2016年10月





鉱物としてのレアアースには、その必要に応じた高度で精密な精製、加工が必要で、日本にはその技術があり、現在も日本は製品化したレアアースの輸出国として世界でもトップクラスの位置にいる。 *二次電池用の需要の高いリチウムは南米のチリが最大の産出国で、少数の企業による供給と世界的需要の急増で価格は上昇傾向にあり、豊富に含む海水からの抽出が期待される一方、日本はリチウムに変わる技術の研究で実用化にかなり近づいている。過去ブログ:2016年10月リチウムに変わる夢の“次世代蓄電池に実用化のメド ほか


入れ替わりに、筆者がメスと思っているシロが暗くなってから来るようになり、今も毎日来ているが、

振り返れば平次は実に子煩悩なオスで、夏の暑い日、元気な2匹の子キツネを広い麦畑で遊ばせているのに遭遇した。子キツネ2匹は目の前の一本道の上に出ても飛び跳ねて遊んでいた。遅れて麦畑から出てきた平次は、暑さで息遣いも荒く、道路の上で横になってしまったが、子キツネからはしっかり目を離さなかった。上の写真は、餌を口に子供たちに餌を運ぶ様子で、餌運びは雨の日も、1日として怠ることは無かったが、子キツネには自然の餌で生きることを教えるためか、一度も餌場につれてくることはなく、子キツネたちもしつけを守り、姿は見せても一定の距離以上我が家に近づくことは無かった。 平次の元気な姿をまた見れる日が来ればと願っている。最後に見た平次の尻尾は、しっかり太く冬用になっていた。


今年の初雪は1週間ほど前だったが、今はまだ雪は積もっていない。雪が降れば野鳥たちへの餌の用意が始まる。今は小雪が降っている。


以前の報告では、2008年にいったん「ケシ根絶」が宣言された東部ナンガルハル(Nangarhar)州では2012~13年にケシ栽培が4倍にも膨れ上がっている。左図では、ナンガルハル州にIS、及びその同盟系が拠点を置き、治安の悪化から国連の活動が事実上不可能に


2016年11月1日:IS、またはタリバンのIS同盟系がナンガルハル(Nangarhar)州に集中しているが、ロイター通信によると、ナンガハル州の報道官は、「10月31日月曜午後、ナンガハル州の州都ジャララバードJalalabadで部族会議が襲撃され、幹部1人を含む12人が死亡(ISの犯行声明では15人殺




中国共産党はこれまで毛沢東、鄧小平、江沢民の3氏だけを核心と呼び、集団指導体制の色が濃かった胡氏の時代にこの表現はなくなった。習氏は1期目の任期を1年残し、歴代の3人の指導者と並んだことになる。共産党は集団指導の原則は変えないものの、コミュニケが核心と明記したことで習氏への権力集中が一段と進む可能性がある。
一方で公表されたコミュニケでは、集団指導体制を維持することの重要性を強調。集団指導体制は「常に守られるべきで、いかなる状況、または理由においても、どのような組織や個人によっても破られるべきではない」とし、毛沢東時代の反省から設けられた「個人崇拝」禁止を強調した。その上で、すべての党員は「習近平氏を核心とし、中央委員会を中心に結束すべき」とした。新人事を決定する党大会は、2017年下期に開催される予定で、立場をさらに固めた習氏は自らの息のかかった側近をできるだけ多く常務委に送り込むとみられている。参照記事

習近平主席は1979年、26歳の時に、元人民解放軍幹部だった父・習仲勲の命令で、中央軍事委員会のオフィスで働くことからキャリアをスタートさせた。以後、中央軍事委員会主席に収まった現在に至るまで、そのキャリアの大半で、軍務を兼務してきた。このような政治家は、中国では他にいない。おそらく本人は、常に半分軍人のような気で、キャリアを歩んできたのだろうと人物像が描かれている。
筆者の知る限り、彼の軍部でのキャリアは文官としてのキャリアであり、実戦経験も無ければ、作戦に参加した経歴も無いように思える。その程度の人物が「1強体制」のトップに上り詰め、文民統制の及ばない独裁体制の中で、軍部を自由に操れる地位に着くのだから恐ろしさも感じる。トップに上り詰めた人間の常で、自身の力を誇示したい誘惑に負け、そのうち軍を自由に動かしたい衝動に駆られるだろう。どこの国の独裁体制のトップもこの過ちを犯す。カダフィ、フセイン、アサド、金正恩、エルドアン、プーチンもその類だ。彼らに共通するのは、歴史の中で戦争が必然だと思っていることで、話し合いより先に戦争を振りかざす。権力に登ったものが、自身を優秀な選民による権力者と思い込んだとき必ず犯す、幼稚な過ちである。 朝鮮戦争のときに毛沢東は「たとえアメリカが中国に原爆を落として1億人死んでも、10
2016年2月1日、習近平主席が最も重要視する200万人民解放軍の各戦区10人の将軍に向け、国歌斉唱の後、軍旗の発布と辞令交付を行い、連合作戦指揮機構設置を宣言し「今回の措置によって、わが軍の連合作戦システムは歴史的な進展を見せ、『戦争ができ、戦争に勝つ』軍隊となり、国家の安全を維持・保護し、重大で深遠な意義を持つようになるのだ。各戦区は、党の新たな形勢下での強軍の目標と方針を貫徹しなければならない。今後は軍事委員会がすべてを統括し、戦闘は戦区が行う。軍は党の指揮に絶対忠誠を誓い、謀略を図り戦争に勝つのだ!」と発言し、この時人民解放軍は、中央軍事委員会主席である「習近平の軍隊」に名実ともになったと言われている。10月27日と合わせ、習近平国家主席の統一の悲願は形成されたかに見える。参照記事
南シナ海については、オランダ・ハーグの仲裁裁判所による国際法違反の判決が出て、中国が不利になったのもつかの間、提訴の当事者であるフィリピンが棚上げの姿勢を見せたことで中国の思う壺になった。ドゥテルテ大統領はその見返りに、麻薬中毒者の更生施設のために90億ドル(約9300億円)の中国からの低金利ローンを支援を取り付け、150億ドル(約1兆5500億円)に達する13項目の経済協力案件に署名し、中国に鉄道などのインフラ、製鉄所の建設などを着手させる意向だ。さらに輸出商品であるフルーツについても、37品目の輸
入を中国に認めさせ、中国はフィリピンに渡航する旅行者に警戒情報を出していたが、それも解除する見通しだとされる。「中国の助けがなければ、フィリピンは発展できない」というドゥテルテ大統領の発言に、恐らく習近平はほくそ笑み、うぬぼれは頂点だろう。海賊とギャングだから取引が成立したと思えば不思議ではないが、、。



結果的に、軍事面での

2016年11月4日:前述の北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグJens Stoltenberg事務総長は、NATO加盟諸国へのロシアからの脅威はないとし、ドイツの放送局「ドイチェ・ヴェレ」のインタビューで次のように述べた。タス通信が4日報じた。ストルテンベルグ事務総長は、NATOは「ロシアとの冷戦状態にない」と強調し、「しかし我々のパートナーシップは、

NATO加盟国の中でロシア警戒の動きが明確な中での、事務総長のロシアとの緊張を望まないとの発言をロシア紙が報じている。不必要な緊張の緩和と多分に政治的駆け引きを含んだ発言だろうが、どの国もウクライナの二の舞は避けたいだろう。特にソビエト時代の衛星国家群は、、。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(IS,ISIS)」のイラクの最大拠点であるモスルの奪還作戦が進む中、ISがシリアから「自殺部隊 Suicide squads」をモースルMosulに送り込んでいる可能性があることが2016年10月27日までに分かった。目撃者がCNNに明らかにした。
目撃者によれば、ISが「首都」と称するシリア・ラッカRaqqaからモースルへ過去2日間で新しく数百人が入ったという。彼らは他のメンバーとは異なった特徴的なユニホーム“distinctive uniforms”を身に着けた外国人戦闘員で、自爆用のベルトや軽量兵器を保持していた。現在の戦闘でも、すでに多数の自爆攻撃が確認されている。映像:イラク軍の戦車にISが車輌で自爆攻撃
ISによる報復的な虐殺の報告も相次ぎ、10月20~21日には、モースル南部で子供を含む村民284人が虐殺され、22日にはモースル南東部で村民40人の虐殺が確認されている。 命令や戒律違反の住民を捕獲しても、ISは資金や物資の不足から住民を維持できないため殺害しているといわれている。モースル南部Qayyarahに避難キャンプが設営され、10月23日時点で約1万人がモースルから避難し、その数は増え続けている。映像 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事
左はモースルの市街地で、ピンクが市庁舎のある中心地。オレンジのラインは戦車や車輌を防ぐ堀割りTrenchesで、ISはここに原油を流して火をつけ、道路ではタイヤを燃やし、付近の化学工場にも火を放って黒煙で空爆を妨害したと報告されている。市街から数キロ離れた原油パイプラインも炎上している。米軍当局者は、市街地への攻撃が始まってから(10月17日より)、すでに800~900人のIS兵士が殺害されたと語っている。参照記事 昼間でも暗いモースルの記録映像 記録映像 記録映像
2016年11月7日:モースル市内へ南部、東部から侵攻したイラク軍は相当な反撃を受け、路地に突入した数十台の車輌が全滅に近い打撃を受けたとのレポートも在る。映像はそれを物語るような状況を写している。軍と同行したメディア記者が、一時孤立したとの報道も目にしている。ISには、イラク軍シーア派民兵を警戒するモースル住民
からなる民兵も参加しているといわれ、反撃は熾烈で、イラク側の士気は低下していると報じた記者も居る。 モースルのISについては、市内で、戦闘中の怠慢delinquencyや異教徒infidelsを理由に、仲間をナイフで斬首しているとの報道がされている。左下は、過去の報道写真。 参照記事 参照記事 ツイッターでの映像 YOUTUBEでの同じ映像 記録映像 記事と記録映像:IS側撮影
米カリフォルニア州ハリウッドの大通りの歩道に埋め込まれている、ハリウッドセレブや著名人らの名前が刻まれた星形の敷石*「ウォーク・オブ・フェームWalk of Fame」で2016年10月26日早朝、米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)の敷石Donald Trump's Walk of Fame star(2007年設置)が男によって破壊された。米メディアが報じた。警察が器物損壊事件として調べている。YOUTUBE映像 別映像
米芸能メディア「デッドライン・ハリウッド」(電子版)が報じた犯行を撮影した映像によると、26日午前5時45分ごろ、建設作業員のような格好をした男
がハンマーやツルハシなどを使って、トランプ氏の名前を破壊した。男は事前に歩道に工事現場の表示板などを設置していた。参照記事 英文記事
*ハリウッドの、ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いの歩道約5kmほどの間に、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた2,000以上の星型のプレートが埋め込んであり、観光名所となっている。

ISの戦闘員と家族が毎日、数十人単位でモスルを脱出し、 イラク北部シンジャルSinjarの南方に位置するIS支配地区、バージBaajを通ってシリア側へ越境している。このルートは全区間、IS支配下の避難路に沿ってい るという。同指導者によると、ISとつながりのない避難民は、クルド人が支配するシリア側の町、ホウル(=アルホルAl Hol,アルフルAl Hool,Al Hawal,Al Hawl、難民キャンプがある)にたどり着くケースが多いと報じている。参照記事
右上の2015年末ころの地図では、シンジャルSinjarの南にバージBaajがあり、ピンク色でIS支配地域に区分されている。シンジャル付近はクルド軍が配置についており、さらにトルコ軍もいる可能性があり、北側が東西に長い山岳地でシリア側へのISの通過は不可能とされる。残虐さで有名になったイラク軍*シーア派民兵は、モースルのスンニ派アラブ系住民への報復行為を避けて郊外のTal Afarに配備されているとされ、街の解放と同時に、逃げ込んで来るISを待ち伏せしていると言われる。
今後の問題は、100万人以上と言われるモースルの住民が大量に避難を始めた場合の収容場所と経済支援で、一時的でもイラクや北部クルド自治国にも相当な負担となるだろう。26日の時点で1万500人余りが避難したということで、国連は、作戦開始からの数週間でその数は20万人に上るおそれがあるとしている。奪還作戦が急がれるのは、雪が降る前に決着をつけるためで、遅くても11月半ばまでのモースル完全解放が望まれていて、これを反映してか、この1週間に実施した空爆の回数は、有志連合がISへの攻撃を開始してから最も多かった。左の地図の赤いラインは、クルド側メディアの公表したクルド側防衛ラインで、オレンジ色がクルド国家KRG。参照記事 過去ブログ:2016年10月トルコがモースル攻撃参加を要請 イラク「必要ない」 8月拡大化するイランの軍事力と影響力
*シーア派の民兵組織「人民動員隊:People's Mobilization Forces、 Popular Mobilization Units(イラク・マリキ政権時結成のシーア派武装組織ハシュド・シャービ 、ハシド・アル‐シャービ:Hashd Shaabi、Hashd al-Shaabiを含む)」
2016年10月27日:クルド自治国家東部スレイマニヤ州Sulimaniyah Provinceのダーバンディカン市 Darbandikhanでは26日、小規模だがクルド自治区内からのトルコ軍撤退を求めるデモが発生したと報じられている。イラク政府もトルコ軍の国内駐留を非難しており、市民の自発的なデモというより、政治的な裏工作にも見えるが、、。参照記事
イラクへISが侵攻した当初から、政権を追われたサダムフセイン政権時の軍関係者らがISに参加していたことは確認されているが、10月25日、キルクークKirkukの南35キロで、前フセイン大統領 former Iraqi President Saddam Husseinの従兄弟 Nizar Mahmud Abdul Ghaniが、イラク軍にISメンバーと共に逮捕されたと報じている。彼は、最近10月21日のISによるキルクーク攻撃に関係していたとされ、銃火器なども押収されている。先週100人ほどのISの攻撃を受けたキルクークでは、現在もクルド治安部隊による残存IS兵士の捜索が続いている。参照記事 参照記事 過去ブログ:2016年8月イラク北部 ISが逃げ惑う住民を盾にとり殺害











同年9月、AAODとクィーンズランド博物館の研究チーム が本格的に発掘を始め、10年の歳月を経てすべての化石を組み立てて形にし同チームは「科学報告」(Scientific Reports)に発表した文章の中で、発見されたのは竜脚類恐竜のティタノサウルスに属し、草食動物で首と尾が長いと報告している。体高は6メートル、体重15~20トンと推定される。
専門家は、オーストラリア竜脚類恐竜は白亜紀(Cretaceous period 約1億2500万年前、ジュラ紀Jurassic period(約1億9960万年前にはじまり、約1億4550万年前までに続く時代であり中生代の終わり。右の地図はジュラ紀後期))に世界各地に生存していた恐竜の子孫で、南米を起源とし、南極を渡ってオー
ストラリアに入ったと分析している。また、1億2千年前〜1億1千年前までの南極の気候は現在とは異なり、当時は温暖な気候だったため、恐竜はオーストラ
リアに渡ることができたのだろうと指摘している。日本では、1978年に岩手県で日本初の恐竜化石(モシリュウの上腕骨Mamenchisaurus spと呼ばれる)がみつかってから、日本各地で恐竜化石が発見されるようになり、主にジュラ紀後期から白亜紀後期にかけて、数多くの恐竜が生活していたことが明らかになりつつあり、日本にも恐竜の居たことが解明されつつある。参照記事 参照記事 参照記事 参照記事





2016年12月7日:リビア統一政府系の部隊が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(IS)」に支配された中部シルトSirteの奪還を目指していた作戦で、市内に残っていたIS支配地区が6日までに全て制圧された。部隊は自爆テロや狙撃など激しい抵抗に遭い、作戦は難航。8月には米軍が空爆によ

2016年12月17日:リビア統一政府(国民合意政府、GNA)のファイズ・シラージュ暫定首相:左

2016年8月1日以降、GNA支援で数百回の空爆を行った米軍は、シルト陥落後もIS攻撃を続行すると公表している。参照記事






ルーマニアUFO研究者連盟副会長Gheorghe Cohal氏は、UFOのパーツで「調査の結果、古代UFOの部品であると結論付けられました。25万年前の地球上にはアルミニウムを製造する技術はありませんでしたからね」と断言した。


これぞオ-パーツ(ooparts)の最たるもので、年代測定の間違いとしか思えないが、、。

検事 prosecutor側によれば犠牲者であるロペスの現在23歳の娘は、初めは家族の友人から性的暴行を受けた。 この事実を知ることになったロペスは娘を保護するどころか自身の所有物化した。 ロペスの娘は2009年5月から2013年5月まで毎週2~3回ずつ強姦され、妊娠した際にロペスは堕胎費用を出し堕胎させている。その後娘が勇気を出して 家から家出したことで事件が発覚した。裁判中ロペスは、事件に対し責任のある態度を見せないばかりか、娘はうそつきで、全ては噂に過ぎづ、全ては娘の責任だとの発言もしたとされる。

この父親を全く擁護は出来ないが、こんな常軌を逸した刑期を宣告することに何の意味があるのかと思ってしまう。判事個人の、人目を引く行為(パフォーマンス)でしかないのではないか?量刑への考え方の違いと言えばそれまでだが、、。


モースル攻撃作戦は、米国の空爆支援の中イラク軍が主流であり、10月23日のBBCなどの記事は、クルド・ペシュメルガPeshmerga軍のバシカ奪還作戦を目前に、トルコ側がこの攻撃を含むモースル奪還作戦への参加を要請したが、イラクのHaider al-Abadi首相が現時点でイラク軍の作戦参加は必要ないと22日、要請を断ったと報じている。映像:モースル南部のイラク軍
この件とは別に、トルコ側は、イラクと米国に、モースル攻撃にはスンニ派兵士を起用するように約束を取り付けていたのに両国がそれを無視し、シーア派民兵やクルド組織(はっきり書いていないが、トルコが戦闘状態にあるクルド・PKKを指していると思われる)を送り込み、約束を無視していると主張している。
これまでのイラク内の戦闘では、スンニ派住民をISと同一視するイラク軍シーア派民兵の、スンニ派住民に対する残虐や不正行為が多く確認されている。映像:シーア派民兵がスンニ派住民を拷問している映像(残酷なシーンを含む:The brutality of the Iraqi Shiite militiamen torture Sunni civilian to death in Mosul )







この報道に先立ち、三菱商事と三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は10月19日、ウズベキスタンでガスを燃料とするナヴォイ発電所(Navoi Thermal Power Station)の第2号施設(Navoi 2)向けタービンなどを含む高効率発電設備の主要機器を受注したと発表していた。発電能力は45万キロワットでタービンなどの主要機器は三菱日立パワーシステムズが納入する。
日本企業体が同国で発電所の建設を手がけるのは、首都タシケントの南西約360キロメートルに位置し2013年からすでに運転中の上記のナヴォイ発電所に次ぐ2例目で、トゥラクルガン発電所は2019年の運転開始を予定する。三菱商事は中央アジアでプラント建設のノウハウを持つトルコ企業と組み、機器の輸送や建設を担当する。ウズベキスタンでは電力供給の約9割が火力発電所によって賄われているが、
2014年から活発化した上海協力機構(Shanghai Cooperation Organisation:正式加盟国: 中国・ロシア・カザフスタン・キルギスタン・タジキスタン・ウズベキスタンなど)圏への日本の経済進出の一環で、隣国カザフスタンへは東芝グループ(子会社の米ウエスチングハウス:WH)が新型加圧水型軽水炉「AP1000」の受注を進めている。参照記事 過去ブログ:2014年10月日本がカザフスタンと投資協定 ある中国紙の分析は?