2013年05月
過去ブログ:アサドは戦況を把握しているか?クサイルで戦闘激化シリアからの延長記事
2013年5月26日:シリア政府軍は、クサイル地区郊外のDabaa(aldhabah)飛行場方面に北西部から侵入し、現在銃撃戦が戦わされているが、目的に到達したと25日公表した。ここは元軍用飛行場だった場所 があるformer military airport of Dabaa.。
右は細かな記事から追った、クサイル付近の戦闘状況。西側(レバノン側)からの黄色い矢印がヒズボラ、東からの矢印がシリア政府軍と想定している。地図の太いオレンジは、ベースにした地図に在ったもので不明だが、ごく最近の最前線の意味にも取れる。黄色い旗がヒズボラ、☆二つがシリア政府側、☆3つが反政府、自由シリア軍の旗。 反政府側は、クサイル、ダバー、飛行場の3つに分断された可能性がある。(戦況図は、両陣営についての報道内容、映像記録から筆者が推測して作ったもので、公式報道されたものではありません) 参照記事 5月24日爆撃を受ける飛行場付近 4月18日投稿の飛行場の映像
アルジャジーラは
26日、目撃証言から、政府軍はヒズボラの支援で、戦闘7日目で反政府側をクサイルから撃退したと報じている。戦術的撤退か敗北なのかは不明だが、ヒズボラの総合司令官シーク ハッサン ナスララ.Hezbollah chief Sheikh Hassan Nasrallah;写真 は勝利宣言を出し、アサド政権のために、勝利の日まで犠牲的な戦闘を継続すると宣言した。この方、若い時の演説で、全てのイスラム国はイランの支配下になるべきだ(つまり、全てシーア派に)と唱えた方である、記録映像
進 行中の、トルコでの反政府側と米ロなどとのシリアの今後についての協議は、26日時点でも合意を見ていない。明らかに外国勢力のヒズボラが、多少なりともシリアの戦局でイニシアチブ(主導権)を得たことで、状況はさらに複雑になったように見える。注目は、ヒズボラの拡大を嫌うイスラエルの動向だろう。今後イランが、駐留 ヒズボラへ兵器物資を補給するのは明白で、これに対しイスラエルが空爆などで対抗する可能性もあるだろう。また、数日前から、反政府側がクサイル方面に集結しているという情報もある。 参照記事

5月26日、レバノンの首都ベイルートBeirut南部の郊外に2発のロケットが撃ち込まれ、数人が負傷したと報じられたが、どこからのものか詳細は不明。ベイルートにはヒズボラの拠点があり、それに対しての威嚇なのは間違いないだろう。ヒズボラへの、シリア紛争後初めてのロケット攻撃といわれ、ヒズボラの勝利声明の数時間後に発射された。撃ったのは自由シリア軍で、レバノン内のシリア難民キャンプからという記事もある。 参照記事 参照記事 ベイルートへのロケット攻撃による被害の映像
2013年5月26日:シリアの同盟国ロシアは、シリアへ長距離地対空ミサイル・システムS-300ミサイルを売る契約をキャンセルしたと報じた。ロシアにもイスラエル人が多く居住し、シリアへ売却したミサイルが、イスラエルの敵(ヒズボラ)に渡ることを懸念したものだと説明された。参照記事
個人的には、26日の一番のニュースがこれで、アサドには一番効いたパンチではないだろうか、、。ロシアは、2012年の1月、イランにもS-300ミサイルを渡さないと決定している。ただしこれは、米国のイラン危機に絡んでのことだったが、当然手持ちがあっても、イランがロシア製ミサイルを他国へ移動することは禁止されているはずだ。 過去ブログ:2013年5月シリアの難民急増 2013年5月24日時点、3月との比較 2012年1月イランへの危機は、脅迫と話し合いで回避された?

2013年5月27日:イスラエルは、27日早朝、レバノン南部に近い国境のイスラエル領内に、爆発物が落下し爆発したとして調査を始めている。具体的な場所は特定されてなく、被害も出ていないようだが、轟音が確認されたとしている。おそらく、迫撃砲mortarではないかと推測されている。写真は参考写真 地図は、レバノン南部から、イスラエルの首都テルアビブまで75キロしかないことを示している。 参照記事 過去ブログ:2013年5月レバノン侵攻はまた起きるのか?レバノン 映像記録1982年イスラエル、最初のレバノン侵攻

右は細かな記事から追った、クサイル付近の戦闘状況。西側(レバノン側)からの黄色い矢印がヒズボラ、東からの矢印がシリア政府軍と想定している。地図の太いオレンジは、ベースにした地図に在ったもので不明だが、ごく最近の最前線の意味にも取れる。黄色い旗がヒズボラ、☆二つがシリア政府側、☆3つが反政府、自由シリア軍の旗。 反政府側は、クサイル、ダバー、飛行場の3つに分断された可能性がある。(戦況図は、両陣営についての報道内容、映像記録から筆者が推測して作ったもので、公式報道されたものではありません) 参照記事 5月24日爆撃を受ける飛行場付近 4月18日投稿の飛行場の映像
アルジャジーラは

進 行中の、トルコでの反政府側と米ロなどとのシリアの今後についての協議は、26日時点でも合意を見ていない。明らかに外国勢力のヒズボラが、多少なりともシリアの戦局でイニシアチブ(主導権)を得たことで、状況はさらに複雑になったように見える。注目は、ヒズボラの拡大を嫌うイスラエルの動向だろう。今後イランが、駐留 ヒズボラへ兵器物資を補給するのは明白で、これに対しイスラエルが空爆などで対抗する可能性もあるだろう。また、数日前から、反政府側がクサイル方面に集結しているという情報もある。 参照記事


2013年5月26日:シリアの同盟国ロシアは、シリアへ長距離地対空ミサイル・システムS-300ミサイルを売る契約をキャンセルしたと報じた。ロシアにもイスラエル人が多く居住し、シリアへ売却したミサイルが、イスラエルの敵(ヒズボラ)に渡ることを懸念したものだと説明された。参照記事
個人的には、26日の一番のニュースがこれで、アサドには一番効いたパンチではないだろうか、、。ロシアは、2012年の1月、イランにもS-300ミサイルを渡さないと決定している。ただしこれは、米国のイラン危機に絡んでのことだったが、当然手持ちがあっても、イランがロシア製ミサイルを他国へ移動することは禁止されているはずだ。 過去ブログ:2013年5月シリアの難民急増 2013年5月24日時点、3月との比較 2012年1月イランへの危機は、脅迫と話し合いで回避された?



2012年3月27日、インド西部のマハーラーシュトラ州 state of Maharashtra(12)東部Gadhchiroli で27日12時半ころ、警察車両が地雷を踏み爆発し、少なくても15名の警察官が死亡し、13人が負傷した。2012年1月にはジャールカンド州Jharkhand(34)で、毛派の待ち伏せに遭い、地雷により警官13人が死亡している。参照記事
毛派武装グループによる犯行である可能性が言われ、毛派武装グループは、40年近くに渡ってインド国内の治安を乱す脅威の一つで、2011年度には、約1500回にのぼる銃撃および襲撃を兵士と民間人に行い、



地図は、赤いほどマオイストの影響の強いところで、チャッティースガル州State of Chhattisgarhにも赤い旗が立っている。インド国内の記事では「ナクサル」の仕業と断定している。*インドのマオイストMaoist(毛派)たちは、ナクサル(Naxal)とも呼ばれる。 YOUTUBE映像

人口が少ないから労働力は海外からで、多くは低所得のアフリカやバングラデシュBangladeshi などから集めれらている。
最近ここで賃上げを要求するデモ(仕事に就かない抗議)が起き、組合もデモも禁止されているドバイでは警官の出動で5月

デモでの労働者の要求は、月平均200ドルに対して、100~135ドルの割り増しで、約束の無料の食事も要求していた。労働環境は厳しく、毎日40度の気温の中での作業で、大手企業Arabtec傘下だけで毎日数千人がさまざまな場所で働いている。Arabtecは、追放については検討すると答え、賃金については仕事に見合って払われているとだけ回答している。
全体では約20万人の労働者が寝泊まりする場所は労働キャンプlabour campsと呼ばれ、郊外にあり、そこでは道路や、バラックの一部屋に4~5人が寝起きし、トイレ、浴室は50人にひとつしかなく、常に監視が付いている。あるバングラデシュからの労働者の月の収入は102ドルで、自国と変わらないと嘆くが、それでも、自国では仕事が続かず、仕事が安定しているドバイのほうが、まだましだという。デモが鎮静化した背景がこの辺にあるようだ。解雇されては、すぐに生活に困るようだ。

労働者には環境が劣悪でも止めれない事情が他にもあり、それにはインドやバングラデシュで違法に金を取るあっせん業者が関係している。このため多くの労働者が先に金を払わされたり、ビザの取得などで借金をしてドバイに入国してくるという。また、労働者の中にも階級が存在し、古くからの者は給与も高いが、彼らは何もしないと不満を述べている。この国の平均給与は4万8千ドルといわれるが、単純に給与の格差だけではない、色々な問題が複雑に絡んでいるようだ。 参照記事から抜粋抄訳

国連総会のイェレミッチ議長によると、シリア国内避難民の数も400万人以上に上るというので、国内外のシリア難民は650万人強になり、米中央情報局(CIA)がまとめた「ザ・ワールド・ファクトブック」によると、シリアの人口はわずか2200万人強であることから、総人口の3割近くがシリア内戦で自宅を追われたことになる。図の中の2013年3月と5月24日時点での比較では、トルコとレバノンへの難民が急増している。(5月の数字は集計値を4捨5入しています)国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)オフィシャルサイト

トルコでは、治安の悪化を理由にデモが起き、難民が迫害を受ける事態も起きている。過去ブログ:2013年5月アサドは戦況を把握しているか?クサイルで戦闘激化シリア シリアとの国境近くトルコ領内で爆破テロ

なんともロシア風な、軍事戦略的、階級闘争的な分析で、プーチン大統領の経済戦略もこれに似たところがあるので、ロシア風と言っていいだろう。
まず、日本とミャンマーとの関係は急に成りあがったものではなく、軍政時代も経済援助も含め地道に関係を維持してきた。中ロのような、物だけの無機質な付き合いではなく、日本は今後もより有機的に、人材交流、ハードだけでなく社会整備のソフトも支援していこうという姿勢で、中ロの経済進出とは異質である。
ロシアの分析のような、大手資本を投入してという国策先行ではなく、国の支援を受けた企業が自主的な判断で、自らのマーケティングを基に進出し、自動車を例に取れば、それに必要な無数の中小企業が合わせて進出するというのが日本的海外進出であり、大手と中小も責任者を介した有機的な関係である。さらに中小は、現地企業の自立を目指し、現地国の人材育成にも力を入れ、海外での企業の質的成長に期待を賭ける。企業や製品の質の向上は人材だというのは、日本では普遍なことであり、これは世界中で実践されている。
中国が、肉体労働者の果てまで自国から投資国へ投入する図式とは大きく違う。当然だが、進出先での進出企業の環境整備には十分な配慮がされる。もし進出企業が海外で不信を買えば、それはすぐにその会社の株価に影響する。ここが中ロの企業とは大きく違う。つまり、如何に大手企業であっても、常に株主という日本国民から監視されている状況を無視できず、企業や製品の質の低下や、反社会的、利己的な経済活動などは許されない仕組みが出来上がっている。この事からも、派遣された人間はより襟を正して仕事をする。
こういうことに言及しない、または気がつかない、先のロシアの極東研究者の見方などは、実に時代がかった硬直した、過去の定義を押し付けた見方でしかなく、あまりに平面的な解釈ではないだろうか?過去ブログ:2012年10月加速するミャンマーの中国離れと日本の接近


記事内に登場する旧日本兵も「ひどい状況で、兵士はズボンも下さず性処理をした」と発言し、彼らに都合のいい部分だけ引用されている。そのような残念な事実があったことは日本は否定していないし、謝罪もしている。さらに戦後、そのことに関係した女性を調査し、韓国内での差別から厳しい生活を強いられていることに対し、人道的見地からの経済支援も行っている。


ラフマン・シャーラン "Abd el rahman Shaalan"1992年、エジプト・カイロ市に生まれる。知人の影響で16歳から相撲を始め、2008年に国内の無差別級王者、および世界ジュニア選手権で無差別級3位となり、2011年の世界ジュニア選手権でも重量級で3位。 大学で会計学を学んでいたものの相撲への情熱を捨て切れず、2011年8月に来日。体重154Kg、身長189cm。YOUTUBE映像 YOUTUBE映像 YOUTUBE映像
7月の名古屋場所での新十両昇進を濃厚としたのはエジプト出身の「大砂嵐

2013年5月29日:番付編成会議が29日、東京・国技館であり、初のアフリカ大陸出身力士の大砂嵐(21)=本名・アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋=ら4人の新十両昇進が決まった。

英国の女優で「パイレーツ オブ カリビアンPirates of the Caribbean:」にも出演したNaomie Ha

ばれたきっかけは、米国にいる本物のPSYがTVの生番組に出たことで、本物は「会ったらハイ!と言ってやるよ」と余裕らしい。それにしても似ているというか、この手の顔は結構いるような気もしますが、、。目的は何だったのか??参照記事
過去ブログ:2013年4月PSYの新曲「ジェントルマン」 GENTLEMAN 韓国

いえ、大成功でした。クラス全員、大拍手を送ったそうですから。5月19日投稿の記録映像
( )こちらも実験の失敗 Classroom Experiment Gone Wrong!





英国はイ

英国軍は志願制を基盤としており、16歳から入隊が認められているが、軍事作戦への参加は18歳以上とされている。しかし、国防次官の情報によると、2007-2010年に17歳の兵士7人が軍事作戦に参加したと議会で追及されたと22日報道された。4人はイラク、3人はアフガニスタンで実施された作戦に参加していた。国防次官は、英国防省は速やかに改善対策を講じると指摘した。参照記事
2013年5月23日;容疑者の取調べから、容疑者は西アフリカのナイジェリアNigeriaと関係していると報じられた。たんに国籍なのかなどは不明 過去には海岸線が「奴隷海岸」と呼ばれ英国の植民地だった。今も英国連邦加盟国である。公用語が英語でもあり、英国への移民が多い。容疑者の一人は死亡したと報じられたが、二人とも別な病院に隔離されているようだ。 参照記事 過去ブログ;2013年4月ナイジェリアの宗教対立再燃拡大か アフリカ
ビデオに写っていた容疑者一人の名前は、英国紙サンがナイジェリア系英国人アデボラジョMichael Adebolajo(イスラム名:Mujahid);写真上 と、もう一人はMichael Oluwatobi Adebowale, 22歳と確認したようだ。犯行の理由

事件の起きた事件現場では夜になって、マスクをかぶった極右翼集団FAR-right English Defence League;写真 が付近のパブなどに集まり気勢を上げた。今後、イスラム教、アフリカ系住民に対する、露骨な嫌がらせの起きることが懸念される。



三浦さんは2009年に、スキー中に骨盤を骨折し、昨年2012年10月にエベレスト挑戦を表明した後、ネパール Federal Democratic Republic of Nepal संघीय लोकतान्त्रिक गणतन्त्र नेपालでトレーニング中に持病の不整脈が再発したが、11月と今年1月に手術を受けて症状が改善。4月16日にベースキャンプ(5300メートル)に入り、慎重に高度順化を進めていた。
また、5月29日登頂をめ

2013年5月23日:冒険家・三浦 雄一郎さん(80)が日本時間の23日午

5月16日、70歳と75

2013年5月26日:三浦雄一郎さんは、下山を始めたが、悪天候のためヘリコプターでの移動を断念した。産経新聞が伝えた。 三浦さんは第2キャンプに宿泊し、26日に再び移動を開始する予定。



移民がもしスウェーデンの政策に異論があっても、個人的にスウェーデンにも住んだ経験から、移民がこの国以上の福祉を受けれる国は、地球上の他にはどこにも無いだろうと思う。特に移民の多くが難民であることを思えば、多少の住みにくさや異論はあっても、石を投げなくても抗議はできるだろう。もう、そこの国民なのだから。つきなみだが、「郷に入っては郷に従えwhen in Rome, do as the Romans do」 も大事な考えであろう。経験上、それがなかなか難しい事とは十分知っているが、、。 参照記事 映像記録 過去ブログ;2013年5月カナダへの移民とムスリムの増加 カナダ 2012年12月シリア難民受け入れのスウェーデンの問題 2010年12月ストックホルム市内で自爆テロ スウェーデン、犯人浮上

スクーターの
二人乗りが画面の隅に現れます。すぐに白いバンに衝突、続けてまた乗用車にぶつかり、さらに横切るバイクにぶつかりそうになり、、、そしてトラックにぶつかります。
驚くなかれ、すべて自損事故。つまり自分からです。
それで終わりかと思いきや、、。最後は書かないほうがいいでしょう。それほど思いもよらない事故を起こします。それも自損事故です。 LIVELEAK映像

驚くなかれ、すべて自損事故。つまり自分からです。
それで終わりかと思いきや、、。最後は書かないほうがいいでしょう。それほど思いもよらない事故を起こします。それも自損事故です。 LIVELEAK映像

そんな時、「中国製造業 ベトナム移転ブームが沈静化」というタイトルの2013年1月4日付け中国人民網日本語版の記事が目に付いた。報告の基は、現地を70~80回訪れ、企業進出のためのマーケティングを行った、深セン市深越連合投資有限公司の兪氏で、同社のマーケティング担当者だ。中越(中国、ベトナム)は共同で工業団地を手掛けるまで親密だが、そこへの可能性を企業のマーケティング責任者としてレポートしている。(長いので要点を抜粋、一部加筆)
彼の結論を先に書けば。ベトナムには安価な人件費という魅力があるが、その一方で土地確保、高額の土地コスト、労働者の低い生産性、産業インフラ不足といった、さまざまな問題があると指摘している。

(中国から転出を希望する企業の中には)労働密集型企業以外の移転も多い。反ダンピング関税のリスク回避が、もう一つの重要な目的だ。中国経済の発展に伴い、一部の貿易会社は欧米の反ダンピング関税に直面することを懸念しているからで、それをベトナムを原産国にすることで回避できる。
ハイフォンHaiphongの最低給与基準は人民元換算(5月22日時点で1元16.8円)で600元(10080円)、外資系企業の社員のうち、一般的な労働者の月給は750-900元(12600-15120円)技術者の月給は1000-1500元(16800-25200円)だ。企業にとって、これは月給が3000-4000元(50400-67200円)に達する深センより魅力的だ。何事も完璧というわけにはいかない。安価な人件費により企業はコストを削減できるが、低い生産効率という現実を受け入れる必要がある。中国人ならば1人でできる作業でも、ベトナム人ならば1.5人が必要になるという、中国人の指摘もある。低効率の原因は、教育・文化面の影響かもしれない。ベトナムはかつてフランスの植民地であったため、フランスから大きな影響を受け、ベトナム人は金儲けに積極的ではなく、ベトナムの学校はすべて総合大学で、特定の技能を集中的に訓練する専門学校(電子産業技術学校等)がなく、ベトナムの人材の専門化が進んでいないと指摘している。
9000万人の人口を持つベトナムは現在、労働力不足の問題に直面しているとまとめているが、これは恐らく、一定のレベルの技能者の不足、就学率の低さや教育レベルの低さが原因ではないかと、レポートの流れから筆者は想像する。またベトナムでは毎年1-2回、増給を求めるストライキが発生する。これは企業にとって頭の痛い問題だとレポートを結んでいる。ここには記述がないが、中国はベトナムと、深刻な領土問題も抱え、最近反中感情が高まっている。過去ブログ;2013年4月南シナ海の紛争地を国内観光に解放 中国 2013年3月中国海軍 西沙諸島でベトナム漁船に発砲 ベトナム 2013年1月彼らは英雄的なことをしたつもりらしい 中国 2012年11月日本の戦略的経済圏中央アジアへ拡大 2012年10月国際協約無視の中国にベトナム反発 ベトナム
小規模の雇用なら問題は深刻ではないだろうが、雇用規模拡大が短期的に想像できる仮定では、彼は「ベトナム移転ブームは時期尚早」という結論に至ったようだ。
他にも問題はあるだろう。住宅や医療や福祉含む社会整備、言葉や環境や気候など、、。日本が取り組むには、単純な企業進出ではなく、技術教育やインフラ整備、環境保全への参加も踏まえた取り組みが必要だろう。
海外への中国企業進出に対するマイナス要因として、中国の(海外進出企業への)投資家に対する政策的優遇の減少という問題もあると書いてあり、具体的詳細は無いが税法上の優遇策では無いだろうかと想像する。税収不足の中国は今、税収の引き上げ、汚職、役人の収入、財産の監視、交際費、無駄な出費の削減などを進め、緊縮財政の方向にある。なかなか進まないとはいえ、本気になれば手ごわい相手でもあり、一部の官僚は、それが賄賂を得るためであれ、日本の官僚より迅速で優秀なのも確かである。しかし多くは国際感覚からずれていて、それに気がついてもいない。特に人権については評価の値もない。
ベトナムの貴重な資源には、南洋海域も含む観光資源もある。間違ってもゴルフ場開発などしてもらいたくないものだ。もうすでに遅いかもしれないが、韓国、中国、日本の無礼な役人であふれるだけだ。

米英、国連軍が今もタリバン掃討作戦を展開しているが、深追いすれば包囲されるという苦戦をしている地域でもある。冬季間は雪が降るため発見されやすく、タリバンは活動しないが、春になれば攻勢に出てくる。 2009年12月アフガン戦争とサフラン 2009年10月タリバンとヘロイン 反米闘争の資金源

ヘルマンド州Sangin district of Helmand provinceでも、2013年5月20日午前5時ころ警察のチェックポイントが襲撃され、そのタリバンの規模は500~1000人というから大部隊である。アフガン兵士4人とタリバン26人が死亡と公表され、戦闘は継続中のようだ。タリバンは、アフガン治安部隊の指揮官2名を殺害したと発言している。参照記事 過去ブログ;2012年3月英国兵、過去最多、一度に6名戦死 アフガン 2011年12月アフガンの

2014年の国際軍の撤退を待たずに、タリバンは攻撃を再燃させてきている。結局は軍事介入以前に戻ってしまうのか、現アフガン政府の努力次第だが、見通しは暗い。
