2012年07月

その後、記憶力を試すと、注射していないマウスが30分前に見た物体に初めて見るような反応を示したのに対し、 注射したマウスは正常なマウスと同じく既知の物体と認識した。 アルツハイマー病はアミロイドβベータと呼ばれるたんぱく質(amyloid β protein)が脳内に蓄積することで、神

アルツハイマー病に詳しい名古屋大学の永津俊治名誉教授は、「日常的に食べるヤマイモに含まれる成分が、アルツハイマー病の症状の改善に有効だという科学的データが得られたことは、たいへん興味深い。ヒトにも有効か、今後の研究に期待したい」と話しています。研究の詳細な内容は、2012年7月26日付けで英オンライン科学ジャーナル「Scientific Reports」に掲載された。多分人間にも有効と期待したいですね。
*ジオスゲニンとは、植物ステロール(plant sterol)に分類されるフィトケミカル( phytochemical)の一種でホルモンの一種であるDHEAと同じ構造を持っています。その為、DHEAと同じよ うに若返りやダイエット効果、滋養強壮を促すサプリメント等にも多数配合されています。ジオスゲニンは山芋やユリ科の植物に多く含まれています。またジオスゲニンは、ホルモンのバランスを整えて、更年期障害 などの症状を和らげることが知られているそうです。参照記事 参照記事 過去ブログ:ローズマリーは老化防止に利く。
2008年12月には、弘前大学にてナガイモが有するインフルエンザ感染予防成分の特定と性状解明がなされ、民間企業で抗インフルエンザウ イルス組成物含有食品が開発中。この成分は、ウイルス接触後約1分で感染抑制の機能を発揮するという。この成分の正体はヤマイモ類に共通のネバネバに含ま れる「ディオスコリン」と特定され、新聞等で報道された。参考HP Wikipedia:ヤマノイモ ビタミン栄養素116:ヤマイモ栄養・ビタミン 旭食品 山芋パウダー 島田ファーム産 やまといも4Kg(2kg詰め×2箱)ギフトBOX 参照記事

2012年7月19日にバンダル王子63歳 はサウジ情報部 Saudi intelligenceのトップ、情報部長官に任命されたが、7月26日に王子を狙った爆破事件が起こり、負傷したのち死亡したと報じられている。(報道はまだ限定的なもの 参照記事 ) この背景として、シリアのダマスカスで7月18日、国家安全保障室が爆破され、国防・治安トップ4人が暗殺された事件に関連し、シリアが反政府派を支援するサウジに対し報復したものとの憶測もある。参照記事
彼が死亡したとすれば、今後の西側とイスラムの連携において、非常に影響が大きい言われているが、その後無事が確認されている
サウジアラビアのアブドルアジズ初代国王1880-1953(在 位1902-53:サウド家)は生涯に多数の女性を娶り、そのうち17人の王妃が合計36人の王子を産み、王子の数はハッサ・スデイリ妃が最も多い7人で あり、アブダッラー現国王のように1人息子のケースもある。彼ら息子たちは一般に第二世代の王族と呼ばれる。サウジアラビアは典型的な父系社会で、1992年に制定された基本法により、サウジアラビア国王は初代アブドゥルアズィーズ国王の男系の子孫であることが定められた。2009年で、サウド王家はすでに第6世代にまで達しているといわれ、サウード王家の総数は一万人を超えるとも言われ、単純にサウジの総人口で割ると国民2700人前後に1人の割合で王族が居ることになる。 膨張するサウド家
2013年9月:化学兵器毒ガスの使用に関しては、反政府側がサウジアラビアの情報部(バンダル王子Prince Bandar bin Sultanの管理下にある組織)から支給された毒ガス兵器の取り扱いミスから誤射し、市民の大量死を招いたと認めたと、AP通信のデイル・ガヴラクDale Gavlakに語ったとの 報道もされている。イスラム組織ヌスラ戦線に渡す筒状の兵器を受け取った側が、それが何かも分からず誤射したという内容になっているが、反政府イスラム組 織に資金提供しているのがサウジなのは以前から言われていることで、かなり興味深い内容だが、被災地からの目撃者の情報や米国、イスラエルの情報と合わな い部分もあり、証言者がすべて匿名なのも不振を抱かせる。その後のブログ:米国は攻撃せずして負けたのか?激増する難民 シリア

ガルスチャン選手はロシア選手団に今大会初の金メダルをもたらしたほか、新生ロシア史上はじめてオリンピックの柔道競技で金メダルを獲得した。23歳のガルスチャン選手は今回の勝利を、身内だけでなく、最近豪雨による洪水に見舞われたクラスノダール地方に捧げた。ガルスチャン選手はクラスノダール地方 Krasnodar regionの出身だ。
英国の解説者は、ガルスチャン選手を「チャンピオンキラー“Kings’ killer”」と呼んだ。ガルスチャン選手は試合で、自分よりも力が上だと考えられていた選手たちと対 戦した。準々決勝では昨年のアジアチャンピオンのチェ・グァンヒョン選手 Choi Gwang-Hyeon(韓国)、準決勝では2010年と2011年の世界チャンピオンのリショド・ソビ ロフ選手 Rishod Sobirov(ウズベキスタン)と戦った。これらの試合は延長戦にもつれ込んだ末の勝利となり、ガルスチャン選手にとっては厳しい戦いとなった。そして昨年の世界チャンピオンシップで銀メダルsilver medalist at last year's world championshipsに輝いている平岡選手 との決勝を迎えた。試合は短時間で決着が付き、それは多くの人にとって予期せぬ結果となった。この日スタジアムの観客席はほぼ日本の応援団で埋まっていた。日本からの応援客たちは予期せぬ結果に一瞬凍りついたが、ロシア人たちの喜びが現実を認識させた。
ガルスチャン選手は勝利の後、「私はオリンピックチャンピオンになることを夢見て、努力し、トレーニングを積んできました。そして私は最後の最後まで金メダルを獲得できると確信していました。」
ジャーナリストたちは、「特に決勝戦では、何が勝利をもたらしたのか?」と質問した。ガルスチャン選手は、「攻め:英文記事ではthe drive」に出た事だと答え、「コーチは対戦前、徹底的に動けと言った。だが私は攻めの気持ち feeling of driveを維持した。なぜなら全ての選手が強く、勝ちを取ろうとここへやって来ているからだ」と語った。ガルスチャン選手の勝利に国内外のロシア国民が沸いた。オリンピックに参加している選手たちも仲間の勝利を祝いながら、自らを鼓舞している。英文記事と翻訳記事に一部加筆、記事の翻訳を勝手ながら一部編集しています。

仏ル・モンド紙のセシレ・ボントロン特派員は2012年7月20日、内モンゴル包頭市についての記事の中で、中国で行われている大規模なレアアース生産は環境を汚染して住民を害し、家畜や水、土壌にすでに挽回できないほどの壊滅的な損失をもたらしていると報じた。10平方キロメートルの巨大な廃水湖には、周辺工場から17種類のレアアース廃水が排出されている。水中には有毒元素が含まれているため、魚はおらず水草もほとんど絶えてしまっている。、、汚染はますます深刻になり、野菜は全く育たなくなったため、工場付近のいくつかの村の村民は田畑を放棄したと話す。

工業情報部の蘇波・副部長によれば、レアアース採掘は先ず鉱山に生える植物を全て排除したあと、2、3メートル間隔に穴を掘り、酸性の液体を注入する。以 前はシュウ酸を使用していたが、現在は硫酸アンモニウム:(NH4)2SO4 硫安とも呼ばれ、水に溶け易く土壌を酸性にする を使用しているという。1トンのレアアースを採掘するためには7、8トンの硫酸アンモニウムが必要 だ。硫酸アンモニウムは長い間地下に残留し、もし地下水に流れ込んだら、結果は想像に耐えないと蘇氏は述べている。

中国新唐人テレビは2010年、現地住民に対し取材を行っており、包頭鉄鋼の廃水汚染に加えレアアース選鉱くず湖汚染により近隣の村数カ所でがん患者が激増していることを報じている。写真参照先 記事参照
中国が2010年に設けた「レアアース工業汚染物質排出基準」は世界で初の、レアアース業界の排出量を規定したガイドラインだった。この「排出基準」はレアアース企業の排出量、エネルギー消費量などに細かい規定を設け、大量のレアアース製錬企業は今後2,3 年のうちに、環境保護施設建設のために大金を投じなければならなくなるだろうと2010年に言われていた。参照記事 中国の業界内全体で言えば、10億元を超す金額が注ぎ込まれる事になるのだが、果たしてこれは実行されているのだろうか?このことは、大気や海洋汚染とも関係し、中国だけの問題ではない。さらに問題なのは、大手企業が基準を守ったとしても、現実には多くの闇鉱山が存在し、地方政府がこれらを黙認している節があることだ。レアアース採掘、精錬の先進国は米国で、過去に米国が公害対策での協力を申し出たが中国はそれを拒否した経緯がある。おそらく中国では報道されていないだろう。その後:2013年1月今度はレアアース買ってくれ!価格下落と過剰在庫 中国 2012年11月成長産業が一転低迷に 中国






福井県勝山市北谷の白亜紀前期の手取層群・北谷層(約1億6500万年前~約1億2000万年前のジュラ紀中期~白亜紀前期の地


エリザベス女王自らがビデオ映像の中で演技

残念ながら、女王のスタントマンが飛び降りた場面は動画には映っていない。写真は、宮殿


2012年7月29日:やっと 女王がジャンプした映像が流れてきた。女王陛下空から開会式に:YOUTUBE映像 別映像

Computex 2012 (2012年6月)のプレイベントで、ASUSが斬新なデュアルスクリーン Windows 8 ノート " TAICHI " シリーズを発表した。
TAICHIは11.6インチと13.3インチ版がラインナップされており、画面はどちらのサイズも、裏も表も1920 x 1080 フルHD の Super IPS+ 液晶。背面側はマルチタッ

ダイドー電子(本社岐阜県中津川市)は、ジスプロシウム(Dy:希土類:レアアースで99%中国から輸入している)を使わないNd-Fe-B(ネオジム-鉄-ホウ素=ネオジム・鉄・ボロン)系磁石(以下、ネオジム磁石)の量産を始める。開発品を展示した「TECHNO-FRONTIER
2012」(2012年7月11~13日、東京ビッグサイト)で明らかにした(図)。 量産を始めるのは、最大エネルギ積40MGOe(ガウスエルステッド)の製品。家電メーカーが採用を決めたため、「今、まさに量産を立ち上げようとしているところ」(同社)という。同社ではネオジム磁石「NEOQUENCH-D(MQ3)」の新シリーズとしてDyフリータイプの開発を進めており、最大エネルギ積40MGOeの他、同45MGOe、同43MGOeの製品についても順次量産化していく方針だ。参照記事
2012年7月10日:「福島: 資本主義によってもたらされた大災害」
独立の国会事故調査委員会による手厳しい報告は、昨年の福島原発災害を引き起こした安全対策の欠如を列挙した。3月11日の地震と津波によって解き放たれた自然の力は制御不能ではあったが、その壊滅的影響は予測可能で、大幅に抑えることができたはずだった。
福島第一原発を運営していた巨大企業東京電力は、原子炉を必要な耐震基準に合致するように補強しなかった。監督機関、原子力安全・保安院は、耐震規 準を施行する何の対策も打たなかった。東電も監督機関も、原発が津波を受けやすいことは承知していたが、何の対策もとらなかった。原発、東京電力本社、原 子力安全・保安院と首相官邸のあらゆるレベルで、災害対策は不十分であるか、存在しなかった。
その結果が、地震と津波が襲った際の大混乱だった。原発は全ての電源を失い、予備電源が故障した。これだけの規模の災害に対処するよう訓練されてい ない技術者と作業員達は、不十分な装置とマニュアルで状況を鎮めようと苦闘した。一連の水素爆発は原子炉建屋を酷く破壊した。第1、第2、および第3号炉 は部分的にメルトダウンし、高いレベルの放射能が海と大気中に放出された。原子炉を鎮めるのに何ヶ月もかかったが、損傷の全貌は不明のままだ。原発を解体 し、周囲の地域を清掃するには、何十年も要しよう。
政府、原子力安全・保安院と東京電力による計画的対応の欠如が事故を悪化させ、報告書が慎重にも“更に恐ろしいシナリオ”と表現したものが起きる恐 れがあった。現地住民の避難は混乱していた。何万人もの人々が十分に情報を与えられず、再三移動させられた、放射能の強い地域への移動も含め、避難地域 は、次々と拡大されたため。人々の健康や環境に対する事故の長期的な影響は不明だ。
1986年のウクライナにおけるチェルノブイリ・メルトダウン以来最悪の核惨事は、何十年にもわたる、政府、原子力規制官庁と原発業界の癒着の産物 だった。報告書は、原子力安全・保安院、原子力安全委員会 (NSC)と原発業界の関係を表わすのに“規制の虜”という言葉を使っている。言い換えれば、原子力安全・保安院とNSCは、公衆の安全ではなく、東京電 力等の企業の権益を守るように機能していたのだ。
先週公表された国会東京電力福島原子力発電事故調査委員会 (NAIIC)報告書は珍しく率直だ。報告書は明らかに、国民の広範囲に及ぶ原子力産業に対する疑念、不信、反対を一掃することを狙っていた。委員会は、 災害は“人災”だった、つまり怠慢と基本的な安全基準の意図的な軽視の産物だと結論したものの、誰一人、責任を問うていない。個人や東京電力を含めた団体 に対し訴訟を起こすことを提案しておらず、勧告を規制改革の為の一般的な提案に限定している。
NAIICの黒川清委員長は、災害の責任を日本国民全員に負わせようとしている。報告書の前書きで彼はこう宣言している。“事故の根本的な原因は、 日本文化の慣習に根ざすものの中にある。つまり、反射的な従順さ。権威を疑問視したがらないこと。‘計画を守り通そう’とする姿勢。集団主義。そして、島 国根性”
この発言には現実の甚だしい歪曲がある。日本の専門家達は地震と津波の起こりやすい地域に置かれた原子炉の危険性を長年警告し、監督官庁と電力業界 の間の近親相姦的な関係を明らかにしてきていた。彼らは、自分達の利益を守ることを狙う、強力で資金潤沢な原発村の圧力団体と対決しなければならなかった のだ。東京電力や他の電力会社内で、労働者を沈黙させているのは“集団主義”ではなく、いじめと脅しの経営体質だ。
福島災害の責任は一般の日本人にあるのではなく、公衆の安全よりも、巨大電力企業の利益を優先した支配階級にある。原子力産業の拡大は、日本帝国主 義にとって、日本のガスと石油輸入への依存を低めるのみならず、必要とあらば核兵器を迅速に製造する手だてを用意するための戦略的課題でもあった。
大企業、政府と業界間の癒着は、決して日本だけに限られない。あらゆる国において、職場や地域社会における労働者の健康と安全は、当たり前のよう に、利益の後回しにされてきた。更に過去三十年間の市場再編により、かつて存在していたわずかな規制も、計画的に浸食されてしまった。多くの場合、監督官 庁は削減されたり、企業の“自主規制”によって置き換えられた。
福島は、資本主義の犯罪的な性格を露呈した大災害の一つに過ぎない。一年前、メキシコ湾でBPが運営していた石油掘削装置ディープウォーター・ホラ イゾンの爆発で、11人の作業員が死亡し、アメリカ史上最悪の環境災害をもたらした。ブッシュとオバマの政権はプロジェクトを促進させ、大衆の懸念と反対 にもかかわらず、環境影響調査無しに進めていた。原油漏洩直後、オバマ政権は、巨大エネルギー企業が経済的・政治的な悪影響を最小限にするのを助け、事実 上のBP弁護士として機能した。ホワイト・ハウスは発端から、事故は、BPによるものを含め、今後の海底油田プロジェクトを妨げないことを明らかにしてい た。
最初は菅直人首相の下、現在は野田佳彦首相の下で、日本政府は、それと同様なサービスを、東京電力に対して行ってきた。東電には莫大な緊急援助を与 え、事故で生活に打撃を受けた中小企業や個人に対する支払いは制限した。先月、野田首相は、極めて限定されたいかなるチェックも無しに、一つの原子炉に再 稼働の許可を与えた。NAICC報告書が発表されたまさに同じ日に、きわめて地震の起きやすい位置にある大飯原子力発電所の第3号原子炉が操業を開始し た。
報告書による暴露から引き出されるべき本当の教訓は、資本主義と、健康と安全な環境に対する人間の最も基本的なニーズは両立しないということだ。福 島災害のような悲劇を防ぐ唯一の方法は、世界中のな労働者階級による利潤制度の廃止と、世界的に計画された社会主義経済の樹立にある。 ピーター・シモンズ
記事原文のurl:www.wsws.org/articles/2012/jul2012/pers-j10.shtml ピーター・シモンズのその他の記事 発行元の、「the International Committee of the Fourth International (ICFI)」第四インターナショナルとは、レフ・トロツキーの呼びかけによって1938年に結成された国際共産主義組織を意味し、13ヶ国語によるオンライン組織「World Socialist Web Site」を媒体にしている。このサイトは企業や広告収入に頼らず、2008年から寄付で運営され、世界各国に支部もあると説明されている。米国での団体名は「Socialist Equality Party:SEP」



マウンテンパスレアアース鉱山Mountain Pass rare earth mine は、カジノの街として有名な米ネバダ州ラスベガスから南西に車で1時間。同州との州境に当たるカリフォルニア州内に位置する高地にある。 露天掘りの採掘場からは、レアアース(希土類)の含有量が約8%と極めて良質な鉱石が採れるのが特徴。過去に確認された埋蔵量は約130万トン。1949年にレアアースを含む鉱石が発見され、1952年に生産を開始し、同鉱山産のレアアースの一種、ユウロピウムは当時、カラーテレビの赤色蛍光体に使われ、70年代に世界市場を独占したが、90年代に入ると安い中国産に押されて競争力を失い、2002年に生産休止に追い込まれていた。

2012年7月25日に英国のグラスゴーGlasgowで行われたロンドン五輪のサッカー女
子1次リーグG組のコロンビア―北朝鮮で、試合前に流される選手紹介の映像で韓国の国旗が誤って電光掲示板に表示されたことに北朝鮮North Koreaが抗議し、試合開始が
1時間以上遅れるトラブルがあった。試合は北朝鮮が2―0で勝ったが、試合終了後のインタビューで監督は「最悪の場合、試合放棄も考えた」と語った。(写真上は国旗間違いの電光掲示板と、下が訂正された国旗を表示する掲示板)
当初の開始予定時刻は午後7時45分だったが、北朝鮮の選手がピッチに出ることを拒み、キックオフが大幅に遅れた。北朝鮮のシン・ウィグン監督NORTH KOREA COACH GUN SIN UIは試合後、「国
旗は重大な問題。あたかも韓国の選手のように紹介されたので憤慨した。二度と起こらないことを願う」と話した。監督は、下の写真の左側の男性。 参照記事 英文記事
原因は分からないが、地球に何か異常なことが起きているのだろうか?以下はNHKニュースからの抜粋と地図で、過去にはカラーの地図の緑の部分以外の全島の約80%以上は氷床と万年雪に覆われていた。わずかな海岸部にだけ人が住み、人口は5万6千人ほど。
北極圏のグリーンランド( 英語:Greenland、デンマーク語: Grønland デンマーク領)を覆う氷の表面が、今月中旬にほぼ全域でとけたことがNASA=アメリカ航空宇宙局などによる観測で分かり、NASAでは、暖かい空気の塊が上空にとどまり、前例のない規模で氷がとけだしたものとみて、観測を続けています。
これは、NASAが2012年7月24日、アメリカの大学の研究チームなどとともに人工衛星による観測データを分析して発表したもの。それによると、グリーンランドを覆う氷の表面がとけた割合は、今月8日の時点で、全面積の40%ほどだったのが、その後、急速に氷がとけ出し、4日後の12日には、97%にまで達し、ほぼ全域で氷の表面がとけたことが分かりました。グリーンランドを覆う氷の表面は毎年夏に全面積のおよそ半分がとけるものの、これほどの規模で氷がとけたのは、30年余りの観測史上、例がないという。
また、島の中心部に位置する標高およそ3200メートルの山の頂上付近の氷も、およそ120年ぶりにとけ出したことが確認され、海面上昇などにつながるおそれがないか注意深く観測を続ける必要があるとしています。参照記事

ほぼ反政府側が掌握したと言われるハマーでは、シリア軍が再攻撃を行っているようだ。
すでに6日間の激戦が続く北部の商業都市アレッポ(戦争前の人口は250万人)は、戦略的にも重要な地点で、ここでの勝敗が今後の展開に大きく作用すると言われている。自由シリア軍とアルカイダ系イスラム系武装組織の混成軍が、シリア軍と一進一退を繰り返し、映像にはスンニ派アルカイダal-Qaeda系武装組織イラク・イスラム国(ISI:Islamic State of Iraq : دولة العراق الإسلامية Dawlat al-ʿIrāq al-ʾIslāmiyyah)の黒い旗が何度か登場している。過去ブログ:2012年5月シリアのアルカイダは第三勢力になるか?

一方のシリア政府軍は、イドリブから大量の援軍をアレッポに送り込み、一歩もひかない状況だと言われるが、西側の報道では各地での損害が大きく、士気は低下し離脱兵が増えていると報道されている。イスラム系もアレッポに集結ともいわれ、すでに住民の多くが南部に避難した市内で近いうちに全面対決になるのかもしれない。参照記事 7月23日のアレッポの戦映像、政府軍の戦車が炎上し、自由シリア軍に奪われている。 7月20日アレッポ郊外:ゲリラ戦には不向きなロシア製T-72大型戦車が大量に破壊されている。YOUTUBE映像:死体も映っていますので注意。
シリア軍の戦車は、イスラエルなどとの対戦車戦を想定した大型で、高速で走行するものの、装備をみると防御能力や機関銃などが不足で、大砲は中長距離用で長く、小回りも利かず市街戦には向いていないようだ。
すでにハマーで使用されたとのうわさもあるが、シリア軍には化学兵器使用の疑いもあり、欧米、ロシアはシリア側を強く非難している。米国は、イスラム系に化学兵器の渡るのを警戒し、特殊部隊の派遣も公言している。場所は不明だが、化学兵器で負傷したと言われる市民の映像も確認できる YOUTUBE映像

7月25日の記事では、米国がアサド退陣後に心配していることが正にこれで、アサド政権崩壊後も、シリアでも今のイラクのように内戦やテロによる勢力抗争が頻発するのではということのようだ。今後米国は、スンニ派勢力、アラブ諸国の発言の強まるのを警戒し、より一層武器以外の支援でトルコを支援していく計画を持っている。もともとは、経済的にも密接だったトルコ、シリアだったことから、シリアの再建にはトルコ主導がよい選択肢かもしれない。それにしても厄介なのはイスラム系武装組織で、彼らが基本的に反米である以上、米国としてはシリアでの彼らの影響力を薄めたいようだ。本音は排除したいのだろう。
イラク政府は、シリアで勢いづいたスンニ派組織がイラクでの反政府活動をさらに活発化させるのではと懸念している。
ロシアはあくまでも自国が仲介してアサドと自由シリア側の協議を実現させる意向で、米国の反政府側支援を非難している。参照記事
2012年7月25日:トルコがシリア国境の税関業務停止したが、難民は受け入れると公表。参照記事 またトルコは、トルコと長年もめているトリコ内の分離独立主義の反トルコ政府組織クルド労働者党PKKが、シリア内のアルカイダ等反政府組織と合流し、トルコでテロを拡大させることを非常に警戒している。参照記事

写真は、箱に入ったままの反政府軍向けガスマスク。

地図はアレッポ。28日には、市の南西部Salaheddine(地図ではSalah al-dinか?7月20日以降の反政府側前線基地が有る)、Hamdaniyeh 、東部Sakhourで多数の政府軍戦車が確認され,28日現在戦闘中と報道されている。反政府側は「ここ2日で激戦になっているが、全市の掌握は時間の問題だ」とコメントしている。別な記事では、ハマやイドリブからfrom Hama and Idlib アレッポ郊外西部に、100台ほどの政府軍戦車、装甲車が集結していると報道され、市内への砲撃、ヘリからの激しい攻撃が確認されている。 参照記事

2012年7月29日:地上戦では Saif al-Dawla 、 Salaheddinの地域で、反政府側が政府軍を撃退したが、以前この地域へのヘリからと地上からの砲撃が続いている。監視団は、28日のシリアでの死亡者は168人で、市民94人、反政府側33人、政府側41人と公表した。アレッポでの市街戦映像28日
2012年7月30日:国連によれば、戦闘の続くアレッポで2日間で20万人が避難し、依然多くの市民が戦火におびえている。反政府側は、政府軍による虐殺の可能性を懸念している。反政府国民議会Syrian National Council (SNC)は29日、国連に対し、市民保護のための緊急会議の開催を要請している。 参照記事
依然南西部のサラヘッディンSalaheddin地区攻防が継続、双方が互いの前進をコメントしている。政府軍の砲撃、ヘリ攻撃が続き、市内住民の食糧、医薬品、水、寝具の不足が懸念されている。参照記
2012年7月31日: シリアの サナ通信が30日伝えたところによれば、シリア政府軍は経済の中心都市であるアレッポのサラヘッディン地区からテロリストおよび傭兵らを一掃した。 シリア政府軍は29日、反対派武装勢力の陣地や隠れ家を攻撃するのに、破壊や犠牲者を避けるために精密爆撃を行ったという。国連は、国連車両が30日にシリア軍戦車の砲撃を受け破損したとシリアを非難している。30日のアレッポの映像 30日、アレッポの北10キロのアナダン基地Anadan baseを占拠した反政府側の映像