2013年09月

パキスタンPakistan南部のパンジャブ州Punjab provinceにあるMailsiのパキスタン人のある家庭で、一度に5人の姉妹が運河に身を投げて自殺を図り、末娘の1人(PamoあるいはParveen) が助けられ2人が死亡、2人が行方不明。姉妹らは結婚前の持参金dowryを工面できなかった父との口論の末にこうした行為に及んだ。パキスタンでは伝統として女性は持参金なしに結婚することはできない。The Daily Star が2013年9月20日報じたが名前、年齢には記事により違いがある。パンジャブ州警察によると、5人姉妹の父親のバシル・アフメドBashir Ahmed は貧しい農民で資金不足のため、すでに二人の娘の結婚に金を使い果たし、残った娘たちの嫁入りの持参金を用意することができなかった。これがもとで父と娘らの間に口論がおき、絶望した娘たちは川に身投げをした。姉妹の年齢は45、43、38、35、31歳。警察は、村民により末娘(PamoあるいはParveen)の救助には成功したが、残り4人のうち2人は水死体で発見され、あとの
2人は行方不明としている。4人( Munira, Zenat, Nazia ,Faiza 4人は23歳から35歳との記事もある英文記事 英文記事)はすでに亡くなったとの報道もある。 パキスタンでは伝統的に結婚に際して多額の持参金が要されるが、貧しい家庭にはこれは悩みの種となっている。持参金が用意できないため結婚できない女性も多い。同国では女性は通常18-28歳で婚姻を結ぶ。この婚期を逃すと結婚は難しくなる。英文記事 参照記事
こういう古い、女性を家畜並みに扱う因習からの悲劇が絶えないが、単に伝統だけの問題ではないだろう。英文記事には、パキスタンのへき地で、貧しい地域の女の子に口紅をしてあげた女の子が、家族から家を追い出されるということが起きたと報じている。結婚に持参金が必要な風習は、アジアやアフリカに根強く残り、家族の名誉を守る名誉殺人‘honour killings’も多発している。過去ブログ:2012年11月15歳の娘を酸で焼き殺す パキスタン 2012年1月南スーダン部族対立、原因は牛の略奪とその背景

ケニアのナイロビNairobi, Kenyaで、現地時間の2013年9月21日昼ごろ、手投げ弾や銃を持った10人ほどの武装グループが大型の商業施設「ウエストゲート・ショッピング・モール Westgate Shopping Mall」を襲撃して銃を乱射し、22日の朝を迎える現在(日本時午後)も緊張が続いている。外国人を含む少なくとも39人が死亡し、150人以上がけがをしたといわれ、外交官のカナダ人を含む2名のカナダ人の死亡が確認されている。ソマリアSomaliaで活動するアルカイダ系反政府過激派民兵組織アル・シャバブAl-Shabaabが犯行声明を出し、
ソマリアへのケニア軍侵攻への報復攻撃とされている。犯行集団は、依然として人質を取って立てこもり、ケニア側は4階建てのモールの上階を占拠し優勢だとしているが、過激派が自爆する可能性もあり予断を許さない。一部が施設内のスーパーにバリケードを築き立てこもっていると報道されている。いまだに人質の数や、施設内に隠れている買い物客の人数は不明。襲撃したうちの1名は拘束されたが、負傷した傷でその後死亡した。犯人らは襲撃した際に、買い物客に向かって「イスラム教徒以外が標的だ」として、イスラム教徒に手をあげさせたが、その直後に手を挙げた2名を射殺したとの証言や、預言者ムハンマドの母親の名前を答えられなくて射殺された買い物客もいたとの証言がある。参照記事2012年9月にもケニアでアル・シャバブのテロ攻撃が計画されたが、ケニア軍が事前に察知し防いだ事実がある。内戦の続くソマリアには、ケニア軍が4000人を派遣し、2011年以来軍事衝突が繰り返されている。 参照記事 英文記事 英文記事 映像記録 過去ブログ:2012年2月ソマリアの反政府勢力へ、国際協調で制圧開始 2011年10月混乱続くソマリアとアルシャバブ アル・シャバブには、独裁国家エリトニアが長年武器供与をしていると国連も非難しているが、同国はこれを否定している。過去ブログ:2011年11月エリトリアの影に居る中国、アフリカへの浸透
2013年9月22日深夜(日本時間):すでに約1日経ったその後の発表で、死者は59人、負傷者は175人になった。犠牲者の中には、ケニア大統領Uhuru Kenyattaの親族も混じっていると公表されている。依然として銃火器と手榴弾で武装した10人から15人のアル・シャバブがモール内に立てこもり、現在も1階と3階に人数が不明な買い物客多数を人質に取っていると報じられた。ケニア軍は、人命尊重の立場から慎重に作戦を練っているようだ。過激派は非イスラム教徒を殺害の標的にし、殺害された外国籍の犠牲者には、フランス人、カナダ人、中国人、英国人が確認され、少なくても4人の米国人が負傷している。犯行の動機は、ケニアのソマリアへの軍事介入であることが確認されている。参照記事 記録映像 記録映像
現地22日夜(日本時間23日朝)、ケニア軍が攻撃を行い、人質のほとんどを解放し、同時に犠牲者は68人、負傷者205人になったと報じられた。施設がイスラエル資本のこともあり、救出にはイスラエル治安部隊も参加している。行方不明者がいることから、犠牲者の増加の可能性がある。 参照記事 映像:22日夜のケニア軍の攻撃で、犯行組織は3階に追いつめられた状態と報道され、犯行メンバーには女性が1名いるようだ。建物は4階建てで、4階と屋上には治安部隊が詰めていると報道されている。火災と幼児への心配から、ガス弾など特殊兵器が使えないようだ。最大の懸念は彼らの自爆と火災だろう。軍服姿は治安部隊

2013年9月23日(日本時間):現地では22日夜になってもヘリが上空を飛び、時折爆発音や銃声が響き、軍は残存している組織メンバーは10人以下で、モールへの最初の攻撃は、同時に2か所で行われたと公表している。アル・シャバブはツイッターで「屋上に兵員を送り込んでいるが、それは人質の生命を危険にさらす jeopardizing行為だ」と警告を発している。一部の記事では、当初の犯行組織の人員は14人で、その中にはケニア海兵隊員が含まれていると報じている。写真下は、店内で助けを求める人と被害者 参照記事 参照記事 買い物客の撮った内部映像 内部映像 内部映像中東のメディア・アルジャジーラAl Jazeera's Hamza Mohamedとアル・シャバブの軍事スポークスマンSheikh Abulaziz Abu Muscabとの一問一答がある。その中から抜粋し、簡単に訳して(意訳含む)列記してみた。攻撃の意図が大体見えている。参照記事
「なぜ一般人の多いショッピングを攻撃したか?」
そこは外国人観光客や外交官など富裕層がリラックスする場所で、施設には米国やとユダヤの店が多い。それらは攻撃対象だ。民間人の犠牲を言うなら、ケニアが無実なソマリア人難民キャンプを爆撃し、無実なソマリア人の女性や子供を多数殺害したことを思い返すべきだ。過去の資料記事
「アル・シャバブはイスラムやソマリア人を守ると言っているが、犠牲者にはその様な人も居るのでは?」
歴史的に、自分たちが唯一ソマリア人を守っており、ソマリアの敵に対し、唯一「ノー」と言える組織だ。犠牲者については、ケニア軍の発砲によるものの可能性もあり、すべて我々の責任ではない。攻撃に際し、人質の中のイスラム教徒を解放しており、目撃者もいる。
「この攻撃が、ケニア軍のソマリアからの撤退につながると思うか?」
それはケニア政府に聞くべき事だ。撤退しなければ、このようなことが、ケニアのあらゆる場所で毎日頻発する事になる。
「2011年10月にケニアはソマリアに侵攻したが、その前のケニアとの関係は?」
ケニアは常に、それ以前からソマリア人にとって敵で、以前から自分たちが管理する国境沿いを侵害しており、我々はケニアを信用していない。
「ケニアは、攻撃者を一掃するまで戦うと言っているが?」
我々は加害者ではなく、ソマリアとソマリア人の権利を守っている側だ。
現地22日夜、ケニヤ治安部隊とイスラエル、米国からの特殊隊員が参加した最終掃討攻撃が開始され、現場からは爆発音が響き火災も起きているようだ。付近の報道陣も排除され詳細は不明だが、火事は問題ないとコメントされている。犯行グループは地下駐車場にも人質を撮って潜伏しているようだ。懸命に、63人ともいわれる依然消息不明な人の救出に全力を挙げている。すでに69人の犠牲が確認され、他に10人の遺体が見つかっている。アルジャジーラのリポートは、死を覚悟しているだろう犯人達を生きて捕獲するのは非常に困難で、人質の安否が懸念されるとしている。英文記事 英文記事 映像
現地2013年9月23日、ケニア軍は合同特殊部隊により施設を制圧し、人質のほとんどを解放し、現在は各部屋を捜索していると報じた。また犯行は、その後アルカイダも犯行声明を出していることから、アル・シャバブだけでなく、各国から混成された、女性を含む10~15人ほどの実行部隊によるものとされ、ケニア軍側には11人の負傷者が出たとされる。外国籍被害者には、6人の英国籍、2人のフランス籍女性、外交官を含む2人のカナダ籍、一人の中国籍女性、2名のインド籍、韓国、南アフリカ、オランダ籍が各一人と公表された。アル・シャバブとアルカイダは、2012年2月に同盟を結んだとされている。参照記事 映像2013年9月24日:現地24日の早い時期にほとんどの人質は解放され、24日の夜明けとともに銃声が鳴り響き、上階に籠った数人のアル・シャバブと特殊部隊が交戦している模様。参照記事
中東のメディア・アルジャジーラは今回の行動を、彼らが依然として国際社会の中で、無視できない整合性relevanceを持っていることの表現ではないかと分析している。参照記事
現地24日午前中に、人質は全員解放されたとケニア政府が公表したが、まだ犯行メンバーの掃討が続行している。
戦闘は終わり、英国紙の報道では、市民の犠牲者61人、治安関係者6人、負傷者240人、犯行グループの5人が死亡し、そのうち3人の遺体は崩壊した施設の下になっているとされ、テロリストと見られる11人が拘束されたと報じている。テロリストを含め72人が死亡する惨事となった。依然として60名以上が行方不明とされている。 参照記事

目撃者の証言や、アル・シャバブの発言から、2011年12月のケニアでの爆破テロや複数のテロ計画で指名手配されている英国籍でバッキンガム州 Buckinghamshire出身の白人女性サマンサ・ルスウェイトSamantha Lewthwaite(イスラム名: sherafiyah 十代でイスラム教に改宗)が今回のモール襲撃に加わり、指揮を取っていた可能性があると報道された。目撃者の女性は、Samanthaに銃を向けられ発砲されたが難を逃れたと発言している。彼女は「白い未亡人 "white widow" 」とあだ名され、彼の夫Jermaine Lindsay:写真上右の男性 は2005年ロンドンの地下鉄で自爆し、26人を殺害した犯人の一人と言われている。彼とは3人の子供をもうけていた。その後別なイスラム人Habib Ghaniと結婚し東アフリカに逃亡し、アル・シャバブではテロの指揮をしていたといわれる。彼女は今回の戦闘で死亡したとも、関与したともされるがまだ未確認。また、ソマリア出身で、米国籍の若い男性2名もテロに参加していたといわれるがこれも未確認。英文記事 英文記事 英文記事
2013年9月29日:CNNによると、米政府当局は26日、犯行グループが事前にモール内にテナントで入居し、そこに武器を隠し、計画的に襲撃を行った可能性が高いとの見方を強めた。犯人たちには、ソマリアからケニアに難民として入国できるカードも発行されていたといわれている。今回のモールを含め、ケニア情報部はケニア国内でのテロの可能性を昨年9月には入手し、イスラエル情報部は、宗教行事の終わる9月に、ケニアでのテロの可能性を把握していたとの記事もある。この事で今後、ケニア政府の責任が追及される可能性がある。 参照記事犯行グループによる襲撃は21日から4日間にわたって続けられ、治安要員6人を含む少なくとも67人が死亡、175人以上が負傷した。また実行犯のうち 5人は殺害され、事件に関与したとされる11人が当局によって拘束された。犯行場所となったショッピングモールは激しく損傷。屋上の駐車場は爆発によって 崩壊し、停めてあった車両は下の階まで落下した。また犯行には複数の欧米人が関わった可能性が浮上しており、インターポール(国際刑事警察機構)は26日、今回のモール襲撃に関与したとしてケニア当局が捜査中の英国人女性に、国際逮捕手配書を発行した。参照記事 英文記事、写真
その後の検視で、人質になった買い物客が、襲撃犯たちに残酷な扱いをされたうえで殺害されていたことが判明した。人質は強姦され、目や鼻、耳をナイフでそがれ、ペンチで指を切断され、性器を切断されたものもいる。さらにロープでつるされたり手足を切断され、首を切られ、その首は窓から投げ捨てられた。これが、聖戦士Jihadistを名乗る彼らの敵に対する儀式でもあると報告されている。参照記事
その後の経過;米国海兵隊シールズ、ソマリア、リビアを急襲
ケニアが英国の植民地時代、大量のインド人労働者がケニアに入植し、その後ケニアの経済を支配した時期もあり、一時はインド系が迫害を受けた歴史もある。現在もインド系ケニア人はケニア経済の中枢にいる。彼らがケニアで富裕層を形成し、多くの店主がインド系であることからねたまれる存在だが、今回の事件ではインド系住民が積極的に被害者救済に手を差し伸べ、ニュースにもなっている。インド系のミトゥル・シャー(Mitul Shah)氏;写真右 は、ショッピングモール襲撃事件において、多くのケニア人の子どもの身代わりに銃弾を受けて命を落とした(享年38歳)。参照記事 英文記事
2012年3月に、数十億ドルの不正蓄財や違法海外送金で重慶市市委書記を解任された中国人政治家薄熙来(はく きらい、ボー・シーライ:Bo Xilai)の妻、谷開来(グ・カイライ:Gu Kailai);写真 が、2012年8月7日、英国人実業家であるニール・ヘイウッドNeil Heywood氏;写真、椅子の男性 を2011年11月13日、使用人・張暁軍と共謀してホテルで青酸カリにより毒殺した事を認めた。
罪状はこれだけで、死刑にはならない様で、彼女の有罪証拠の隠滅を図った重慶市の警官4人が裁判にかかる予定だ。彼女の犯行理由は、旧知で、夫人の裏金の資金洗浄もしていた英国人ヘイウッドに土地の不正取引を持ちかけたが受け入れられず、息子の安全に不安を感じたためと証言している。息子薄瓜瓜氏は現在米国留学中 写真は2012年8月9日の法廷写真で、審理全てが7時間で終了し、全ては「ショー」だといわれている。黒いジャケットが谷開来、白い半そでシャツが使用人
問題は、この夫婦の莫大な不正蓄財で、これにはこの事件の別な解説がある。1997年から江沢民元国家主席により法輪功学習者(気功修練集団)迫害がはじまり、これを利用して、監禁、拷問された法輪功学習者から生きた臓器を奪い、殺す「臓器狩り」、および、そうして得た死体や臓器を海外へ不法に売り出す
「死体販売」にヘイウッドが暗躍し、これで得た賄賂で夫婦は莫大な闇蓄財行っていたと言われる。夫の悪事の追求が始まると、自分の悪事の露呈を恐れ、全てを知っているヘイウッドの存在に危険を感じた谷開来が「口封じ」のため彼を殺害した のが真相と言われ、当時重慶市で権力をもっていた夫もこのビジネスに加担していた。具体的には、必要な数の被害者の手配などを警察や公安幹部に依頼したりだろうが、夫人の裁判では問題はすり替えられ、全てもみ消されている。
この事実はすでに、アルバイトで手術をした医者などの証言や、人権団体の調査から判明していることで、相当数の重慶市の役人、医師が関わっているといわれている。決定的になったのは、薄熙来が子飼いにしていた重慶市の公安局長王立軍 :写真 が2012年2月6日、米国総領事館に逃げ込み、亡命を条件に全てを暴露したためだ。逃げ込んだ理由は、薄熙来の政敵を抹殺する傍ら、親族、ヘイウッドの件など知りすぎ、身の危険を感じたためで、これが薄熙来の失脚につながった。この男は強引な捜査で没収した中から不正に1億3千万元(約16億4千万円)を得ていたと言われ、今は中国で死刑判決を待つ身と言われる。参照記事
さらに、臓器を抜き取った遺体の一部は、中国遼寧省の大連市にある工場に回されたという。この工場は、本物の人間の死体に特殊な樹脂加工を施し、スポーツをするなど、さまざまなポーズをとらせたリアルな人体標本を製作する工場で、工場の設立者および所有者は、ネオ・ナチズムを信奉しているという解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス(Gunther von Hagens:写真 帽子の男性)。工場名は「ハーゲンス生物プラスティネーション公司(Von Hagens Dalian Plastination Ltd)」となっていた。2000年前後からハーゲンスはここで標本の材料になる死体を必要なだけ手に入れ、安い人件費で標本加工し、2003年には、中国が世界最大の「人体標本:プラスティネーション標本:日本では(人体の不思議展1996-1998)の標本」輸出国になった。なぜこの工場が大連にあったかも書いて置く必要がある。夫の薄熙来(ボー・シーライ)は1992年から1998年まで大連市市長で、その後も同じ遼寧省で権力の座にあり、便宜を図ることで多額の賄賂を得たとみられている。
こうして作られた中国製の人体標本が、日本を含む世界各国で見世物にされ、日本の展示会の主催者は、それらの人体標本について、「本人の生前の意思による献体」であると説明し、見え透いた嘘をつき通した。学術的あるいは教育的意義があるという名目で日本各地を巡回展示した人体標本展に対して、あまりにも無知な自治体や教育委員会、新聞社、企業・団体
などが、どれほど騙され、「後援」「協賛」などの無責任なお墨付きを与えてしまったか。この事は、中国本土で、谷や薄によって行われていた悪魔のビジネスの手助けしたと言える。また、日本でも誰か政治家が、この展示会に手を貸したと思うのだが、調査されていない。現在も遼寧省だけでも5つのサイトが臓器移植に関係した宣伝を行っている。あるサイトによると、角膜が3000ドル、心臓が18万ドル等の標準価格がついており、最大のサイトは遼寧省の瀋陽にあるという。これらの全てに、薄熙来、谷開来が直接関与し、運営していた可能性は高い。 参照記事 参照記事 より抜粋編集 横浜デモ:臓器摘出事件と人体標本展の即時停止 死体はどこから入手?謎深まる人体標本展=NYT紙 遺体の出所不明、人体の不思議展に禁止命令=フランス
2012年8月20日:中国の裁判所は20日谷被告に対し執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。事実上の終身刑になるとみられる。また、共犯に問われた薄氏一家の使用人、張暁軍被告には懲役9年の判決が言い渡された。両被告ともに控訴しない意向を表明したという。ヘイウッド氏一家の弁護士He Zhengsheng氏は「われわれは裁判所の決定を尊重する」と述べた。王立軍元重慶市公安局長は2012年9月24日に背信、職権乱用、収賄、それに「自分勝手な法律のねじ曲げ」で有罪となり、15年の禁錮刑を言い渡されている。
2012年9月28日:中国共産党は28日、中央政治局会議を開き、前重慶市トップ薄煕来氏の党籍剥奪と公職追放を決めた。氏は今後、収賄容疑などで身柄を司法機関に送られるという。会議では政治局員らが、共産党中央紀律検査委員会が提出した『薄煕来の重大紀律違反案件に関する審査報告』を審議し、薄氏への処分を決定した。
新華社通信は薄氏の紀律違反や犯罪容疑を列挙している。大連市長を務めた1990年代から、職権を利用して他人に便宜を図り、その見返りに直接または家族 を通じて巨額の賄賂を受け取った▼王立軍事件と谷開来事件で職権を乱用して大きな過ちを犯し、責任重大である▼組織人事紀律に違反し、監督責任を果たさ ず、深刻な影響を及ぼした▼多くの女性と不適切な関係を持った、などとし、「その他の犯罪容疑も絡んでいる」と報じた。
同報道によると、4月10日に開かれた政治局会議で、党指導部は、薄氏の腹心・王立軍重慶市前副市長の米総領事館駆け込み事件についての調査結果と、薄氏の妻・谷開来の英国人殺害容疑についての報告を聴取したという。この会議の後、薄氏は政治局員と党中央委員の資格停止の処分を受け、党内の調べを受けることになった。薄氏の処遇をめぐってその後、党内では薄氏の後ろ盾となる江沢民派と胡錦濤総書記派との間で、激しい攻防を繰り広げたとみられる。結果は、共産党内の上海閥江沢民派の衰退と北京閥中央政府胡錦濤総書記派の台頭を意味している。 参照記事
2012年10月26日:中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は26日、重慶市トップを解任された薄熙来(はく きらい ポーシーライ)氏の全人代代表の資格取り消しを発表した。これで薄氏は最後まで残っていた公職を失ったことになり、これにより不逮捕特権を失い刑事訴追の条件が整った。新指導部を決定する共産党大会の開会を2012年11月8日に控え、当局は薄氏の刑事訴追を急いだと言われている。
2013年7月24日:ドイツの解剖学者anatomist グンター・フォン・ハーゲンスGunther von Hagens氏の死体保存法を用いて、生々しい肉体内部を見せる死体がポーズを見せることで人気を得た展示会「Body Worlds exhibition(人体の不思議展)」。不透明だった遺体の出所を明確にするため、最近、中国問題に詳しいジャーナリストが同氏に対し、同館に設置された標本
のDNAサンプルの提出するよう申し立てた。誰なのかわからない死体達は十数年も世界を周り、数千万人の目にさらされてきた。世界各地の展示会でハーゲンス氏は2億ドル以上の富を得たと報じられて いる。現在、数カ国で倫理上の問題が指摘され、開催が禁じられているが、一方で、現在もヨーロッパ巡回展が行われ、米国ニューヨーク中心地タイムズスクエ アでは同氏の「作品」が屋外無料展示されており、「死体イベント」がいまだ催されている。ジャーナリストのイーサン・ガットマンEthan Gutmann氏:写真 は2013年7月12日、オーストリア国立歴史博物館の前で、DNA提出は、この展示会に係る一連の問題を明らかにするた めの材料となると集まった報道関係者のインタビューに答えた。また、主催者側は死体は白人と主張しているが、展示中の数人の女性標本の足や体格は異常に華 奢で頭は小さいため、中国人である可能性をガットマン氏は指摘した。ガットマン氏は、中国が当局や軍、医療機関などが組織ぐるみで法輪功学習者を含む囚人から臓器を強制奪取し、移植用に売却している問題「臓器狩り」について調査し、この事件で数万人が殺害されたと主張する人物。
ハーゲンス氏は1999年から中国遼寧省大連市に建設した死体加工工場で死体標本を量産し、世界各地の展示会に供給していた。当時の江沢民政権で、大連 市長だった薄熙来氏はこの「死体ビジネス」を支持し、巨万の富を得ていたと伝えられている。死体はいまだに身元が分かっていないが、同年から始まった迫害 政策により不当に投獄された法輪功学習者である可能性をドイツ大手紙などが報じている。参照記事 英文記事 「臓器狩りを命じたのは江沢民」 薄煕来の証言
2013年7月25日:中国当局は7月25日、元共産党幹部の薄熙来氏を収賄罪などで正式に起訴した。薄氏の妻である谷開来氏も昨年、英国人実業家を殺害したとして有罪判決を受けて
おり、今回の起訴により、汚職や共産党の上層部の政治抗争などが露見したスキャンダルは今後、公判で裁かれることになる。今のところ詳細な内容は伝えられていないが、しかし共産党中央弁公庁が出した内部文書によると、薄氏は妻を通じて2000万元(約3億2000万円)の賄賂を受け取った罪、500万元を横領
した罪、それに職権乱用の罪などで起訴される見込みだ。しかし、書類に挙げられていたほどの金額の汚職は中国では比較的一般的といわれ、例えば、劉志軍元鉄道相は2013年7月8日、職権乱用罪と6460万元(約10億円)の収賄罪で執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡され、実際には服役態度で無期懲役になり、数年の服役だろうといわれている。 過去ブログ:2013年7月鉄道汚職で2年の執行猶予付き死刑 中国
関係者によると、薄熙来氏の公判は近く2013年8月半ばないし下旬に、済南市にある中級人民法院で始まる見
通しだという。先延ばしされてきた薄氏の公判は、10年に1度の党の指導部刷新を控えた政界エリート層内部の汚職、職権乱用、激しいライバル争いを露呈したスキャンダルの最終章になるとみられている。しかし、起訴は薄氏が大連市長を務めていた1993年―2000年と、商務相を務めていた04年―07年のみを対象にし、薄氏が重慶市党委書記のポストに就いた期間(07年以降)に関する言及がないという。また、当然のように中国司法当局は、彼が死体や「臓器狩り」に関わったことの違法性や、江一派が習近平新政権の主導権を握るため、習政権発足後に習政権を転覆させ、薄に主席の座を継がせるという政変計画などについては全く言及していない。これらが暴露されたのが、元側近で重慶市の元副市長だった王立軍の米総領事館駆け込み事件だったと言われ、これで薄熙来は失脚に追い込まれる。 参照記事 その後の経過:2012年10月世界が追求する 中国の臓器狩り
2013年9月22日:山東省済南市の中級人民法院(Intermediate People's Court、地裁)は22日、元重慶市共産党委員会書記で昨年失脚し、公金横領や職権乱用などの罪で起訴された薄熙来(Bo Xilai)被告に無期懲役;life in prison
などの判決(一審判決)を言い渡した。裁判所は、「薄熙来被告に、収賄罪で無期懲役のほか、政治的権利の終身剥奪、全個人財産の没収を言い渡した」と発表した。薄被告は総額2040万元(約
3億3100万円;英文記事では 26.8 million yuan $4.4m )の賄賂を受け取っていたという。薄被告にはこれとは別に、横領で懲役15年、職権乱用で懲役7年が言い渡された。本人は控訴する予定だが、死刑を免れ、賄賂の一部分だけの罪状であれば勝訴に近いだろう。中国人の反応は、「今時賄賂をとらない政治家などいるか?」という反応で、汚職は党の存在そのものを脅かすと述べている習近平(Xi Jinping)国家主席が率いる、中国の新指導部による汚職撲滅のショーだと見られているようだ。参照記事 英文記事2013年10月25日:中国山東省の上告裁判所は重慶市共産党委員会元書記・薄熙来被告の上訴を退け、被告の終身刑が確定した。25日、中国メディアが報じた。薄熙来氏は中国共産党中央政治局委員・大都市重慶市のトップとして権力の絶頂にあった2012年、収賄および権力乱用罪で起訴され、公職を解かれ、終身刑判決を受けた。ここ十年来、中国で最大の汚職スキャンダルとなった。
2013年9月21日:すでに9月上旬に公表されていた、パキスタンに拘置されていた複数のタリバン幹部の釈放について、当時のタリバンのNo2の司令官アブドル・ガニ・バラダルMullah Abdul Ghani Baradar:右 がすでに釈放され、詳細は不明としながらも、トルコかサウジアラビアへ引き渡されたとパキスタン政府筋が21日AFPの取材で公式に認めた。すべてはアフガニスタンのカルザイ大統領が進めているアフガンとタリバンの和平協議のためで、アフガン側も了解したうえで行われている。彼は2010年逮捕されていた。過去ブログ:2010年6月2010年6月 現在のタリバン アフガン 2010年3月アフガン、パキスタン北部で始まったタリバン崩壊 カンダハル包囲か 2010年2月タリバンNo,2は捕まったのか??
アフガンの英米軍を含む国際軍は、2014年末をめどに撤退を完了する予定だ。今回の一連の捕虜釈放に際し、タリバン側も2013年8月に拘束したカンダハル州選出の女性国会議員Fariba Ahmadi Kakarを釈放した報じられている。参照記事 すべては、和平の早急な実現のためだが、タリバンの中級幹部は異なった発言をしている。逮捕当時彼は、すでに死亡したと言われる最高指導者Mullah Mohammad OmarのNo、2であり、実質上の最高司令官だったが、現在の彼について「現在のタリバンの組織上は、アブドル・ガニ・バラダルには、すでにその存在価値はない。」と発言している。報道機関Al Jazeeraの Kamal Hyder氏は、「大きな問題は、アフガンタリバンは和平について、米国の傀儡政権であるカルザイ政権との協議を望まず、直接的に米国との対話を求めている」と発言している。このためには、現実主義的なアブドル・ガニ・バラダルが間を取り持つ可能性があると語っている。実際カルザイ大統領は、幾度ものタリバンとの和平協議を失敗に終わっており、彼の政治能力を疑問視する論調も多く目にする。アフガンの国民の中からも、彼の取り巻きが汚職など不正を繰り返していると以前から指摘されている。参照記事 参照記事 過去ブログ:2013年4月中国、アフガンの原油採掘に目途 アフガン北部 2011年12月機密文書に見るアフガンの行方 2011年7月アフガン大統領の弟暗殺 暗殺、テロ続発
2013年9月22日:パキスタン北西部ペシャワルPeshawar in Khyber-Pakhtunkhwa provinceの教会All Saint's Churchで22日、キリスト教徒を狙った連続自爆テロが起き、地元メディアによれば、礼拝中の信者ら78人(その後81人に)が死亡、120人が負傷した。複数の女性や子供も犠牲になった。地元警察当局によると、教会には当時500~600人がおり、礼拝が終わりに近づいたころに何者かが侵入して自爆した。パキスタンでのキリスト教徒は、全人口の約4%ほどと言われている。タリバンにも複数のセクトがあり、どの組織の犯行かは不明 その後「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」が犯行声明を出し、実行したのはタリバン系TTP傘下で
反米を唱える新組織「Junood ul-Hifsa(Junud-e-Hafsa)」が行ったといわれ、彼らは米軍の無人機攻撃に対抗し、非イスラム、及び外国人殺害を公言している。2013年6月に、ヒマラヤ山系で外国人登山家10名を殺害したのもこの組織といわれている。参照記事YOUTUBE 過去ブログ:2013年6月タリバン系武装集団が外国人登山客10人殺害パキスタン北部 2013年1月タリバン テロ攻撃頻発 パキスタン北西部 2012年9月米国、過激派ハッカニを孤立化 アフガン 他の教会も警戒に入り、写真ではクエッタQuettaにある教会の上に兵士が警備に立っている。

2013年9月29日: 混雑するペシャワールのマーケットKissa Khwani market in Peshawarで爆弾攻撃が発生し、少なくても33人が死亡し、80人以上が負傷した。犯行声明はないが、アルカイダ系タリバンの犯行との見方が強い。タリバンとの和平が進む中での事件は、タリバンが一枚岩でないことを暗示している。参照記事 過去ブログ:2013年5月互いに異宗派を狙った爆弾テロ続発 イラク パキスタン 3月シーア派へのテロ止まず 複雑な民族分布 パキスタン2013年10月3日:アフガン、米国などが、パキスタンタリバンらとの和平交渉役として頼みの綱とする、2013年9月20日にパキスタンで釈放されたとされる元タリバンNo2の司令官アブドル・ガニ・バラダルMullah Abdul Ghani Baradarだが、ロイターは、活動中のタリバンの指揮官の話として、彼は依然としてパキスタン情報部の監視下にあり、彼が設けたペシャワールでのタリバン内部の協議をタリバン指揮官らが拒否したと伝えている。現在のタリバン内部で彼は信頼されてなく、取り巻きにもパキスタン軍部の影が見えるとして警戒されていると報じている。すでにそのような協議がペシャワールであったのかは不明だが、アブドル・ガニ・バラダルにはすでに、説得するほどの影響力も信頼関係もタリバン組織には無く、逆に要警戒人物とみられているようだ。今後も彼はトルコなどへ場所を変えて内部協議を進めるとも言われるが、その成果には多くが疑問視していると報じている。 参照記事
2013年9月21日:20日のトルコ紙はその後、シリア北部、トルコとの国境沿いのAzazで内輪もめの状態だったシリアの反政府側FSAとイスラム組織両陣営が、トルコ国境沿いでの武力衝突に対し停戦を決定したと報じている。今後相互の人質を解放し、問題は反政府側の裁判で決着する流れとなる。参照記事 Azazの位置などは過去ブログ:対立する国連の常任理事国 トルコはシリアのヘリを撃墜 シリア20 日のアルジャジーラは、FSAの第11大隊11th Division - one of the biggest FSA brigadesが、アルカイダ系アルヌスラ戦線の指揮下に入ったと報じると共に、FSAの発言として、あくまでも軍事作戦上の合意で、指揮下には無いというコメントも報 じている。同時に19日に、ラッカRaqqah(アル・ラッカAr-
Raqqah)がイスラム勢力ヌスラ戦線に制圧されたと報じ、ここでは、FSAの第11大隊とイスラム側が共闘したと報じている。映像はラッカをパレードするイスラム組織。映像 右上はおおよその支配地分布で、シリア政府側、反政府側、クルド人支配地の3つに分かれている。
ラッカは、シリア西部とイラクを結ぶ要衝にあり、軍事上の重要地点。同じ理由で、デリゾールDeir ez-Zorも重要地点で、シリア軍が幾度も奪取を試みていて、上の2012年末支配地地図では紛争地の扱いになっている。左は主な幹線道路。一方で、イスラム勢力が奪取したラッカでは、スンニ派過激派組織ISISのシャーリア法による支配に恐怖する住民が、状況がアサド政権下より悪化すると反発していると報道されている。参照記事 過去ブログ:2013年8月イスラム組織ISIS の路上処刑 イラク
デング熱dengue feverはワクチンが開発されていない蚊mosquitoesが媒介する感染症で、高熱や皮膚の発疹が主な症状。世界で年間2万人が死亡している。約25億人がデング熱にかかる危険にさらされており、その7割以上がアジア・太平洋地域に住んでいるという。パキスタン北東部のスワットswat地区では、2013年9月に入って約5000件のデング熱感染が確認され、すでに12人が死亡し、パキスタンはこの地域に衛生非常事態health emergencyを発令した。地域はタリバン支配地でもあり、医療行政の届かない場所と思われる。パキスタンの第2の都市ラホールLahoreでは2011年9月、デング熱で120人が死亡し1200人が感染している。
過去ブログ:2009年10月2009.10.22 難民流出 と民族分布 パキスタン アフガン 過去ブログ:2012年12月タリバン 小児麻痺予防スタッフを殺害 パキスタン 2012年7月タリバン 小児麻痺ワクチン接種を禁止 パキスタンア ジア開発銀行(ADB)は2013年9月12日、蚊が媒介する感染症のデング熱対策に、熱帯魚の「グッピー」が効果的であるとの調査結果を発表した。水たまりなどに生息 する蚊の幼虫を、グッピーが捕食することが確認され「デング熱の拡大を防ぐ安全で低コストの方法だ」と指摘している。調査は、カンボジア、ラオス両政府、世界保健機関(WHO)と共同で実施。蚊の幼虫がいるタンクにグッピーを入れたところ、幼虫の数が大幅 に減った。都市化に伴って生分解性のない容器や廃タイヤなどのごみが増え、蚊が水たまりに産卵。デング熱拡散の原因になっているという。参照記事 英文記事
日本ではグッピーが、水温の高い*温泉地の河川などや東京の多摩川の工場排水の出る場所で野生化したものが侵入生物として確認されている。*北海道,福島(内郷温泉),長野(戸倉,上山田,浅間温泉),静岡(蓮台寺温泉),岡山(奥津温泉),大分(別府温泉),鹿児島(指宿温泉),沖縄の各道県,小笠原.など

世界で1台のボディや内装、エンジン回りまで野牛Bisonの皮で張り込まれた中古自動車がモスクワで売りに出された。価格は4000万ルーブル40 million Rubles約1億4千万円で走行距離約5000~1万キロ、後輪駆動、オートマ、ガソリン車。
自動車の所有者によると、この自動車の革張りは、中東で名の知られた会社の手により、他にミンクや黒テンの毛皮や手描きの装飾が施され、エンジンルームとトランクは、スワロフスキーのクリスタルガラスSwarovski crystalsで飾られている。グラスファイバー製のボディは、カナダ産バイソンCanadian wood bison leatherの天然皮革、エンジン部品も、高耐熱性技術が駆使された皮で覆われているという。なお、この自動車には鍵がない。 自動車は耐火性に優れ、水にも強いというが、ボディが皮の自動車が、モスクワの寒い冬や雪、雪を溶かす薬融雪剤などに耐えられるのかは不明。すべては発注者の意向による仕上げだそうです。これを悪趣味とは思わないところがすごい。参照記事 英文記事にはほかの写真もあります。過去ブログ:2009年10月世界一高いSUV 鯨のペニス皮のシートって?
45歳以上の5人に一人が関節炎を患っていると言われ、関節は一度弱くなるとなかなか復活しないが、もしかすると食べ物である程度回復できるかもしれないという研究が公表された。最新研究でわかったのは、芽キャベツBrussel sprouts 、ブロッコリーbroccoliに、変形性関節症、骨関節炎osteoarthritisを遅らせる成分スルフォラファンsulforaphaneが含まれているということで、2013年8月28日、米国リウマチ学会が発行する「Arthritis and Rheumatism(関節炎とリウマチ)」に発表された。
英イースト・アングリア大学(University of East Anglia)の研究チームは、マウスと牛のテストで、その成分が関節の摩耗を大幅に減らし、また、研究では同時に軟骨の損傷を止める遺伝子も見つかったという。また、ヒト軟骨細胞や雌牛軟骨組織においてもスルフォラファンの軟骨保護効果を確認した。スルフォラファンが軟骨細胞破壊を引き起こす酵素反応を停止させるのが原因だ。「今回の研究が骨関節炎治療薬の開発につながるかもしれない。しかし、健康な人たちに不必要に投薬するのは好ましくない。食事で関節炎が予防できるならそ
れに越したことはない。加齢にともなう疾病の予防と進行遅延には適切な体重の維持、適度な運動に加え、食事内容も大切である。」と研究チームのアラン・シ
ルモン教授は言う。
英国では約850万人が、関節軟骨がすり減ってスムーズに動かなくなる変形性関節症を患っている。変形性関節症は肥満気味の人や過去に関節のけがを経験した人がかかりやすく、英国では今後20年で倍増するとみられている。これまで軟骨細胞や軟骨組織、マウスなどを用いた試験を行ってきたが、研究チームは膝関節手術を予定している40人を2群に分け、術前2週間に高スルフォラファンブロッコリーを食べた時にその成分が軟骨に取り入れられるかを調べる予定である。野菜を食べる人も減っているので、英では野菜の力に再注目するきっかけにもなるかもしれない。スルフォラファンは乳がんの予防物質、抗がん作用や抗炎症作用として以前から注目され、他にも、動脈を健康に保ち、脳卒中などを防ぐのではないかと期待もされている。ブロッコリや芽キャベツに縁がなかったら、キャベツcabbageにも含まれているようなので是非。英文記事 参照記事 参照記事 複数の記事からのまとめ編集です。過去ブログ:2009年7月安くて健康に良いのなら、、。サワーキャベツ
強い調子の決議を求める英米仏と中露の対立は予想できたことだが、予想以上に国連の弱腰が露呈したのではないだろうか?もちろん国連が国際紛争を煽ってはならないが、人道的見地から,もう少しものを言ってもいいと思うのは自分だけでないだろう。ロシアは依然として、化学兵器使用のシリア無実を主張している。これでは何のための調査結果だったのさえ疑問があり、白黒の裁定に及び腰の国連の存在は、結果的に紛争を複雑に長期化させるのではと思うのだが、、。シリアの化学兵器の処理には約10億ドル1 billion dollars1000億円と1年以上の時間がかかるといわれているが、うまくいかないと見越したプーチンは、事がうまく運ばなくてもロシアのせいではないと逃げの言葉を吐いている。全てはシリアの時間稼ぎに利するだけだ。シリアが決着を急ぐのを見て、フランスはFSA側への、慎重、かつ強力な武器支援をにおわせている。過去ブログ:2013年9月フランスは、シリア化学兵器犯行説に固執 シリア軍総力戦に出る
16日にはトルコ南部ハタイHatay県で、トルコ領空域に2キロ侵入したシリア軍のヘリM-17がトルコ側空軍のF-16機が撃ったミサイルに撃墜され、午後2時25分ころシリア領内に墜落した。左は、トルコ空軍が公開したレーダー記録で、緑が緊急発進した2機のトルコ空軍F-16戦闘機。黄色いのがシリア軍のヘリコプターの飛行経路。警告を無視したとしてミサイルが発射され、パラシュートでシリア側に降下したヘリのパイロットは、地上の反政府側から撃たれたのか死亡し、それは映像記録にも映っている。参照記事 参照記事 ヘリ撃墜の映像記録17日には、シリアに対しあいまいな態度non-committal public stance だったイスラエルが、明確にアサド政権の崩壊を望む主張をした。

17日にはシリア~トルコ国境付近シリア北部バーブアルハワBab al-Hawaで、反体制派が管理する対トルコ国境検問所で自動車爆弾が破裂し、トルコ人を含む13人が死亡した。バーブアルハワにはシリア人約5000人が暮らす避難民キャンプがある。反政府側がトルコ国境付近にいることから、シリア側はこの付近を空爆し、日増しにトルコ側との関係が悪化している。トルコにはすでに、国連からの地対空ミサイルが配置されている。ダマスカス周辺では、連日対反政府攻撃が繰り返され、反政府側が劣勢と報じられている。しかしシリアも内情は悪化の一途で、最近は国営の薬品製造工場が生産を中止すると報じられた。過去ブログ:2013年9月反政府組織は化学兵器の原料を探していたとトルコ

2013年9月20日:シリア北部アレッポの北にあるトルコ国境沿いのAZAZを、反政府側イスラム組織イラクイスラム国Islamic State in Iraq とISILアルカイダ系組織the Levant (ISIL)が、やはり反政府側FSAとの戦闘の末奪取したと英国の監視団体が報じた。反政府組織の国民連合National Coalitionは、一連のイスラム側の行為を強く批判した。この地域は、2012年7月よりFSAが制圧していた。参照記事
この地域の北には、トルコのキリス県 province of Kilisがあり、トルコ政府は9月20日、ここにあるトルコ側のチェックポイントÖncüpınar border gate :写真下 を一時閉鎖したと公表した。例外的に、人道支援にかかわる物資の通過は許可している。戦闘の激化により、シリア側AZAZ地域にいた医療チームは19日避難したが、地域情報をカメラにとって西側に流したとされる欧州の医師1名がイスラム側に拘束されたとの記事もある。トルコ側での反政府側同士の軍事衝突は報告されていない。トルコ側のチェックポイントÖncüpınar border gate に通じるシリア側のチェックポイントはBab al-Salameh gateと呼ばれている。 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2013年8月クルドとイスラム組織対立が深まる可能性 シリア
2013年9月21日:20日のトルコ紙はその後、AZAZで内輪もめの状態だったシリアの反政府側FSAとイスラム組織両陣営が、トルコ国境沿いでの武力衝突に対し停戦を決定したと報じている。今後相互の人質を解放し、問題は反政府側の裁判で決着する流れとなる。参照記事20日のアルジャジーラは、FSAの第11大隊11th Division - one of the biggest FSA brigadesが、アルカイダ系アルヌスラ戦線に指揮下に入ったと報じると共に、FSAの発言として、あくまでも軍事作戦上の協調だというコメントも報じている。同時に19日に、ラッカRaqqah(アル・ラッカAr-Raqqah)がイスラム勢力ヌスラ戦線に制圧されたと報じ、ここでは、FSAの第11大隊とイスラム側が共闘したと報じている。映像はラッカをパレードするイスラム組織。 映像 右下はおおよその支配地分布で、シリア政府側、反政府側、クルド人支配地の3つに分かれている。ラッカは、シリア西部とイラクを結ぶ要衝にあり、軍事上の重要地点。
2013年9月22日:ダマスカスのロシア大使館敷地内にロケット弾が着弾し、3名が負傷したが国籍は不明。
2013年9月18日:ゾウのラクシュミーLakshmiは都市部で違法に飼育され、通りで稼ぐ見世物にされていた。無慈悲な所有者が違法な狭い場所につないでいたため、運動不足から過多になった体重が関節に負担をかけ、ゾウはその苦痛に喘いでいた。通報を受けた自然保護局が駆け付け、大型クレーンで車に乗せ、保護地区に移送する準備中の写真が右Lakshmijは18歳になるメスゾウで、インド南西部の大都市ムンバイMumbai付近からインド北部
のウッタル・プラデーシュ州(Uttar Pradesh;地図赤い部分)に移送され,無事に野生保護地区に保護された。最近仲間だったBijleeが死亡し、放置すれば同じ運命だった可能性がある。今は保護地区で獣医の手当てもあり健康を回復しているそうです。参照記事 こんなゾウがまだたくさんいるのだろう。名前のLakshmiは幸運の神様の名前だったが、扱いは奴隷以下だったようだ。
世界一小さい馬のことはブログで記事にもしている 過去ブログ:2009年7月2009年度 ギネス認定世界一小さい馬 が、イタリーのチャーリーCharlieも、世界で最も小さいポニー種の馬the world’s smallest pony の一頭として話題の主だったようだ。そんなチャーリーがイタリー中部のCittà di Castelloのイベント会場から盗まれたが、犯行は「マフィア mafia」による身代金目当てではないかとされている。チャーリーの体高はわずか63cm。警備関係者によれば、過去にも幾度か馬が狙われたことがあったそうです。参照記事 映像記録
米首都ワシントン Washington DC中心部から約1.6キロ南方で、ホワイトハウスからも遠くないワシントン海軍工廠(しょう)Washington Navy Yard housesで2013年9月16日午前8時半頃(日本時間16日午後9時半頃)、建物内部のカフェテリアや廊下で銃が乱射される事件が発生し、少なくとも犯人を含む13 人が死亡8人が負傷した。当局者によると、負傷者には警察官ら2人が含まれる。現在、テロとは無関係とされている。
捜査当局は、ニューヨークのブルックリン育ちでテキサスFort Worth, Texas出身の34歳の容疑者アーロン・アレクシス Aaron Alexis ;写真左 が現場で射殺されたと報じた。彼は最近民間の会社Hewlett-Packard から下請けとして派遣され、海兵隊が使用したインターネットのネットワーク関連の修理業者として海軍航空隊施設で働き始めたが、しかし犯行時には他人のIDカードで侵入した可能性がある。犯行時、最近隣のバージニア州で購入したセミオートライフルAR-15 rifle:下参考写真 と9m/m拳銃を持っていたとされ、さらにショットガンも所持していたとも言われる。保安員を射殺してさらに建物内に侵入し、3階、4階で多数を射殺し、彼は銃撃背の中警官を射殺し、その後SWATに射殺された。特定の人間を狙った形跡はないが、犯行は計画的だったとFBI関係者が語っている。警察幹部によると、現時点で犯行の動機を示唆するものは見つかっていない。彼
には2008年から2011年まで Fort Worthで海軍勤務歴があり、コンピューター技師として海外に派遣された経験があるとも言われているが、2008年8月、自宅で銃を撃ち逮捕され(本人は銃を手入れ中の事故と主張)364ドルの保釈金を払い、2011年2月?海軍を除隊している。2004年にもワシントンで、馬鹿にされたと立腹し、車のタイヤを撃ったことがあるようだ。彼は2001年9月11日のニューヨークでの惨劇に遭遇し、ひどくショックを受け、父親は、彼は抑えきれない怒りのような後遺症PTSDを持っていたと語っている。友人は彼が仏教を信仰しタイ語を話し、楽天的と言うが、仕事や金のないことの不満を口にしていたとも言っている。昨年コンピュータの会社に就いてから、彼は仕事で日本にも行っているが、会社がその期間?の支払いをしてくれないと友人に不満を告げ、今年初めにも同じ友人に、車の修理代も工面できないとの不満を伝えていた。FBIはさらに彼についての情報を求めている。参照記事 参照記事 参照記事 参照記事
事件は米東部時間午前8時半(日本時間午後9時半)ごろ起きた。オバマ大統領は、経済に関する演説の冒頭で「また銃乱射事件が、今度は別の軍事施設で起きた」と指摘。「(犠牲者らは)海外任務に伴う危険を承知していたが、今日ここ母国で予想もしなかった、想像もできない暴力に巻き込まれた」と述べた。当初逃走中の容疑者とみられる1人は、陸軍の軍服を着用しライフル風な銃を所持した50歳前後の黒人とされ、逃走中とされた白人は無関係とされたが、射殺された容疑者の単独犯行の可能性が強いとされている。米海軍によると、銃撃事件が発生した本部には約3000人の職員が勤務。同本部は厳重に警備されているとしている。銃撃事件発生により、レーガン・ワシントン・ナショナル空港が一時的に閉鎖されるなどの影響が出た。参照記事 参照記事 ニュース映像 施設内の監視カメラ映像
2013年9月17日:現地9月16日夜、彼の単独犯行と特定し、地域の封鎖を解除した。施設には正式な許可証で入っているが、どうやって銃を持ちこんだかなどは調査中。その後、施設内に入る前の路上で犯人が銃を発砲していたことがわかった。許可証で施設内に侵入したあとは、1階の警備員を射殺。4階の吹き抜け部分から、中央の1階ホールにあるカフェテリアに向かって銃を乱射した。最新の報道では、二日前に射撃訓練を行っていたことも明らかになっている。
2013年9月18日;先月、アレクシス容疑者はロードアイランド州ニューポートのホテルの部屋から警察に電話し、壁越しに自分に話しかけてくる人や「自分の体に振動を送ってくる」人に悩まされ不眠にかかっていると訴えていた。これはニューポート警察の警察官が8月7日に提出した報告書に記載され、海軍にも電話で報告されたが、何の対応もされなかった。海軍関係者も、過去に同容疑者にいくつかの問題行動があったことを明らかにした。2007年に海軍に入隊し、11年1月に除隊するまでの間、同容疑者は8―10件の行動違反をしていた。不服従、風紀紊乱(びんらん)行為、無断欠勤といった違反だった。同容疑者の親族も捜査当局者に対し、同容疑者が精神衛生上の問題を抱え、治療を求めていたと話した。参照記事
国連の潘基文事務総長は2013年9月16日、(日本時間17日未明)、シリアの首都ダマスカス郊外グータDamascus suburb of Ghoutaで8月21日、化学兵器が使用されたと断定する国連調査団の報告書を加
盟国に提示、公表した。報告書は神経ガスのサリン nerve agent sarinが使われたことを示す「明白で説得力のある」証拠があると指摘した。シリアでの化学兵器の使用が中立の国
際機関によって初めて確認された。AFP通信によれば、事務総長は安保理に対して行った説明で、化学兵器使用を「戦争犯罪」だと非難した。報告書は「シリアで進行中の紛争下で、化学兵器が子供を含む民間人に対し、比較的大規模に使用された」と結論付けた。サリンを含む弾頭を地対地ロケット surface-to-surface rocketsに装着し、攻撃が行われたと指摘し、事務総長は、このことは、1988年にサダムフセイン政権下のイラクで使用された以来の重大事だと指摘した。 参照記事 参照記事 参照記事 写真は調査団責任者スウェーデン人Ake Sellstromと国連の潘基文事務総長Ban Ki-moon
結局は政治的判断か、明確な使用したのがどの勢力かの責任の判断を示す言い回しは避けたが、小型ロケットへの装てんが、かなり扱いに慣れた人間以外は不可能といわれていることや、住民の目撃証言から、撃ち込まれた地域は反政府側支配地区だったことから、アサド政権の使用が濃厚だろう。また調査結果もそれを暗示する内容となっているといわれている。米仏独の情報機関は、入手した盗聴情報などから、早い時期からアサド側と断定していた。米国は今回のガス攻撃で1400人が死亡したと告発し、国連は、2011年以降、シリアで起きた14件の毒ガス使用疑惑にも注目している。 過去ブログ:2013年9月ドイツ有力紙がシリアのサリン使用を報道 玉本英子;「政府軍が化学兵器使用」と、地元目撃者は証言
英語で「Asian hornet」(アジア・スズメバチ)と呼ばれる、ツマアカスズメバチ(Vespa velutina、:墨胸胡蜂Vespa velutina
nigrithorax )=写真=が、フランスから海を渡って英国にやってくるのではないかと専門家らが警戒している。2004年~2005年に、中国から輸入された盆栽にまぎれてフランス上陸を果たしたとされるツマアカスズメバチは、フランス南西ボルドー辺りからまたたく間にフランス全土へと活動範囲を拡大。繁殖力が旺盛であるばかりか、ミツバチの巣を攻撃する『乱暴者』であるという。通常のスズメバチより、やや小型で色も濃い、このツマアカスズメバチは、人間に対しては、さほど攻撃的ではないとの説もあるが、ミツバチの減少が問題になっている英国から見ると、招かれざる客以外の何者でもない。環境・食糧・農村省では、養蜂家らに、もし、見慣れな
いスズメバチを見かけた場合は、即座に捕獲し、届け出てほしいと呼びかけている。提供された標本については、「National Bee Unit」研究所がすみやかに確認を行うとしている。参照記事 参照記事 2007年のAFP記事 日本で確認された巣の映像(長崎県での撮影と思われる、同時期の映像)ツマアカスズメバチは赤茶色の尻部分の地に太い黄色い縞が1本。インド北部やブータン、中国の一部地域が原産で体長は2-2.5センチ、女王蜂はそれよりもやや大き目である。朝飯がミツバチだというこの蜂が、フランスから英国へ渡る勢いだと報じられた。すでに韓国に蔓延し、日本でも確認されているようだ。

