2016年06月

6月20日の記事では、最近の24時間では、シリア側兵士40人が死亡し、これまでに93人が死亡している。IS側は24時間で21人が死亡し、これまでに126人が死亡したとされる。タバカ al-Tabaqa南では、重機関銃で武装したIS300人ほどや車輌が確認されている。過去ブログ:2016年6月シリア軍、ラッカへビラで最後通告 参照記事
6月14日の記事では、ISは壊滅に近く、ラッカRaqqaからは、大量な現金とともに

クルド軍主導のシリア民主軍SDFは、マンビジュManbij( Menbej)周辺で優勢に進撃しているが、21日の記事では、まだマンビジュの奪還には至っていない。 米軍主導の有志連合は6月17~20日の4日間にYPG主導のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市一帯に27回の空爆を実施したとされ、避難する市民に大きな被害が出ているようだ。別記事では同地域で、ISの反撃で、一部シリア軍が撤退したとも報じられている。6月10日の記事では、右図の様に、黄色のクルド主導のSDF軍が、マンジュビを包囲しているとも報じられたが、実際にはクルド側にはそれほどの兵力は無いともいわれ、右下の図は、作戦上の偽情報とも指摘されている。 参照記事 参照記事 映像:マンビジュ攻撃のクルド兵


24日の記事では、ISがマンビジュとアレッポの中間ほどにあるバーブ市(Bab,Al-Bab)周辺のクルド人約700人ほどを捕獲したと報じられた。参照記事
25日には、ラッカ方面のISが攻勢に出て、政府軍を追い返しているとの報道もあるが、確認は出来ていない。


労働党の下院議員として、2016年6月16日、有権者との意見交換をしていた ジョーコックス(Jo Cox 41歳)議員へ、容疑者で あるThomas Mair (トーマス・メア) が近づき、議員へ数回発砲。さらに容疑者は議員へと近づき、複数回刺し逃走、逮捕された。
地元警察は6月17日、実行犯のトーマス"トミーTommy"メア容疑者(52)が極右思想に影響を受けて犯行に及んだ可能性に言及した。BBCによると、ナチスを象徴するものが彼の自宅から発見されたとし、目撃者によると、メア容疑者は犯行の際、「Britain firstブリテンファースト(極右団体の名前)」と叫んだといわれているが、否定する記事もある。メア容疑者は以前46歳のころ、マーフィールド(Mirfield、英国北部西ヨークシャー州West Yorkshire)を拠点とし、メンタルヘルスに問題を抱える人が通う医療施設


彼の過去の精神障害はOCD(強迫症/強迫性障害:Obsessive Compulsive Disorder)との記述があり、症状は一種の潔癖症で、常に洗剤で自分の皮膚を洗っていたとの説明があり、事件とは直接的な関係はないようだ。イラストは、裁判所での容疑者 6月18日午前、ロンドンの裁判所で尋問を受けた。名を問われて「裏切り者に死を、英国に自由を “Death to traitors, freedom for Britain”.」と答えた。参照記事 参照記事


北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長;左 は6月16日、ロシアが「軍事的手段を用いて勢力範囲」を築こうとしていると述べ、「われわれは、ロシア側における攻撃的で、事前表明のない、大規模な作戦行動を記録している。ゆえにわれわれは行動しなければならない」と述べ、バルト海沿岸諸国とポーランドへのNATOの部隊配備を正当化した。ロシアによる2014年のクリミア(Crimea)編入とウクライナ東部での親ロシア派による分離独立運動への支援はNATOに衝撃を与え、NATOを冷戦後の慢心から目覚めさせ、東部方面の強化を強いた。参照記事
一方、現在28カ国加盟の大所帯となったNATO諸国の国防費増は一向に進んでいない。同盟は10年前に国内総生産(GDP)比2%を防衛費として計上する旨で合意した が、2015年段階で達成しているのは米国(3・26%)、エストニア(2・04%)、ギリシャ(2・46%)、ポーランド(2・18%)、英国(2・07%) のわずか5カ国。経済が好調の大国のドイツでも1・18%という低率だ。米国大統領候補のトランプ氏は米主要各紙にNATO不要論を説き、欧州全体は経済が悪化し、NATOの前途は多難に見える。参照記事
個人的には、最近のNATOの動きは必要以上に挑発的に見える。確かにウクライナの例があるが、いまだにウクライナは国内の好戦的な右翼組織すら統制できていない。内戦状態になったとき、あの状態ではロシアが動いてもおかしくないと感じる経緯だった。

根っから庶民的感覚の無い彼の暴言妄言には筆者は以前からうんざりしていて、人間性が感じられないばかりか、現実を無視した例え話で政策を論じるなど、余りに幼稚で不見識だ。
財閥系で暮らした91歳の彼の祖母など、例外中の例外で、自営業の夫に先立たれた妻が、一体いくらの年金を月々もらえ、専業主婦だった老婦人の年金がいくらか、その方が重い病気にかかれば、とても十分な看護も受けれない現実を知っているのだろうか?周りに家族が居るなどは恵まれた方で、ひとり暮らしや身体的に不自由な方など、暮らしが大変な方はいくらでもいる。個人の負債や、個人事業者の事業資金も含む1700兆円を、まるですぐに使える余裕資金のように論じるなど、バカも休み休みに言えと言いたくなる。これほどに貧しいポリシーの持ち主で世間知らずが、いまだに政治家と言われ、政権の中枢に居ると言うのが、涙が出るほど情けない。過去ブログ:2014年3月また麻生氏のボケ発言
2016年6月22日:21日火曜日、東京の記者会見で麻生氏は侮辱するものではなかったと釈明し、「経済の浮揚には消費の拡大が絶対必要」「高齢者が安心できる環境を整えるという趣旨で申し上げた。侮辱するものではなかった」と語った。
どうやら彼の頭の中には、高齢者は膨れた財布を開かないという想像があるようだ。住宅も物価も交通費も養育教育費も上昇する一方で、その事も一因とする少子化は国家経済の歯車さえ鈍らせている。財務相なら当然知っているはずで、先の発言は、景気低迷への的外れな問題のすり替えでしかな

総理大臣在任時の2013年4月に「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているやつの医療費はおれたちが払っている。公平ではない。無性に腹が立つ」と話した。
彼の言い方を借りれば、莫大な飲み食いの消費をした人が糖尿病になり、多額な医療負担という消費で病院経営を押し上げているのだから、大臣としては感謝すべきだろうが、病人に対してもこんな乱暴で大雑把な見識しかない麻生氏には、国民の方が腹が立つ。今一番公平でないのは、民間と公務員の給与と福利厚生の格差だろうが、自身が国家公務員の彼が問題視するわけも無い。
公平さでいうなら、十分に受けている部分から、不十分な方へ割り振ればいいことだ。収入と関係なく、公平に受けれると言うのが福祉のあり方ではないか?無医村さえ多くある現実は、多くの人に医療を受ける権利さえ与えていないが、彼には別の世界の話だろう。打開策はいくらでもあるが、比例代表で居続ける無能な政治家に言っても無駄なだけだ。 参照記事 過去ブログ:2015年7月米国の納税者にとってアフガン戦争は1時間400万ドル





数日前、明るい2時頃家の前の道路で草刈をしていると、写真のキツネが急に現れ、目の前で横すわりになって足で耳の辺りを掻いている。
この仕草は、こちらに対し「警戒していないよ」「安心している」とのメッセージと思っている。
やっとそんなメッセージを送るようになったかと、真冬の頃、すぐに姿を隠していた頃のことを思い出した。その日の夕方は、餌の時間より少し早く現れて、わざと姿をこっちに見せている。これが催促のメッセージで、その日は早めに用意した。写真は小雨の中、少し毛が濡れている。胸一面が白いのが特徴的だ。正面に向かい合っても逃げたりしなくなったが、自分以外の人間の気配には警戒心を緩めない。



草木が茂りだした今、小鳥やスズメも新鮮な餌が取れるせいか、来る数はめっきり減ったが、近くの藪からまっすぐ飛んで来ては、餌を持って戻っていく。子育て中なのだろう。きれいなキジバトのカップルはいつも仲がよく、いつも一緒にえさを食べる姿は見ていてほほえましい。
今年は雨が多く涼しい毎日で、暑い日はまだ数えるほどしかない。




最近、シナロア州では、伐採作業員7人のチェーンソーによる斬首遺体が見つかったり(リゾート地 マ




2016年10月14日:現在はアメリカ合衆国との国境の町チワワ州シウダ フアレスCiudad Juárezの刑務所(米国国境から30キロのCefereso 9地区にある)に収監されているエル・チャポEL Chapoを、2017年1月もしくは2月にアメリカ合衆国に引き渡すことを予定していると、メキシコ国家公安員会のレナト サレス エレディア委員長が10月14日に語った。委員長はテレビ番組の取材でアメリカ合衆国の2か所の裁判所から引き渡し要請がなされていると発言している。



さらに民家から約160キロ離れた町で、この少女の両親(夫ダニエル・ストルツフス Daniel Stoltzfus, 43, 妻(サビラ・ストルツフス Savilla Stoltzfus, 42):右 が不法行為を扶助した罪などで逮捕された。両親は経済的な苦境に陥った際、カプラン容疑者に助けてもらった見返りとして娘を引き渡した疑い。少女は14歳の時に1人目の子どもを妊娠したとされる。
警察が出動するきっかけになったのは、近隣住民からの通報だった。住民の女性はCNNとのインタビューで「家の前に先週、悲しそうな女の子が2人立っているのを見た。何年も前からおかしいと思っていた」「いつ見ても何かおびえていた」「たまに女の子は、カプラン容疑者と腕を組んで歩いていたが、彼の妻には若過ぎると思った」と話した。カプラン容疑者は精密機械会社のオーナーとして州当局に登録されている。彼は近隣に、一緒に住んでいる子どもはいないと話していた。住民らによると少女たちはめったに外出を許されず、学校にも行っていなかった。
数年の間に、公安当局(別記事では児童相談所)へ容疑者宅を不審がる通報はあったが、性的虐待に関してなどは全く無かったと担当者が語り、警察によれば、カプラン容疑者は、家には子供はいないと近所に話していた。
しかし住民は、アーミッシュAmishのような服装で、おびえた表情の女の子たちや、若い子が妊娠しているのを見て不審さを感じていたという。たまに子供たちが家から出てきても、男が出て来るとすぐに家の中に走って戻るのが目撃されている。警察は子供たちの健康状態には問題ないとしている。
18歳の少女の両親はアーミシュ派の出身との記事があり、確かに父親のひげなどはアーミッシュを思わせる。ペンシルベニア州は、都市文化から孤立して暮らすアーミッシュやメノナイト派が多く住む地域。この夫婦は、カプラン容疑者宅に居た12人のうち、10人は自分たちの子供だと主張している。 3人は6月28日に裁判所に出廷、公聴会は8月2日の予定で、12人の子供たちは現在施設で保護されている。参照記事 参照記事 過去ブログ:2011年9月現代社会を否定するアーミッシュ、道交法違反で逮捕 米国
続報では、カプラン容疑者とStoltzfus夫妻は2003年からの知り合いで、立ち退きに絡む問題で夫妻はカプラン容疑者に助けてもらい、2012年にも農場経営で破産した際に経済的援助をカプラン容疑者から受けた。その際に、自分の当時14歳の娘をカプラン容疑者に贈ったと語っている。現在その娘さんは最年長の18歳で、カプラン容疑者との間に2児を設け、現在生後6ヶ月と3歳だという。つまり、10人はStoltzfus夫妻の子で、2人はカプラン容疑者が14歳との間に生ませた私生児と言うことになる。この事が、16歳以下との関係を禁じる法律違反と成る。また、Stoltzfus夫妻の夫の方は、自分の子供に対し虐待をしていたとも言われ、警察は現在、これらの裏づけを取っている。参照記事 参照記事


2014年1月以来、ISが支配していたファルージャは、 首都バグダッドの西約50キロにあり、奪還作


英文記事 参照記事 参照記事 記事と映像 川を渡って脱出する市民:記事と映像 過去ブログ:2016年6月イラクの戦況2016年6月中旬 6月残るも脱出も地獄のファルージャ市民 イラク
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ハニング被告

裁判では、当時看守の彼は1943年から1944年にかけ、アウシュビッツに到着したユダヤ人をガス室へ誘導しナチ犯罪Nazi crimesに加担したとされた。
ドイツでは2011年、虐殺への関与を示す証拠がない元看守に、殺人ほう助罪で有罪判決が出た。それ以降、証拠の見直しが行われ、虐殺への関与を示す証拠がない場合でも同罪を適用し元看守らを追及する動きが広がった。昨年7月には当時94歳の元収容所職員オスカー・グレーニングOskar Gröningに禁錮4年の有罪判決が出た。来月には、元SS衛生兵だった男性(95)に対する裁判が始まる可能性がある。
写真右下はナチ側の資料写真で、左はアウシュビッツのビルケナウBirkenau強制収容所付近の林で待機させられている、ガス室へ送られる直前のユダヤ人とされ、アウシュビッツからの、家族
で唯一の生存者Irene Weissさん:写真左 が、上の駅での写真の中や、左の写真の前列に、生前の自分の母や兄妹を確認している。 参照記事 参照記事 英文参照記事 英文記事 過去ブログ:2016年4月ナチ戦犯 裁判直前まで何も語ることなく死亡 92歳 ドイツ 2015年7月追記:最後のナチス戦犯94歳 刑確定



この日は3日間に及ぶ量刑審理の最終日で、検察側は禁錮15年以上を求刑。一方、寛大な量刑を求めているルー弁護士は、ピストリウス被告の障害の影 響を強調し、事件当時について「午前3時で辺りは暗



ドアの取っ手が床から1mほどとして筆者がドア前に、背を低くして立ってみた状況では、法廷でのように、被告が義足無しで立って撃てば、銃弾は下向きに貫通する様に思えるが、裁判所は、計画性についてどのように判断するのか?7月6日に最終言い渡しとなる。写真左下は、法廷で公開された、事件直後のピストリウス被告で、被告が義足をつけて一階にスティーンカンプさんを降ろした際のこの写真の下着や義足には、スティーンカンプさんのものと思われる血痕が付いている。参照記事
2016年7月7日:南アフリカの首都プレトリア(Pretoria)の高等裁判所は6日、交際相手の女性を射殺したとして殺人罪で有罪判決が確定していた両脚義足のランナー、オスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)被告に対し、侵入者と勘違いしたとするピストリウス被告の主張などを考慮し、禁錮6年の量刑判決を言い渡した(同国では、殺人罪は最低15年の禁固刑) sentenced to six years in prison for the 2013 murder of his girlfriend。被告、検察側ともに量刑に対して最後の上訴が可


2017年11月24日:検察側はなお量刑が少なすぎるとして最高裁判所に上訴。最高裁判所は2017年11月24日、量刑を禁錮13年5ヶ月に引き上げる判決を言い渡した。
2021年7月25日:ドイツ・オリンピック委員会の広報担当者は7月19日、パラリンピックの陸上男子走り幅跳びで金メダリストの義足選手、マルクス・レーム(Markus Rehm)が国際オリンピック委員会(IOC)に求めていた東京五輪への出場許可が認められなかったと明らかにした。IOCの判断を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。同選手は東京パラリンピック(2021年8月24日~

2023年11月25日:両脚義足の陸上選手で、当時交際していた女性を射殺した罪で服役していたオスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)受刑者(37)が24日、仮釈放を認められて来年1月5日に出所することが決まった。刑務所当局は、ピストリウス受刑者が社会内矯正制度の下で残りの刑期を全うし、刑期が満了を迎えるまで仮釈放条件に従って監督下に置かれると説明した。
被害者であるリーバ・スティンカンプ(Reeva Steenkamp)さんの家族の代理人らによると、ピストリウス受刑者は仮釈放の条件として社会奉仕活動に加え、怒りやジェンダーに基づく暴力問題のセラピーへの参加を義務付けられた。仮釈放期間は2029年12月までとなっており、その間に事前の許可なくプレトリアのウオータークルーフ(Waterkloof)地区を離れることも禁じられるという。スティンカンプさんの母親は、仮釈放条件に「満足」しているという。一方、被害女性の母親からは、受刑者が更生したとは思えないと批判する声が上がっているとの記事もある。 参照記事 参照記事 2014年1月5日:両脚義足の元陸上選手で、恋人を射殺した罪で服役していたオスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)受刑者(37)が5日、仮釈放で出所し、「現在は自宅」にいると当局が明らかにし、矯正局は、ピストリウス氏が仮釈放され、すでに叔父の家にいると発表した。今後、2029年の刑期終了まで社会奉仕と、一日の特定の時間に家にいる事、酒や薬物の使用禁止等の監督下に置かれることを意味する。
「ブレードランナー」の異名で知られ、五輪にも出場したピストリウス受刑者は2013年、当時交際していたリーバ・スティンカンプ(Reeva Steenkamp)さんを南アフリカ・プレトリアの自宅で射殺した。2017年に禁錮13年を言い渡されたが、刑務所当局は昨年11月に仮釈放を決定した。仮釈放の条件により、ピストリウス受刑者はメディアの前で話すことは許可されていない。
スティンカンプさんの母親は同日にコメントを発表し、仮釈放の決定と条件を受け入れつつ、悲しみの中で「終身刑に服しているのは私たちの方だ」と述べた。参照記事 英文記事 、、、南ア国内には、刑が軽すぎるとの意見もある。


混乱するリビアを避け、最近はアルジェリアに向け、隣国のマリやニジェールなどから



ブレスレットは約1000年前の10世紀のもので、重さは総計900グラム。デンマーク史上最大かつユニークな発見とされている。これまでデンマーク最大の発見とされていたのは、ユトランド南西部で発見された重さ750グラムの金だった。ヴァイキング時代の発見物の大多数は銀製のものであったため、今回金のブレスレットが6個みつかったのは、大きな成果とされている。参照記事
ユトランド半島の全部がデンマークなので、半島南部だけでは場所の詳細な特定は出来ないが、どこからバイキングの宝が出てもおかしくはない国で、国の姿がバイキングにソックリだとの指摘もある。チームの名前は、虹の立つ場所の下に宝があるという伝説に由来するのだろう。過去ブログ:2016年5月 大航海の先駆者バイキング 2014年10月スコットランドでバイキングの財宝発見 2013年11月フィンランドで見つかった剣の謎 2010年3月今も昔も争いは絶えぬ、、ブリテン島がほしかったバイキング(ノルマン人)

シリア空軍は、シリアの軍司令部がテロリストらに投降を呼びかける最終警告のビラを、ISが主張する「イスラム国」の首都ラッカRaqqa(Al-Raqqa)に散布した。ビラには「戦闘員よ!真実の時が訪れた。世界は急速に変化している。軍がやって来る。自分で考えろ… 待っている時間はない。躊躇するな、自分の命と未来を守るために速やかに投降しろ。」と書かれていた。左はそのビラとされるもの。参照記事
地図は古い支配区分図をベースにしているが、ISの当時の支配状況が分かるので利用した。2015年9月当時、ISは①と②を補給路としてアレッポAleppo方面、ハマHama、パルミラPalmyra(Tadmur)方面へ物資や人員の補給をしていたが、 2016年3月には、シリア政府軍がこのルートを制圧し、特にIthriyaから北へと、ラッカ方面への補給路確保はISの拠点Raqqa攻撃には不可欠だった。今回の市民への避難勧告を含めたラッカへのビラ散布は、市内中心部への総攻撃を意味するのだろう。現在、IS支配領域では、マンビジュManbij(トルコへ抜けるISの補給路の要衝、ここの開放作戦には、クルド軍YPG、シリア民主軍、米軍特殊部隊に加えて、ドイツとフランスの軍特殊部隊が参加し、これにシリア政府は主権侵害と批難しているとされる。参照記事)、デリゾールDeir al-Zourで、空爆を含む激しい攻撃が続行している。そのほか、ハサカAl-Hsakah(Hassakeh)方面でISの攻撃が確認されている。参照記事 参照記事 過去ブログ:2016年6月自爆テロに13歳の少年兵を送り込むIS シリア 3月イラクのモースル攻撃間近 シリア・パルミラ開放
2016年6月17日:イラク軍のラッカ方面への攻撃よりも前から クルド軍主導のシリア民主軍Syrian Democratic Forces (SDF)が、ISのトルコとの補給基地といわれるマンビジュManbijへの攻撃を2016年6月1日から本格的に始めており、すでに周辺地域やマンビジュへ至る道路は制圧し、ISの一部は、家族を連れてトルコ国境に近いジャブルスJarablusへ逃げ出し、その後トルコへ越境していると、一部記事が書いている。現在、シリア政府軍SAAとクルド主導のシリア民主軍SDFが、マジュビジュ攻撃を続行している。 紛争前マンビジュは、アラブ系やクルド系合わせて12万人の人口を有した。その後多くは避難したが、今でもIS支配の市内に2万人の市民がいるといわれている。米軍は空爆支援で参加し、イラクのファルージャ攻撃とあわせ、この2箇所への作戦を最優先としているようだ。 参照記事

競技場をデザインした建築家・隈研吾氏が「杜のスタジアム」をコンセプトとしていることを踏まえ、 〈観客が直接触れる箇所に木材を使用することで、「日本らしさ」をより強く感じさせるものになる〉 (要望書)と唱えたのである。 要望書では計画変更によって 膨れあがるコストについては一言も触れていない。 内閣官房・整備計画再検討推進室によると、「すべての観客席を木製に変えると予算は2〜3倍になる」 という。もともとの建設計画では観客席(6万8000席)はプラスチック製で、予算は20億円だった。 変更すれば最大60億円、1脚あたり約9万円になる計算だ。 さらに──。 「旧国立のプラスチック椅子は15年程度で交換していましたが、木製だと最短で2年ごとに再塗装、 7年ごとに交換が必要になる。 維持費は50年間で数百億円となる可能性がある」(同前) 少なく見積もって100億円としても、維持だけで年間2億円かかるというのだ。また、「これほど膨大な 木製椅子の発注実績は過去になく、調達に30か月以上かかる可能性がある」(同前)というから、 2019年11月という竣工期限まで危うくしかねない。参照記事 参照記事

