2017年08月
フェイスブック(Facebook)は2017年8月15日、米国内で10ヵ所目となるデータ・センターをオハイオ州ニュー・アルバニー(コロンバスの北側.New Albany, Ohio, just north of Columbus)に新設する計画:右プラン図 を明らかにした。エネルギー・マネジャー・トゥデイ誌によると、総工費7.5億ドル(約822億円)、広さ22エイカー(約89,030㎡=約26,923坪)の新データ・センターは、約100人を雇用し、必要電力を再生可能エネルギー
だけでまかない2019年完成予定。同社のデータ・センター戦略担当部長レイチェル・ピーターソン氏は、風力と太陽光、水力を含む再生可能の発電燃料によってすべての電力を調達することを最優先事項として場所を選定した、と説明している。オハイオ州では、再生可能エネルギーを推進するための奨励策を規定した州法が頓挫しかけたが、ジョン・ケイシック州知事が反発勢力を押し込んで同推進策を復活させた。それによって、再生可能エネルギー電量の調達が容易になる。フェイスブックは現在、月間20億人の利用者へ向け、自社のデータセンターを各国に建設している。 参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 参照記事
米国の宝くじ「パワーボールPowerball jackpot」は2017年8月24日、7億5870万ドル:$758.7 million(約830億円)の当せん券の当せん者を発表し、マサチューセッツ州の出身者メービス・ワンチックMavis Wanczykさん:53歳 が当せん者になった。1枚のくじとして国内史上最高額となる当せん券をもらったワンチックさんは、当せんを知ってすぐに32年間勤めた病院を辞めたという。ワンチックさんは「やってみるべき賭け」と思いながら、家族の誕生日などを組み合わせて番号を決め、コンビニエンス・ストアで当せんしたくじを買った。ワンチックさんには娘(31)と息子(26)がいる。参照記事 映像記事
賞金額としては2016年1月に出た約16億ドルに次ぐ史上2番目の高額。しかし、CNNテレビによると、16年1月の際には3枚の当たりくじがあり賞金も3分割されたため、1人に対する北米の宝くじの賞金額としては、今回が過去最高額となるという。パワーボールは計6個の数字の組み合わせを選んで購入する宝くじで、全てを当てるジャックポットの確率は約2億9200万分の1とされる。大当たりが出なければ賞金は次回に積み増され、次第に巨額に膨れ上がる仕組みとなっている。参照記事

2017年8月21日月曜朝、マラッカ海峡Strait of Malaccaで起きた米国イージス駆逐艦(ミサイル駆逐艦)「ジョン・マケイン」the American destroyer USS John S. McCainとタンカーの衝突:写真右 により、10人が行方不明となっていたが、22日、スウィフト司令官がシンガポールのチャンギ海軍基地で記者会見し、「行方不明になっていた10人の乗組員のうち、一部の遺体が艦内で発見され、5人が負傷した」と語った。
この事故では長さ約154mの駆逐艦に、長さ約183mの大型タンカーが後部から衝突している。海上自衛隊で最高位の「海将」を務めた伊藤俊幸氏は「今回はイージス艦が後ろから追突された事故だが、本来はそれでも逃げなくてはいけない。追い越し船の商船の方に回避義務があるのだが、船の世界は、『何があっても衝突をするな。衝突を避けるための最善の協力動作を取らなくてはならない』という一条がある。よって、イージス艦も危ないと思ったら逃げる義務がある」「実任務が増えて訓練機会が減り、休養する時間もない。そうした中、スキルレベルが落ちているのではないか」と語っている。後方確認をせずに急旋回した米艦の責任もいわれているが、CNNは22日、駆逐艦が事故直前に艦を制御できなくなるなど、操舵(そうだ)システムの異常が衝突につながった可能性があると伝えた。米海軍のリチャードソン作戦部長は21日、記者団に対し、イージス艦がサイバー攻撃を受けたことを示す証拠は現段階で見当たらないと説明した上で「調査では全ての可能性について探る」と述べている。参照記事 参照記事
この数ヶ月で、アメリカの艦艇が事故を起こしたのはこれが2度目のことで、2017年6月にも、イージス駆逐艦「フィッツジェラルドUSS Fitzgerald, DDG-62」が、伊豆半島沖でフィリピンのコンテナ貨物船と衝突し、7人の駆逐艦乗組員が死亡した。写真左は、事故後横須賀で曳航される駆逐艦。過去ブログ:2017年6月米駆逐艦艦長は、コンテナ船と衝突時、浸水区域を閉鎖した 参照記事 参照記事
南シナ海に限れば、米艦隊を忙しくさせているのは中国なのだが、中国外務省は23日声明の中で、中国の領海など、地域へのアメリカの艦船の進入の増加は、大変に危険だとしてアメリカを厳しく批判し、この問題をきちんと解決するよう強く訴えた。「ジョン・マケイン」、そして「フィッツジェラルド」も横須賀を母港とし、西太平洋とインド洋を主な作戦地域とする、第7艦隊所属のイージス艦。 参照記事
米海軍太平洋艦隊のスコット・スウィフト司令官(第35代:Adm. Scott H. Swift、The commander of the U.S. Pacific Fleet)は23日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とする米海軍のイージス艦の衝突事故が相次いだことを受けて、第7艦隊 U.S. Seventh Fleetのジョセフ・アーコイン(

2017年8月23日:23日の記事では、ISはイラク北部タル・アファルTal Afarの残存兵士へ自軍の本部を焼き払い、撤退せよとの命令を出したとされる。イラク合同軍は同地域へ、8月20日より大規模攻撃を開始している。20日時点で、市内や周辺の残存IS兵士は1400人ほどと言われていた。 イラク合同軍進撃の映像 参照記事 過去ブログ:2017年8月21日2017年8月21日のシリア、イラクの戦況
2017年8月28日;現地メディアは、現地27日にタル・アファルを解放したと報じ、参照記事内の映像では、市街地から逃げ出すISをイラク軍のヘリが攻撃する様子が写っている。空からの攻撃で、IS兵士180人、車輌60台などを殲滅したと報じている。参照記事 次の攻撃地は、キルクークKirkuk南西部Hawija付近と以前に言われている。すでに制圧されたモースルなどでは、ISが大量虐殺した兵士や市民らを埋めた埋葬地が見つかっている。恐らく負傷したISに対しても、相当な報復が行なわれているだろう。シリアからの映像で
は、デリゾールへ出撃する兵士に向けて太った司令官が訓示の中で「ISの首をもってこい。生きたISはいらない」と語っている。抽象的な意味もあるだろうが、政府軍のISへの姿勢を端的に表している。すでに情報収集の時期は過ぎ、文字通り敵を殲滅するのが最大の目標となっている。恐らく、ISに協力を強制されたスンニ派住民も殺害され、さらに宗派対立は深まるだろう。映像 過去ブログ:2017年8月モースル付近でまだ活動している?ISと原油採掘 イラク 8月イラクの戦況2017年8月8日
2017年8月30日:IS兵士の多くが、避難民にまぎれてタル・アファル北部の al
Ayadiya( Ayyadiah)に潜伏していると報道されている。一部は自爆ベルトを身につけて居り、ペシュメルガPeshmerga軍は200人以上を拘束し、30人以上を殺害した。右の図の、赤く点在するのは村や街、基地など。 参照記事2017年8月30日:イラク軍の高官は29日、個人的な仮定での話しとしながら、シリアから敗走したISが、再びイラク領内に侵入するのではと危惧していると話した。参照記事
2017年8月31日:イラクのアバディ首相は31日、声明を発表し、過激派組織「イスラム国」(IS)が拠点として維持していた北部タルアファルを奪還、ISが要衝としていた北部モスルを州都とするニナワ州を「完全に解放した」と明らかにした。IS戦闘員に対し「死か降伏しか選択肢はない」と警告した。
2017年9月7日:ニネベア県Nineveh provinceタルアファル北部 al Ayadiya( Ayyadiah)でIS残兵掃討を行うペシュメルガPeshmergaは7日、更に17人のISを発見し殺害し、そのうち6人は自爆ベルトを身につけ攻撃してきたと報告している。参照記事
<トランプ政権を去った人たち> :トランプ政権誕生:2017年1月20日- 8月25日――セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障担当):Sebastian Gorka national security aide
- 8月18日――スティーブ・バノン首席戦略官:Steve Bannon,senior White House adviser
- 7月31日――アンソニー・スカラムーチ広報部長:Anthony Scaramucci, communications director
- 7月28日――ラインス・プリーバス首席補佐官:Reince Priebus, chief of staff
- 7月21日――ショーン・スパイサー報道官:Sean Spicer, press secretary
- 5月30日――マイク・ダブキ広報部長:Mike Dubke, communications director
- 2月14日――マイケル・フリン補佐官(国家安全保障問題担当):Michael Flynn, national security adviser 参照記事 英文記事
結局、言うことは過激でも、何もできずに迷走し続ける不安定なトランプ政権は、中露にとってはありがたい存在なのかも知れないとさえ思える。国内支持の低下は、国際正義を気取っていた米国の威信が失墜しつつあるからに他ならず、中露は米国の動向を気にせず、好き勝手に駒を進めることが出来るからだ。しかし、退役軍人から任官された国防長官のジェームズ・マティス氏(James Norman "Jim" Mattis中露はトランプ氏より、マティス氏の動向が気になっているだろう。彼は、中国の強引さを苦々しく思っている人物で、アジア圏では強力な同盟国が必要だとの持論を唱えている。米国防省ペンタゴンは、シリアに置いてはクルド・SDFへの支援をより強化しており、8月23日の報道で、ラッカ市の60%をSDFが制圧したとされる。トランプ政権に於いて経済事案が足踏みする中、軍事面の展開はより積極的になったように見える。
在英NGO「シリア人権監視団」は22日、過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と称するシリア北部ラッカで、米軍を中心とする有志連合の空爆によって過去8日間で市民167人が死亡したと発表し、このうち59人は子ども、37人は女性だといい、さらに死者が増える可能性もあるという。8月14日以降の300回以上の空爆で、170人以上の市民が犠牲なったとも言われる。米国は他に、イラク軍、レバノン軍への軍事支援も強化している。 参照記事 英文記事 参照記事 過去ブログ:2017年8月21日2017年8月21日のシリア、イラクの戦況 8月アフガン首都でISがイラク大使館へ自爆攻撃 7月戦況悪化のアフガン
イタリー・ナポリNaplesの一流ホテル( Di Francia :5 star hotel)に保護されている不法移民350人が、待遇改善を求めてホテルの備品を放り出す事態が起きている。彼らの要求は金銭(1日2.5~7.5ユーロドル:約320~1000円)の他、Wi-Fi、衣料、タオル、食事などで、現状では全てに不満な為、部屋のマットレスを外に投げ捨てるデモを起こし、メディアに待遇に対する不満を口々に語っている。 記事と映像 映像 参照記事 参照記事
イタリア内務省は2017年8月10日、中東やアフリカから保護者らの同伴なく地中海を渡りイタリアに到着した未成年の移民や難民が2016年以降急増し、2014年から2017年7月末までの約3年半で約6万4千人に上ったと明らかにした。イタリアは移民が押し寄せる「欧州の玄関口」となっており、内務省によると2017年に入り、すでに約9万7千人が上陸した。そのうち
約1万2600人が大人の同伴者がいないか、移動中に保護者とはぐれた未成年者だという。そうした未成年者の大半は施設で保護されるが、仕事を求めて逃亡するケースも多く、政府当局者は「売春や麻薬売買、不法就労など犯罪に巻き込まれる危険性が高い」と警鐘を鳴らしている。参照記事 過去ブログ:2017年6月今も毎週数千人の不法移民がサハラを抜けて欧州へ
イギリスの伝統校ケンブリッジ大学(University of Cambridge:公立)が、ネット上に掲載している中国の文化大革命や1989年の天安門事件などに関する記事を中国当局からの要請に応じて一時、中国国内では閲覧できないようにする措置をとり、中国の言論統制に海外の大学が屈したとして批判と懸念が広がった。イギリスのケンブリッジ大学の出版局は2017年8月18日、中国当局からの要請に応じて、中国の研究誌「チャイナ・クオータリー」に掲載された315の学術記事を、中国国内では閲覧できないようネットのアクセスを制限す
る措置をとったと明らかにしたが、「経済力のある中国に屈した」とか「中国は自国の検閲を海外に輸出しようとしている」などと批判が高まり、出版局は8月21日、閲覧制限の撤回を発表した。ケンブリッジ大学側は制限した事について、明確に"with a Chinese request"(中国の要求に従って)遮断したと回答している。中国側からは「要求に従わなければ、中国での業務全般に悪影響が出ると警告された」とのこと。 参照記事
右の独シュピーゲル誌の表紙の絵は白人至上主義者たちの秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の覆面をかぶったドナルド・トランプ大統領を描いたものだ。この絵は、もちろん、2017年8月12日に発生した、バージニアでの白人至上主義者やネオナチの集会に抗議した女性が殺された事件に関連するものだ。トランプ大統領は、事件発生後に、「双方に責任がある」などと白人至上主義者と抗議者を同一視し、差別主義者を「擁護」したとみられるコメントを発表した。表紙の絵はこうしたトランプ大統領の態度を風刺したものだ。

この、身も蓋もない絵を書いたのは、アメリカの芸術家エーデル・ロドリゲス氏Edel Rodriguezだ。ハフポストのメール取材に対して、芸術家は「トランプ氏は、クランの覆面を被るに値します」と回答した。ロドリゲス氏は、トランプ氏が大統領に選出される以前から、彼に対して批判的だった。そして、そのことを証明する絵もある。キューバからの移民であるロドリゲス氏は、彼が独裁者とみなすトランプ氏を大統領に選出することの危険性について、同胞たちに対して警鐘を鳴らす使命があるように感じたという。ロドリゲス氏は、自らの恐れと怒りを紙にぶつけた。選挙期間中に描かれた絵:中央左 は、いまや奇妙なほど予言的に感じられる。

ロドリゲス氏は作品を回想し、「私の考えでは、彼は常に人種差別主義者でした。大統領選の真っ最中にそれを示す必要があった。そのために、私は、自分の作品が行き過ぎであったり不公平であると見なされるリスクを冒さなければならないと感じました。私は常に、我々が今のような状況に至るであろうと感じていまし
た。それが私がこれについての絵を1年半にわたって作り続けている理由です」と語った。参照記事 右の下二つも彼の作品である。 左下は、筆者がアレンジして造った愛用の風刺画である。風刺画は一目見て分かりやすいが、こんな風刺画を載せたせいか、当ブログも、昔は随分としつこい出所不明(海外からとの察しは付いているが)の妨害や嫌がらせを受けたが、セキュリティを強化したせいか、最近は見かけなくなった。 参照記事
海の流れを利用して電気を起こす「海流発電: Tidal current power generation」の実証実験が、鹿児島県のトカラ列島沖で行われ、 *黒潮を利用してタービンを回し、最大で30キロワットの発電に成功した。 「海流発電」は、海の流れを利用して巨大なタービンを回し電気を起こすもので、NEDO=新エ ネルギー・産業技術総合開発機構と、大手機械メーカーのIHI(旧石川島播磨重工業)が鹿児島県のトカラ列島にある口 之島の沖合、およそ5キロの海で2017年8月14日から実証実験を行っていた。 その結果、
水深20メートルから50メートルの海中に沈められた実験機のタービンが黒潮の流れ を受けて回転し、最大で30キロワットの発電に成功し、NEDOとIHIによ ると、本格的な実験機を使って、実際に海流を利用した発電に成功したのは、世界で初めてだ という。 IHI技術開発本部の長屋茂樹部長は「目標としていた黒潮での発電を達成した。口之島の沖合の 海域は流れの強さや方向が安定しているので、実用化に向けて流れを詳細に調べていきたい」と話 している。世界的にも強い海流とされる黒潮を利用すれば、太陽光発電より安定した発電ができると期待され
ていて、NEDOとIHIは今後、発電コストの検証などを行い、平成32年(2020年)の実用化を目指す。 参照記事と映像 記事と映像 過去ブログ:2009年12月浸透膜発電実証プラント ノルウェーで運転開始

*黒潮はメキシコ湾流と並び世界2大海流とも称される巨大海流だ。その幅は約100km、流速はおよそ3ノット(約5.6km/h)、最大では4ノット(約7.4km/h)にも及ぶ。しかも海の中を進む海流は風雨や潮汐にほとんど影響されず、年間を通じてほぼ安定した速さで流れている。
沖縄の西側を北上して九州の南を通り、四国から紀伊半島沖で最大の流速となって、更に本州に沿って北上して房総半島沖で東に進む。このような巨大海流を領海内で利用できる国は限られており、日本は世界的に見ても海流発電に最適な条件に恵まれている。参照記事 黒潮発電の課題と解決策 潮流発電と海流発電の違い海洋生物や漁船との接触回避などの記述が無いのが気になるが、別記事では、発電装置本体は海面から数十メートルの深度に位置するため、船舶の航行などへの影響も回避できるとしている。参照記事
2017年8月21日:20日の記事による戦況では、シリアでは矢印のようにシリア軍が進撃中で、デリゾールDeir ez-Zorではロシアの空爆支援の中、激戦が続いている。空爆は、ラッカRaqqahから移動したIS幹部らがいるMayadinへも行なわれ、ISで報道を努めていた上級幹部は資金30万ドル(約3300万円)ほどをもって脱出したとの記事もある。映像:砂漠での戦闘 シリア軍の進撃
21日のロシア国防省の公表では、同国の空軍の戦闘機が18日、シリア東部デリゾールに向け走行していたテロリストの軍用車両の隊列を攻撃し、テロリストが200名以上が死亡したほか、大型機関銃を搭載した20台以上のISISの車両や、多くの戦車、装甲車、トラックなどを破壊した。別記事では18日、ラッカ東部からデリゾール西部へ向かい砂漠を移動していたISの車列がロシア機の攻撃を受け、少なくてもIS約70名が死亡し、20台の車輌が破壊されたと報道されている。記録映像映像:ロングバージョン SANA記事 英文記事 参照記事
ラッカ市内には6月からSDF軍が侵攻し、現在約50%の地域が制圧されたといわれるが、8月18日には、市の東部にあるSDFの本部がISの攻撃をうけ、15人のSDF兵員が死亡したといわれ、ISの抵抗は続いており孤立したISは自爆攻撃を繰り返している。写真はラッカのSDF兵士 映像:砂漠地帯での進撃 攻撃映像 参照記事 参照記事ダマスカス周辺や南部では一部で停戦がなされたが、相変わらず双方が停戦を無視したと言いながら空爆、砲撃が激化している。
イラクでは、イラク軍、シーア派民兵らによるTal Afarへの総攻撃が進行中だ。記録映像
ISは、強制的に住民を戦闘に参加させているので、そこからの住民脱出は相次いでいるが、相当な住民の犠牲は出るのでは? 20日、イラク合同軍の広報は、タル・アファルには1400人のIS兵士が立てこもっているが、住民は政府側が設定している安全避難路Safe passagewayを利用して、ここ数日で多数が街から脱出し、過去2週間で1万人に達すると報告されている。これ以前に国連当局は、市や孤立した村落に、1万~4万人の住民が居ると報告していた。首都 Baghdad西部では、規模は小さいが、ISの爆弾テロが続いており、市民、治安兵士らが犠牲になっている。右はバグダッド市内 参照記事 参照記事
レバノンLebanon北東部では、米軍支援のレバノン軍がシリア国境付近のISへの攻撃を開始し、これには、レバノン政権と対立するシリア軍、レバノンの反政府組織ヒズボラ軍も協力すると言う、ねじれた関係が成立している。レバノン軍は下の宗派分布図の、レバノン領内スンニ派地域Arsal方面へ現在攻撃中で、ISをレバノン領内から排除する攻撃となっている。Arsalには、シリアからの難民が多く、難民キャンプもある。 過去ブログ:2017年8月10日イラク西部でISが基地を夜襲 イラク側68人死亡か?
2017年8月23日:23日の記事では、ISはタル・アファルTal Afarの残存兵士へ自軍の本部を焼き払い、撤退せよとの命令を出したとされる。イラク合同軍は同地域へ、8月20日より大規模攻撃を開始している。参照記事
2017年8月30日:IS兵士の多くが、避難民にまぎれてタル・アファル北部のal Ayadiyaに潜伏していると報道されている。一部は自爆ベルトを身につけて居り、ペシュメルガPeshmerga軍は200人以上を拘束し、30人以上を殺害した。上の図の、赤く点在するのは村や街など。 参照記事2017年8月30日:イラク軍の高官は29日、個人的な仮定での話しとしながら、シリアから敗走したISが、再びイラク領内に侵入するのではと危惧していると話した。参照記事
2017年8月12日、マドリッドのラス・ベンタス闘牛場(Plaza de Toros de Las Ventas)で興行中に29人の反闘牛活動家が侵入した。 事件が起きたのは闘牛士らの入場行進が行われている最中で、牛はいなかった。 闘牛を見に来ていた観客からは罵声が浴びせられ、場内は騒然となり、主催者らはただちに国家警察に通報し、駆け付けた警
官によって退場させられた後、逮捕された。 同警察によると、逮捕された29人は全員成人で、そのほとんどがスペイン国籍であったという。 彼らは職務質問を受けたあと、釈放された。参照記事 牛を殺すだけのショーに熱狂する心理は、どう説明されても筆者には理解できない。 
世界各国で合成鎮痛剤の蔓延が止まらない。アメリカでは2015年に合成鎮痛薬のオーバードース(麻薬過剰摂取 drug overdose)で約3万5000人が死亡している。さらに、ケシを材料とするアヘンなどオピオイド系鎮痛剤による麻薬の過剰摂取による米国の死亡者数は年間6万4000人に上るといわれる。参照記事合成鎮痛剤の蔓延はイギリスも同様で、サン紙の調査によると、特にフェンタニルFentanylによる死亡者が急激に増えているという。識者は「この薬に対処しなければ、イギリスは近い将来『黙示録的』な未来に直面する」と警鐘を鳴らす。写真は、カナダで押収された中国産と思われるフェンタニル錠剤。合成鎮痛剤Synthetic opiate
・フェンタニルFentanylはモルヒネの50~100倍、ヘロインの25~50倍もの効果がある強力な鎮痛剤で、元来はがん患者の鎮痛および緩和ケア用に作られた薬物である:左。微量でも人体に大きな影響を及ぼし、実験ではモルヒネ30mg、ヘロイン10mgに匹敵する効果が、フェンタニルではわずか1mgで得られるという。フェンタニルは闇ウェブサイトで、1グラム6500円程度で販売されているらしい。フェンタニルは身体に痕跡が残らない上、無臭なので麻薬探知犬にも発見されずに郵便で送れることも売人にとって大きな利点だ。また価格も安く、麻薬の売人はフェンタニルをヘロイン、マリファナ、および他の薬物と混合して売る。参照記事
以前は最初は薬局などから盗まれたり、悪徳医師が処方していたケースが多かったというが、マイケル・ジャクソンの死(医師が処方した薬物プロポフォール (propofol)の過剰摂取とも言われているが、彼の自宅からはフェンタニル Fentanylを含む多くの麻薬、合成鎮痛剤が大量に見つかっている)以来、当局が摘発に本腰を入れた結果、このルートは減った。最近、フェンタニルは医薬品製造に精通した人々によって密造されて、不法に販売されるルートがほとんどだという。プリンス、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、その他多くのスーパースターたちが合成鎮痛剤の過剰摂取で命を落とした。マイケル・ジャクソンが2009年に死亡した後、歌手チャカ・カーンも自分がフェンタニル中毒であることを世間に公にし、リハビリ施設に入所した。参照記事

追記:2016年4月21日、米ミネソタ州のスタジオ兼自宅のエレベーター内で倒れているところを発見され、57歳で死去した米歌手プリンスさん:写真左 は、90年代にエイズと診断され、死亡する半年前にエイズの末期であることを宣告され、激痛と闘う日々でひそかに鎮痛薬を入手するため、怪しげな薬物の仲介人らと取引をしていたという。家族はプリンスさんがエイズ患者だったことが明るみに出ることを避けるため、すぐに遺体を埋葬したが、その後、エイズだった事や鎮痛剤の過剰摂取との報道が流された。宗教上の理由から、治療を拒んだと言われている。2018年4月27日に、エレベーター内で倒れた写真とエイズだった事の真相が改めてナショナル・エンクワイアラー誌National Enquirerで公表された。参照記事 参照記事
米国だけで年間1万人以上が死亡していると言うフェンタニルの蔓延に、DEA(米国麻薬取締局)は2015年から警告を出している。西海岸ではカリフォルニア州へメキシコの麻薬組織(特にシナロア・カルテSinaloa Cartelル)が持ちこんでいるが、ここでも中国人が暗躍し、錠剤ばかりか、直接原料や製造機械を密輸し、米国、カナダに溢れさていると言われる。 この違法アヘン系合成鎮痛剤Illicit Opioids、薬用鎮痛剤フェンタニルはまた、Apache, China Girl, China White, Dance Fever, Goodfella, Jackpot, Murder 8, TNT、bizarrely, Tango, Cashなどと呼ばれ、呼び名の中にも中国が入っている。ヘロインやコカインと混ぜたさらに
強力なものはBomb [爆弾]、Drop Dead [突然死]のような名前で売られている。アメリカでは不慮の事故による死亡原因の第1位が、(薬剤・麻薬)の過剰摂取による事故死で、マイアミでは2016年8月だけで、ヘロインやフェンタニルの過剰摂取で、273回レスキュウ隊が出動している。参照記事 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2015年2月中国が世界の麻薬犯罪の元凶である11の検証 2011年9月マイケルジャクソンの死は過失致死か?2017年9月8日:トランプ米大統領は先月、米国内で安価なアヘン類麻薬の使用が「前例のないほど深刻だ」として、今後予算を設けて取り締まりを強化すると宣言した。多くは中国で製造、密輸されていると米政府系メディアは伝えている。アヘン類は代表的な麻薬類の一種で、合法な医療用鎮痛剤やヘロインはそれに属する。なかでも、薬用鎮痛剤フェンタニルとヘロインを混合したものは依存度が強いうえ、一回の使用価格は数ドルと安く、米国の貧困層までにまん延している。
米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、フェンタニルのようなアヘン類合成麻薬の大半は中国で密造され、メキシコや中国の麻薬組織を経由して米国に流れていると報じた。また、海外から中国の闇サイトで安易に購入できる。米関税当局者によると、2016年に摘発された国際郵便の合成麻薬フェンタニルなどは400ポンド(約180キロ)。密輸方法はますます巧妙になっており、麻薬取締法対象外の「新作」が次々と開発されているため、取り締まりが難しくなっているという。2011~16年、オバマ政権が麻薬犯罪への取り締まりと量刑を緩和したことで、麻薬乱用の拡大に繋がったとされる。トランプ大統領は「この危機的状況を食い止める」と決意をあらわにした。
中国河南省にある麻薬販売の闇サイトは、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアに供給していると謳った。2015年広東省で村ぐるみで薬物を密造する「覚せい剤村」が摘発されたが、警察と闇組織が結託して薬物を製造しているともいわれ、薬物の撲滅は困難だ。
日本にも流入している。横浜税関は今年5月、香港発の海上コンテナ貨物から、中国・広東省の輸出業者が送り主となる覚せい剤350キロ(末端価格224億円)を押収し、7月に4県警が3人の暴力団員らを逮捕した。8月にも茨城県で、船で密輸された覚醒剤480キロ(同300億円)を捜査当局が押収。この事件で、警察は暴力団関係者や中国人の男ら数人を逮捕した。英文記事 参照記事

ロイター通信などによると、フィンランドの首都ヘルシンキから西へ約140キロの街トゥルクTurku(人口18万5千人)中心部、屋外市場kauppatoriのあるPuutori Market Square付近で2017年8月18日午後4時頃(日本時間18日夜10時ころ)、男が刃物で女性の通行人を次々と刺し、複数人がけがをした。警察は男の足に向けて発砲し、身柄を拘束した。
地元メディアは、この事件で少なくとも女性2人が死亡し、8人が負傷したと報じた。左は、搬送される容疑者と犯行ルート。犯行動機などは不明で、警察は人々に、中心部に近づかないようツイッターで呼びかけている。現地メディアは、容疑者は太ももを撃たれて治療中で、若い外国人らしいと報じているが、移住者か等詳細は不明で、現在事情聴取で数名を拘束している。 参照記事 Ilta-Sanomat 英文記事 英文記事
その後の報道では、容疑者は18歳のモロッコ人Marokon kansalainen:右 と判明し、事件後事情聴取している4人もモロッコ人と報じられ、内一人は国際機関へ照会中で危険人物と見られている。容疑者は2016年フィンランドに亡命申請に関係して入国していたようだが、申請が受理されたかどうかなどは不明。テロの可能性も調査中とされているが、19日時点のフィンランド首相の発言では関係性は確認されていない。 参照記事 参照記事 モロッコは失業率が高く、多くの若者がISへの参加を求めて出国するが、参加後帰国すれば厳罰が科せられるため、異国で亡命を希望する者が増えていると言われる。スペイン・バルセロナで起きたテロでも22歳のモロッコ人が実行犯の一人として浮上している。フィンランド国内では、これまでの保護政策を見直し、不法滞在者の国外退去や確認を迅速にすべきとの意見が出ている。参照記事 過去ブログ:2017年8月スペインの連続テロ ISが一部犯行声明

スペインの警察当局は2017年8月18日、17日午後4時50分(日本時間同11時50分)群衆に白いバン車両が突っ込み、少なくとも13人が死亡し、100~120人以上が負傷するテロが起きたのに続き、北東部の主要都市バルセロナBarcelonaから約120キロ南西に位置するカンブリルス(カンブリス)Cambrilsで18日未明に銃撃戦があり、テロ犯とみられる容疑者5人を殺害したと発表した。
地元当局によると民間人6人と警官1人が負傷し、バルセロナでのテロとの関連は現時点では不明としている。 AP通信によると、殺害された容疑者5人は偽の自爆ベルトを所持していたと警察当局が明らかにした。 地元メディアなどによると、現場は観光客が多い地中海沿いの港湾地域で、警察官がセキュリティーチェックをしていたところ容疑者を発見。容疑者らは車両 Audi A3で海辺の通りで歩行者をなぎ倒しながら逃走したが横転し、銃撃戦になったという。 一方、カンブリルスの南西のアルカナル Alcanarでは17日、住宅が爆発して1人が死亡し、当初ガス爆発との見方があったが、組織が誤って爆弾を破裂させたとの見方が濃厚だ。警察当局は、これらの事件とバルセロナでのテロとの関連性を調べている。映像:バルセロナの事件現場 カンブリルスの現場映像
バルセロナではレンタカーのバンは600メートルほど暴走し歩行者をはね、運転していたとされる容疑者は浮上し、レストランを襲撃した2名は拘束されたが全員は拘束されていない。IS系メディア、SITEインテリジェンス・グループによると、過激派組織「イスラム国(IS)」が、17日付でこの事件が「IS兵士が有志国軍を狙った」との犯行声明をツイッターで出したと報じた:右。参照記事 参照記事 英文記事
カンブリルス(カンブリス)Cambrilsがテロに関して浮上するのは2度目で、2001年9月11日の米国での同時多発の際のテロ実行犯でパイロットのMohammed Atta が9/11犯行前に同地を訪れ、アルカイダの陰謀者al Qaeda plotter: Ramzi bin al-Shibh(現在も国際手配中)と同地で会っていた事が確認されている。参照記事写真左下は、カンブリルスでの実行犯5人の内の一人で、写真ではすでに警官から撃たれているが、このあと警官をののしりtauntingながら近づいてきて、再度警官に撃たれ死亡している。英文記事 ツイッター映像
バルセロナではすでに「反イスラム、IS」の市民デモが発生している。参照記事
2017年8月20日:カンブリルスでのテロで負傷を負った女性ツーリストがその後、
死亡した事により、連続テロによる死亡者数は14名となった。スペイン政府は19日、「犯行グループを壊滅に追い込んだ」と発表した。
左は容疑者(逃走中?)で、全員モロッコ人 ×印は死亡 スペインのソイド内相は、会見で、テロは12人のグループによる計画的犯行で、逃走中で実行犯とみられる22歳のモロッコ人の男を除く11人については、すでに死亡、または拘束されたとして「犯行グループを壊滅に追い込んだ」と述べた。現地メディアは、警察当局が、バルセロナからおよそ100km北のリポイ市Ripollに住む45歳のイスラム教指導者の男の自宅を捜索したと報じた。この男は、指名手配されている容疑者の1人とみられ、犯行グループのリーダー格の可能性があるという。しかし、すでに死亡しているとの見方もあることから、当局は、確認にあたっているもよう。参照記事
すでに警官に撃たれて死亡と言われる、事件時、レンタカーのバンを運転していたモロッコ人のモウサ・オウカビルMoussa Oukabir :18歳:写真右 は、リポイ市の彼の兄弟ドリス・オウカビルDriss Oukabir:28歳 の身分証明書(パスポート)を使ってレンタカーを借りたとされ、ドリス・オウカビルは身分証が盗まれたと警察に出頭してきて逮捕されている。このことで、当初、ドリス・オウカビルが実行犯として報道された。 参照記事 参照記事 参照記事

2017年8月20日:警察が捜索していたバルセロナのテロを指揮したと思われる宗教指導者は、2年前からリポイ市Ripollに住んでいたモロッコ人・アブデルバキ・エ・サティAbdelbaki Es Satty 45歳 と断定した。容疑者は、リポイのモスク(イスラム礼拝所)に勤め、16~17日アルカナル Alcanarで起きた、爆薬「TATP」(過酸化アセトン)を使った爆弾の操作ミスが原因と思われる住宅の爆発の際に死亡したとみてDNAで裏づけをと取っている。爆発は、大量のガスボンベを積み込んだ3台のバンでサグラダ・ファミリア La Sagrada Famíliaなどを破壊する計画だった可能性があるが、予期せぬ爆発で計画が変更され、バルセロナでの観光客を狙った無差別殺人となったとされている。爆発現場は組織の爆弾製造所で、すでに2つの遺体が確認されたが、3人が死亡した可能性があるという。 Moussa Oukabirが当初バルセロナでの運転手とされたが、行方が不明なYounes Abouyaaquoub 22歳 が運転手で、この容疑者のクレジットでレンタカーが借り上げられていたとも言われる。 英文記事 英文記事
2017年8月22日:バルセロナの犯行に関係しているとして行方を捜索されていたモロッコ国籍の男が21日、バルセロナ近郊スビラッツ(Subirats)で警察に射殺された。男は車を運転しており、死亡時、偽の自爆ベルトを身に付けていた。死亡したのはユネス・アブーヤアクーブ(Younes
Abouyaaqoub)容疑者(22)。容疑者は自爆ベルトのようなものを身に付けていたが、後に偽物と判明し、当時、刃物で武装しており、「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫んだという。容疑者はバルセロナでの犯行後、現場に白いバンを乗り捨て、通り掛かりの男性(34)を刺殺して車を奪っていた。これにより両事件の犠牲者は15人(スペイン人6人、イタリア人3人、ポルトガル人2人、ベルギー人、カナダ人、米国人、英系オーストラリア人が各1人。うち2人が子ども)になった。
アブーヤアクーブ容疑者は両事件を計画したとされる組織に所属する12人のうち、逃走を続けていた最後の人物だった。これまで容疑者4人が逮捕されており、残る容疑者は警察により殺害されたり、海沿いの町アルカナル(Alcanar)の爆弾製造施設で起きた爆発事故で死亡したりし、一連のテロ事件に関わったメンバー全員が死亡、もしくは逮捕されたとしている。参照記事という論調もあるが、すでに行なわれたブラウン管から液晶TVへの変換、LED照明への変換が進む中、電力の節約が進んでいるのも事実だろう。モーターを多く使う家電や産業機械でも、モーターの進化で省エネが加速し、これには日本の技術力が世界を牽引している。同時に、電化が進む自動車でも省エネが注目されつつある。過去ブログ:2017年8月日産「ノート」の1000km走れるハイブリッドモデル好調
2017年2月28日、パナソニックは、住宅用、公共・産業用の太陽光発電システム向けに展開している同社の太陽電池モジュール「HIT:ヘテロ接合型 heterozygous(結晶シリコン基板Silicon Waferとアモルファスシリコン膜 Amorphous silicon layarを組み合わせた独自の構造):SANYOの技術を継承」を車載
向けに応用した「HIT 車載タイプ」が、トヨタ自動車の「新型プリウスPHV」に採用された(新型プリウスPHV:Sグレードにメーカーオプション)ことを発表している。HITの最大の特長は、限られた面積の自動車ルーフでも従来比3倍以上、約180Wの高出力で、さらに一般的な太陽電池よりも高温環境に強い(高温環境でも出力低下が少ない)という特性を併せ持ち、複雑な3次曲面ルーフにマッチさせるため,パナソニックが独自のラミネート化技術を開発した事などがある。ルーフの太陽電池はエンジン用12V系バッテリーのみならず,駆動用リチウムイオン2次電池(パナ製)への充電を可能にし,EV走行距離の延長と燃費の向上が期待できるという。この新型プリウスPHV(Prius PHV)のオプション、ソーラー充電システムで可能な走行距離は太陽の日照時間や地域によってかなり異なるが、最大で一日に6.1km、平均で一日に2.9kmとなっているようで、限られた面積で発電した電気を少し貯めれば、チョイ乗り程度は資源消費0で走る計算になる。まだ、わずかな補助電源でしかないが、この応用が将来多くのものに利用できるとすれば、貴重な実績となるだろう。
パナソニックの太陽電池を使用した東海大学は2011年、オーストラリア大陸のおよそ3000キロを北から南に縦断するレースで2連覇を成し遂げている。(2009年はシャープ製を使用) 参考:新型プリウスPHVのソーラーを徹底解説 過去ブログ:2017年8月日産「ノート」の1000km走れるハイブリッドモデル好調7月世界に先駆け、トヨタが高性能の全固体電池開発 2016年5月応用と普及が進む薄膜太陽電池 2011年10月ソーラーカーレース東海大2連覇!オーストラリア