


下の写真は左から、クレーターの周りで降下地点を探し ていたときの移動跡、真ん中はクレーターの崖の部分、下はクレーターから這い上がり平地部分へ戻った写真で、車輪の跡とクレーターの底が写っていいる。
この探査機は、2004年1月25日、火星の赤道付近にあるメリディアニ平原、後にイーグル・クレーターと呼ばれるクレーター内部に軟着陸し、もともと90日の設計寿命を想定し開発された車両が、もう約5年近くも作動している。弱った太陽電池に時間を掛けて充 電し、クレーターの周りでまだ鉱石調査を続行するという。これを奇跡と言うのかも知れない。すでに回路不良やモーターの急
停止など不具合を抱えているが、 かろうじて生きている。いや、生きようとしている。双子のスピリットはすでに動かくなったようだ。