も う忘れかけている2008年に確認された毒入りギョウザ事件だが、製造元「天洋食品」(河北省石家荘市)の関係者によると、中国公安当局は工場冷凍庫に保管されていた製品に段 ボールの外側から注射器で殺虫剤メタミドホスが注入されたとみて、研究所に裏付け実験を依頼している。これは日本政府も2009年4月2日に確認しており、生産中止 の工場へ以前の従業員が現場検証のために出社させられていると言う。過去ブログ:2008年2月毒餃子 すべては?で終わる、いや、終わらせる。。 天洋食品のウソと推理
中国も内部犯行説を確信し、絞込み、犯人の特定のための個別の事情聴取が進行している。従業員は、いずれ同 僚から犯人が出るかも知れない事に戦々恐々の毎日だと言う。実験では注射器でダンボールに殺虫剤が注入され、ある程度の量で、温度などの条件がそろえば、 密閉された製品内部にも浸透することが確認されたらしい。
気になるのは、事実を中国内部に公表するのかどうかだ。恐らくその後続発したメラミンなど一連の有害物質の混入から、中国国民も事実を知る事にはためらいは無いだろう。