない」とし「ID.3の最初の火災である可能性が高い」と伝えた。ID.3は昨年の発売直後に部品問題でリコールを実施するなど販売の過程が順調でなかった。参照記事 参考:VW、ID.シリーズを2022年に日本市場投入 フォルクスワーゲン初の量販EV「ID.3」 過去ブログ:2021年8月トヨタが採用の究極の電池構造” 「バイポーラ」とは? 8月VWの生産、販売が半導体供給不足、コロナで大きく減少 2020年12月東芝が画期的水系リチウムイオン電池開発とLFP電池の進化型 11月村田製作所は2020年度下期に全固体電池量産始める 1月史上最強リチウムイオン電池が誕生? 透明、柔軟で火にも耐える 2019年7月加速するトヨタのEV,PHV車開発 トヨタが水素燃料電池車生産を10倍に引き上げ 5月二次電池の劣化を自己修復し電池を長寿命化する電極材見つかる 1月パナとトヨタ 全固体電池開発で新会社設立 2018年6月全固体電池最前線 2018年6月 2017年12月EV車とFCV車の将来と環境への対応 急なEV化は電力への不安も
リチウムイオン電池に関し日本では、究極の安全性が求められる潜水艦に実用されており、2020年3月に就役した「おうりゅう」に世界で初めて搭載(電池セルはGSユアサが開発したリチウムイオン電池)され、2021年3月就役の「とうりゅう」が2隻目で、その後も搭載されている。、、色々と雑多な記事を読めば、電池セルの品質と同様に、半導体を含む設計が重要だと個人的に思う。トヨタが、これらすべての自社生産にこだわるのも、こんな理由では? 参照記事 過去ブログ:2021年4月弾道ミサイル防衛備えた海自のイージス艦8隻体制完成と海軍力
そのタイミングを見ていたかのように、フックに威嚇されて、夕方こっそりとだが、毎日しっかり餌を食べているダンディが、筆者の合図で姿を見せるようになった。
最近は、マダムが先に現れて餌を待ち、食べ終わると時期にダンディーが現れる日が続いている。ダンディにはさほど周りを警戒する様子も無く、これまでフックが我が家に来るのに使っていた道を歩いている事から、フックの来ないのを分かっているかのようだ。
写真左は餌を待つマダムと「写真撮るよ」と言うと、目の前で立ち止まりじっとしているダンディ:右。うす暗い中での撮影で焦点はボケ、フラッシュで目が光ってしまった。
夏毛になったマダムとダンディーはほとんど見た目では違いが無いが、呼ぶと寄ってくるのがダンディで、肉片の餌に補充している犬用のカリカリを好んで食べるので、食べ終わった皿を見ると彼の来ていたのが分かる。うれしいのは3匹とも毛抜けなども無く、毛の艶もよく健康そうなことだ。
もう辺りは秋の風情(ふぜい)で、朝晩は寒ささえ感じるが、昼間の暑い日も在り、その日着る物に苦労している。すでに畑のメロン、スイカ、トウキビは収穫時期で、義理の母からの差し入れで秋を堪能している。今年は、倉庫の塗装修理や敷地や道路の周りの草刈りですっかり日に焼け肌がまっ黒になった。その合間にブログを書き、好きな問題の学習とキツネの餌の用意、運動、頼まれ仕事の処理、外仕事などで、年金生活だが毎日忙しい。餌を食べ終わり、満足して振り返りながら帰るキツネを見ると毎日の疲れも飛んでいく。本当に個性豊かで素敵な野性たちだ。草が枯れ始め、目の前の川岸まで行けるようになれば、川岸のごみ拾いをする予定だ。去年はその様子を、ダンディが横に来て眺めていた。今はまだ、1.5mほどのアシや草がうっそうと茂っている
欧州沿岸を泳ぎ渡り、船に乗りこむのが大好きな大型のセイウチ「ウォーリー」Wally the walrusがアイルランドにたどり着いた。ウォーリーは巨体で体重が重いため、各港ですでに1~2隻の船を沈めてきた。アイルランドではその体重800キロと思われるウォーリー専用に特製の筏が作成されることになった。
ウォーリーは、フランス、スペイン、イギリスと4000キロ以上を泳ぎ渡り、ついにアイルランドに到着。その頃までにウォーリーの名は知れ渡っており、アイルランドではウォーリーが他の船やヨットに乗り込もうとすると、その姿をカメラに収めようとパパラッチのごとく人が群がるようになっていた。ウォーリーの夏の旅の足跡を追うと、一旦フランス南西部海岸まで南下し、再び北上してきたようだ。英国の野生動物保護組織は、最初に現れた今年3月から追跡調査しており、市民にはストレスを与えたり怪我をさせないように求め、いづれウォーリーが自力で北海の海に戻るように願っている。ノルウェーの北からやってきたと思われるウォーリーは既に、数カ月で4000キロ以上旅している。 参照記事 英文記事 英文記事
ロシア人を名乗る男性を発見した標津町の70歳代の町民によると、8月19日午後5時頃、海岸沿いの中標津署標津駐在所付近をうろうろしている男性を見つけた。男性は20~30歳代くらいで、紺色のスポーツウェア姿。スニーカーをはき、リュックなどを持っていたという。映像記事
不審に思った町民が声をかけたところ、男性は片言の日本語で「パスポートがない」「国後島」「泳いできた」と説明したという。北方領土の国後島から標津町までは約25キロ離れている。町民は「泳ぐことは不可能でないと思うが、海水温は冷たい。ぬれていた様子は全くなかった」と驚いていた。(海での遠泳に詳しい岡崎満さん)「距離的には可能だが、海は自然環境で潮の流れが複雑に変わる。(当時の水温)15℃だとウエットスーツを着たとしても相当きつい環境になるので、よほどの訓練をつまないと不可能に近い」。STVの取材で、この男性は見つかった当日に町内の店で衣類や飲み物などを買っていたことがわかりました。 参照記事
この写真を公開したのはタリバンの中でも精鋭部隊として知られる「Badri 313(預言者モハメッドが敵を313人倒したバドルの戦いに因んで命名された部隊)」で各国の正規軍でいうところの特殊部隊に該当し、非常に高度な訓練と充実した装備(他のタリバンの戦闘員と比較しての話)を備えているのが、今回公開した写真には2つのメッセージが含まれていると推測されている。
「過去の硫黄島・擂鉢山の頂上に星条旗を掲げる海兵隊員の写真」を押収した米国製装備品を身に着けたタリバンの戦闘員で再現することで米国を挑発しているというのが1つ目のメッセージだ。
2つ目は最新の米国製装備品を手に入れたタリバンの戦力はBadri 313を含め全体に強化されるという点で、特に米軍が使用中の迷彩服と同じものも大量に押収されたためカーブル空港周辺に浸透されても外見で区別するのが難しく「空港を警備する米軍にとっては恐ろしいだろう」という指摘もある。それでなくても、カブール飛行場では、写真左の様に、米軍とタリバンが混在して市民の規制を行っている。映像、、、とにかく、こんな事で日米の激戦地での写真が登場するとは!!米軍気取りのタリバンには腹立たしい限りだ。
隠れた史実として,有名な星条旗がすり鉢山に 上がったあと,2回も日本兵が闇に乗じて取り替えた話が載っている.(写真は、まだ戦闘中の1945年2月23日、すり鉢山に翻った星条旗)米軍がすり鉢山を制圧し星条旗を立てたのが1945年3月23日.翌朝には日の丸に変 えられ,2回目は3月25日早朝,時間的には栗林兵団長以下数百名のすり鉢山守備隊残存兵が総攻撃で玉砕した26日の前日であろう(戦闘は1945年の2月19日から3月26日まで)。島全体2m四方に一発 の砲弾が打ち込まれ,それ以上に,山の形が変わったと言われるすり鉢山で旗を取り替えた日本兵がいた。
この小さな島で、切り込みにいけないものは自爆し,日本兵約22000人のうち,生存1023人(ほとんどが重病兵)、米兵約7000人が死亡した。栗林中将が残した「矢弾尽き果て散るぞ悲しき」という電文は、自己犠牲の武士道精神を表した詩的な表現として日本で広く知られている。
米軍の硫黄島全島の掃討作戦はその後1945年6月末まで行われたが,その後もゲリラ的な攻撃は続き最後の日本兵2名の投降は終戦(1945年8月15日)の4年後の1949年1月1日と記録がある.(2名のうち蔭山光雄氏は戦後の1951年5月8日に硫黄島を訪ね,すり鉢山から太平洋へ投身自殺) 所詮戦争とは残酷で非道なもので決して美化される物ではない。中将の電文は、そんな想いも伝えてくる。 参照記事 過去ブログ:2014年8月 加筆:映画「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」裏話 記録映像:硫黄島の戦い 100歳の告白 2006年12月映画 父親たちの星条旗 裏話 2006年12月9日硫黄島 市丸少将 ルーズベルトニ与フル書。 wiki:硫黄島の戦い