2013年04月

これより先の一報で、中国国内でパニックになったその有名ファストフード店とは、中国のマクドナルドとケンタッキー・フライド・チキン(KFC)だったが、あいまいだった日本マクドナルドも取材に対し、「鶏肉原料の一部に河南大用食品グループの鶏肉を扱っている」と認めるコメントを出した。それまでのお客様相談室の「中国の仕入れ先は分からない、心配なら購入を控えてとしか言えない」という対応とは一転して、Q2:輸出企業の中に河南大用食品グループも含まれていますか?;という質問に対し、「A2:Husi Food Company(上海福喜食品 Shanghai Husi Food Co., Ltd.)は、一部河南大用食品グループから原材料の鶏肉の供給を受けておりますので、日本マクドナルドは鶏肉原料の一部に河南大用食品グループの鶏肉を扱っていることとなります。」と今年2月に返答している。
つまり、日本国内でも病死した鶏肉だけでなく、基準を超える抗生物質などの薬漬けの病気鶏肉を使用していた可能性も否定できないという結果だが、マクドナルド本部は「抗生物質使用規制のグローバル基準があるから安全」としていた。基準の遵守を誰が監視しているのかという質問に対し、現地企業任せで、工場の監督も中国の行政機関任せ、と答えている。参照記事 参照記事
生産者には儲け優先で企業モラルなど存在せず、あの国家挙げての汚職、腐敗の中国の行政を信頼し自主検査もしていなかったと言うのだから、マクドナルドは頭がお花畑と言われても仕方ない。チェーン本部に右習えで輸入していた日本マクドナルドだが、ゴールデンウィークの記事はかなり打撃だろう。グローバルチェーンの在り方が問われる大問題だ。過去ブログ;2013年4月豚の遺骸が掘り起こされ、闇で販売されている!中国

ボストン連続爆破の兄弟の両親は現在離婚しているが、ともに今ロシア領カフカス(コーカサス)Russian CaucasusのダゲスタンDages



一般に川や湖に住む動物は余り人を襲ったりしませんが、子供を連れていると危険です。
2013年4月21日、アフリカのケニヤKenyaに観光で来ていた中年の中国人女性がカバに襲われ死亡した。夜9時ころ、宿泊先付近に来た子供のカバの写真を撮ろうとして母親カバに襲われ、腰と首の怪我がもとで死亡した。カバは射殺されたそうです。ホテル側は、夜間のガードマンなしの専用路以外の歩行禁止など、警告を出していたとコメントしている。参照記事 参照記事 過去ブログ:2010年10月サーファー サメに襲われる 米国西海岸


逮捕されたのはイタリア南部のカラブリアCalabria 州出身で、北部ピエモンテ州アレッサンドリアAlessandria in Piedmontに住む49歳の男 Luigi Preiti。男は勤めていた建築会社を失業し家庭内に問題もあったようだと言われ、捜査当局の取り調べに対し、政治家への怒りが犯行の動機だったと語るとともに、「政治家を撃つつもりだった」などと話している。犯人は6発発射し、自分を撃って自殺をしようとしたが既に弾は撃ち尽くされていて、現場で「自分を撃て」と叫んだと言われる。50代の警官は首の右を撃たれ、弾は脊椎を損傷した可能性があり、30代の警官は足を撃たれている。参照記事 YOUTUBE映像


1989年11月末から、モンゴルでは、知識人・学生を中心とした反体制勢力モンゴル民主連盟による民主化運動が広がり、1990年2月には同連盟を母体とするモンゴル民主党が誕生、21年間のモンゴル人民革命党の一党独裁社会主義体制が崩壊した。1990年9月には人民大会議で初代大統領を選出、民族主義も復活し、チンギスカン再評価、ソ連式アルファベット(キリル文字)に代わるモンゴル文字の再使用(モンゴル文字改革)も決定された。幾度となく与野党の政権交代を経て、政治的には民主化されたが、人口約290万のモンゴルの経済は依然として低調で(1人当たりGDPは約480米ドル)、家畜の10%を失うなどの近年の雪害(ゾド)もあり、貧富の差も拡大。超インフレ下で失業率も8%と高く、国家予算の20〜30%を占める外国の援助が大きな支えになっている。資本主義化してまだ15年のモンゴルでは、まだ社会主義時代の官僚政治や汚職体質が抜けきっていないが、支援を期待する先の一つが日本で、今までもODAで支援してきた日本からは2013年3月に安部首相が訪問し、今後の強力な支援と経済関係の樹立を約束している。過去ブログ;2013年3月日本の西進 モンゴルへ、カザフスタンへ、、。 2010年9月モンゴルの反中国意識
モンゴルの大統領は、独裁政治をやめて民主化しなさいと言ったわけだが、発展途上国にまで頼って断られ、人口290万弱の反韓反中の小国に政治指南されるとは、、、。
色んな国を自分なりに分析しているが、軍部が政治にしゃしゃり出る国は、発展と外交の足を取られる状態に陥るのが常で、中国、韓国がまさにそれで、それをよく知るロシアのプーチンは最初に軍部のアキレス腱を切り(人員削減や権限縮小)掌握した。一般に軍部はそれを警戒し、どこまでも権限の拡大と肥大化をもくろみ、存在意義の為なら不安さえ煽(あお)り、最後には政権にさえ牙をむく結果になる。北朝鮮はそんな状態だと想像する。軍事優先の国にだれが支援などするだろうか?最近まで太陽政策とやらで、国連の経済制裁決議を振り切って、開城団地を経由した資金支援をし続けた韓国には、想像力というものがないのだろう。
依然としてセタス支配が優勢の中、2012年10月セタスのボスHeriberto Lazcano Lazcano死亡のチャンスを得たガルフの巻き返しと、過去のボス死亡でシナロアに恨みを持つセタス系ベルトラン・レイバカルテルBeltran Leyva Organization (BLO) の復活が最近の特徴で、ベルトランは北部フアレス・カルテルJuarez cartelとも同盟しシナロアとの抗争をしていたが、最近互いに停戦をし、それがシナロアとガルフの決別の原因との推測もある。依然最大組織のシナロア・カルテルは、勢力を温存しながらグアテマラなど中央アメリカへの進出が活発で、メキシコ内の抗争には、小さな武闘組織を支援し、それらに攻撃や暗殺、報復をさせている状況のようです。そのシナロアからは新ハリスコ・カルテル;カルテル ハリスコ ヌエバ ヘネラシオンNew Generation Jalisco Cartel(CJNG)が分派し、チワワ州・ハリスコ州・ソノラ州で活発に活動し、この組織がシナロア系と言われる、自称ミチョアカン州の護衛軍、テンプル騎士団Knights Templar(スペイン語: Caballeros Templarios) とともにセタスのライバルとなったと指摘され、同時に縄張りが近く重複するためか、テンプルとCJNGの殺し合いが過激になっている。はっきりしないのがラ・ファミリアLa Familia Michoacanaで、シナロア系で、セタス、テンプル騎士団と縄張り争いを繰り返していたが、テンプル騎士団との争いでセタスと組んだとも言われ、最近は名前を聞かなくなった。ファミリアから分離したテンプル騎士団が、過去のファミリアの縄張りを手中にしたためだろうか?
新興勢力としては、セタス系といわれるパシフィコスルーカルテルCartel del Pacifico Sur:South Pacific Cartel (CPS):2010年4月頃誕生 があり、これは個人的だが、ベルトランレイバからの派生組織、あるいは同一と思っているが、今回の勢力図からは名前が消えている。その他詳細は過去ブログを参照ください。(上記の分類には個人的な推測を含んでいます。)参照記事 2013年4月27日投稿されたメキシコ海兵隊が、セタスのアジトを急襲する映像 3人のセタスが死亡した。 過去ブログ;2013年4月メキシコ犯罪組織分裂 抗争激化か メキシコ 2012年10月セタスのトップ射殺 遺体は強奪される メキシコ 2012年8月テンプル騎士団が活発化 メキシコ 2012年2月:2012年2月、カルテルの分布と危険地域 メキシコ 2012年1月世界危険な都市トップ10 シナロア、グアテマラで合成麻薬製造か?原料は中国から? 2010年12月シナロア・カルテル、コスタリカに拠点 セタス グアテマラに 2010年11月中南米の巨大犯罪集団 MS Maras 2010年5月ボスが殺害されたベルトラン・レイバカルテルBeltran Leyva cartel
2013年4月27日;サンルイポトシ州San Luis Potosi の刑務所で暴動があり、13人以上が死亡、100人以上が負傷した。宿敵同士のセタスとガルフの喧嘩だが、別な刑務所でも最近セタスとガルフの殺し合いで44人が死亡している。このときは、刑務所の監視官が騒動を助けたとして逮捕されている。同じ刑務所に入れること自体が危

2013年6月26日:メキシコ麻薬国際流通経路 2013年~ 更新
2013年7月:ガルフ・カルテルはタマウリパス、ヌエボレオン州でセタスの縄張りを奪取しているようで、攻防は中部サカテカス州Zacatecas州で激化している。その下に位置するハリスコ州では、新ハリスコ・カルテルと隣のミチョアカン州のテンプル騎士団との抗争が化激化し、殺し合いが頻発している。大体4月の状況が継続しているようだ。2013年7月メキシコ中部でセタスが活発化


2013年8月17日;ガルフカルテルのボスマリオ・ラミレス・トレビーノ 通称X-20 またはPelon 51歳:Mario Ramirez Treviño aka "X-20";右 が、タマウリパス州で逮捕された。彼は前のボスSamuel Flores Borrego 通称 "Metro 3"が殺害された2011年9月からボスの座に就いていた。


カルテル デ シナロアの最高指導者エル チャポ グスマンJoaquin "El Chapo" Guzman Loera, leader of the Sinaloa cartelが、シナロア州の港町マサトラン市Mazatlanで2014年2月22日土曜日の午前6時40分に逮捕された。

この後の経過:2014年9月10日メキシコ麻薬カルテル勢力分布図 2014年5月~ メキシコ

詳細は参照記事で確認できますが、これはすでに2011年3月に大林組からプレスリリースされていた内容ですが、今記事になるのは宣伝もあるのでしょうか?これがほしいのは、良質な砂が無く、海水混入がよく問題になる中国でしょうね。



米国生まれで、イエメンのイスラム過激派アルカイダ系のリーダー Anwar al-Awlaki(2011年無人機攻撃で死亡)の影響を受け、3人のうち二人はパキスタンで爆破テロの訓練を受けている。首謀者Irfan Naseerは英国から4人の若者を訓練のためパキスタンに送り込んでもしており、航空機爆破などを計画していた。ロンドンでは2005年7月、同時自爆テロで56人が死亡している。過去ブログ;2011年10月AQAP指導者アンワル・アル・アウラキ 死亡 イエメン


写真の内容より、ウィリアム王子は自分の母親ダイアナさんの死因の原因が、無謀なパパラッチの行為にあると信じているとの報道があり、こういう行為自体は大いに非難されるべきだろう

最近では、8月17日、次男ヘンリー皇太子Prince Harry 27歳がラスベガスの週末パーティで全裸になって大騒ぎをし、その写真が世界中に流れた。写真の彼の後ろには全裸の女性が隠れています。参照記事 写真自体はどうってことないですが、立ち場を考慮してもう少し慎重でもいいような、、。


キャサリン妃の写真を撮った女性カメラマン「X」のValerie Suau;写真左の左 は英国紙2013年4月25日の報道では禁固1年の実刑、および4万5千ユーロの罰金、フランスの出版社 Closer magazineなどには5年以上の営業停止、罰金などが下される可能性があると報じられた。参照記事 パパラッチをしたほうは、道路から見えるところで撮ったとか、品が無いことはないなど応戦したが、王室のお怒りはかなりなようだ。撮ったカメラマンが女性だったとは今初めて知りましたが、彼女の写真は左のような、パパラッチに隠し取りされた様なものしかないようです。(以上2012/09/15のブログに追記)

どこか欧米の住宅のガレージが映り、中にあるヒュンダイ車のシートに中年の男が座っている。男は自殺を決意し、車の排気から排ガスを引き込み、今まさに自殺を決行しているところだった。しかし、やがてガレージのシャッターが開き、水しか出ない車での自殺に男は失敗し、自宅に戻るというストーリーだ。Liveleak映像 YOUTUBE映像(映像は停止、削除される可能性があります)映像タイトル:This Ad has been banned in the UK for "making light of suicide" Should it have been?

参照記事に使った英国のこの記事の末尾には「自殺を考えたり誰かと話したい方は~までお電話ください」という案内が書いてある。これが英国の文化ですね。弱いものを助けようという、騎士道や動物愛護の精神を生んだ国だなと思わせます。人の絶望を商品の売り込みに使う意識とは天と地の差があるでしょう。



以上の記事は、話としては興味深いが、マスコミが大げさに書いている様な気がするが、、。洗脳があったにせよ無かったにせよ、この兄弟は、自分達の存在意義をイスラム教に求め、若くして聖戦士として自らの人生を昇華する道を選択したと解釈している。同じく改宗した母や妻はそれを知らなかったとしてマスコミは悲劇と書くが、最大の悲劇は無実の犠牲者であることを忘れてはならないだろうし、もし宗教が兄弟を洗脳し彼らをこのような蛮行に導いたのなら、イスラム教は、悪の代名詞であるカルト(反社会的宗教)と呼ばれることに甘んじるしかない。彼ら兄弟の曲解であれ、人命への尊厳より上に立つ宗教教義の存在を知り、自ら視野を狭め、兄弟がそこへの導きを求めたと思うからだ。イスラムの言う神が、兄弟に人を殺し、聖戦士となって来たれと囁(ささや)いたのなら、それは悪魔の囁きだ。ひとたび聖職者が戦争とイスラムとの関係を説くなら、先ず狭い教義から離れ、戦争は反イスラムだけではなく、大よそ別な原理の、自由や人権、生命の尊重、自由経済に対する危惧から起きていると説くべきだろう。現に多くのイスラム国が、孤立せずに異国とうまく折り合いをつけながら存在し発展している。なぜ一部のイスラムは、一度

左の母親Zubeidat Tsarnaevaと右は死んだ兄の妻 で2児の母親Katherine Russell。二人とも途中からイスラム教に入信した。ロシア保安局(FSB)は盗聴で2011年初め、母親と兄との会話の中で「聖戦」の言葉を確認し、危険人物として米政府に通報していた。母親が兄がテロリストに成ることに関係したという噂に対し母親は、全く根も葉もない事で、2008年ころ、兄の酒や喫煙、女遊びを止めさるためにイスラム教を勧めただ

2013年4月28日:謎の男「ミーシャ」の身元が判明し、彼は現在米国大西洋岸のRhode Islandに住むMikhail Allakhverdov, 39歳のウクライナ系米国人 Armenian-Ukrainian descent.で、すでにFBIからの調査を受け、捜査に協力したとコメントした。彼は犯人、兄の教師でも何でもなく、もしそうなら犯人は今回のような行動はしなかっただろうと言い、すでに3年音信不通だった。ミーシャの一家は、1990年代に、アルメニア人キリスト教徒が迫害されたことからアゼルバイジャン Azerbaijanから米国に渡ったと語った、 参照記事 参照記事






中国から飛んでくる有害物質は微小粒子状物質(PM2.5)だけではなかったようだ。まずは水銀。滋賀県立大学などの研究チームによって、富士山頂や屋久島など山岳部の大気中から高濃度の水銀が検出され、最大で市街地の平均の10倍以上もの濃度だった。最近の分析では、中国の汚染大気にはヒ素も大量に含まれ、これはガンの発生を高める大きな原因と指摘され、同じ汚染は日本でも確認されている。中国ではヒ素を含んだ地層からくみ上げた水が飲料水としても使われているといわれる。水が蒸発するとヒ素がほこりや砂粒に付着して空気中に巻き上げられ拡散し、火力発電所からの排煙にも含んでいるとも…日本はこの深刻な越境汚染データを速やかに中国にも公表し、対策を協議すべきだろう。 参照記事 参照記事 過去ブログ;2013年4月豚の遺骸が掘り起こされ、闇で販売されている!中国 2013年1月北京の大気汚染が異常値 中国
政府はまた、2015年末までに、北部の北京・天津・河北省や、東部・南東部の長江デルタ、珠江デルタといった主要工業地帯をカバーする天然ガス幹線パイプラインの輸送能力を1500億立方メートル増やす一方、こうした工業地帯への火力発電所の新設認可を停止する。
さらに、大気汚染を引き起こしている老朽化した工業施設の閉鎖を加速させ、2017年までに沿岸部への工場移転を基本的に完了させるとともに、汚染と過剰生産能力の問題に対処することを目指す。
具体的には、2015年までに老朽化した工業施設を閉鎖する目標を2014年に前倒しし、過剰生産能力の問題を抱える産業については未承認プロジェクトの建設をすべて中止する。
政府はまた、新たな自動車燃料基準の導入を急ぐとし、2014年末までにすべてのディーゼル燃料に「国4」(欧州のユーロ4に相当)基準を適用し、主要工業地帯ではより厳しい「国5」(ユーロ5に相当)基準を2015年末(2007年までを前倒し)までに適用する方針を示した。参照記事 英文記事
*硫黄含有量は「国4」基準で50ppm(パーツ・パー・ミリオン)以下、「国5」基準で10PPM以下 中国のガソリンや軽油などに対する現在の排ガス規制はユーロ3相当とされる国3標準と呼ばれるものが主流で、硫黄分で見るとガソリンが150ppm以下、軽油は350ppm以下となっている。2008年のオリンピックを機に北京ではユーロ4相当の国4標準が始まり、その硫黄分はガソリン、軽油共に50ppm以下となっている。国4標準は2009年に上海、2010年には広州へと拡大されたが、未だその他の地方には適用されていない。規制が実施されても、北京では地方からの安い規制前の燃料が売られているのが現状で、効果は出ていない。日本は現在ユーロ5規制相当で、ユーロ3は日本では約10年程前の基準。 自動車の排ガス規制に限れば、ユーロ4からユーロ5への技術的難易度は非常に高く、現行の中国の技術では無理とさえいわれている。図は「排出ガス規制動向:世界的な規制の経緯」 参照記事 参照記事 参照記事

に対して化学兵器やミサイルを使っているのはほとんど間違いなく、国連はシリアが調査させないという理由で断定を避けている。破壊や死傷者の規模からはすでに内戦というより戦争の規模で、シリア内戦は多くの特徴がある紛争で、最近のイラク戦争、アフガン戦争、リビア内戦とも違い、その戦場のほとんどが市街戦であり、市民戦争からはじまり、最近はイスラム対イスラムの戦争と言ってもいい様相になってきつつあるのも今までに例のないことだろう。これ以前は;2013/4/23ダマスカス周辺で戦闘激化 集団虐殺も シリア 参照
化学兵器の使用には、国境を接するイスラエルが神経質になっている。特に最近は、パレスチナ人組織にも通じるレバノンのヒズボラが紛争に参入し、イスラエルとしては、この組織やイスラム組織に大量破壊兵器が渡ることは何としても避けたい事だ。


ここ数日で、アサド側が最終決戦に踏み出した可能性があり、持っている武器を総動員する可能性をイスラエルは察知しているのではないだろうか?シリア軍が大量の武器を持ってレバノンになだれ込み、レバノンが内戦状態なるのは最悪のシナリオだが、シリアの状況は近々大きなターニングポイントを迎えるだろう。 参照記事 過去ブログ: 2012年8月隣国レバノンに戦火拡大か?シリア 2012年7月イスラム系参入、アレッポで全面対決か?シリア 2009年2月ハマスの正体 2009年1月50万回閲覧されたガザ映像とヒズボラが参戦か?戦争拡大化

米ホワイトハウスは、複数議員に送った書簡のなかで、諜報機関の分析だけでは十分ではない」としつつ、「我々の諜報機関は、一定の確信をもって(varying degrees of confidence)、シリアの体制がシリアで小規模に化学兵器、とりわけサリンを使用したと分析している」と述べ、米当局がアル=アサド政権による化学兵器使用を前提に情報収集活動を行っていることを明らかにしている。英国外務省報道官も声明を出し、「我々は限定的な情報だが、シリアでのサリン・ガスなど化学兵器使用を示す多くの信頼できる情報を持っている」と発表した。BBC(4月25日付)によると、「一定の確信をもって(varying degrees of confidence)」という表現は、諜報機関に別の見解がある場合に用いられる、という。参照記事 参照記事
シリアの状況が混迷し、破壊が拡大するなかで、新たな問題が浮かんできた。国連難民高等弁務官は、すでに周辺諸国で難民登録をしたシリア人避難民の数が140万人に達したと発表し、さらに多くの、今までシリアに難民として生活していたパレスチナ人が行き場を失いつつある。一部はエジプトにまで逃避しつつある。『アル=ハヤート』(4月27日付)によると、ヨルダンの複数の消息筋は、シリア軍が、シリア南部ダルアー県からヨルダンに違法入国したバス2台を攻撃したと報じた。このバスはシリアからの避難民を載せていたという。
2013年4月28日;ヒズボラへの化学兵器流入を懸念しているイスラエルは28日夜イスラエル国内で、シリアについての緊急会議を行った。米国は化学兵器使用なら、シリアは重大なラインを踏み越えたとし、確実な証拠の入手に奔走し、米露はこの件で

4月29日には、シリア首相の車列を狙った自動車爆弾がダマスカス市Mazzehで破裂し、6名が死亡したが;写真、首相は難を逃れた。詳細は不明。
左の地図でMazz


実はこれをあまり信用していない。2008年の大地震の時には、当初は死者六千人ほどが、最終的には七万人近い被害になり、行方不明者を入れれば、犠牲者は10万人近い。
奥地での捜索が後回しになったためだが、今回のマグニチュード7.0の 党のイメージアップのために被災地入りする党幹部に対し、当局からあるマニュアルが配られ、そのマニュアルには主に、現地での立ち居振る舞いに関する注意事項が書かれている。『服装はできるだけ質素に』『タバコは吸わない』『話し方は丁寧に』などかなり基礎的な内容だが、それを守った幹部は時計まで外しているが、日焼け跡でそれがはっきりわかり、インターネットでは「さぞ普段は豪華な時計をしているのだろう」と逆に話題になっているという。過去ブログ「時計兄貴」:2012年9月役人の汚職より「総合的に前進」が優先 中国




