2013年04月
これより先の一報で、中国国内でパニックになったその有名ファストフード店とは、中国のマクドナルドとケンタッキー・フライド・チキン(KFC)だったが、あいまいだった日本マクドナルドも取材に対し、「鶏肉原料の一部に河南大用食品グループの鶏肉を扱っている」と認めるコメントを出した。それまでのお客様相談室の「中国の仕入れ先は分からない、心配なら購入を控えてとしか言えない」という対応とは一転して、Q2:輸出企業の中に河南大用食品グループも含まれていますか?;という質問に対し、「A2:Husi Food Company(上海福喜食品 Shanghai Husi Food Co., Ltd.)は、一部河南大用食品グループから原材料の鶏肉の供給を受けておりますので、日本マクドナルドは鶏肉原料の一部に河南大用食品グループの鶏肉を扱っていることとなります。」と今年2月に返答している。
つまり、日本国内でも病死した鶏肉だけでなく、基準を超える抗生物質などの薬漬けの病気鶏肉を使用していた可能性も否定できないという結果だが、マクドナルド本部は「抗生物質使用規制のグローバル基準があるから安全」としていた。基準の遵守を誰が監視しているのかという質問に対し、現地企業任せで、工場の監督も中国の行政機関任せ、と答えている。参照記事 参照記事
生産者には儲け優先で企業モラルなど存在せず、あの国家挙げての汚職、腐敗の中国の行政を信頼し自主検査もしていなかったと言うのだから、マクドナルドは頭がお花畑と言われても仕方ない。チェーン本部に右習えで輸入していた日本マクドナルドだが、ゴールデンウィークの記事はかなり打撃だろう。グローバルチェーンの在り方が問われる大問題だ。過去ブログ;2013年4月豚の遺骸が掘り起こされ、闇で販売されている!中国
ボストン連続爆破の兄弟の両親は現在離婚しているが、ともに今ロシア領カフカス(コーカサス)Russian CaucasusのダゲスタンDagestanに住み、米国へ移住する前の2002年か2003年まで一家はダゲスタンに住んでいた。 過去ブログ:2012年5月北コーカサスで自爆テロ 次期冬季オリンピックに影響は? ロシア 2012年2月プーチン首相暗殺計画のテロリスト逮捕 2011年3月イスラム過激テロ ロシア全土に拡大か、、。 2010年8月ロシアで何か大きな対テロ組織殲滅作戦が進行中?
どうやら前足の右手が無いようですが、映像で見れば人懐こいワニのようです。ワニより強い動物は米国の川には居ないはずで、恐らく仲間とのケンカが原因でしょうか?
一般に川や湖に住む動物は余り人を襲ったりしませんが、子供を連れていると危険です。
2013年4月21日、アフリカのケニヤKenyaに観光で来ていた中年の中国人女性がカバに襲われ死亡した。夜9時ころ、宿泊先付近に来た子供のカバの写真を撮ろうとして母親カバに襲われ、腰と首の怪我がもとで死亡した。カバは射殺されたそうです。ホテル側は、夜間のガードマンなしの専用路以外の歩行禁止など、警告を出していたとコメントしている。参照記事 参照記事 過去ブログ:2010年10月サーファー サメに襲われる 米国西海岸
逮捕されたのはイタリア南部のカラブリアCalabria 州出身で、北部ピエモンテ州アレッサンドリアAlessandria in Piedmontに住む49歳の男 Luigi Preiti。男は勤めていた建築会社を失業し家庭内に問題もあったようだと言われ、捜査当局の取り調べに対し、政治家への怒りが犯行の動機だったと語るとともに、「政治家を撃つつもりだった」などと話している。犯人は6発発射し、自分を撃って自殺をしようとしたが既に弾は撃ち尽くされていて、現場で「自分を撃て」と叫んだと言われる。50代の警官は首の右を撃たれ、弾は脊椎を損傷した可能性があり、30代の警官は足を撃たれている。参照記事 YOUTUBE映像
地図で見るまでもなく、北朝鮮の周りには、韓国、中国、ロシア、日本があり、どこも支援には乗り出さないか、乗り出せない状態だ。絵に描いたような四面楚歌の状態で、春から秋にかけては北朝鮮の食糧事情は慢性的に不足する。打開策も備蓄もないままに一方的な宣戦布告にも等しいラッパを吹いたが、これが軍部が打った一発勝負なのは見透かされ、状況は悪化するだけだ。そんな中、モンゴルにまで支援を願い出たと報じられていた。会談でのモンゴルの大統領の発言はかなり辛辣なものだった。(日本はすでに、地図の中央アジア5カ国への経済支援を実行している)
1989年11月末から、モンゴルでは、知識人・学生を中心とした反体制勢力モンゴル民主連盟による民主化運動が広がり、1990年2月には同連盟を母体とするモンゴル民主党が誕生、21年間のモンゴル人民革命党の一党独裁社会主義体制が崩壊した。1990年9月には人民大会議で初代大統領を選出、民族主義も復活し、チンギスカン再評価、ソ連式アルファベット(キリル文字)に代わるモンゴル文字の再使用(モンゴル文字改革)も決定された。幾度となく与野党の政権交代を経て、政治的には民主化されたが、人口約290万のモンゴルの経済は依然として低調で(1人当たりGDPは約480米ドル)、家畜の10%を失うなどの近年の雪害(ゾド)もあり、貧富の差も拡大。超インフレ下で失業率も8%と高く、国家予算の20〜30%を占める外国の援助が大きな支えになっている。資本主義化してまだ15年のモンゴルでは、まだ社会主義時代の官僚政治や汚職体質が抜けきっていないが、支援を期待する先の一つが日本で、今までもODAで支援してきた日本からは2013年3月に安部首相が訪問し、今後の強力な支援と経済関係の樹立を約束している。過去ブログ;2013年3月日本の西進 モンゴルへ、カザフスタンへ、、。 2010年9月モンゴルの反中国意識
モンゴルの大統領は、独裁政治をやめて民主化しなさいと言ったわけだが、発展途上国にまで頼って断られ、人口290万弱の反韓反中の小国に政治指南されるとは、、、。
色んな国を自分なりに分析しているが、軍部が政治にしゃしゃり出る国は、発展と外交の足を取られる状態に陥るのが常で、中国、韓国がまさにそれで、それをよく知るロシアのプーチンは最初に軍部のアキレス腱を切り(人員削減や権限縮小)掌握した。一般に軍部はそれを警戒し、どこまでも権限の拡大と肥大化をもくろみ、存在意義の為なら不安さえ煽(あお)り、最後には政権にさえ牙をむく結果になる。北朝鮮はそんな状態だと想像する。軍事優先の国にだれが支援などするだろうか?最近まで太陽政策とやらで、国連の経済制裁決議を振り切って、開城団地を経由した資金支援をし続けた韓国には、想像力というものがないのだろう。
依然としてセタス支配が優勢の中、2012年10月セタスのボスHeriberto Lazcano Lazcano死亡のチャンスを得たガルフの巻き返しと、過去のボス死亡でシナロアに恨みを持つセタス系ベルトラン・レイバカルテルBeltran Leyva Organization (BLO) の復活が最近の特徴で、ベルトランは北部フアレス・カルテルJuarez cartelとも同盟しシナロアとの抗争をしていたが、最近互いに停戦をし、それがシナロアとガルフの決別の原因との推測もある。依然最大組織のシナロア・カルテルは、勢力を温存しながらグアテマラなど中央アメリカへの進出が活発で、メキシコ内の抗争には、小さな武闘組織を支援し、それらに攻撃や暗殺、報復をさせている状況のようです。そのシナロアからは新ハリスコ・カルテル;カルテル ハリスコ ヌエバ ヘネラシオンNew Generation Jalisco Cartel(CJNG)が分派し、チワワ州・ハリスコ州・ソノラ州で活発に活動し、この組織がシナロア系と言われる、自称ミチョアカン州の護衛軍、テンプル騎士団Knights Templar(スペイン語: Caballeros Templarios) とともにセタスのライバルとなったと指摘され、同時に縄張りが近く重複するためか、テンプルとCJNGの殺し合いが過激になっている。はっきりしないのがラ・ファミリアLa Familia Michoacanaで、シナロア系で、セタス、テンプル騎士団と縄張り争いを繰り返していたが、テンプル騎士団との争いでセタスと組んだとも言われ、最近は名前を聞かなくなった。ファミリアから分離したテンプル騎士団が、過去のファミリアの縄張りを手中にしたためだろうか?
新興勢力としては、セタス系といわれるパシフィコスルーカルテルCartel del Pacifico Sur:South Pacific Cartel (CPS):2010年4月頃誕生 があり、これは個人的だが、ベルトランレイバからの派生組織、あるいは同一と思っているが、今回の勢力図からは名前が消えている。その他詳細は過去ブログを参照ください。(上記の分類には個人的な推測を含んでいます。)参照記事 2013年4月27日投稿されたメキシコ海兵隊が、セタスのアジトを急襲する映像 3人のセタスが死亡した。 過去ブログ;2013年4月メキシコ犯罪組織分裂 抗争激化か メキシコ 2012年10月セタスのトップ射殺 遺体は強奪される メキシコ 2012年8月テンプル騎士団が活発化 メキシコ 2012年2月:2012年2月、カルテルの分布と危険地域 メキシコ 2012年1月世界危険な都市トップ10 シナロア、グアテマラで合成麻薬製造か?原料は中国から? 2010年12月シナロア・カルテル、コスタリカに拠点 セタス グアテマラに 2010年11月中南米の巨大犯罪集団 MS Maras 2010年5月ボスが殺害されたベルトラン・レイバカルテルBeltran Leyva cartel
2013年4月27日;サンルイポトシ州San Luis Potosi の刑務所で暴動があり、13人以上が死亡、100人以上が負傷した。宿敵同士のセタスとガルフの喧嘩だが、別な刑務所でも最近セタスとガルフの殺し合いで44人が死亡している。このときは、刑務所の監視官が騒動を助けたとして逮捕されている。同じ刑務所に入れること自体が危険すぎると思うが、どの刑務所も定員を遥かに超えた状態ともいわれ、対策のしようがないのだろう。27日の暴動のきっかけは、受刑者が得るわずかな労働からの賃金を、別な受刑者がゆすったためと記事にある。参照記事 YOUTUBE映像
2013年6月26日:メキシコ麻薬国際流通経路 2013年~ 更新
2013年7月:ガルフ・カルテルはタマウリパス、ヌエボレオン州でセタスの縄張りを奪取しているようで、攻防は中部サカテカス州Zacatecas州で激化している。その下に位置するハリスコ州では、新ハリスコ・カルテルと隣のミチョアカン州のテンプル騎士団との抗争が化激化し、殺し合いが頻発している。大体4月の状況が継続しているようだ。2013年7月メキシコ中部でセタスが活発化
2013年8月:米国国境沿いや北部で、セタスの最大ボス エリベルト ラスカノ:左 が2012年10月戦闘で死亡し、その後を引き継いだミゲル アンヘル トレビーノ モラレスMiguel Trevino Morales;Z40 2013年7月が逮捕されたばかりのロス セタスLos ZetasとガルフカルテルGulf Cartel(CDG)の攻防が激化し、メキシコ軍も交え、三つ巴の銃撃戦が多発している。現在その縄張りから、セタスが最大のカルテルで、次にシナロア・カルテル;SinaloaCartel、3番目にテンプル騎士団Knights Templarが影響力のあるカルテル(広域麻薬組織)に浮上したといわれている。過去ブログ:2013年1月石炭は麻薬より儲かる?メキシコ
2013年8月17日;ガルフカルテルのボスマリオ・ラミレス・トレビーノ 通称X-20 またはPelon 51歳:Mario Ramirez Treviño aka "X-20";右 が、タマウリパス州で逮捕された。彼は前のボスSamuel Flores Borrego 通称 "Metro 3"が殺害された2011年9月からボスの座に就いていた。
2013年9月4日;ガルフカルテルのボスGulf cartel bossの一人(恐らく南部カンクン付近の地域ボス) Jose Roberto Diaz Cornelioがメキシコ南東部ユカタン半島の観光都市カンクン Cancun近郊で逮捕された。ゆすりや殺人の容疑で裁判を待つ身になっている。彼の上のボスは北部のMiguel Angel Villalobosと言われ、彼には毎月9千ドル約90万円を渡していた事を認めたと報じられた。ガルフは、メキシコ北部、南東部に縄張りを維持していたが、最近は弱体化していると言われる。参照記事 ニュース映像
2014年2月22日:ついにシナロア・カルテルのボス エル・チャポ逮捕 メキシコ
カルテル デ シナロアの最高指導者エル チャポ グスマンJoaquin "El Chapo" Guzman Loera, leader of the Sinaloa cartelが、シナロア州の港町マサトラン市Mazatlanで2014年2月22日土曜日の午前6時40分に逮捕された。
2014年3月9日:2010年12月に死亡が公表され、遺体の見つかっていなかった、ラ・ファミリアの設立ボスだったNazario Moreno Gonzalez "通称:El Chayo"が、海兵隊の銃撃で3月9日死亡したことが確認された。場所はミチョアカン州南部で、テンプル騎士団のリーダー La Tuta(Servando Gómez Martínez)も潜伏しているとされた地域のようだ。遺体写真と指紋写真が公表された。ブログ:2014年3月自警団の活動本格化 大ボス死亡 ミチョアカン州 メキシコ
この後の経過:2014年9月10日メキシコ麻薬カルテル勢力分布図 2014年5月~ メキシコ
詳細は参照記事で確認できますが、これはすでに2011年3月に大林組からプレスリリースされていた内容ですが、今記事になるのは宣伝もあるのでしょうか?これがほしいのは、良質な砂が無く、海水混入がよく問題になる中国でしょうね。
住所も載せておきましょう。Address:320 George Street,Brisbane,QLD,Australia 4003 どうやら他にもトップレスのバーなど、男性専門の店を経営しているようで、カット、整髪で25オーストラリアドル(約2500円)は、当地の物価では高いのか安いのか?一番安いのが5ドルのワックス脱毛MONO BROW WAX = From $5です。日本ではおそらく無理な形態ですが、あれば行く人も多いでしょう。広告写真にトップレスは載せれないようですので、上の写真でご想像ください。ちなみに、女性客も扱っています。カット、整髪6000円ほどから。
米国生まれで、イエメンのイスラム過激派アルカイダ系のリーダー Anwar al-Awlaki(2011年無人機攻撃で死亡)の影響を受け、3人のうち二人はパキスタンで爆破テロの訓練を受けている。首謀者Irfan Naseerは英国から4人の若者を訓練のためパキスタンに送り込んでもしており、航空機爆破などを計画していた。ロンドンでは2005年7月、同時自爆テロで56人が死亡している。過去ブログ;2011年10月AQAP指導者アンワル・アル・アウラキ 死亡 イエメン
マガジンの編集者magazine's editor, Laurence Pieauは、王妃の写真の中でも、この写真は決して品位を汚すものではない。他のものは公開されないでしょうとコメントしている。他に何を持っているのやら、、。参照記事
写真の内容より、ウィリアム王子は自分の母親ダイアナさんの死因の原因が、無謀なパパラッチの行為にあると信じているとの報道があり、こういう行為自体は大いに非難されるべきだろう。過去ブログ:ダイアナ王妃を最初に助けようとしたのはドロボーだった! ダイアナの消しゴム A desk rubber used by Princess Diana
最近では、8月17日、次男ヘンリー皇太子Prince Harry 27歳がラスベガスの週末パーティで全裸になって大騒ぎをし、その写真が世界中に流れた。写真の彼の後ろには全裸の女性が隠れています。参照記事 写真自体はどうってことないですが、立ち場を考慮してもう少し慎重でもいいような、、。
2013年4月25日;すでに仏裁判所は2012年9月18日、キャサリン妃;写真左の右 側の請求を認め、プライアバシーの侵害と出版さし止めの決定を下しているが、王子夫妻は同年9月17日、この判決とは別に、『クローザー』誌関係者と写真を撮ったカメラマン「X」を刑事告訴し、フランス検察当局は2012年9月18日にこれを受けて、同誌関係者とカメラマンの行為が犯罪にあたるものか、刑事捜査を開始していた。
キャサリン妃の写真を撮った女性カメラマン「X」のValerie Suau;写真左の左 は英国紙2013年4月25日の報道では禁固1年の実刑、および4万5千ユーロの罰金、フランスの出版社 Closer magazineなどには5年以上の営業停止、罰金などが下される可能性があると報じられた。参照記事 パパラッチをしたほうは、道路から見えるところで撮ったとか、品が無いことはないなど応戦したが、王室のお怒りはかなりなようだ。撮ったカメラマンが女性だったとは今初めて知りましたが、彼女の写真は左のような、パパラッチに隠し取りされた様なものしかないようです。(以上2012/09/15のブログに追記)
どこか欧米の住宅のガレージが映り、中にあるヒュンダイ車のシートに中年の男が座っている。男は自殺を決意し、車の排気から排ガスを引き込み、今まさに自殺を決行しているところだった。しかし、やがてガレージのシャッターが開き、水しか出ない車での自殺に男は失敗し、自宅に戻るというストーリーだ。Liveleak映像 YOUTUBE映像(映像は停止、削除される可能性があります)映像タイトル:This Ad has been banned in the UK for "making light of suicide" Should it have been?
映像中には「新エンジンの iX35は水しか出しません」の宣伝やヒュンダイ車の社名が出てくる。謝罪する以上は、ヒュンダイが一度は了解した内容ということだが、それにしても不謹慎な内容だと思わなかった事が不思議だ。YOUTUBE上のCMはすぐに削除され、CMについてわずかなコメントがあった程度とされている。
参照記事に使った英国のこの記事の末尾には「自殺を考えたり誰かと話したい方は~までお電話ください」という案内が書いてある。これが英国の文化ですね。弱いものを助けようという、騎士道や動物愛護の精神を生んだ国だなと思わせます。人の絶望を商品の売り込みに使う意識とは天と地の差があるでしょう。
以上の記事は、話としては興味深いが、マスコミが大げさに書いている様な気がするが、、。洗脳があったにせよ無かったにせよ、この兄弟は、自分達の存在意義をイスラム教に求め、若くして聖戦士として自らの人生を昇華する道を選択したと解釈している。同じく改宗した母や妻はそれを知らなかったとしてマスコミは悲劇と書くが、最大の悲劇は無実の犠牲者であることを忘れてはならないだろうし、もし宗教が兄弟を洗脳し彼らをこのような蛮行に導いたのなら、イスラム教は、悪の代名詞であるカルト(反社会的宗教)と呼ばれることに甘んじるしかない。彼ら兄弟の曲解であれ、人命への尊厳より上に立つ宗教教義の存在を知り、自ら視野を狭め、兄弟がそこへの導きを求めたと思うからだ。イスラムの言う神が、兄弟に人を殺し、聖戦士となって来たれと囁(ささや)いたのなら、それは悪魔の囁きだ。ひとたび聖職者が戦争とイスラムとの関係を説くなら、先ず狭い教義から離れ、戦争は反イスラムだけではなく、大よそ別な原理の、自由や人権、生命の尊重、自由経済に対する危惧から起きていると説くべきだろう。現に多くのイスラム国が、孤立せずに異国とうまく折り合いをつけながら存在し発展している。なぜ一部のイスラムは、一度入り込めば抜け出すのも容易でなく、出口のない、暗いほら穴へ人を押し込めるのか?ましてや、無差別殺人がイスラムの繁栄や個人の幸福という答えの方程式など存在しないし、あってはならない。
左の母親 (FSB) 2011年初め、母親と兄との会話の中で「聖戦」の言葉を確認し、危険人物として米政府に通報していた。母親が兄がテロリストに成ることに関係したという噂に対し母親は、全く根も葉もない事で、2008年ころ、兄の酒や喫煙、女遊びを止めさるためにイスラム教を勧めただけだと反論し、なぜ警察は最後に兄弟を追い詰めた状況で、兄を射殺しなければならなかったのかと批判もしている。写真左は、会見で反論する兄弟の両親(Zubeidat Tsarnaeva (C) and Anzor Tsarnaev, the parents of Tamerlan and Djokhar Tsarnaev suspected of setting up the Boston explosions, are seen at a press conference in Makhachkala (Reuters / Stringer) 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事
2013年4月28日:謎の男「ミーシャ」の身元が判明し、彼は現在米国大西洋岸のRhode Islandに住むMikhail Allakhverdov, 39歳のウクライナ系米国人 Armenian-Ukrainian descent.で、すでにFBIからの調査を受け、捜査に協力したとコメントした。彼は犯人、兄の教師でも何でもなく、もしそうなら犯人は今回のような行動はしなかっただろうと言い、すでに3年音信不通だった。ミーシャの一家は、1990年代に、アルメニア人キリスト教徒が迫害されたことからアゼルバイジャン Azerbaijanから米国に渡ったと語った、 参照記事 参照記事
2013年4月29日:米国には兄弟の叔父にあたるRuslan Tsarni(旧姓ではRuslan Tsarnaevで、兄弟の姓と同じだった);写真下 がいるが、この叔父が1999年の離婚まで結婚していたのがSamantha A. Fullerで、この元妻の父親、つまり義理の父親は1987年に退職するまで米国CIAの有能なスタッフだったGraham Fuller(英語、ロシア語が堪能);写真左 と報じられた。兄弟の身内にCIA、それもイスラム過激主義を主に調査する人物がいたことになる。叔父夫妻は3~4年キルギスタンの首都に住んだ後に米国に移住するが、離婚後叔父はホームシックから一時母国に戻り、現在は米国在住で、今回の件で事情聴取のため爆破事件後の2013年4月19日、メリーランド州の自宅付近Montgomery Village, Maryland April 19, 2013で身柄を拘束されている;写真右。Graham Fullerは過去に、兄弟の一家を訪ねた事もあるが、その時兄はまだ子供で、弟は生まれていなかった。その後のTsarnaev一族の米国への移住には、CIAスタッフの彼の存在が影響した可能性はないだろうか?兄弟一家の移住は2002年と記録されている。事件は2013年4月15日で、容疑者の写真公開は4月18日だったことから、19日の兄弟の叔父の早い時期の身柄拘束は、彼が一家の移住の際の身元保証人だった可能性もある。参照記事
2013年5月1日;ボストン連続爆破に関して、カザフスタンKazakhstan出身の19歳二人が起訴された。Azamat Tazhayakov とDias Kadyrbayevの二人で、公開写真で容疑者の兄弟を確認したが捜査に協力せず偽証したり、爆破テロに使用したと思われる花火などの証拠隠滅に手を貸したという事で、3人目のRobel Phillipos19歳米国籍 も捜査に際し虚偽の報告をしたことで裁判にかかっている。いずれも犯行に直接関係はしていないが、25万ドルの罰金や数年の禁固刑の可能性がある。写真は回収された、火薬を抜き取った形跡のある花火。参照記事
兄と爆破テロを実行した19歳弟、ジョハル・ツァルナエフDzhokhar Tsarnaevは、ボストン近郊ダルムットのマサチューセッツ大学University of Massachusetts-Dartmouthで勉強するため、3500$の奨学金を得る権利を手にしており、上記の3人;写真下 とは大学での知り合いだった。友人の証言では、弟ジョハルは麻薬を売る「アルバイト」もしていたと言われている。実行犯の弟には、死刑が求刑される可能性があるが、彼の弁護士団には、過去多くの凶悪犯罪者を終身刑にしてきたJudy Clarke:写真左 が参加すると報じられている。参照記事 参照記事
中国から飛んでくる有害物質は微小粒子状物質(PM2.5)だけではなかったようだ。まずは水銀。滋賀県立大学などの研究チームによって、富士山頂や屋久島など山岳部の大気中から高濃度の水銀が検出され、最大で市街地の平均の10倍以上もの濃度だった。最近の分析では、中国の汚染大気にはヒ素も大量に含まれ、これはガンの発生を高める大きな原因と指摘され、同じ汚染は日本でも確認されている。中国ではヒ素を含んだ地層からくみ上げた水が飲料水としても使われているといわれる。水が蒸発するとヒ素がほこりや砂粒に付着して空気中に巻き上げられ拡散し、火力発電所からの排煙にも含んでいるとも…日本はこの深刻な越境汚染データを速やかに中国にも公表し、対策を協議すべきだろう。 参照記事 参照記事 過去ブログ;2013年4月豚の遺骸が掘り起こされ、闇で販売されている!中国 2013年1月北京の大気汚染が異常値 中国
政府はまた、2015年末までに、北部の北京・天津・河北省や、東部・南東部の長江デルタ、珠江デルタといった主要工業地帯をカバーする天然ガス幹線パイプラインの輸送能力を1500億立方メートル増やす一方、こうした工業地帯への火力発電所の新設認可を停止する。
さらに、大気汚染を引き起こしている老朽化した工業施設の閉鎖を加速させ、2017年までに沿岸部への工場移転を基本的に完了させるとともに、汚染と過剰生産能力の問題に対処することを目指す。
具体的には、2015年までに老朽化した工業施設を閉鎖する目標を2014年に前倒しし、過剰生産能力の問題を抱える産業については未承認プロジェクトの建設をすべて中止する。
政府はまた、新たな自動車燃料基準の導入を急ぐとし、2014年末までにすべてのディーゼル燃料に「国4」(欧州のユーロ4に相当)基準を適用し、主要工業地帯ではより厳しい「国5」(ユーロ5に相当)基準を2015年末(2007年までを前倒し)までに適用する方針を示した。参照記事 英文記事
*硫黄含有量は「国4」基準で50ppm(パーツ・パー・ミリオン)以下、「国5」基準で10PPM以下 中国のガソリンや軽油などに対する現在の排ガス規制はユーロ3相当とされる国3標準と呼ばれるものが主流で、硫黄分で見るとガソリンが150ppm以下、軽油は350ppm以下となっている。2008年のオリンピックを機に北京ではユーロ4相当の国4標準が始まり、その硫黄分はガソリン、軽油共に50ppm以下となっている。国4標準は2009年に上海、2010年には広州へと拡大されたが、未だその他の地方には適用されていない。規制が実施されても、北京では地方からの安い規制前の燃料が売られているのが現状で、効果は出ていない。日本は現在ユーロ5規制相当で、ユーロ3は日本では約10年程前の基準。 自動車の排ガス規制に限れば、ユーロ4からユーロ5への技術的難易度は非常に高く、現行の中国の技術では無理とさえいわれている。図は「排出ガス規制動向:世界的な規制の経緯」 参照記事 参照記事 参照記事
に対して化学兵器やミサイルを使っているのはほとんど間違いなく、国連はシリアが調査させないという理由で断定を避けている。破壊や死傷者の規模からはすでに内戦というより戦争の規模で、シリア内戦は多くの特徴がある紛争で、最近のイラク戦争、アフガン戦争、リビア内戦とも違い、その戦場のほとんどが市街戦であり、市民戦争からはじまり、最近はイスラム対イスラムの戦争と言ってもいい様相になってきつつあるのも今までに例のないことだろう。これ以前は;2013/4/23ダマスカス周辺で戦闘激化 集団虐殺も シリア 参照
化学兵器の使用には、国境を接するイスラエルが神経質になっている。特に最近は、パレスチナ人組織にも通じるレバノンのヒズボラが紛争に参入し、イスラエルとしては、この組織やイスラム組織に大量破壊兵器が渡ることは何としても避けたい事だ。
2013年4月23日、イスラエルの准将 が、アサド側の化学兵器使用に対する関係国の反応の鈍さが、アサドの化学兵器使用の違法性を鈍くしているとイスラエル紙に語っている。イスラエル情報部の准将は、神経ガス:nerve agentのようなものが使用されているとテルアビブの防衛協議で指摘し、シリア軍の使用は日増しに増加し、数百のロケット弾、ミサイル弾も市民に対し使用されていると指摘している。アサド側はそれら大量破壊兵器を大量に保有し、写真で被害者が口から泡を吹き、瞳孔が開いていることから化学兵器の使用は明白で、おそらく猛毒のサリンSarinが使用されたと語る。先週はイスラエルの首相もBBCに対し、アサドが使用する化学兵器と対空ミサイルPresident Bashar Assad's chemical weapons and anti-aircraft weaponsに重大な関心を寄せ、イスラエルはそれらが間違った方へ渡るのを防ぐ用意があると語っている。つまりは、いつでも参戦できる用意ができたということだろう。
ここ数日で、アサド側が最終決戦に踏み出した可能性があり、持っている武器を総動員する可能性をイスラエルは察知しているのではないだろうか?シリア軍が大量の武器を持ってレバノンになだれ込み、レバノンが内戦状態なるのは最悪のシナリオだが、シリアの状況は近々大きなターニングポイントを迎えるだろう。 参照記事 過去ブログ: 2012年8月隣国レバノンに戦火拡大か?シリア 2012年7月イスラム系参入、アレッポで全面対決か?シリア 2009年2月ハマスの正体 2009年1月50万回閲覧されたガザ映像とヒズボラが参戦か?戦争拡大化
2013年04月26日:米政府は25日、議会に対し、情報機関の分析に基づき、シリアのアサド政権が化学兵器を使用した可能性があるとの認識を示した。小規模ながら、サリンを使用した可能性があるとしている。米政府がアサド政権による化学兵器使用の可能性を公式に認めたのは初めて。米国防長官ヘーゲル氏は「あらゆる戦時条約に違反する」とアサド政権を非難した。写真は散乱する家畜などの遺骸 参照記事
米ホワイトハウスは、複数議員に送った書簡のなかで、諜報機関の分析だけでは十分ではない」としつつ、「我々の諜報機関は、一定の確信をもって(varying degrees of confidence)、シリアの体制がシリアで小規模に化学兵器、とりわけサリンを使用したと分析している」と述べ、米当局がアル=アサド政権による化学兵器使用を前提に情報収集活動を行っていることを明らかにしている。英国外務省報道官も声明を出し、「我々は限定的な情報だが、シリアでのサリン・ガスなど化学兵器使用を示す多くの信頼できる情報を持っている」と発表した。BBC(4月25日付)によると、「一定の確信をもって(varying degrees of confidence)」という表現は、諜報機関に別の見解がある場合に用いられる、という。参照記事 参照記事
シリアの状況が混迷し、破壊が拡大するなかで、新たな問題が浮かんできた。国連難民高等弁務官は、すでに周辺諸国で難民登録をしたシリア人避難民の数が140万人に達したと発表し、さらに多くの、今までシリアに難民として生活していたパレスチナ人が行き場を失いつつある。一部はエジプトにまで逃避しつつある。『アル=ハヤート』(4月27日付)によると、ヨルダンの複数の消息筋は、シリア軍が、シリア南部ダルアー県からヨルダンに違法入国したバス2台を攻撃したと報じた。このバスはシリアからの避難民を載せていたという。
2013年4月28日;ヒズボラへの化学兵器流入を懸念しているイスラエルは28日夜イスラエル国内で、シリアについての緊急会議を行った。米国は化学兵器使用なら、シリアは重大なラインを踏み越えたとし、確実な証拠の入手に奔走し、米露はこの件で協調しているようだ。
4月29日には、シリア首相の車列を狙った自動車爆弾がダマスカス市Mazzehで破裂し、6名が死亡したが;写真、首相は難を逃れた。詳細は不明。
左の地図でMazzeh地区は赤い枠の十字部分。ホテルやマンションが立ち並んでいる。近郊のDuma,Darayyaで戦闘、空爆が継続中 28日にはシリア北東部ハサカ県(Al Hasakah)で反政府側60人が刑務所から脱走した。その他ハマ、ホムス、ホムス近郊クサイル、イドリブ、アレッポ、などでピンポイントの戦闘が継続中 ダマスカス地図
実はこれをあまり信用していない。2008年の大地震の時には、当初は死者六千人ほどが、最終的には七万人近い被害になり、行方不明者を入れれば、犠牲者は10万人近い。
奥地での捜索が後回しになったためだが、今回のマグニチュード7.0の 党のイメージアップのために被災地入りする党幹部に対し、当局からあるマニュアルが配られ、そのマニュアルには主に、現地での立ち居振る舞いに関する注意事項が書かれている。『服装はできるだけ質素に』『タバコは吸わない』『話し方は丁寧に』などかなり基礎的な内容だが、それを守った幹部は時計まで外しているが、日焼け跡でそれがはっきりわかり、インターネットでは「さぞ普段は豪華な時計をしているのだろう」と逆に話題になっているという。過去ブログ「時計兄貴」:2012年9月役人の汚職より「総合的に前進」が優先 中国
2008年の四川大地震の後には、日本の耐震住宅を参考に「日本の耐震強度の1,5倍はある」という、中国自慢の住宅が建設されたが、今回の地震で、同じ四川省にある耐震住宅の多くが倒壊したと報じられ、いくら基準を作っても、検査がずさんで手抜き(おから工事)が多いからと言われている。車で四川省省都・成都市から震源地・雅安市に入ろうとしたが、当局に現地への立ち入りを拒否された人権活動家は、地震後に建てられた建物の多くが崩壊し、「おから工事;豆腐渣工程トウフジャーコンチョン」が指摘されるのを警戒したものだと語っている。すでに以前2008年に倒壊し、再建された耐震建築の壁から、発泡剤が確認されているようだ。写真 参照記事 参照記事 参照記事
2008年、中国地震局の調査チームは四川大地震で200キロメートルを超える断層が動き、そのずれ幅は垂直方向、水平方向ともに平均4メートルを超え、垂直方向、水平方向の2方向に断層が大きくずれた極めて珍しい地震であると発言した。地震により四川盆地の標高は低下、一方で龍門山及び重慶竹の標高は上昇したと見られている。参照記事 同年、国務院四川大地震専門家委員会のメンバーである滕吉文(テン・ジーウェン)氏は、中国国内で15年以内にマグニチュード7級以上の地震が多数発生する可能性があると指摘していた。参照記事 今回の原因の分析では、地震は長江(旧名揚子江)の三峡ダムThree Gorges Damに関係し、その巨大な水圧(貯水量は琵琶湖に換算すると、約60個分)が地殻に影響していると指摘する声も聞かれているが、これは三峡ダム建設以前から指摘されている。参照記事 揚子江中流の地質構造と三峡ダム - 構造地質部会 過去ブログ:2012年8月世界一の「三峡ダム」は巨大な汚水の肥えだめ 中国 2011年6月すでに手遅れか 三峡ダム問題 中国