- 骨密度を上げる
- コレステロール値を下げる。これにより心臓の健康が左右される。
- 消化を助ける。腸内の「有益バクテリア」の生成を促す。
- 25種類の抗酸化物質を含み、体細胞の損傷を防ぐ。
- 口内の有害バクテリアを殺し、口腔衛生を守る。
- 睡眠の質を改善する
- 最後に、加齢による変化に対抗する。肌を改善するビタミンA,C,Eが豊富に含まれている。
タマネギのこの奇跡のような効果は科学的に証明されている、と同紙はまとめている。、、、筆者の住む札幌の北部近郊は玉ねぎの産地で有名な所で、現在牧草地の場所も以前は玉ねぎを植えていた。年間通じて比較的安く手に入る玉ねぎはスーパーフードの名にふさわしいだろう。
タマネギは、イランを中心とした西アジア、または中央アジアから地中海沿岸が原産地とされ、栽培の歴史は古く、古代エジプトやメソポタミア文明で始まったといわれている。紀元前27~25世紀にはエジプトで栽培されていた記録があり、当時のピラミッド建設の様子を記したものには、建設に従事する労働者に「にんにく」、「だいこん」と一緒に「玉ねぎ」が配給されていたという記録が残されている。
日本へは江戸時代に南蛮船によって長崎に伝えられたが、観賞用にとどまり、実際に栽培が始まるのは明治以降となる。北海道開拓使が明治4年にアメリカから導入した各作物と一緒に玉ねぎ「イエロー・グローブ・ダンバース」を導入したことが始まりとなる。寒さに強い玉ねぎは北海道の気候に適応し、北海道の春蒔き玉ねぎ「札幌黄」が生まれた。
今から40年以上前、当時店舗開発をしていた筆者が、空いている小さな場所を何の店にしようかと考えたときにインドカレーの店に着眼したのも、それまでインド人が調理するインドカレー店が北海道になかったことと、タマネギを多く使うのが大きな理由だった。単身インドまで行き、ナンを焼く窯をみたりしたあと、インド・ボンベイの小さなホテルの一室で内装プランのスケッチを描いたのが懐かしい思い出だ。以来、いまだにインド人の方とは親しくし、キツネの餌になるブロイラーからでる、ゴミとなる鳥皮やくず肉を定期的にいただいている。
今日、2021年2月24日の朝、深夜の強風と雪で中庭一面は再び雪に埋もれ、写真中央のオンコの木の下の鳥の餌場も雪に埋もれてしまっていた。道内では、吹雪で視界を失っての車両事故が相次いでいる。7時くらいから晴れ間が出て来たので、さっそく枝の中で待っているスズメの為に木の下の除雪と餌の補充。終わって見ていると、中庭で一夜を過ごしたキジのメス2羽と、一旦古巣へ戻っていたオスもやって来て、さっそく餌を食べていた。ここを当てにするスズメも他の野鳥の数も例年より多く、晴れていた昨日17キロ入りの鳥の餌を買い足したので、今年はこれで間に合うだろう。キジもスズメも、草木の芽が出るころには来なくなる。冬の間、鳥たち、さらにキツネには、筆者の用意する餌がスーパーフードなのかもしれない。