2014年03月
2014年3月29日の、アサド政権支持のイランの記事から、「アメリカの政府高官が、同国のオバマ大統領はシリアのテロリストに携帯戦車兵器RPGの供与を決定したことを明らかにした。AP通信によると、アメリカがシリアのテロリストに引き渡そうとしているRPGは、射程距離が長く、低空飛行のヘリコプターや戦闘機を打ち落とす能力を備えている。シリア反体制派のテロリストが、この数ヶ月で同国軍に大きな敗北を喫し、多くの戦略的な拠点を撤退したことを受け、アメリカは、シリアの反体制派を強化するための多くの方法を模索しようとしています。」
記事の内容から、ジャベリン (対戦車ミサイル)の供与だと推定できる。すでにシリアの反政府勢力は、ダマスカス近郊、ハマー周辺で劣勢になっているといわれ、現在東部の港町ラタキアLatakiaへ攻撃を仕掛けているといわれている。ここは、反政府側を支援するトルコに近く、過去にはイスラエルが洋上から潜水艦で付近の武器庫を攻撃したとも報じられている。ここは、港の少ないシリアにとっては重要な地域で、アサド大統領の支持母体、アラウィー派の拠点でもある。
すでにラタキア北部、トルコに近いカッサブKassab(Kasab)が反戦府勢力の支配下になったとの報道や、暫定反アサド政府が、ラタキア方面へ攻撃するFSA主流の反政府組織へ支援を決定したとの報道もあり、この地域では反政府側が優勢に立っているようだ。ここでの3月21日からの戦闘で、アサドのいとこで、シリア防衛隊のHilal al-Assadが戦死したと3月24日報じられている。反政府側は、カッサブから3月23日カスタル・マーフQastal Maaf制圧と、着々とラタキアへ向け南進し、トルコ側からの補給路の確保と港湾都市ラタキアの確保に攻撃を集中しているようだ。
反政府側は、3月25日には、カッサブの西部サムラSamraという地中海に面した小さな漁村を制圧しており、一時的にここから物資を陸揚げするようだと言われている。
これにはトルコ海軍が協力すると想像でき、最近は、トルコ、イスラエルの、国境付近へのシリア軍に対する直接空爆も目立っている。このまま反政府側が南下すれば、近々ラタキア近くで大きな軍事対決が起きるのでは?ラタキアには、多数の熱烈なアサド支持アラウィー派民兵が活動している。イスラエルの報道では、反政府側は、ラタキア、イドリブ、ハマの補給線を確保したとも報じられているが、ハマ付近では反政府側が劣勢との報道もある。 写真は、サムラを制圧し、地中海を背にする反政府側 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2014年3月イスラエル、ヒズボラ?からの挑発にシリア軍施設を空爆 2013年10月反政府側は分裂か再編成か?シリア 7月イスラエル潜水艦がシリア軍武器庫を海上から攻撃 シリア

「日本政府は形式的には対露制裁への支持を表明しているものの、ロシアを理解するこんな声も内部から聞こえている。 麻生太郎副総理はG8の首脳らがロシアの行為を違法と非難したあとで、キエフはロシアの文明の発祥の地であり、これが西側に流れていくのを正視できないのではないかという発言を行なった。 「キエフ公国というのはロシアのもとですよ。ロシアというのはここから始まったんだから。そのキエフ公国がロシアのもとなんだから、キエフがバルカンだのクリミア半島と別れて、キエフだけヨーロッパに行っちゃうみたいな話は、ロシアとしてはなかなか、日本で言えば宮崎県が独立して高天原がいなくなっちゃうみたいな話なんじゃないの。知らないけど。よくあの辺のことはわからないけど。そんな簡単な話ではないんだという話ですし。、、。」参照記事
歴史家が歴史を語れば、それは学問上の講釈で済むが、政治家が歴史を語れば、それはその政治家の政治的発言と取られても仕方ないだろう。まして、首相までした人間の発言は、その国の意向とも取られかねない。
大きな間違いは、いまの政治家が、過去の歴史の時点に軸足を置いて今や今後の在り方について発言することに時間と状況のズレが起きているということだ。習近平国家主席や韓国大統領が、数十年前に遡った頃からの視点で、今の政治の在り方や取り決めに異論を唱えるのと同じ違和感がある。
ある問題について、過去の軸足から今いくら言っても、多くの場合、その後の時間の中で議論され、互いに折り合いをつけながら今にいたっているはずで、それを無視していきなり数十年、数百年前にワープしてものを言うのは時代錯誤でしかなく、非現実的でさえある。今に軸足をしっかり据えて、今実現可能な政策や議論を行うことが現実的で、過去へのノスタルジーや歴史談義なら、森元首相辺りと喫茶店で世間話でするがいい。爺さん同士の井戸端談義なら、話が神の世に遡っても、誰も文句は言わないだろう。過去ブログ:2009年7月すでに全ては遅きに逸したが、、。 過去ブログ:2014年3月ロシアがチョコレート工場接収 ウクライナは不安定状態 2013年12月「土豪金(とぅーはお・じん)」中国の流行語




本来であれば海上保安庁が日本の



建物前で自動車による自爆テロが起き、その後4名の自爆を覚悟をしたテロリストが内部に侵入したと言われ、タリバン戦闘員5人は全員が死亡した。タリバン側の声明では、襲撃はキリスト教系の施設へ計画されたが、間違って警備のされていた別の場所に踏み込み激しい銃撃戦になった。
カブール警察のモハマド・ザヘル(Mohammad Zaher)署長はAFPの取材に対し「通りがかりのアフガニスタン人の少女1人が死亡した。建物内からは、無事に31人の外国人を避難させることができた」と述べた。 また、アフガニスタン内務省によると運転手1人が死亡したという。タリバンは、4月5日の大統領選挙 The presidential electionを阻止するとの声明を出している。カブールで外国人や外国人が集まる場所を標的にした襲撃は今年に入って4度目。場所は国会に近い場所で、付近は厳重に警戒されていたという。英文記事 参照記事 参照記事
タリバンは3月20日、首都中心部の高級ホテル「セレナ・ホテル」を襲撃し、外国人を含む9人を殺害したばかり。選挙に向けて国内では厳戒態勢が敷かれているが、当局はタリバンの攻撃を抑え切れない状態だ。2001年の開戦直後から暫定政権議長などとして国政のトップにいたカルザイ大統領 Hamid Karzai は、3選を禁じた憲法の規定により任期満了で退任する。
今回の大統領選は、2001年のアフガン戦
争開戦以降、初めて選挙によって政権が交代する重要な節目だ。9人が立候補し、ガニ元財務相Ashraf Ghani Ahmadzaiと最大野党「国民戦線」代表のアブドラ元外相Abdullah Abdullahの間で決選投票にもつれ込むとの観測が強い。
「反タリバン派」として知られるアブドラ元外相も2月、自身が乗った遊説車列がタリバンの銃撃を受けたが、アブドラ氏は無事だった。彼は2009年の大統領選挙に出馬し、30%の得票を得たがカルザイ氏との決選投票を辞退した。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2013年10月暗黒時代に戻るのかアフガニスタン





谷氏は2012年2月にすでに失脚しているが、その後の約2年間、調査の進展はほとんど報じられていない。情報筋の話として、谷案件の停滞は徐氏の抵抗があったからだと報じた。写真右は、江沢民派前重慶市市長で、現在汚職で実刑を受けた薄熙来(ボー・シ

習近平国家主席は昨年、作戦システムの改善や軍隊の汚職排除などを目指し、軍の組織改革に着手した。しかし、一部の米国軍事専門家は、中国軍事改革における過去30年間の経験から、目標を達成するのは非常に困難だとみている。参照記事



追記:NYT紙が入手した情報によると、谷はすでに調査チームに軍事委員会副主任(事実上の軍トップ)の徐才厚Xu Caihou上将:左 を含む大物の汚職を供述した。一部の情報によ ると、徐はすでに軟禁状態にある。もし、汚職取り締まりが軍トップの徐まで踏み込むとしたら、習主席は未知の領域に入ると同紙は分析した。参省記事
2014年4月2日:米紙ニューヨークタイムズ(NTM)1日付の記事は情報筋の話として、谷俊山 Gu Junshan調査を皮切りに谷の後ろ盾である軍部長老の不正に切り込む狙い があると伝え、汚職金額が、一説によると3000億円と軍史上最高額を記録したほか、軍の上層部に飛び火するのも時間の問題だと同紙は指摘した。習主席に近い関係者は、主席が、ある内部講話で、軍の汚職問題を批判し、軍の中でさらに規模の大きい「谷俊山現象」が存在すると問題の深刻さを指摘、「谷 を生んだ土壌を深く掘り下げ」、「様々なスケールの谷俊山を処分する」と厳しい言葉を並べたと明かした。さらに、軍のほかの上層部メンバーに、これまでに ない厳罰を下す可能性があると習主席は匂わせたという。軍の腐敗問題は1980年代から芽生えた。当時、政府は軍の維持費を確保するため、軍による商業活動を許可した。しかし、密輸や汚職の横行を招き、1998年に軍の商業活動が禁止された。しかし近年、軍事費の増加は軍の汚職の新たな温床となり、また、軍保有の大量の土地は不動産価格の高騰で莫大な資産となった。不動産取引が軍の汚職問題の根源とも言われている。昇進のための贈賄が盛んに行わ れ、数十万ドルで将軍の肩書きが手に入れられるとある内部情報通は証言した。市場より数倍の値段で不良品を購入したなど軍の物資調達にも不正が伴ってい る。参照記事


これらのことから、今後軍の存在意義や、習近平政権の正当性を強調するため、何を言っても無難な、日本に対しての反日的発言が過激さを帯びるだろう。この後の経過:2014年4月中国の汚職Gメン 30名が暗殺、行方不明


モルジブの目撃は、島の軍により目撃は本当ではないと否定されたが、370便:Flight 370(MH370)が南下した可能性と、オーストラリア南西洋上での漂流物の確認が急がれている。
捜索の中で、インド領海内への中国艦船の侵入を中国がインドに打診したが、丁重に、その海域の捜索は完了していると断られたと報道されている。中国と政治的に対立しているインドなら了解するはずもなく、当然だろう。
370便は計画的に飛行されたとしながらも、自殺説は7時間の長時間の飛行の説明にならないとして、識者は否定的な見解を述べている。仮説として、機体の破損などで致命的な酸素不足などの問題が起き、乗員が意識不明のまま自動操縦で南下し、燃料切れになったという操縦経験者もいるが、根拠は不明。個人的には、離陸後一度、限界近くまで高度を上げたことが気になっている。水没すれば、自動的に30日間信号を発するブラックボックスは、深海に沈めば見つからないこともあると言われている。逆にいえば、優先的に海の深いところを探す必要があるのでは?このことで、個人的には、陸上や沿岸地域への落下はないだろうと思っている。 参照記事 参照記事
21日、オーストラリア の首相代理Australian Deputy Prime Minister Warren Truss氏 は、3月16日に確認された洋上の物体は沈んだ可能性があると発言。捜索は続行している。 参照記事
2014年3月22日:21日、米国防総省のキルビ公式報道官が明らかにしたところによると、ヘイゲル国防長官とマレーシアのフセイン国防相との電話会談のなかで、ヘイゲル長官はフセイン外相に対し、航空機の捜索に海中探査機器を使用する場合の適合性について検討し、近日中にも回答すると答えた。キルビ報道官は派遣要請が潜水艦か水中探査機器であるかについては明言していない。 参照記事 参照記事

ノルウェーの会社が、過去の大西洋に墜落したフランス機捜索の実績から、要請があれば捜索に参加すると表明した。この会社は小型潜水艇を所有しており、リモコン操作で6000mの深海探査が可能とされている。難航する捜索の原因の一つとして、各国のレーダーなどの軍事データの共有、提供に際し、中国との領土問題、中国海軍の増強などが障害になった可能性がある言われている。 参照記事 参照記事
民間の捜索機が、衛星で確認されたと思われる漂流物を空から確認し、木製のパレット(台) wooden palletのようなものと、他は明確には不明だが、いろんな色で長さの違うベルトのようなものだったと報告され、ブイが投下された。確認に向かった別なニュージーランド軍の飛行機Orion P3 plane は、漂流する海藻しか発見できなかった。パレットは、貨物船で多用されるが、飛行機で使用することもあるとされている。付近は船の運航航路からも、漂流物が集まる場所からも離れていると説明されている。参照記事 参照記事
同じ地点で、フランスの衛星が漂流物を確認したとの報告が、フランスからマレーシア政府に届いたと確認された。詳細は不明だが、イメージ資料は直ちに捜索各国に転送された。捜索付近の海上は、世界でも最も不安定な海面状況と言われる。 French satellites also spot debris in South Indian ocean 参照記事 この事件で、商業飛行便が故意に進路変更し、さらにその航跡をレーダーで追跡できなかったことに、世界中の航空関係者が大きなショックを受けていると言われる。

オーストラリアの救助隊は24日、記者会見でオーストラリアの空軍機ロッキードP3「オライオン」が、灰色あるいは緑色の円形の物体と、オレンジ色の長方 形の物体を発見したと発表した。これら2つの物体は、以前発見された物体とは異なるという。なお、今回発見された物体も、これより先に中国の捜索隊が発見 した物体とほぼ同じ場所で見つかったという。参照記事

また、3月8日、不明機の離陸直前に、キャプテンの携帯に偽の身分で購入した携帯から連絡を取った女性のいるとこが判明しており、関心が集まっている。写真は家族の写真。参照記事



英紙デイリー・テレグラフは調査団に近い「信頼できる情報源」から得た情報として、不明機は当時故障や火災などによる異常は一切なく、墜落は同機をハイジャックした犯人が自殺をはかったからだという見方が強まっていると伝えた。報道によると、不明機は「人為的で理性的な操作」で急に針路を変更し、約7時間静かに飛んだ後、海に墜落したという。また、370便が性能上限の、高度43000フィート13000m以上を約23分飛行したことで、機内が減圧され酸素不足となった可能性があり、酸素の供給が12分程度で限度とされているので、乗客は意識不明に陥った可能性があると推測している。参照記事 参照記事 参照記事

このブログの370便に関する最初の記事:追記;239人乗りマレーシア航空旅客機 捜索インド洋に拡大


米国の法律事務所Chicago-based Ribbeck Lawが、乗員乗客の代理で、ボーング社、マレーシア航空を告訴を申請する用意をしていると報じられた。現在現場は悪天候で、漂流物の捜索は難航している。 参照記事




2014年3月29日:オーストラリア、中国の艦船Chinese patrol ship Haixun 01 and Australia's HMASは、新捜索海域での漂流物回収に失敗した。しかし中国機は空から、3個のオレンジ色、赤と白の物体を確認している。参照記事
2014年3月30日:現在回収された漂流物から370便と関係するものは見つかっていない。現在現場には、ブラックボックスの探索装置を積んだオーストラリア艦船が新捜索海域に向かっている。到着は数日後。
2014年3月31日;オーストラリアは、海上で確認されたオレンジ色をした漂流物などは漁船のもので、行方不明機とは無関係だと公表した。参照記事
2014年4月2日:王立マレーシア警察の捜査長官IGPのタン・スリ・ハリド・アブ・バカー(Tan Sri Khalid Abu Bakar)長官は2日、行方不明となっているマレーシア航空MH370便について、「有力な手がかりをつかんだが、その内容については、まだ公表できな い」と話した。京華時報が伝えた。同長官は、「捜査当局の調査により、乗客が事件に関与したという可能性は排除された。だが、乗組員については、まだ調査が継続している。有力な手がかりを新たにつかんだが、その内容については、まだ公表することはできない」と語った。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)の2日付報道によると、マレーシア警察はすでに、MH370便について「刑事事件」として捜査することを決定した。機長の自宅から押収されたフライト・シミュレーターの調査については、まだ最終的な結論は出ていない。参照記事 この後の経過:2014年4月6日370便捜索海域でフライトレコーダーの信号を受信か?
米国中西部の男性が骨董市で1万4000ドル(約143万円)で購入した、高さ8.2cm,ダイヤやサファイアで飾られ、中に時計(スイス製Vacheron Constantin watch)の入った小さな金の装飾品が、実際はロシア皇帝が宝石師ファベルジェに作らせたイースター・エッグであることが分かった。実際の価値は2000万ドル(約20億円~34億円)程度とみられる。キリストの復活を祝うイースター(復活祭)では、卵は生命の象徴とされている。
米中西部に住むくず鉄業者の男性は骨董市でこの装飾品を購入し、金と装飾品の価値でくず鉄として売ろうとしたが、良い価格の買い手は見つからず、長くキッチンに置かれていた。その後2012年、インターネットで調べたところ、時計に残るメーカー名などで、ロシア第13代皇帝アレクサンドル3世Tsar Alexander IIIが1887年にファベルジェに制作させ、皇后Tsarinaマリア・フョードロヴナMaria Fedorovna (アレクサンドル3世皇后):写真左 に贈ったイースター・エッグの一つである可能性のあることが分かったという。ファベルジェは1885年から1916年にかけて、ロシア皇帝のために約50個のイースター・エッグを制作したと確認されている。男性はエッグに詳しい英国ロンドンの骨董品取引会社ウォルツスキー
Mayfair jeweller Wartskiに鑑定を依頼し、その後同社が顧客のためにエッグを買い取った。同社は男性や、現在の所有者である顧客の身元、取引価格などは明らかにできないとしている。参照記事 参照記事 参照記事
当時鑑定依頼を受けたウォルツスキーのマッカーシー氏Kieran McCarthyは、届いた写真を見ると、確認のためすぐに米国へ飛んだが、これは、彼が初めて欧州を離れた旅だった。キッチンカウンターのケーキの横に置かれたそれを見るなり、彼はそれが「皇帝のイースターエッグ」と確信し、非常に驚いたと語り、ウォルツスキーは後日、顧客コレクターのためにこれを購入した。当時、価値ある「皇帝のイースターエッグ」と言われた方も非常に驚き、床に倒れんばかりで、マッカーシー氏が鑑定に座っていたキッチンのカウンター椅子に、人生が変わるかもしれないその日の日付と鑑定したマッカーシー氏の名前を刻んだそうです。エッグには細かな傷もあったが、新しい購入者の希望で、歴史としてそのままにされている。
エッグは、1922年のロシア革命のころ接収され売却された記録があり、その後1964年、ニューヨークの競売会社サザビーズのカタログに、単なる工芸品“Gold Watch in Egg-Form Case”として登場し、£875で南部の女性に売却された。女性が2000年初頭に死亡し、財産が売却された際に、その価値が不明なまま闇市場に流れたと推測されている。新オーナーはエッグを Wartskiに貸出し、2014年4月14~17日まで本社(Grafton Street, Mayfair.)で一般公開される予定。
これを皇后に贈った第13代ロシア皇帝の長男が、ロシア最後の皇帝、第14代皇帝ニコライ2世で、スターリン時代に一家は惨殺されている。13代皇帝アレクサンドル3世は1891年3月29日、世界最長、約1万キロのシベリア鉄道の建設を命ずる勅令に署名しているが、積極的な改革は行わない保守的な人物で、世界一裕福な皇帝と言われたが、非常に倹約家だったとされ、49歳でクリミヤの黒海に面したリヴァディア宮殿Livadia Palace で病気のため1894年に崩御している。皇后は1928年、故郷のデンマークで、デンマーク王室の保護のもと80歳で亡くなっている。エッグは当初毎年1個制作されたが、皇帝を引き継いだニコライ2世は、自分の妻と母親(皇后)へのイースターの贈り物として、毎年2個作らせたと記録されている。参照記事:行方不明のエッグについて報じた2011年8月の英国紙の記事 と掲載された1902年のエッグの写真、晩年の皇后Maria Fedorovna Romanov 彼女の棺は、死後78年後の2006年にロシアの13代皇帝の墓の横に安置された。




習性をみるために、昨日は少し多めに残飯を置いてみた。
毎回夕暮れ時にやった残飯を残すのだが、翌日の午前に見ればきれいになくなっている。可能性として、1号が帰った後に、西に住む2号が食べている可能性やカラスが食べた可能性もある。そう思いながら、今日は朝6時半ころ置き場所をみる。きれいになくなっている。カラスが来た形跡もないから、キツネたちが食べたのは間違いないなと、雪山を降りようとした時、目の前に1号が現れた。
やはり想像通り、前の晩に残した残飯は、朝1番に食べているようだ。夕方と朝方、1日2回が彼らのえさを探す時間のようで、いっぺんに無理して食べないのは本能だろう。固形の餌なら、少し食べるとすぐに雪に埋めるが、これは翌朝の餌の確保と思える。残飯はフレーク状なので、翌朝まで放置し、カラスの来ない朝焼け頃食べるようだ。
初めて朝に会ったので、お祝い?に犬用のおやつも上げた。食べ終わると、「もうないの?」と、鼻を突き上げる独特のしぐさで近寄ってくる。
かがんでいる自分の周りを歩きながら距離を縮めてくる。ポケットにおやつを入れていることもあるから、においで最悪その辺を噛まれることも覚悟の上でじっとしていた。相手は野生である。餌ほしさに脅しで噛んでくることがあっても不思議はないし、多少の怪我は仕方ないと思っている。慣れていない犬とならよく起きることだ。
あくびをしたときに見た鋭い歯を思い出しながらじっとしていると、最後に、背中に回り、腰の辺を鼻で軽く突いてきた。初めての接触である。何とも嬉しい限りだ。目の前に来たので「もう今日は無いよ」と、両手を開いて見せる。それで納得したのか、濃い朝霧の雪の上を、トコトコ帰って行った。何とも今日は幸せな気分だ。姿が見えなくなったころ、横の鳥のえさ場は、スズメたちの朝食で大混雑だった。過去ブログ:2014年3月コンちゃん1号の近影



彼は、9・11の行われた夜、洞窟で対面したオサマ・ビン・ラディンから「何が起きたか知っているか?我々がそれをやったのだ」と告げられ、その時アルカイダの広報役を頼まれたと語った。下の写真はオサマ・ビン・ラディン:右 と一緒の写真 参照記事 参照記事 過去ブログ:2011年10月「オサマビン・ラディンの家族を奪取せよ」 タリバン 5月オサマ・ビン・ラディン殺害される。
アルカイダはアラビア語で、基地の意味で、1980年代末にOsama bin Ladenによって創設され、目標はイスラム諸国から、広く普及した西側の影響とみなされるものを取り除き、シャーリア(コーランなど の戒律および社会慣習の法)と呼ばれるイスラム法典の厳格な翻訳に基づいた原理主義イスラム制度にこれらの政府を置き換えるためである。1991-1996年までアルカイダは主に,アフガニスタンの国境に沿ったパキス タンから行動していた。しかし,タリバンがロシア(旧ソ連)を撃退し、アフガニスタンを管理下に治めてから作戦部隊はアフガニスタンの国境の内側に基地を於くようになる。その後、 2001年からのアメリカ主導の戦争とタリバンの敗退によって,アルカイダのリーダー達は再び,アフガニスタンの国境を越え パキスタンの北部部族地域に移動し、現在も一部が、2014年末の国際軍のアフガンからの撤退をにらみ、タリバンのアフガン政府との和平協議を無視して活動しているとされる。現在シリア、イラク、パキスタン、アフリカで活動するイスラム反政府組織の一部もアルカイダ系イスラム教スンニ派過激組織と分類され、シーア派、異教徒を攻撃対象としている。参照記事
英国紙の記事の特徴は、動物のことと怪奇現象やミステリアスな記事の多いのが特徴なのかもしれない。伝統的に博物学が盛んで、昔はよくNHKが、英国の自然や野生動物のドキュメント映画を放映していた。そんな英国紙が報じた、怪奇現象の記事から。
今回は、英ニューハンプシャー州ギルフォードNew Hampshire Gilford の店で、ポルダーガイスト(Poltergeists)現象が撮れたと話題になっている。小さなスーパーの授業員ハイジ・ボイドHeidi Boydさんが、カウンターを離れている間、何か音がした。
YOUTUBE映像
戻ってみると、ガラスのケーキトレイ a glass cake tray(大皿;PEDASTLE、下の写真のようにケーキを乗せる食器 移動したのは角型のように見えます。)が床に落下し、割れて散乱していた。そして、監視カメラを確認してみると、トレイは自然とテーブルの上をスライドして床に落ちていた。この建物は古い住居で、新築されたものではない。そして、この店『Ellacoya Country Store』の上に住む住民は、店が終わったあとに、何かの音、ノイズをよく聞いていた。また、従業員や客は「何か」を感じて、肩を引っ張られたようなことがあったという。懐疑的な人は、糸で窓の外から引いたのではと言うが、その窓は開かないそうです。参照記事 参照記事 英文記事
個人的には結構不思議なことに遭遇していますので、映像は本当に起きた事だろうと思っています。これが霊的なものかどうかは不明ですが、一般には心霊現象と言われる現象で、移動のほかに、音だけの場合もあるようです。
次の映像は有名な2008年の記録で、留守の間に物が移動するので監視カメラを設置して捕らえられた現象。ラジオが鳴ったり、ドアが開閉したり、物が飛んだりします。留守番の犬も何かを感じているようです。


彼女は「お役人や政治家など、公の人達を描いたあらゆる絵があります。そうした物から、逃れることはできません。私は、仕事から家に戻るのがと ても遅いので、娘が、そうした絵を毎日見つけては、後で嬉しそうに私に話してくれます;『ママ、もうすぐ日本のアニメのヒロインになるよ』。娘にとっては、もちろん、とても面白いようですね。私はというと、今は忙しすぎて、ゆっくり見る暇もありません。」と、日本の変な取り上げ方にも冷静に語っている。話題になった動画 今回のインタビュー動画

ウクライナで起きた野党による政権転覆の騒動が、彼女には暴力的で、過激な民族主義、右翼主導と見えたようだ。確かに野党側のすべてではないが、ウクライナでは、武力行使を前面に出す民族主義政党が表に出てきた背景があり、今後問題化する可能性がある。 過去ブログ:2014年3月ウクライナのネオナチがロシアのガスパイプ爆破を警告
2014年3月27日:26日報道では、ウクライナ内務省のサイトで、クリミアのナタリア・ポクロンスカヤ検事総長が国家転覆に関与し、国家転覆行為を禁じる法律109条に抵触したとして指名手配リストに入れたと発表した。ウクライナ保安庁Ukraine's security serviceによると、ポクロンスカヤ検事総長は

(筆者:ウクライナ暫定政権をナチズム呼ばわりしたことへの報復と思われ、過激な「右派セクターRight Sector」当たりが単独で流した可能性があり、どこまでがウクライナ政権としての決定なのか判断が困難です。ポクロンスカヤ氏は現在、ロシアのユーリー・チャイカ(Yuri Chaika:Юрий Чайка:写真右)連邦検事総長検事総長のクリミヤ改革の中で容認、任命されています。ウクライナ暫定政権がポクロンスカヤ氏を刑事捜査の対象としたことに関しては「私は犯罪者ではない。彼らなど全く怖くない。正義が勝つ」と述べ、露ライフニュース(Life News)によると、趣味はピアノ演奏と絵を描くことだと報じられている。参照記事 参照記事)
2013年4月21日:犯罪を告発する検事の職になってすでに12年になるナターリヤ・ポクロンスカヤ さんは、犯罪組織「バシマキ犯罪組織「バシマキ:Bashmaki"The Boots"」の残虐な謀殺事件など重大犯罪を捜査してきた中で、過去幾度か危険な目に会い、最近ではクリミアの検事総長になってからだとロシア紙が報じている。過去には、犯罪組織のリーダーの一人であるルヴィム・アロノフの収監をウクライナ・キエフの裁判所が撤回しようとした件について批判を展開し、このあとポクロンスカヤはエフパトリヤの自宅駐車場で暴行をうけ、後遺症で顔の一部が麻痺していると書いている。過去の映像を見ると、口元の動きがぎこちなく見えるのだが、、。彼女がクリミヤへ移ってから、以前検事を務めたウクライナを非難し、ウクライナ人でいるのは恥ずかしいとまで言う背景には、犯罪集団が自由に歩き回るウクライナ政府への批判が込められている。彼女は現在、ウクライナのSimferopolに住む両親の保護をウクライナ政府に求めている。
ナターリアさんは1980年3
日本で話題になったことや、彼女が美人かどうかということにはあまり筆者は興味はないが、筆者が学生時代、スウェーデンで学費稼ぎで皿洗いのバイトをしていた時の女性マネージャーによく似ているので、お顔を拝見しながら昔を思い出した。
そのマネージャーは、ストックホルム郊外の病院の調理場を仕切っていた方で、ウクライナのティモシェンコ元首相にも似た感じの、典型的な金髪女性だった。言葉の通じないことにイライラしながらも、食器洗浄機の使い方など、よく教えてくれた。
後日フィンランドで田舎の学校にいた際には、3人ほど、金髪を通り越して、天然のプラチナブロンドの同級生がいた。お互い毛の色が物珍しくて触ったりした思いでがある。黒い髪の人種はいても、直毛なのが珍しがられた。
そのうちの一人は全く髪を染めていないので、ほとんど白髪に見えるほどの薄い色の金髪で、ある時彼女が寝坊して隣に座った時には驚いた。すっぴんで、眉毛もまつ毛も輪郭がはっきりしないので、まるで青い目の魚のような顔だった。
これは彼女にはコンプレックスだったようで、毎日眉に色を付け、アイシャドウを入れるのが大変だとぼやいていた。その時初めて、金髪も大変だなと思った記憶がある。
同級生には、ミスセブンティーンで、アメリカまで行ったというヘイディという女の子もいた。痩せて背が高く、ソフィアローレンのような大人っぽい感じで、フィンランド人の男子生徒は美人だというが、自分には「そうかな?」という感じしかなかった記憶がある。美人の基準は国によっても相当違うようだ。みんなすでに、いいおばさんになっているだろうな。

コーカスcaucusは党員集会や議員の有志団体を意味する言葉。米議会では黒人議員による「ブラックコーカス」がよく知られるほか、中国や韓国などさまざまなコーカスがある。日本に関しては研究グループが活動していたが、コーカスはなかった。知日派の識者や議員は、今も昔もやはり共和党(第43代大統領ブッシュ氏)に多く、何人も有力者がいる。民主党にも、クリントン(第42代大統領:民主党)、オバマ(第44代大統領:民主党)両政権には、国務次官補を務めたカート・キャンベル氏がいた。米議会には、民主党重鎮の上院議員だったダニエル・イノウエ氏がいた。だが、キャンベル氏は目下、当面政府を離れ、イノウエ氏は2012年年12月に逝去した。日本政府は今やっと、特に米議会対策を再構築中だといえる。参照記事 参照記事 参照記事 英文 歴代アメリカ合衆国大統領の一覧
過去ブログ:2014年2月ついにシナロア・カルテルのボス エル・チャポ逮捕 メキシコ 1月テンプル騎士団のリーダー格逮捕 メキシコ 2013年8月ガルフ・カルテルのボス逮捕 メキシコ 2013年7月セタスのボス Z-40逮捕 メキシコ


逃走途中で、ヘリに向け強力な武器を使い、ヘリが損害を受け不時着したとも言われている。
彼は、ミチョアカン州で違法鉱山の運営にかかわっていたようだ。テンプル騎士団は麻薬密輸、合成麻薬製造もするが、犯罪

以前書いた、麻薬組織の分布図はそのままだが、メキシコの組織犯罪が再編成されるには、しばらく時間がかかるだろう。はっきりしていることは、過去の経過化からと、麻薬の大消費地米国と、生産と南米の中間にあるという地理的要因から見て、メキシコからは、決して麻薬犯罪カルテルは壊滅しないだろうということだ。ハリスコ州の新ハリスコ・カルテル;カルテル ハリスコ ヌエバ ヘネラシオンNew Generation Jalisco Cartel(CJNG)が今後、重要取り締まりの対象になるのではないだろうか? 2013年4月メキシコ麻薬カルテル勢力分布図 2013年4月~ メキシコ 2013年1月石炭は麻薬より儲かる?メキシコ


600億円の内部補てんで引き渡すとは、、。重工の過去の客船受難はコメントに書かれているので参考に。