2017年02月
カントナーさんは2016年11月、フィリピン南部沖でヨットに乗っていた最中に誘拐され、その際一緒にいた彼の妻(パートナー)Sabine Merzさん:写真上右 は抵抗し射殺されていた。ビデオからは「“Now he’ll kill me”」という、カントナーさんの声が聞こえると言う。夫妻は2008年にもソマリアの海賊に52日間人質になり、身代金を払って解放された事がある。アブサヤフは2016年に人質のカナダ人二人を斬首したが、その際、フィリピン人女性とノルウェー人は解放している。これまでに組織は26人を人質に取ったとされ、ほとんどは身代金と交換に解放されている。組織側公開映像(残酷な場面を含みます 閲覧注意) 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2016年9月フィリピン南部ダバオで爆弾テロ 2014年10月フィリピンで誘拐されたドイツ人二人解放される
車両の完成後、首都ダッカの郊外にあるGendaとSavarなどの地域で4カか月間のフィールドテストを行った。その結果、ソーラー・アシスト三輪車 は太陽光パネルを搭載していない従来の電動三輪車と比較して、1回の充電で走れる航続距離が約3倍の80~90kmまで伸び、走行速度も従来の車両と比較 して約2倍の35~45km/hまで向上したという。試作車両では、太陽光パネルの搭載だけでなくトルクセンサー技術による踏力の制御やショックアブソーバーなども採用しており、運転車や利用者からの反応も概ね良好だったという。
特に、所得水準の低い地域では人の移動や患者の搬送などに人力による三輪車などが現在も日常的に使用されているため、今回の実証プロジェクトで開発した旅客車や救急車の有用性が高かったとしている。貨物や荷物の運送でも、従来型の電動三輪車と比較して航続距離や最高速度が大幅に向上し、運転車者の収入増が見込めるため、評判が良かったという。
バングラデシュでは、首都のダッカではバスやタクシーなどの公共交通機関と圧縮天然ガス(CNG)による三輪車が主に利用されている。地方では所得水準が低く、自転車や人力の三輪車がまだ多い。参照記事 またバングラデシュ政府は、大気汚染の原因となることからガソリンを燃料とした三輪車を既に禁止している。電動の三輪車は一部の地域で使用されているが、電力の供給が需要に追い付いていないため、政府の許認可が必要という。
コスト面のメリットが期待され、従来の救急車が1台約330万円なのに対し、開発のソーラー3輪救急車は21万~28万円で出来ると期待されている。新型救急車は3人を載せることができ、最大速度は15~20 km /時、最大走行距離は50 km(30マイル)だ。 100ワットソーラーパネルを4枚、屋根に搭載。夜間はソーラーパネルから充電した4つの12ボルト電池で動く。救急車のバッテリーは3~4時間で充電もできるという。 チームは過去1年間で5つの試作品を作ってテストした。新型救急車は2017年の終わりに導入されることが期待されている。参照記事 英文記事
安くソーラー・アシスト三輪リアカーなど出来れば、日本でも軽作業に十分利用可能だろう。日本が輸入しても不思議は無い優れものだと思うのだが。右は、手動と太陽光を動力とした障害者用のもの。すでに実用化して使用されている。参照記事 solar powered electric wheelchair
写真は、米カリフォルニア州ベリエッサ湖Lake BerryessaのモンティセロダムMonticello Damの神秘的にも見える写真で、ダムの貯水域の直径22mの巨大な穴から水が流れ落ちている。ドローンによる記録映像
これは、人工的に設けられた水量調整の排水口で、最近10年間で初めて貯水量をオーバーした水が流れ落ちている。どうやら今年のカリフォルニア州は記録的に雨量が多いようだ。
垂直な穴を水は渦を巻きながら流れ落ち、およそ600メートル下にある近くのプタ川に注ぐ。モンティセロダムが建設されたのは1940年代で、灌漑用水と飲料水を確保するためだった。現在もおよそ60万の住民が恩恵に預かっている。満水時の総貯水量は約19億立方メートル。過去2カ月にわたり、ナパバレー周辺は記録的な大雨に見舞われた。貯水量が少ない時は下の写真のようになる。参照記事 過去ブログ:2017年2月オロビル・ダムの危険性 映像と図で説明 米国
クルド系メディア・ルダウ(Rudaw)の英語版は、筆者が良く目にする情報源の一つで、銃弾や砲弾、そして手製地雷が炸裂する、世界で最も危険な地域といわれるイラクでは起きても不思議ではないが、残念な気持ちで一杯になる。心よりご冥福を祈る。左下は、 Erbilにある会社のデスク。
治安部隊は2月24日、昨年2016年10月17日の作戦開始以降初めてモースル西部に進攻している。約3年に渡るISのモースル支配で、2000人の警官や軍人、更に市民ら約4千~5千人がISの犠牲になり、処刑後や生きたまま投げ込むのに使ったとされる巨大な自然の陥没穴Khasfa sinkhole(Al-Khasfa Pit、別名恐怖の穴Horror hole)が、モースルから南へ約20キロの郊外で確認されている。深さが400mともいわれるこの穴に、車ごと投げ込まれた運転手も多いと言われている。この穴は、モースル周辺に数多くあるISの巨大埋葬地のひとつでしかない。記録映像 参照記事 参照記事 参照記事 取材中の映像など これまでのISの記録映像(2014年8月のISのプロパガンダ映像 42分):この時はまだモースルを占拠していない。モースル占拠は2014年6月
シリア中部ホムスHomsで2月25日、武装グループがアサド政権軍や情報機関の施設2カ所を自爆を含む襲撃をし、軍関係者ら少なくとも計42人が死亡した。ホムス中心部からは停戦協定の中、反政府組織が撤退したが、ホムス北部や東側地区al-Waer neighbourhoodには反政府組織がとどまった地域があり、2月25日にはシリア軍が空爆を行い民間人に死傷者がでているようだ。反政府側が、拘留されているメンバーの釈放をシリア政府に求めての攻撃との見方もある。映像:al-Waer 地区へのシリア空軍の報復空爆
イスラム過激派「シリア征服戦線(Jabhat Fateh al-Sham:旧アル・ヌスラ戦線、Al-Nusra Front)」がインターネット上で犯行声明を出した。武装グループは少なくとも12人。アサド政権軍と銃撃戦になり、武装グループの3人は自爆した。死者の中には、政権の情報機関将校でアサドの腹心a close confidant of President Bashar al-Assadも含まれている。今回の襲撃の背景に、政権軍側の部隊配置が分散し、ホムスの警備が不十分だったとの指摘がある。この攻撃は、開催中のジュネーブ会議でも取り上げられ、反政府側、シリア側双方が非難を行なっている。左は自爆した内の二人 恐らくまだ十代だろう。 参照記事 参照記事 参照記事 英文記事 過去ブログ:2017年2月4つの勢力が対峙するアルバーブ シリア
2017年2月27日:右下は27日付の戦況図で、デリゾールDeir Ezzor北部、クルド領内に反政府側Rebelsの支配地域を示す緑色があるが、詳しい説明は無い。トルコから支援を受ける反政府側FSAなのかとも思うが、それを示す記事は見当たらない?もしかしてミスなのか?最上部の戦況図とは出典が違うので、両方を見て判断するしかない。この下図でいくと、デリゾールのシリア軍SAAはISに完全に包囲されているが、物資は空輸で補給されている。ラッカと分断すべく、ユーフラテス川沿いの地域や道路に相当な空爆が行われている。ラッカ攻撃は、米軍支援のクルドSDFが主力で、ラッカの東西から攻撃をかけている。 地図の参照記事
2017年2月26日:タイ警察の発表によれば、ラオスLaosと国境を接するタイ東北部ブンカンBueng Kan県Bueng Kan Provinceでの民家の家宅捜索で、違法薬物の所持容疑のタイ人とラオス人2人の計3人を逮捕するとともに、末端価格1億700万バーツ(約3億5千万円)ほどの覚せい剤(約2万4000錠と粉末34キロあまり)を押収した。押収した覚醒剤は中国茶の袋などに入っていた。ブンカンのメコン川の対岸のラオスから密輸されたとみられている。
3人はラオスから持ち込んだ薬物を輸送中に逮捕された。取り調べに対し、全員が5000バーツの報酬で薬物を所定の場所に運ぶよう頼まれたと自供しているという。なお、ブンカン県は2011年3月にノンカイ県を東西に二分割して誕生した新しい県。東側がブンカン県、西側がノンカイ県となっている。参照記事 参照記事 参照記事
これより前、2月17 日から18日にかけてタイ警察は、タイ北部ラムパン県Lampang provinceで覚醒剤の錠剤約740万錠、粉末20キロを押収し、麻薬取締法違反容疑でタイ人の男1人(23)を逮捕している。
いずれも大量で、以前はミャンマー(ビルマ)東部からタイや各国へ密輸出されるのが合成麻薬の知られたルートだが、ラオスから入ってくると言うのは、筆者の想像では、取締りの強化で、中国からの原料をラオスで加工して持ち込んでいるのでは?日本や中国と等距離外交の姿勢を見せるタイだが、麻薬に関しては中国ルートを遮断しなければ無理な話だろう。分かっていても出来ないほど、治安の手が届かないのか?過去ブログ:2016年12月合成麻薬の大量密輸摘発相次ぐ タイ
2017年2月26日:日本での2016年の覚せい剤押収量は約1,501(前年比約3.6倍)と大幅に増加し、過去最高を記録した。押収した覚醒剤は、薬物乱用者の通常使用量で約5,003万回分、末端価格にして約1,050億5,500万円に相当する。また、摘発件数についても104件(前年比25%増)と増加した。「覚醒剤は大半がアジアからの密輸で、特に台湾発が多かった」と分析されている。2014年は、摘発件数でタイ人女性によるものが最多だった。タイ人による主に覚せい剤密輸入が30件(前年比15倍)と著しく増加し、従来最も多かった日本人を抜いて最多となった。なお、摘発されたタイ人は、30人中25人が20~30代の女性であった。覚せい剤製造原料となるエフェドリン等や合成麻薬原料は、トン単位で東南アジア、北米、南米、アフリカへ中国から密輸出され、中国広東省は、無数の覚せい剤製造工場がある事で有名だ。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2013年2月狙われるアフリカ、日本、麻薬密輸急増
2017年3月13日:タイ警察は10日、北部ナコンサワン県Nakhon Sawan Provinceで麻薬取締法違反容疑のタイ人男4人を逮捕し、覚醒剤約56万錠を押収した。容疑者グループは9日、タイ北部チェンライ県メーサイからバンを運転してミャンマーに入国し、覚醒剤を受け取った。覚醒剤をバンコク郊外のノンタブリ県まで運ぶはずだったと供述。過去に9回、ミャンマーから覚醒剤を密輸したと話した。参照記事
市の南部には東西に走る重要な幹線道路があり、東西のクルド勢力にとっては重要な戦略地域で、このままトルコの覇権が維持できるとも思えない 参照地図(上の左の図の拡大図)。 23日時点での記事では、トルコ軍はアルバーブから数キロ南東部にあるTadif(Tadef,Tedef)のISに向けてロケット砲攻撃を行っていると報道されている。シリア政府軍も同じ場所へ西から進撃しており、微妙な地域である。トルコ軍は、西部クルド制圧地のAzazでも軍事衝突、もしくは砲撃を行なっていて、少しでも、主張するセーフゾーンを広く取りたいとの意向のようだ。上の左図で、緑の太い曲線で示したのが、23日時点でのシリア政府軍とISの戦闘中地域とされるが、この地域から右のユーフラテス川まで、アレッポの給水パイプが延びており、アレッポの飲料水確保の意味もあると想像できる。 過去ブログ:2017年2月一線を越えたトルコとトランプ政権の出方に注目
この先、クルド支援の米国が、クルドへ対空兵器などを支給することがあれば、4つ巴のこの地域の戦況は更に一気に悪化する可能性もあるが、23日から現在進行中の和平協議「ジュネーブ4会議」がどうなるか注目されている。トランプ米大統領は2月24日、「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会で演説し、米史上最大規模のひとつとなる軍増強に向けて大規模な予算を要求すると言明し「こうした戦力を利用する必要がないことを願うが、誰も米国に干渉できなくなるだろう」「米史上において最大規模の軍増強のひとつとなる」と語った。2016年12月からの今回のトルコ側のIS殲滅、アルバーブ奪還作戦で、ISはここだけで1750人以上の兵員を失ったと言われている。トルコ、ロシア空軍の戦果が大きいだろう。FSA攻撃の映像 FSA攻撃の映像 参照記事 参照記事 参照記事
2017年2月25日:現地24日、数時間前に奪還したばかりの、アルバーブの北東8キロに位置するスシアン村(Susian:右図のQabasin付近か?)にある反体制派(FSA)の基地で24日、自爆犯が爆発物を積んだ車両を爆発させ51~60人が死亡した。反体制派の司令官はAFPに対し、現場には当時、戦闘員やトルコ軍兵士、民間人らがアルバーブ再建計画などを話し合うために集まっており、犠牲者のほとんどが兵士だった。奪還後の地域に潜んでいた者やISの小グループ sleeper cellsの報復攻撃といわれる。 参照記事 英文記事 記事と映像(映像はトルコ、FSA側からのアルバーブでの記録)
実際、シナロアカルテルの縄張りではすでに抗争が多発し、死亡者も激増している。
シナロアから裏切り者、米麻薬取締り局DEAへの密通者として憎悪の対象になっているのは、同じ組織のダマソ ロペス ムニェスDamaso López Nuñez(別名エル・リセンシアド “
2017年2月28日:BCS州ではメキシコ最大の麻薬組織シナロア・カルテルとここ数年急速に勢力を拡大しているカルテル 「新ハリスコ・カルテル(Jalisco New Generation)CJNG」(ハリスコ ヌエバ ヘネラシオン)が激しい縄張り争いを繰り広げており、殺人被害者も2017年1月は55人と昨年同月と比較して685%の増加となっている。BCS州にはたった2000人の警察官しかおらず、その多くは組織犯罪に対する経験が無いといわれる。メキシコ全体では今年これまでに1938人が殺され、誘拐事件97件、恐喝事件539件、自動車泥棒1万5132台、民家に対する窃盗事件7223件、商業施設に対する窃盗事件8442件、傷害事件1万1196件が発生している。参照記事
20年以上続いたシナロア・カルテルも、勢いのある「新ハリスコ・カルテル(Jalisco New Generation)CJNG」の前に風前の灯とも言われ、広大なシナロア縄張りを、エル・マヨ・サンバダEl Mayo Zambadaや残ったチャポの息子らの力では管理しきれないだろうというのが実情のようだ。過去ブログ:2017年2月エル・チャポの義理の妹殺害される 内部抗争も?メキシコ 2016年1月メキシコ麻薬カルテル勢力分布図
2017年3月12日:メキシコ東部ベラクルス州ベラクルス市北西部Colinas de Santa Fe in Veracruzで、農場の敷地から少なくても244人の遺体が見つかり、地元メディアは犯罪組織が関与したとの見方を伝えている。ベラクルス州で行方不明者の家族でつくる団体が農場の敷地内を調べたところ、去年8月から2017年3月10日までに、170箇所の秘密の墓地から計244人の遺体を見つけたという。遺体が埋められていた場所では若い女性の服や身分証が見つかり、遺体の多くは若者と見られている。ここ数年で進出した新ハリスコ・カルテルCJNGが、地元ギャングらを殺害した可能性が高いだろう。メキシコでは麻薬組織の抗争事件に巻き込まれ行方不明になる人が相次いでおり、政府が取り締まりを強化した2006年以降でも、約2万8000人が行方不明になっている。カルテル間の抗争が過熱し、メキシコ各地で殺人事件が多発している。その後の報道で、250人以上の頭蓋骨が見つかったとも報道されている。参照記事 参照記事 参照記事
犯行容疑者の女性二人、または片方の女性は、この毒物を素手で使用し、犯行後指示通りに空港内トイレで洗い流したとされ、危険物質と知っていたとされている。また実行犯の女は正男氏を襲う際に「軟こうか乳液のようなものを渡された」と話し、女性の一人インドネシア人のシティ・アイシャ(25):写真左 は毒に触れたのか、空港から乗ったタクシーの中で嘔吐したと語ったと確認されている。
これより先に現地警察は22日夜、クアラルンプール市内のコンドミニアムで30代のマレーシア人の男を逮捕し、近くの別のコンドミニアムから化学物質と多数の手袋、靴を押収した。この男がすでに逮捕された北朝鮮国籍の李勇哲 (リ・ジョンチョル Ri Jong Chol)容疑者:右 と関係がある可能性を調べているが、この男が正男氏の殺害にどのような形で関与したかは具体的に伝えられていない。マレーシア警察はすでに逮捕された容疑者の取り調べ過程でこの男の身元を把握し、逮捕したとされる。特殊毒物の確定で、国家組織による暗殺が明確になったが、1997年には正男氏のいとこで韓国に亡命していた李韓永(イハニョン、李一男)氏がソウル市郊外で射殺され、北朝鮮の偵察総局19課が関与したと言われている。参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2017年2月マレーシア犯行映像と逮捕の男は科学・薬学分野専攻だった?
2017年2月25日:マレーシア警察は、北朝鮮に戻ったとされる4人:右 が居たとされるクアラルンプール市内Jalan Klang Lamaにある高層マンションの住宅で数種類の化学物質や注射器、手袋、靴等を2月23日押収している。今回使われた毒物は、即効性の強い神経ガスVXが、最も可能性が高いとみられてきたが、マレーシア警察が22日、実行犯の女2人が、素手で液体の毒物を正男氏の顔に塗ったとの見方を示した事から疑問も生じている。ある記事では、容疑者女性二人が異なった毒性の低い物質を金正男氏の顔に塗りつけ、それが顔の皮膚上でVXに化学合成したとの手品のような謎解きを書いているが、北朝鮮の生物化学兵器(BC兵器)は世界有数のレベルにあり、“新種の毒”を事件に使い、死因や証拠が特定できない可能性もいわれている。家宅捜索で複数の化学物質が見つかった後の25日のマレーシア警察の会見では、現在も物質の特定に全力を挙げ検査結果を待っていると語っている。参照記事
「ペットショップで販売できるのは、アニマルシェルターなどで保護されている犬や猫に限る」という新しい条例が、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコで、全会一致で可決された。この条例の下でペットショップが販売できるのは、動物保護団体を通した犬や猫のみに限られる。また、生後8週間未満の動物の販売は禁止される。こ の条例を提案した、サンフランシスコ市管理委員のケイティ・タン氏らは、「動物を愛する人たちは、たとえわずかな時間であっても、自分たちの家族である ペットが汚い檻に入れられている状況に耐えられません。それが1週間や1カ月、時には何年にもわたって続くなんて問題外です。それにもかかわらず、ペット を大規模生産しているブリーダーでは、動物たちがそういった酷い環境に置かれているのです」と地元紙サンフランシスコ・エグザミナーにつづっている。
これまで、ロサンゼルスやサンディエゴ、シカゴ、フィラデルフィア、ボストンといった都市が、ペットショップでの犬や猫の販売を禁止してきた。サンフランシスコも、そういった都市に加わることになる。認可を受けたブリーダーは、この改正案での影響を受けない。犬や猫の販売が禁止されるのは「非人道的に動物を生産する大規模なブリーダー」だ。「こ の条例は、そういった(動物を大量生産する)ビジネスがサンフランシスコに参入することを禁止します。そして、工場で大量生産するかのように、犬や猫に 次々と子供を産ませる無責任なブリーダーを、抑止する効果があるでしょう」と、サンフランシスコ・エグザミナー紙に書かれている。参照記事
筆者は常々、動物を商品化すること自体に反対で、特に保護されて処分される犬猫には胸が痛む。売るほうも買うほうも今一度考え直して貰いたい。
西欧では黒トリュフを栽培した例があるといい、荒尾さんは「高知産黒トリュフを生産することも夢ではない」と期待を寄せる。「輸入ものはどうしても輸送や検疫の関係で時間がかかるけど、国内産ならフレッシュで価値がある」イボセイヨウショウロは、主に広葉樹の木の根に共生する「菌根」が、梅雨明けごろに幼菌をつくり、12月ごろに胞子を包むキノコ(子実体)となる。成熟すると特有の匂いが発生する。参照記事
このモースル西部での戦闘中、英国国籍のIS兵士Jamal Al-Harith(本名 英国マンチェスターManchester生まれ 50歳)が2月20日、Tal Kisumで爆弾搭載車輌により自爆攻撃し死亡したと確認されている。
彼は2001年にパキスタンでアルカイダに関与していたとして米軍に逮捕され、グアンタナモ刑務所Guantanamo に収容され自白を強要されたが、彼は単に宗教的休日を過ごしていただけだとして2年間拘留後の2004年に釈放され、その際英国政府は、拘留期間中の虐待 などに対し100万ポンド(約1億4千万円)の補償金 £1m in compensationを払っている。2014年にトルコ経由でシリアへ侵入してISに参加し、彼に払われた補償金もISに渡った可能性が言われている。写真下右は自爆決行直前。ニュース映像 参照記事 参照記事 IS自爆攻撃まとめ映像 過去モースル東部でのISの車輌自爆攻撃の空撮映像記録
2017年2月24日:モースル西部の戦闘から離脱、脱走したIS兵士143名のリストがISにより作成され、18名が東部でISポリスに 拘束されたと報じられている。すでにイラク軍に奪還された東部だが、市内には隠れISが潜んでおり、攻撃を受ける脅威は無くなっていないとイラク軍が語っ ている。写真右は、イラク側が制圧したモースル飛行場での、捕らえられたIS側兵員と思われる兵士 参照記事 参照記事
数日間の戦闘でモースル西部南にある飛行場一帯を制圧したイラク軍だが、これに先立つモスル東部の制圧では、東部制圧作戦完了までに100日間を要し、多く の犠牲を伴った。23日にバグダッドに到着したアメリカ中央軍トップのゲン・ジョセフ・ボータル氏が、500人の死者を出し、3000人が負傷したことを 明らかにしたと、ニューヨークタイムズが伝えている。写真右下は、2月23日、モースル飛行場奪還のイラク兵士。西部全域の制圧には相当な期間と犠牲が予想されている。
2017年2月27日:モースル西部のISの拠点Tal-AfarのISは、2014年から維持していた本部から撤退したと26日報道されている。ここはこれまでも、イラク軍とISで幾度も奪還と制圧が繰り返された地域。右下は27日付のシリア~イラクの戦況図とモースル西側の拡大図で、イラク軍はシリア国境側のISをTal-Afar付近で分断したのが確認できる。地図参照記事 参照記事
2017年3月1日;現地28日のイランのメディアは、イラク軍がモースルの州知事庁舎Provincial goverment buildings に約1キロにまで到達したと報じている。参照記事
市内での市街戦が激化する中、市民は逃げ惑い、市民の一部は、わずかでも水や食料のあるIS支配地域の奥まで逃げる状況だと報告されている。下右は、市内西部で、負傷した少女を運ぶイラク兵士。
飛行場の北側にあるチグリス川第4橋は27日に解放され、東部への通行が可能になったようだ。警察部隊が飛行場方面から北上、米軍の訓練を受けた対テロ精鋭部隊は、重武装の第14師団と連携して西側から進撃、米仏両国は空爆で作戦を支援している。東部で3500人の死傷者を出した教訓から、今回は3方面から攻撃を仕掛けて敵の混乱を誘い、1つの前線に戦力を集中できないようにしていると説明されている。モスル西部には、今も75万人の民間人がいると言われる。市内に残るISIS戦闘員は4000~6000人ともいわれ、大量の簡易爆弾が設置されている。 記事と記録映像 参照記事 参照記事 参照記事
単純労働によってモノを大量生産することが主流だった時代は終わり、21世紀の世界では斬新なイノベーションが求められている。子どもの時期からネットを活用して、自分の創作物を世に問う経験を持つことはとても重要だ。
OECDの国際学力調査「PISA 2015」では、15歳の生徒に「学校外において、デジタル機器を使って、自分の創作物(created contents for sharing)をネットにアップするか」と質問している。「週1回以上」の比率が高い順に46カ国を並べたが、日本はわずか11.4%で最下位。日本の青少年は、ネットで創作物を発信する頻度が世界で最も少な い。全体の8割が、全くないしはほとんどそれをしていない。彼らはよくスマホを眺めているが、情報を受け取るばかりで、自分から創作して発信する姿勢には 欠けているという結果が出ている。便利な道具としては利用しているが、創造性に繋がる利用をほとんどしていないと言えるだろう。参照記事
アメリカ・バージニア州ロズリンで2017年2月17日朝、アライグマが走行中のゴミ収集車のハシゴにしがみついているところを、たまたま後ろを走っていたメディアの記者が目撃し、ドライバーに通報した。
アライグマがトラックに乗っていることが分かった運転手はトラックを片側に寄せて停車させ、そこでアライグマの7マイル(約11キロ)の「密航」は終了したという。目撃者が動物管理局に応援を要請したが、局員が現地に到着したころには、彼はすでに逃げてしまっていた。市当局は、アライグマが病気が持っている様子はなく、日中にアライグマを見かけても警戒する必要はないと呼びかけた。しかし市当局は、アライグマに病気の兆候が見えたり、もしくは「車にヒッチハイクしている」ところを見かけたら連絡してほしいと住民に依頼している。
市民の反応のひとつは、、。
「私たちはみんな、ゴミ収集車のはしごに掴まっているこのアライグマのようなものなんだ。トランプが猛スピードでアメリカを暴走させているように。We are all that raccoon hanging onto the ladder as the garbage truck Trump is making the US barrels down the road.」
筆者の反応は、、。「勝手な差別主義が蔓延し、住みづらいだろうが、住みよい場所を探して生き残れ!」。
例えに失礼な部分はあるが、確かに、見ているとトランプの移民政策を彷彿とさせる部分がある。雪の中、難民がカナダへ徒歩で越境し、凍傷で手の指を全て失ったとのニュースもある。写真はスーダンからの密入国者で、カナダ警察に保護された。カナダ南部マニトバ州 Manitobaの警察当局は2月19日、同州のエマーソン地区で、前日の18日から19日にかけて、アメリカから国境を越えてきた不法移民の22人を拘留したと発表した。それにしてもアライグマ君、ゴミ収集車AMERICAN号に乗って移動とは、偶然にしては出来すぎている。
しかし、レース終了後、審判陣 はシム・ソッキと范可新を失格とした。シム・ソッキも追い抜く場面でインピーディング(Impeding:押す行為)という反則行為をしたという理由だった。YOUTUBE記録映像(韓国側映像では、中国選手が韓国選手のひざに手をかける部分だけ抜き出している)
その結果、4位 だった伊藤亜由子(日本)が銀メダル、B決勝1位のチェ・ミンジョン(19=城南市庁)が銅メダルとなった。范可新は2014年のソチと冬季五輪1000メートル決勝で2位をした時も、1位だったパク・スンヒの腕を掴もうとして失敗する場面がテレビの中継映像に映り込み、非難を浴びた。シム・ソッキは当時銅メダルを獲得した。参照記事 参照記事
韓国メディアは、右下の写真で、中国選手が韓国選手の顔を叩いたとまで書いているが、これはさすがに書きすぎではないのかな?